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こんにちは、超音波洗浄機のメンテナンスが面倒なイツキ(@saigalog)です。
超音波洗浄機と言えばメガネを始めとし、アクセサリーや小物の細かいところまで掃除できる画期的な家電です。
多くの製品は本体と洗浄槽が一体になっているので、すすぐときは濡れないように気をつける必要があります。
ただこの作業が気を使うこともあり、ちょっと面倒だなと思っているのは私だけではないはず。
今回レビューするサンワダイレクトの「超音波洗浄機 200-CD037」は、そんなメンテナンスの手間を減らしてくれる超音波洗浄機です。
大きく3つのパーツで構成され、洗浄槽を分離できるので給水時やメンテナンスがとても楽に。
5段階のタイマーが搭載され、用途に応じて柔軟に設定できるのも嬉しい点です。
また付属品も豊富で、CDやDVDの洗浄にも対応。
本記事ではそんなメガネや小物類を手軽に洗浄できる「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」について、実際の洗浄力の検証も含めて詳しくレビューしていきます!
「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」の外箱は、プリントのないまっさらな白い箱です。
型番と製品名が記載されたラベルが貼られています。
同梱物として以下のものが入っています。
- 超音波洗浄機本体
- 洗浄カゴ
- アクセサリーホルダー
- CD・DVDホルダー(リング付き)
- 取扱説明書
洗浄カゴに洗いたいものを入れて使います。
アクセサリーホルダーは名前のとおり、腕時計バンドやアクセサリーなどを洗浄するときに使います。
CD・DVDホルダーはCDやDVDを洗浄するとき土台として使います。
サンワダイレクトの「超音波洗浄機 200-CD037」は、水と洗剤を入れてメガネやアクセサリー類を洗浄できる5段階タイマー搭載の超音波洗浄機です。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037 |
本体サイズ | 199 × 200 × 142 (mm) |
洗浄槽内寸 | 130 × 148 × 45 (mm) |
洗浄カゴ内寸 | 122 × 142 × 42 (mm) |
重さ | フタ:89 g 洗浄槽:558 g 洗浄機本体:586 g 洗浄カゴ:39 g アクセサリーホルダー:15 g CD・DVDホルダー:6 g |
定格電圧 | AC100V |
定格周波数 | 50/60Hz |
消費電力 | 26W |
超音波周波数 | 42KHz |
洗浄槽容積 | 約750ml(上限基準線 約600ml) |
タイマー | 5段階(300秒、240秒、180秒、120秒、60秒) |
外観
「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」の外観は白と水色のツートーンカラーで、清潔感のあるシンプルなデザインです。
大きくわけて3つのパーツで構成されています。
- フタ
- 洗浄槽
- 洗浄機本体
フタは中央が黒い半透明で、洗浄中に中の様子を確認できます。
洗浄槽には水色の取っ手があり、これだけを取り外して水を入れたり排水できます。
洗浄槽から排水するときは手前側にある水切口を使いましょう。
洗浄槽の側面には水位線(MAX)があり、水を注ぐときはこの線以下になるよう注意します。
洗浄槽の底面には洗浄機本体と接続する端子があります。
洗浄機本体は全体的に水色で統一され、ディスプレイや各種ボタンがあります。
電源ボタンを押すと電源が入り、ディスプレイの数字が点灯します。
設定ボタンをくり返し押すことで60秒単位のタイマーを設定できます。
- 180秒
↓ - 240秒
↓ - 300秒
↓ - 60秒
↓ - 120秒
↓
以下くり返し…
背面からは電源コードがのびています。
電源コードの長さは約150 cmで、本体から取り外すことはできません。
電源プラグをコンセントに差し込んで使います。
底面には4つの滑り止め用のゴム足があり、中央には製品の仕様が記載されたラベルが貼られています。
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」のサイズは199 × 200 mmです。
高さは142 mm。
洗浄槽の内寸は130 × 148 × 45 mmです。
洗浄カゴの内寸は122 × 142 × 42 mmです。
横幅が長めのメガネの場合、洗浄槽に入りきらないことがあるのでご注意ください。
私が愛用しているメガネが2つとも入りきらず…ちょっとショックです。
スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
他社の超音波洗浄機と比べて少し大きさがありますが、丸形なのでコンパクトに収納できます。
重さはそれぞれ以下になります。
- フタ:89 g
- 洗浄槽:558 g
- 洗浄機本体:586 g
- 洗浄カゴ:39 g
- アクセサリーホルダー:15 g
- CD・DVDホルダー:6 g
機能
ここからは「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」の機能について、洗浄方法と性能を紹介していきます。
今回は私のメガネを例として洗浄方法を紹介します。
水でよくすすいだ後、乾いた布やティッシュなどで水気を取れば完了です。
レンズの表面はもちろん、汚れやゴミが溜まりやすい細かいところや鼻パッドなどがキレイに洗浄されていることがわかります。
洗浄中の動作音も収録してみたので、気になる方は以下を参考にしてみてください。
他社製品と比べて音が小さめで、夜間でも周りを気にせず使いやすい印象です。
“スライドグラス”と呼ばれるガラス板を使って、洗浄力の検証を行いました。
理科の実験で使ったプレパラートに近いもの、と言えばピンとくる方も多いかもしれません。
洗浄力の検証は以下の方法で行いました。
以下のものをスライドグラスに塗り、超音波洗浄器で洗浄した後の状態を確認します。
- 皮脂
- ハンドクリーム
こちらは皮脂をスライドグラスに塗ったもの。
ひどい見た目ではありませんがモノがモノなので…念のため隠しておくので確認したい方はどうぞ。
もう1つは一般的なハンドクリームをスライドグラスに塗ったものになります。
2つを洗浄槽に入れ、いざ洗浄開始!
洗浄が始まるとモヤモヤと汚れが浮き出してくるのがわかります。
3分間の洗浄後、水気を取った皮脂付きスライドグラスの状態はこちら。
そしてこちらはハンドクリーム付きのスライドグラス。
バツグンの洗浄力で皮脂とハンドクリームがキレイに落ちているのがわかる結果となりました!
キャビテーション効果の実験
「キャビテーション効果」の実験で超音波強度を検証します。
アルミホイルを適当な長さに切って用意します。
アルミホイルを水の入った洗浄槽に沈めます。
タイマーを300秒(5分)にセットし洗浄スタートすると水の中に粉が舞い、みるみるうちにアルミホイルがボロボロになっていきました。
300秒経って取り出し、水気を切ったものがこちら。
アルミホイルが哀れな姿に…「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」の驚異的な威力がよくわかります!
本記事では「【サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037 レビュー】分離式でらくらく給水!メガネはもちろんアクセサリーやCDも洗浄できる付属品豊富なタイマー付き超音波洗浄機」について書きました。
価格は6,000円前後と少し高めではありますが、豊富な機能と付属品を考えると妥当な設定と感じています。
個人的には愛用のメガネが入りきらなかったのが残念なポイントでした。
タイマー式の超音波洗浄機をお探しの方は、ぜひ「サンワダイレクト 超音波洗浄機 200-CD037」をチェックしてみてはいかがでしょうか。