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こんにちは、ゲームで遊びつづけて30余年、どうもイツキ(@saigalog)です。
古くはファミコンの時代から、今はPS4やNintendo Switchのゲームを家族で楽しんでいます。
ハードのスペックが進化して、多彩な表現ができるようになった昨今。
たまに思い出すのは、ドット絵が中心だった懐かしいレトロゲーム。
スーパーファミコン全盛期、ポケモンが流行ったあの当時がもしかしたら私のゲーム史上で一番熱いときだったのかもしれません。
そして今回、そんな私にとってたまらない製品をレビューできる機会をいただきました。
それがサイバーガジェット社の「レトロフリーク」。
発売開始は2015年、当時とても話題になっていたことを覚えています。
ゲームが好きな方ならどこかで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
11種類のカートリッジに対応し、microSDにインストールが可能。
さらにはクイックセーブやコードフリークなど、もともとのハードの性能を超えた機能が使えるのが特徴です。
本記事ではレトロゲーム好き必携の製品「レトロフリーク」を、実際に遊んでみて思った感想やスペックなどを細かくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
まずは実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私や家族が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まず本体のサイズ感。
とてもコンパクトで100 gを切る軽さ。
カートリッジアダプターは大きくもなく小さくもなく、重くもなく軽くもなく。
これで11種類のカートリッジに対応しているんですから、むしろコンパクトと言えるでしょう。
質感はスーパーファミコンの本体を思い出してもらえれば一番近いでしょうか。
高級素材、というわけではありませんがしっかりとした作りの印象で安っぽくありません。
カラーバリエーションもいくつかありますが、非常にシンプルなデザインなのでポンと置かれていたら、一見ゲーム機とは思わないかも。
次にゲームの操作感。
メインはUSBで接続する付属のコントローラーを使ってプレイしています。
基本的には快適なのですが、気になるのは若干の入力遅延。
特に格闘ゲーム、アクションゲームあたりでは微妙な遅延が致命的になってきたりします。
ただゲームソフトによっては感じないものもありますので、相性によるのかもしれません。
※追記:テレビの画質モードを「ゲーム」にしたら遅延が改善されました。
ほとんど遅延を感じなくなったので、ぜひ試してみてください!
あとは、コントローラーの十字キーがフニャっとした感触なのが気になりました。
最近のゲーム機はアナログスティック中心で、十字キーもしっかり(硬め)したものが多いため、そことのギャップはあるのかもしれません。
スーファミのコントローラーを再現している、と言われれば納得できるかも。
最後は各種機能について。
クイックセーブにコードフリーク、連射も使えたりとまさに至れり尽くせり。
ゲームをプレイする上で、便利な機能がこれでもかと詰まっています。
またHDMIで接続するということで、もちろん画質はとんでもなく向上しています。
ただちょっと大きなテレビだと拡大されたドット絵が厳しいところも出てきますが、それも映像フィルターでカバー。
6種類も用意されているので、好みや各ゲームにあっているものをそれぞれ探せるようになっています。
さすがにすべてのゲームをプレイしたわけではないのですが、今のところ不具合のようなものに出会ったことはありません。
公式サイトに「動作に問題のあるゲームリスト」として公開されていますので、レトロフリークを購入する前に、目当てのゲームができるかどうか一度確認しておくと良いでしょう。
「レトロフリーク コントローラーアダプターセット」の外箱は黒を基調とし、サイバーガジェット社のキャラクター「ジャンプくん」が特徴です。
裏面には製品の仕様が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- レトロフリーク本体
- カートリッジアダプター
- コントローラー
- HDMIケーブル
- ACアダプター
- コントローラーアダプター
- USB Type-A to Micro USB Bケーブル
コントローラーの長さは約170 cmです。
こちらはコントローラーアダプター。
付属のHDMIケーブルの長さは約1 m。
USB Type-A to Micro USB Bケーブルの長さは約80 cmです。
ACアダプターの長さは約180 cmでした。
ACアダプターには仕様が記載されています。
Model No:UT310-0520
I/P:AC100-240V 50/60Hz 0.3A
O/P:DC5V 2A
PSEマークも刻印されているので安心して使えますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
サイバーガジェット社の「レトロフリーク コントローラーアダプターセット」は、昔のゲームカセットをそのまま使える多機能レトロゲーム互換機です。
11機種のカートリッジに対応しています。
- ファミリーコンピュータ
- スーパーファミコン
- Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
- ゲームボーイ
- ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス
- メガドライブ(NTSC/PAL)
- GENESIS(北米版メガドライブ)
- PCエンジン
- TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
- PCエンジン スーパーグラフィックス
恥ずかしながら初めて知った機種もあったり…笑。
YouTubeの公式チャンネルに紹介動画がアップされているので、そちらもぜひチェックしてみてください!
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | レトロフリーク コントローラーアダプターセット |
本体サイズ | 68 × 110 × 19 (mm) |
重さ | 93 g |
カートリッジアダプターサイズ | 168 × 167 × 60 (mm) |
カートリッジアダプター重さ | 580 g |
コントローラーサイズ | 62 × 143 × 20 (mm) |
コントローラー重さ | 104 g |
コントローラーアダプターサイズ | 59 × 95 × 28 (mm) |
コントローラーアダプター重さ | 83 g |
外観
外装はマットな質感、シンプルで一見ゲーム機とはわからない見た目をしています。
カラーバリエーションは今回レビューしている「ノーマル(無印)」と合わせて全5色。
- ノーマル(無印)
- ヤマダ電機限定カラー〈ブラック〉
- メガブラック(ギアコンバーターセット)
- Amazon.co.jp限定カラー
- SFC用コントローラーアダプターセット
「Amazon.co.jp限定カラー」はファミコンっぽくてオシャレですね!
カートリッジアダプター上部には各カートリッジに対応した端子が並びます。
- MD:メガドライブ(NTSC/PAL)
- GEN:GENESIS(北米版メガドライブ)
- SFC:スーパーファミコン
- SNES:Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
- FC:ファミリーコンピュータ
カートリッジアダプター正面には各カートリッジ用の端子と、USB Type-Aポートが並びます。
- PCE:PCエンジン
- SGX:PCエンジン スーパーグラフィックス
- TG-16:TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
- GB:ゲームボーイ
- GBC:ゲームボーイカラー
- GBA:ゲームボーイアドバンス
電源がONになると、正面にあるランプが黄色に点灯します。
USB Type-Aポートにコントローラーを接続するとこんな感じです。
レトロフリーク本体の正面にはUSB Type-Aポートが2つ並びます。
裏面には型番とロゴが記載されています。
本体背面にはACアダプター入力端子、microSDカード端子、HDMI出力端子、電源ボタンが並びます。
microSDはこのように差し込み、きちんと奥まで入れましょう。
ちなみにレトロフリークに対応しているmicroSDは以下のとおりとなりますので、購入前に確認しておきましょう。
microSDXCには対応していません!
私もこの機会にmicroSDHCを用意しました。
こちらの製品であればレトロフリークでの動作確認ができているので、迷ったら参考にしてみてください。
「Nintendo Switch」でも使えるのがいいですね!
レトロフリーク本体はカートリッジアダプターの背面から接続します。
外すとUSB Type-A端子2つで接続しているのがわかります。
microSDカードにゲームをインストールしてしまえば、本体のみでコンパクトに遊ぶことができます!
ここからはコントローラーを見ていきます。
カラーバリエーションは全5色。
左側には十字キー、そして中央にはOPTIONボタン、HOMEボタン、SELECTボタン、STARTボタンが並びます。
右側にはYXABボタンが配置されています。
背面にはそれぞれLボタンとRボタン。
スーファミそっくりで懐かしい!
本体裏側には「retrofreak」のロゴと型番が記されています。
付属のコントローラーと、追加でご提供いただいたコントローラーはボタンの色味が少し違いました。
ちなみに同社から販売されている「CYBER・ジャイロコントローラー ミニ 無線タイプ」も使うことができます。
製品の詳細や接続方法などは、以下のレビュー記事にまとめていますのでぜひチェックしてみてください。
CYBER・ジャイロコントローラー ミニ 無線タイプレビューはこちら 【CYBER・ジャイロコントローラー ミニ 無線タイプ レビュー】コンパクトで軽量!手が小さい子どもや女性に最適でバリエーション豊富なNintendo Switch用コントローラー【CY-NSGYCMB】コントローラーアダプターは5種類の端子に対応しています。
ファミコンを始めとした懐かしのコントローラーを使うことができます。
左から順にAV仕様ファミリコントローラー端子、メガドライブコントローラー端子、PCエンジンコントローラーが並びます。
反対側にはスーパーファミコンコントローラー端子、ファミリーコンピュータエキスパンド コネクタが配置されています。
側面にはMicro USB B端子があります。
付属のケーブルを使ってUSB Type-A端子と接続します。
サイズ・重量
「レトロフリーク」本体のサイズは68 × 110 mmです。
厚さは19 mm。
カートリッジアダプターのサイズは168 × 167 mmです。
厚さは60 mm。
コントローラーのサイズは62 × 143 mm。
厚さは20 mmでした。
コントローラーアダプターのサイズは59 × 95 mmです。
厚さは28 mm。
ACアダプターのサイズは43 × 58 mmです。
厚さは29 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
レトロフリーク本体の重さは93 gです。
カートリッジアダプターの重さは580 g。
コントローラーの重さは104 g。
コントローラーアダプターの重さは83 gでした。
ACアダプターの重さは90 gです。
機能
レトロフリークは対応するすべてのソフトをインストールすることができます、
カートリッジに内蔵されている電池が切れてしまってセーブできなくても、レトロフリークなら本体にセーブすることができます。
さらにいつでもセーブできる「クイックセーブ」機能があるので、好きなタイミングでゲームをやめることができます。
レトロフリークで使えるその他の機能は以下になります。
- システム言語設定(日本語/英語/中国語繁体/フランス語/ドイツ語/ポーランド語)
- ゲーム画面のスクリーンショット撮影(PNG/JPG)※
- スクリーンショットの閲覧
- オーバークロック(ゲームの高速化/スロー化)
- スキャンライン表示
- オーバースキャンエリアの画像表示
- リフレッシュレート変更
- スクリーンサイズ変更
- オリジナルのピクセルアスペクト比率で表示
- RGBフルレンジで強制出力
- ゲーム終了時の状態から自動再開
- レトロフリークの説明書を画面上に表示
- オーディオレイテンシー低減
- ゲームシステムのリージョン設定(日本/アメリカ/ヨーロッパ)
- ストレージ管理機能
- ファイルマネージャー
- PCエミュレーター用パッチ適用 ※
- Homebrew対応 ※
- [FC]ショートカットボタンによるマイク入力
- [PCE]6トリガーモードON/OFF
- [GB/GBC]ハードウェアタイプ変更(GB/GBC/SGB)
- [GB/GBC]カラーパレット変更
- [GBC]ピクチャーフレームON/OFF
- [MKIII]FM音源ON/OFF
※別途microSDが必要となります。
ここからはレトロフリークを使って実際にゲームをインストール、プレイするまでの流れを解説していきます。
今回使うのは以下のソフト。
ゲームボーイはポケモンを始めとし、懐かしいソフトが並びます。
そしてこちらはゲームボーイアドバンスのソフト。
未だにプレミア(数千円で取引)がついているポケモンのエメラルドとファイアレッドです。
このソフトで育てたポケモンを、最新の「ソード/シールド」に持っていけるのが人気の理由ですね!
セーブデータも取り込まれ、ちゃんと続きから遊べることも確認できました。
ちなみにレトロフリークでは映像に各種フィルターをかけることができます。
「ポケモン エメラルド」を例に比較してみましたので参考にしてみてください。
どれが一番いいとかではなくて、そのゲームにあったものを都度探すのが良さそうです。
最後に先ほど紹介したゲームボーイソフト、ゲームボーイアドバンスソフトをすべてインストールしてみました。
ゲームプレイ中にメニューに戻り、サムネにカーソルを合わせAボタン押して「ロック」を選ぶとそのサムネが固定されます!
ここからはレトロフリーク用の「ギアコンバーター(CY-RF-5)」を紹介していきます。
外箱にはおなじみのジャンプくん。
裏面には仕様が記載されています。
同梱物は他になく、製品保証書が同封されていました。
- ギアコンバーター本体
- 製品保証書
ギアコンバーターは全部で3種類。
用途にあったものを選びましょう!
サイズ・重量
ギアコンバーターのサイズは158 × 118 mmです。
厚さは28 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは191 gでした。
機能
ギアコンバーターは3機種、6種類のカートリッジ(マイカード)に対応しています。
- ゲームギア(カートリッジ)
- セガ・マークII(カートリッジ/マイカード・マークII)
- SG-1000(カートリッジ/マイカード/オセロマルチビジョン用カートリッジ)
メガドライブ本体で使用することもできます。
- セガ・マークII用ソフトにのみ対応
- FM音源には非対応です
- 一部のゲームでは動作しなかったり、映像や音声が正しく出力されない場合があります
レトロフリークのMDスロットに差し込むだけでカンタンに使うことができます。
本製品はサイバーガジェット社のオリジナル製品であり、セガ・エンタープライゼス(現セガゲームス)のライセンス製品ではありません。
本記事では「【レトロフリーク コントローラーアダプターセット レビュー】高精細大画面でプレイしよう!11種類のカートリッジ対応の多機能レトロゲーム互換機【CY-RF-B】」について書きました。
一家に一台あれば、ほとんどのレトロゲームはプレイできてしまう本製品。
懐かしさを感じながら1人で楽しむのもいいですし、古いゲームを知らない子どもに遊ばせてみても面白いかもしれません。
わが家でもさっそく4歳の娘に遊ばせてみています。
お気に入りは「ポケモン エメラルド」、ドット絵の主人公が歩くのが面白いみたいです笑。
自宅に昔のゲームカセットが眠っている、これから中古で集めていきたいと考えている方には特にうってつけの製品「レトロフリーク コントローラーアダプターセット」。
ぜひこの機会に選んでみてはいかがでしょうか。