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こんにちは、最近子どものおもちゃに興味津々なイツキ(@saigalog)です。
特に近ごろのおもちゃは良くできていて、あなどるなかれ、大人が使うガジェットと性能が遜色ないものも数多くあります。
そんな中、子どもの頃の夢を叶えてくれるおもちゃを見つけ、今回レビューできる機会をいただきました。
それが「Pechat(ペチャット)」。
一見、ちょっと大きめなボタン。
実はBluetoothスピーカーになっていて、ぬいぐるみに付けてスマホアプリと連携することで喋らせることができます。
文字入力の読み上げ、マイクでのリアルタイムおしゃべりができ、もちろんよく使うセリフはあらかじめたくさん用意されているので選ぶだけでOKです。
赤ちゃん用には泣き声検知機能が搭載され、泣きやみ音楽やおやすみ音楽も用意されています。
今回はそんな子どもとおもちゃの距離がグッと近くなるグッズ「Pechat(ペチャット)」について実際に使ってみた感想や、製品の詳細など詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
※本製品には「くまのぬいぐるみ」は含まれていません。
まずは実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私や家族が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずサイズ感。
直径43 mm、厚さ13 mmとボタンにしては大きいので子どもが口に入れて飲み込んでしまう、という心配はありません。
わが家には1歳の次女がいて、今がちょうどなんでも口に入れたがる時期なのですが飲み込むのは物理的に無理だと思います。
軽さも20 gと軽いですし、取り付けるぬいぐるみに極端な負担がかかることもないので安心です。
カラーはイエロー、ピンク、ブルーの3色展開。
特に基本のイエローは男女を意識することなく使えるので、贈り物などに向いていると思います。
外装の質感も安っぽい感じはなくGoodです。
「Pechat(ペチャット)」で一番特徴的なのが、「文字入力」と「マイク」を通してしゃべれるという機能。
文字入力、使ってみるまでは面倒くさいのかな、なんて思ったりもしましたが実は使用頻度が一番多かったりします。
日常的にスマホで文字を打つのには慣れてますし、思ったことをサクッとぬいぐるみに喋らせることができるのは面白いですね。
しかも結構イントネーションが自然なので、ロボット感が少なくて良いです。
ただ気になるのは、親が常にスマホを操作しないといけないという点。
親がスマホをいじっている姿というのは子どもにはあまり見せたくないのが本音なので、そこに少しジレンマを感じています。
そもそも操作全般がスマホアプリを前提としているので、遊ぶには絶対に画面を見ないといけないんですよね。
遊びながら「リモコンを隠しながら物理キーで操作できたらいいのにな」と何度か思ったりしました笑。
もう1つ、マイクによるリアルタイムでのおしゃべりですが、これも使うときに少し工夫が必要ですね。
というのも、話し手があまりぬいぐるみとの距離が近いと生の声とPechat(ペチャット)からの声が両方聞こえてしまいます。
あくまで子どもに「ぬいぐるみが本当にしゃべってる」と思わせたいなら、親は隠れるしかありません。
しかしそうすると、今度は子どもの姿が見えなくなるというジレンマがここにもあります。
安全面もそうですが、子どもの反応を間近に見たいのが親心ですよね笑。
ただマイク機能自体はすごく良くできていて、音質も悪くありません。
ちゃんと何をしゃべっているかわかるので、丁寧に作り込まれているなと実感しています。
上の2つ機能については親(保護者)がついているのが基本ですが、少し放置して遊ばせたいなというときには「おまかせモード」がうってつけです。
特に「おしゃべりモード」はぬいぐるみがガンガンしゃべってくれて、たまにこちらが相槌を返すというスタイルなので子どもも夢中になって聞いています。
1歳の次女はまだよくわかっていない様子ですが、4歳の長女はこのモードでたくさんぬいぐるみと話していました。
どういう仕組みなのか、というのもある程度わかっているようですがそれでもぬいぐるみから声が出る、というのは面白いようです。
その他の「セリフ」「うた」「おはなし」機能も優秀ですね。
この手の機能はわが家にもある他のおもちゃにも搭載されていますが、やはりぬいぐるみがしゃべってくれる、歌ってくれるというのは一味違うようです。
長女も次女も聴き入っている様子でした。
最後に気づいたことを1つ。
この「Pechat(ペチャット)」はBluetoothを使ってスマホアプリと連携するのですが、裏を返せば普通のBluetoothスピーカーとしても使えます。
なのでBluetoothペアリングして専用アプリは立ちあげずに、例えばYouTubeとか音楽再生すればその音声を「Pechat(ペチャット)」から流すことができます。
あまり積極的に使う場面は少ないかもしれませんが、一応方法として覚えておくと便利かもしれません。
またわが家の子ども達(4歳、1歳)に「Pechat(ペチャット)」で遊ばせてみて、主に妻(ナメコ)が感じたことをそれぞれまとめているので、こちらも参考にしてみてください。
- 「おまかせモード」のまねっこ、おしゃべりでは楽しんでいる(5分くらいは時間稼ぎになる)
- 「セリフ」にある「お医者さんごっこ」「お店屋さんごっこ」を使うとぬいぐるみのアフレコを親がしないで済むし、こどももより没入して遊べるので役に立っている。しかも、その中のセリフを並び替えたり追加したりカスタマイズできるのでより楽しめる
- 「セリフ」には編集機能があり、セリフを追加したり並び替えもできるため、遊びの幅が広げられる
- ぺチャットのセリフを聞いて、こどもの表現力が増えているように感じる
- ぺチャットが話すことを注意して聞こうとするので「話をきちんと聞く」という基本姿勢を育むことにつながりそう
- おしゃべりや歌を歌ってくれる友達のように思っている印象がある
- ぬいぐるみを持ってきて、親に「遊んでくれ」と渡してくる
- 自分の名前を呼ばれるとニコニコして、「ねこふんじゃった」を流すと体を揺すって全身で喜んで遊んでいる
- 「セリフ」にある「オノマトペ」のネコの鳴き声はマネできるようになった
- 「セリフ」の中から「よびかけ・あいさつ」「ほめる」などで日常でよく聞くフレーズは、ぺチャットが話してもマネして言えたり行動をする(「ぎゅっとして」→「ぎゅっ」、「ねんね」→寝転がる、など)
- 「プレイリスト」で1分くらいの歌やよびかけがはいったものを作って、その間遊ばせておくことができる
わが家でも大活躍なペチャットです♪
「Pechat(ペチャット)」はぬいぐるみにつけるボタン型スピーカーで、専用のアプリを通して子どもとおしゃべりすることができます。
YouTubeの公式チャンネルに紹介動画がアップされているので、こちらもぜひチェックしてみてください!
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Pechat(ペチャット) |
本体サイズ | 直径43 mm、厚さ13 mm |
重さ | 20 g |
Bluetooth | 対応プロファイル:HFP |
見通し通信距離 | 約10 m |
電源 | 3.7V リチウムイオンポリマー二次電池 |
充電時間 | 約3時間 |
連続使用時間 | 約1.2時間 |
付属品 | 充電ケーブル |
対応OS | iOS9.0以上/Android5.0以上 |
外観
「Pechat(ペチャット)」の外観はポップなカラーリングで、優しい手触りです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「イエロー」をあわせて全3色。
また「Pechat(ペチャット)」単品以外にも、ぬいぐるみと一緒に買えるセットも用意されています。
子どもに人気のキャラが揃ってます!
表にはボタンの穴の中にスピーカーがあります。
裏面には取り付け部、電源スイッチとその左横にLEDランプがあります。
側面には充電用のMicro USB端子とマイクの穴がありました。
Micro USB端子にケーブルをつなぎ、電源と接続することで充電できます。
充電時間は約3時間です。
充電中はLEDランプが赤く点灯します。
サイズ・重量
「Pechat(ペチャット)」の直径は43 mmです。
厚さは13 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは20 gです。
機能
まずは「Pechat(ペチャット)」で遊ぶために、Bluetoothペアリングをしましょう。
ペアリングが完了した後は、声の高さ・スピード・呼ばせたい名前を設定します。
これで準備完了です!
ペチャットアプリには、大きくわけて12個のメニューが用意されています。
入力した文字をペチャットがしゃべります。
マイクに話しかけた言葉をリアルタイムにペチャットがしゃべります。
「セリフ」では、用意されているセリフリストをカテゴリーごとに選べます。
- はじめまして
- 呼びかけ・あいさつ
- 質問
- リアクション
- 天気
- おめざめ
- お着替え
- ごはん・おやつ
- トイレ
- ハミガキ
- お出かけ
- おむかえ
- お片づけ
- お風呂
- おねんね
- 幼稚園・保育園
- じゃんけん
- おままごと
- お医者さんごっこ
- お店屋さんごっこ
- 電車ごっこ
- オノマトペ
- ほめる
- はげます
- あまえる
- あやす・なぐさめる
- しかる・さとす
- 誕生日
- お正月
- 節分
- ひな祭り
- エイプリルフール
- 子どもの日
- ハロウィン
- クリスマス
「うた」では、ペチャットに歌わせたいうたを、一覧から選んだり追加できます。
もともとアプリに含まれているものは以下です。
- うさぎとかめ
- うらしま太郎
- かたつむり
- ちょうちょう
- どんぐりころころ
- ハッピーバースデー
- はと
- 桃太郎
- ゆき
- ABCの歌
「ストア」で買って追加できるものは以下です。(青字のものは無料で追加できます)
- 赤とんぼ
- アルプス一万尺
- こいのぼり
- シャボン玉
- 春が来た
- むすんでひらいて
- あめふり
- ななつのこ
- ねこふんじゃった(にゃーver)
- キラキラ星(英語ver)
- どうぶつセット1(250円)
- どうぶつセット2(250円)
- リズムセット1(250円)
- リズムセット2(250円)
- しぜんセット1(250円)
- しぜんセット2(250円)
- すくすくセット(250円)
- わくわくセット(250円)
- 元気セット1(250円)
- 元気セット2(250円)
- 応援セット(250円)
- クリスマスセット(250円)
- ふしぎセット(250円)
- 手遊びうたセット(250円)
- 季節セット(250円)
「おはなし」では、ペチャットに読ませたいおはなしを、一覧から選んだり追加できます。
もともとアプリに含まれているものは以下です。
- 赤ずきん
- うさぎとかめ
- うらしま太郎
- おむすびころりん
- 桃太郎
- おおきなかぶ
- 北風と太陽
- 3びきのこぶた
- 白雪姫
- はだかの王様
「ストア」で買って追加できるものは以下です。(青字のものは無料で追加できます)
- アリとキリギリス
- 狼と七匹の子ヤギ
- 金の斧と銀の斧
- シンデレラ
- こぶとりじいさん
- ヘンゼルとグレーテル
- 小人のくつや
- 花咲かじいさん
- さるかに合戦
- 寿限無
- アラビアンナイト(120円)
- 一寸法師(120円)
- オオカミと子羊(120円)
- 織姫と彦星(120円)
- 金太郎(120円)
- 鶴の恩返し(120円)
- 眠り姫(120円)
- 美女と野獣(120円)
- ブレーメンの音楽隊(120円)
- 雪の女王(120円)
「おまかせ」モードなら声に反応して、ペチャットが自動でおしゃべりします。
「あかちゃん」モードには泣きやみ・おやすみ音楽が収録されています。
泣き声検知機能も搭載されています!
「イヤイヤ」モードにはイヤイヤ期の子どもに使えるセリフが700以上収録されています。
監修した専門家「西村史子さん」は、子育てカウンセラーとはぐみ園の園長を務める方です。
この他にも
- 声の設定(ペチャットの声を3つから選択)
- タイマー(設定した時間にお知らせ)
- ストア(歌やお話を追加で購入)
といった機能も用意されています。
ペチャット英語版
アプリの12個の中に「英語版」と書かれたアイコンがあるのにお気づきでしょうか。
実は「Pechat(ペチャット)」には英語版のアプリも用意されています。
「ペチャット英語版」のメニューは全部で11個。
日本語版の「イヤイヤ」に相当する機能がありません。
日本語版のアプリとできることはほとんど変わらないのですが、特徴なのは「Pechat(ペチャット)が英語でしゃべったり歌ってくれる」ということ。
英語の見出しの下にちゃんと日本語も書いてあるのでわかりやすいですね!
「うた(Songs)」や「おはなし(Stories)」のラインナップも日本語版とはだいぶ違っています。
- Alphabet Song(ABCの歌)
- Bingo(ビンゴ)
- Eensy Weensy Spider(ちいさなちいさなクモさん)
- Happy Birthday(ハッピーバースデーの歌)
- Head Shoulders Knees(あたまかたひざつまさき)
- if You’re Happy and You Know It(幸せなら手をたたこう)
- Mary had a Little Lamb(メリーさんのひつじ)
- Old MacDonald(ゆかいな牧場)
- Row Row Row your boat(ボートを漕ごう)
- Twinkle Twinkle Little Star(きらきら星)
- Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)
- Around the World in 80 days(80日間世界一周)
- Cinderella(シンデレラ)
- Hansel and Gretel(ヘンゼルとグレーテル)
- Little Red Riding Hood(赤ずきん)
- Pinnocchio(ピノキオ)
- Robinson Crusoe(ロビンソン・クルーソー)
- The North Wind and the Sun(北風と太陽)
- The Tree Bears(3びきのくま)
- The Wonderful Wizard of Oz(オズの魔法使い)
もちろん「Store(ストア)」で買えるラインナップも違います。
青字のものは無料で追加できます。
- Are You Sleeping?(フレール・ジャック)
- Baa Baa Black Sheep(メーメー黒羊さん)
- Here We Go ‘Round the Mulberry Bush’(桑の木の周りをまわろう)
- It’s Raining, It’s Pouring(大雨 どしゃぶり)
- I’ve Been Working on the Railroad(線路は続くよどこまでも)
- London Bridge(ロンドン橋落ちた)
- Pop Goes the Weasel(いたちが飛び出した)
- Ring Around the Rosy(リング・ア・リング・オー・ローゼズ)
- Skip To My Lou(スキップ・トゥ・マイ・ルー)
- This Old Man(おじいさんの数え歌)
- Chrismas Pack(クリスマスパック)(250円)
青字のものは無料で追加できます。
- Aladdin(アラジン)
- Beauty and the Beast(美女と野獣)
- Bremen Town Musicans(ブレーメンの音楽隊)
- Christmas Carol(クリスマス・キャロル)
- Peter Pan(ピーター・パン)
- Snow White(白雪姫)
- Tom Sawyer(トム・ソーヤーの冒険)
- The Honest Woodcutter(金の斧と銀の斧)
- The Frog Prince(かえるの王さま)
- The Tree Little Pigs(3びきのこぶた)
うまく利用すれば子どもの英語学習も捗りそうです!
本記事では「【Pechat ペチャット レビュー】ぬいぐるみに命を吹き込むボタン型Bluetoothスピーカー」について書きました。
スマホアプリでの操作を前提としているので、その姿を子どもに見られるのはどうなんだろう、という若干のジレンマを感じるところもありました。
しかしそれは親の工夫次第ですし、豊富な機能を実現するにはある意味必然と言えるのかもしれません。
そもそも「ぬいぐるみを喋らせる」という発想が良いですし、それを実現するガジェットを作ってしまうのが本当に素晴らしいですよね。
特に最近では家にいることが多くなりがちですから、いわゆる「育児疲れ」を実感している方も多くいらっしゃると思います。
もちろんわが子は可愛いですが、24時間一緒にいるのはどうしてもしんどい場面が出てきます。
そんなお母さん、お父さんの負担を少しでも軽くしてくれる、そんなポテンシャルがこの製品には秘められていると感じました。
デザインも可愛く、男女問わず遊べるので贈り物にも最適な「Pechat(ペチャット)」をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。