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こんにちは、コスパの良いANC搭載完全ワイヤレスイヤホンが次々と出てきて嬉しいイツキ(@saigalog)です。
Appleの「Airpods Pro」を皮切りに、今や各社から次々にANCが搭載された完全ワイヤレスイヤホンが販売されている昨今。
最近では1万円前後、もしくはそれらを下回る製品も出てきました。
今回レビューするdyplayの「dyplay ANC-Shield Pro」もその中の1つ。
製品名にもあるとおり、ANCを搭載していて充電ケースを使えば最大32時間の連続再生が可能です。
特徴的なのは付属しているウレタン製のイヤーピース。
普通のシリコン製のものと比べて何が違うのか、それはぜひ記事内の感想をご確認ください。
Bluetoothは5.0、コーデックはSBCとAACに対応し基本機能は充分です。
今回はそんな「dyplay ANC-Shield Pro」を、実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは装着感から。
人の耳の形を研究しつくして形状が計算されているようですが、つけてみればなるほど、その密着度の高さに驚きます。
イヤホン全体が耳のくぼみにスッポリと収まるようになっているので、つけるだけで外の音がかなりシャットアウトされているのがわかります。
ただ他の完全ワイヤレスイヤホンに比べると、少し重たいのがネックかもしれません。
両方で11 g、片方5.5 gというのは正直軽いほうではないので付けていると耳に存在感があります。
個人的には片方4 g台、頑張って5 gジャストくらいだと文句のつけようがなかったですね。
まぁANC機能や最大再生時間を確保するためのバッテリーを搭載すると重くなってしまうので、このあたりはある程度トレードオフといったところでしょうか。
2種類のイヤーピースも印象が良いです。
オレンジ色のものはいわゆる普通のシリコン製ですが、つけ心地は悪くないですし、なにより色がいいですよね。
「dyplay」のテーマカラーで、サイバー感があってすごく好みです。
そして特筆すべきは「ウレタン製」のイヤーピース。
恥ずかしながら私、この手の素材のものを初めて見ました。
どんなものかと装着してみるとびっくり、密閉感が段違いで遮音性も高い。
音楽を聴く前からANCとの相性が良さそう、というのがわかります。
ということで気になる音質。
高音、中音、低音、どれかに寄らずバランスがよく解像度の高いクリアな音が鳴ります。
特に低音は迫力で、臨場感が素晴らしい。
この低音の強調というのは、イヤーピースの交換、そしてANCの使用によって段階が変わります。
フラットなのが通常イヤーピース、そこからウレタン製のものに変えると一段回低音が増します。
そこでANCをオンにすると迫力と臨場感のある低音を体感できる、といった感じです。
全体を通しての感想としては「1万円前後のANC搭載完全ワイヤレスイヤホンとしてはクオリティが相当高いな」と素直に思います。
防水性能は「生活防水」レベルですが、必要十分ですしその他の機能は文句なしですね。
強いて言うならもう少しカラバリがあれば嬉しいのと、さらに軽量コンパクトになると最高かなと思います。
コスパの良いANC搭載完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方にとって、選んでみて後悔しない仕上がりになっているのではないでしょうか。
「dyplay ANC-Shield Pro」の外箱はネイビーをベースとしたクールなデザインです。
裏面には製品の特徴が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- イヤーピース
- 取扱説明書
イヤーピースはタイプが2種類、サイズが異なるものが3種類ずつ付属しています。
こちらのオレンジ色のイヤーピースは通常タイプです。
元からイヤホンに装着されているのは通常タイプのMサイズです。
こちらのツヤツヤとしたイヤーピースはウレタンタイプです。
裏面を見てみると断面で素材がウレタンであることがわかります。
こちらはUSB Type-A to Cのケーブルです。
「dyplay ANC-Shield Pro」は充電ケースが付き、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載された完全ワイヤレスイヤホンです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | dyplay ANC-Shield Pro |
充電ケースサイズ | 43 × 73 × 32 (mm) |
充電ケース重さ | 37 g |
イヤホンサイズ | 24 × 20 × 19 (mm) |
イヤホン重さ | 11 g(片方5.5 g) |
Bluetooth ver. | 5.0 |
プロファイル | HFP/A2DP/HSP/AVRCP |
スピーカーユニット | 9.2 mmドライバー |
周波数範囲 | 20Hz – 20kHz |
バッテリー容量 | 50mAh(イヤホン)、360mAh(充電ケース) |
最大再生時間(ANCオフ) | 約8時間(イヤホンのみ)、約32時間(充電ケース使用) |
最大再生時間(ANCオン) | 約6時間(イヤホンのみ)、約24時間(充電ケース使用) |
充電時間 | 約2時間(イヤホン)、約30分~1時間(充電ケース) |
外観
充電ケースの外装はマットな質感で、「dyplay」のロゴのみのシンプルなデザインです。
カラーバリエーションはレビューしている「ブラック」をあわせて全2色。
裏面には製品の仕様が記載されています。
dyplay ANC-Shield Pro
型号:ANC Shield Pro
入力:5V/500mA 出力:5V/300mA
バッテリー容量:360mAh
側面にあるUSB Type-Cの入力ポートは充電用。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを接続して充電できます。
正面にはバッテリー残量を示すインジケーターがあります。
充電中はインジケーターが点滅します。
- ●●●●:バッテリー残量25%
- ●●●●:バッテリー残量50%
- ●●●●:バッテリー残量75%
- ●●●●:バッテリー残量100%
イヤホンを台座から取り外してみたところ。
充電ケース側の端子にこのような赤いカバーがついていますので、使用前にかならず取り外すようにしましょう。
これを外さないとイヤホンが充電されません!
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
黒い本体にオレンジ色のロゴが印象的です。
イヤホンにもインジケーターがあり、色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
サイズ・重量
ここからは「dyplay ANC-Shield Pro」のサイズを計測していきます。
まず、充電ケースのサイズは43 × 73 mmです。
厚さは32 mm。
イヤホンの全長は24 mm、横幅は20 mmです。
イヤホンの奥行きは19 mmでした(イヤーピースなし)。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
充電ケースの重さは37 g。
イヤホンはペアで11 gです(片方5.5 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
「dyplay ANC-Shield Pro」はアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されており、環境騒音を最大28~30dBまで低減することができます。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)とは、ノイズ反向の音を出してそのノイズを打ち消す機能のことです。
様々な人の耳の形を研究し、耳の輪郭にピッタリ合うように作られています。
密閉性が増すほどANCの効果も大きくなります!
9.2mmのダイナミックドライバーと独自のダイアフラムにより、深みのあるサウンドを再現、コーデックはSBCとAACに対応しています。
バッテリーはイヤホンが50mAh、充電ケースは360mAhで最大8時間(ケースを使えば32時間)連続再生できます。
ANCと併用しても最大6時間、充電ケースを使えば24時間連続再生できます!
そしてこの「dyplay ANC-Shield Pro」はマルチファンクションタッチボタン(MFB)をタッチすることで操作が可能です。
- 再生する:右を1回タッチ
- 一時停止する:右を1回タッチ
- 曲送り:右を2秒長押し
- 曲戻し:左を2秒長押し
- 電話を受ける:1回タッチ
- 電話を切る:1回タッチ
- 着信拒否:2秒長押し
- 音量を上げる:右を2回タッチ
- 音呂を下げる:左を2回タッチ
- モード切替:左を1回タッチ
- 音声コントロール起動(Siri):3回タッチ
※左側のMFBを1回タッチするごとに順番にモードが切り替わります。
パススルーモード:外音取り込み
ANCオンモード:ANCオン
ANCオフモード:ANCオフ
本記事では「【dyplay ANC-Shield Pro レビュー】ANC搭載で最大32時間連続再生できるウレタン製イヤーピース付属の完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
重さやデザイン、防水性能に多少気になるところはあるものの、秘めている基本的なポテンシャルは間違いなし。
イヤーピース、そしてANCを使うことで迫力のある低音を楽しむこともできます。
最大再生時間は32時間と、毎日数時間ほどの使用なら一週間くらいは余裕でもってしまいます。
1万前後で買えるANC搭載完全ワイヤレスイヤホンの中では軍を抜いてコスパの良い「dyplay ANC-Shield Pro」をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。