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こんにちは、日頃から眼精疲労に悩まされているイツキ(@saigalog)です。
私の場合、眼精疲労の主な症状といえば肩こり。
PC作業をしていてモニターがちょっとモニターが眩しいな、という場面はたまにあるのですがいちいち手動で輝度を変えるのが億劫でついそのままに。
そんな私のように、目の疲れが気になるけど細かい調整は面倒くさいという方に特におすすめなのが今回レビューするBenQの「GW2790QT」というアイケアモニターです。
サイズは27インチ、解像度2560 × 1440と大きく一般的なPC作業をするには十分すぎる作業スペースを確保。
そして名前の“アイケアモニター”のとおり、各種モードやブライトネスインテリジェンスといった豊富な最新技術を搭載し、目の疲れを軽減してくれます。
本記事ではそんな万能スペックで眼精疲労の予防までケアしてくれるモニター「BenQ GW2790QT」について、詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「BenQ GW2790QT」の外箱は、ダンボール素材のシンプルなデザインです。
27インチモニターの箱なので大きく、置き場所として余裕のあるスペースを事前に確保しておきましょう。
同梱物として以下のものが入っています。
- モニター本体
- ベーススタンド
- モニタースタンド
- 電源ケーブル
- USB Type-C to Cケーブル
- HDMIケーブル
- クイックスタートガイド
- 製品保証書
ベーススタンドは白を基調としたマットな仕上がりで、シンプルで無駄のないデザインです。
モニタースタンドの両端には、ベーススタンドとモニターにそれぞれ接続するための端子があります。
USB Type-C to Cケーブルの長さは約100 cm。
HDMIケーブルも付属しているので、この製品を買うだけで様々なデバイスを接続して表示できます。
電源ケーブルの長さは約150 cmでした。
BenQの「GW2790QT」は、多彩なモードとアイケア技術で眼精疲労を軽減できる27インチWQHDアイケアモニターです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | BenQ GW2790QT |
本体サイズ | 372 × 614 × 422 ~ 536 (mm) |
重さ | 約8.3 kg |
画面サイズ | 27インチ |
パネル | IPS |
バックライト | LEDバックライト |
解像度 | 2560 × 1440 |
輝度 | 350cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178°/178° |
応答速度 | 5 ms |
リフレッシュレート(Hz) | 75 |
色域 | sRGB 99% |
カラーモード | ケアモード, コーディング, ePaper, ゲーム, M-Book, Movie, 標準 , ユーザー |
アスペクト比 | 16:9 |
表示色 | 1670 万色 |
画素密度 | 109 |
表面処理 | ノングレア |
色温度 | 薄青、標準、薄赤、ユーザー設定 |
Gamma | 1.8 – 2.6 |
HDCP | 1.4 |
AMA | ○ |
スピーカー | ノイズフィルタースピーカー (2Wx2) |
ヘッドフォンジャック | ○ |
マイク | ノイズキャンセル |
電圧レート | 100 – 240V |
電源 | 内蔵 |
消費電力(標準) | 20W |
消費電力(最大) | 150W |
消費電力(スタンバイ時) | <0.5W |
Power Delivery(USB Type-C / Thunderbolt 3) | 65W |
チルト(上/下) | -5° – 20° |
スイベル(左/右) | 20° / 20° |
ピボット | 90° |
高さ調整 | 110 mm |
VESAマウント | 100 × 100 mm |
接続 | HDMI (v1.4)、DisplayPort (v1.2)、DP 出力 ( MST デイジーチェーン)、USB Type-C(65W給電, DisplayPort Alt Mode, データ転送) 、デイジーチェーンテクノロジー、USB Type-C、USB 3.2 |
デイジーチェーンテクノロジー | DP out(MST) |
外観
「BenQ GW2790QT」の外観は白を基調としたカラーリングで、クセがなくインテリアにあわせやすいデザインになっています。
白い液晶モニターは選択肢が少なく、貴重な存在です!
液晶パネルはノングレア(非光沢)なので、映り込みが気にならず映像に集中することができます。
モニターの中央下部には「BenQ」のロゴがあり、その下にはライトセンサーがあります。
モニターの下部左側にはスピーカーとUSB Type-C、USB Type-A、3.5 mmヘッドホン端子があります。
フレームを上から見たところ。
モニターの背面はこんな感じで、全体的になめらかなカーブを描いたフォルムになっています。
背面の中央上部にも「BenQ」のロゴがあります。
ネジ穴は100 × 100のVESA規格に対応しています。
モニタースタンドを取り外すときは下側にあるボタンを押します。
背面左側には各入力ポートが並びます。
左から順に…
- HDMIソケット
- Display Portソケット
- USB-Cポート(信号転送および最大給電 65W)
- DisplayPort 出力ソケット(MST 用)
- USB 3.2 Gen 1ポート(ダウンストリーム、USB デバイスに接続)
また、ラベルには製品の仕様が記載されています。
背面右側には電源ケーブル用のポートがあります。
画面右側下部には、スピーカーと各種ボタンがあります。
操作できるボタンがここに集約されているため、サッとモードを切り替えたりできてよく考えられた設計だと実感します。
モニターの下部右側にあるインジケーター(電源ボタン)は稼働時に白く点灯し、待機時はオレンジ色に点灯します。
マイクボタンの上にはインジケーターがあり、稼働時は緑色に点灯します。
5ウェイコントローラーを操作するとOSDメニューが表示され、各種設定を行なえます。
詳しい操作方法や、設定できる項目は記事の後半で解説しています!
視野角の広いIPSパネルを採用しているので、このように横から見ても映像がキレイに見えています。
スイベルは左右に20°まで調整できます。
前後に角度調整(チルト)は上向きに20°、下向きには5°できます。
高さは110 mmの範囲で上下に調整できます。
さらにピボットも90°できます。
解像度WQHD(2560 × 1440)、リフレッシュレート75Hzに対応しているので最新のゲーム機を快適にプレイできます。
カラーモードを“ゲーム”にすると、画質がくっきりとなり鮮明な画面でプレイできます。
もちろんPCモニターとしても使えます。
65W給電に対応し、PCからUSB-Cケーブル1本で映せるのがこのモニターの大きなメリットです。
近くで見ても高精細な映像を楽しめます。
複数のカラーモードに対応しており、用途に応じて映像が見やすくなります。
私は普段からプログラミングをすることが多いのですが、「コーディング」モードだとコントラストがはっきりしてとっても見やすく、作業が捗ったことに驚いています!
サイズ・重量
「BenQ GW2790QT」のサイズは372 × 614 mmです。
ベーススタンド使用時は、床から上部フレームまでの高さが422 ~ 536 mmになります。
フレームの端から表示部までの幅は約9 mm、下部は約28 mmでした。
ベーススタンドの幅は283 mm、奥行きは238 mmです。
重さすべてあわせて約8.3 kgでした。
機能
「BenQ GW2790QT」は様々なポートを搭載し、ノートPCへの高速データ転送と65W給電を実現、スマホなど各デバイスへの給電などマルチに活躍するモニターです。
デイジーチェーン接続でマルチモニターセットアップが実現することで、ワークスペースがすっきりまとまります。
WQHDは広い作業領域で、小さなフォントなどディテールまで鮮明に表示します。
各種モードを使い分けることで用途にあわせて映像が見やすくなります。
M-bookモードはMacBookの色味を再現します。
エルゴノミクスデザインで画面の高さやスイベル、回転など使う人やシーンなどの用途にあわせてカンタンにカスタマイズできます。
マイク、スピーカー、アイケア機能の切替に便利なボタンを配置し、5ウェイコントローラーですべての設定の変更が可能です。
ノイズフィルタースピーカーとノイズキャンセリングマイクを搭載し、必要な音に集中できます。
ブライトネスインテリジェンスは周囲の明るさを検知して、ディスプレイ設定を自動調整してくれます。
ブライトネスインテリジェンスにはブルーライト軽減プラスやフリッカーフリー、カラーユニバーサルモードなど各種機能が含まれています。
専用のソフトウェア“Eye-CareU”を使えば、アイケア関連の調整をすぐに調整できます。
専用のソフトウェア“Eye-CareU”は、公式サイトからダウンロードできます。
ダウンロードしたインストーラーを起動して、インストールを完了させます。
ホーム画面には各種機能の表示やボタンが詰まっています。
ブルーライト軽減レベルやカラーモードの変更、輝度・音量などモニターに関する細かい設定を調整できます。
照明リマインダーや距離リマインダーなど、自分では気づきづらいことを通知してくれて便利です!
「BenQ GW2790QT」は5ウェイコントローラーでOSDメニューから各種設定ができます。
「OSD」とはOn Screen Displayの略、つまりディスプレイ上に設定画面を表示する機能のことです。
5ウェイコントローラーを「上下左右」に動かすことでメニューを操作できます。
細かい設定や調整が可能なので自分好みにカスタマイズできます。
同社の「GW3290QT」の違いを比較してみました。
インチが異なるのでモニターのサイズが違い、またベーススタンドのサイズも違っています。
重さも1.6 kgほど「BenQ GW3290QT」のほうが重くなっています。
その他、スペック上の細かい違いを以下の表にまとめました。
GW2790QT | GW3290QT | |
---|---|---|
モニターサイズ | 372 × 614 (mm) 27インチ | 427 × 714 (mm) 31.5インチ |
ベーススタンドサイズ | 238 × 283 (mm) | 251 × 294 (mm) |
重さ(合計) | 約8.3 kg | 約9.9 kg |
表示色 | 1670万色 | 10.7億色 |
画素密度 | 109 | 93 |
消費電力(標準) | 20W | 25W |
消費電力(最大) | 150W | 152W |
サイズはもちろんですが、表示色が1670万色か10.7億色かという違いはかなり大きな差がありますね!
本記事では「【BenQ GW2790QT レビュー】あらゆるシーンでマルチに活躍!最新技術が豊富に搭載された万能型27インチWQHDアイケアモニター」について書きました。
価格は5万円前後と、一般的な27インチモニターと比べるとややお高めですがそれに見合う十分な機能や性能が魅力的な本製品。
目の疲れが気になる方で、手軽に用途に応じてモードを切り替えたいという方はぜひ「BenQ GW2790QT」をチェックしてみてはいかがでしょうか。