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こんにちは、Qi認証ワイヤレス充電の便利さから離れられないイツキ(@saigalog)です。
今、愛用のスマホはiPhone 11 Proなのですが、もはや有線で充電することはほとんどありません。
使っているのはもっぱらQi認証ワイヤレス充電器。
有線に比べて充電速度が遅いというデメリットはありますが、それ以外はただ置いておけばいいというデメリットを覆す圧倒的なメリットがあります。
仕事中など、スマホを触らないときにポンと置いておけばいつの間にかフル充電が完了している、という状態です。
私は思いました。
モバイルバッテリーでもQi認証ワイヤレス充電できたらどんなに便利だろうか。
そしてありがたいことに今回レビューする機会をいただきました。
その名も「SuperMobileCharger」。
シンプルながらも機能のスゴさを名前で物語るそのモバイルバッテリーは、なんと1台3役。
まずACコンセントに対応している。
つまりコンセントに差し込めば普通の充電器として使うことができます。
次にモバイルバッテリーの機能。
8000mAhというちょうど良い容量で、普通のスマホを1回以上フル充電することができます。
そしてQi認証ワイヤレス充電機能。
3役こなし、もちろんこれから主流となるUSB Type-Cポートも完備しています。
今回はそんなマルチの性能を持った万能モバイルバッテリー「SuperMobileCharger」をレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「SuperMobileCharger」の外箱は黒色ベースのシンプルなデザイン。
裏面には機能説明と製品仕様が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- SuperMobileCharger本体
- 製品説明書
CIO社の「SuperMobileCharger」は、ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となり、Qi認証ワイヤレス充電もできる1台3役のハイブリッド型モバイルバッテリーです。
8000mAhのバッテリーを内蔵しており、一般的なスマホを1回以上フル充電することができます。
iPhone 11 Proなら約1.8回分の充電が可能です!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 11 Proの容量」で計算しています。
8000mAh × 0.7 ÷ 3046mAh = 約1.8回
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | SuperMobileCharger |
本体サイズ | 81 × 82 × 28 (mm) |
本体重量 | 245 g |
バッテリー容量 | 8000mAh |
入力ポート | USB Type-C × 1、AC入力 |
出力ポート | USB Type-C × 1、USB Type-A × 1 |
AC入力 | AC 100 – 240V、50 / 60Hz , 0.5A |
USB Type-C入力 | PD3.0&QC4 18W |
USB Type-C出力 | PD3.0&QC4 18W |
USB Type-A出力 | QC4 18W or 5V/2.4A |
Qi | 10W急速ワイヤレス充電 Appleデバイスは7.5Wの急速充電 |
外観
外装はマットなブラック、シンプルで使いやすいデザインです。
裏面にはCIOのロゴ。
CIO社は多くのモバイルバッテリーやACアダプター、IoT製品を取り扱っています。
底面には「SuperMobileCharger」の仕様が書かれています。
Model/品番:CIO-SC2
AC Input/AC 入力:AC100V – 240V 50/60Hz 0.5A
AC Charger:5V-2.4A(12W)
Type-C Output/出力:PD 3.0/QC4+18W Input/入力:PD 3.0/QC4+18W
USB-A Output/出力:QC3.0 18W
Capacity/容量:8000mAh(28.8Wh)
Qi Wireless Output/ワイヤレス出力 5W/7.5W/10W
PSEマークも刻印されているので安心して使えますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
※丸形PSEマークは菱形に比べると検査基準が緩くなりがちで、自社での検査となるため信頼できるメーカーかどうかの見極めも重要です。
正面にはUSB Type-Cポートが1つ、USB Type-Aポートが1つあります。
バッテリー残容量を確認したいときは、下の方にある丸い電源ボタンを押しましょう。
インジケーターが点灯し、数字で残容量を示します。
- 1回押す:電源ON&ディスプレイ表示
- 長押し:電源OFF
電源を入れて30秒放置状態で自動的に電源がOFFになります。
サイズ・重量
「SuperMobileCharger」のサイズは81 × 82 mmです。
厚さは28 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
モバイルバッテリー本体の重さは245 gでした。
機能
「SuperMobileCharger」はUSB Type-CとType-Aの2ポートあり、同時に充電することができます。
- USB Type-C:PD3.0、QC4 18W
- USB Type-A:QC4 18W または 5V / 2.4A
QiまたはUSB-Aポートと同時に充電する場合は、最大5V / 3Aとなります。
Type-Cポートには「Power Delivery 3.0」「QuickCharge 4」が搭載されています。
Power Delivery(以下PD)とはUSBケーブルを利用して最大100Wまでの受給電を可能にするUSB電力拡張規格です。
従来、USB 2.0は2.5W、USB 3.0では4.5Wまでの電力供給が可能でした。
PDでは従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの受給電が可能となり、対応機器が大幅に拡大します。
さらに、モバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能となります。
Quick Charge(クイックチャージ)とは、米国Qualcomm社が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
通常のUSB充電では5V電圧を使用しますが、それよりも大きい電圧を使って充電できるので、急速充電が可能となります。
USB-AポートからLightningケーブルでiPhone 11 Proを充電したときの電流値を計測(1.701A)してみました。
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電ができていることがわかります。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
次にUSB-Cでも同様にiPhone 11 Proを充電して計測。
電流値は1.97Aで約18Wの出力、ということでUSB-Aと比べて明らかに高い数値で充電できています。
ちなみにiPhone 11 Proは1時間(60分)で50%の充電ができていることを確認しました。
単純計算ですが、2時間(120分)で100%フル充電という計算になります。
さらに「SuperMobileCharger」はQi認証ワイヤレス充電にも対応しています。
充電中はバッテリー残量を示すインジケーターが光り、ランプが赤く点灯します。
- 充電中:赤
- 待機中:緑
最後に「SuperMobileCharger」本体の充電方法について。
折りたたみ式のプラグがあるので、それをコンセントに挿すだけで充電できます。
プラグはしっかりと折りたたまれて固いので、取り出すときに指を怪我しないように注意しましょう。
もう1つはUSB Type-Cポートにケーブルを接続するという方法。
出先でコンセントが確保できずPCのUSBポートしかない、というときに便利です。
充電時には正面のインジケーターが点灯・点滅し、充電状況を示してくれます。
本記事では「【SuperMobileCharger レビュー】ACコンセント、モバイルバッテリー、Qi認証ワイヤレス充電が一体となったPD対応1台3役のモバイルバッテリー」について書きました。
1台3役でいろんな機能があるのはもちろん、LEDによる1%きざみの表示でバッテリー残容量がわかりやすいなど細かいところも配慮されています。
重さも245 gとこの性能にしては非常に軽量で、どこにでも持ち運ぶことができます。
とりあえず外出するときはこの「SuperMobileCharger」をかばんに入れておけばいい、そんな使い方ができる本製品。
持ち物を減らしシンプルに生活したい、という方には特におすすめですのでぜひ選んでみてはいかがでしょうか。