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こんにちは、タブレット大好きイツキ(@saigalog)です。
デジタルアートの世界がますます進化する中で、クリエイターたちの強い味方となるのが液晶ペンタブレット。
今回は、HUIONから登場した注目の新製品「Kamvas Slate 11」を実際に使用し、その実力をじっくりレビューしていきます。
軽量かつスリムなデザイン、快適な描き心地、そして多機能性。
果たしてこのタブレットは、どんなクリエイターにとって「買い」なのか?
使用感やスペック、魅力と気になる点まで、率直にお届けします。
「HUION Kamvas Slate 11」の外箱は、白を基調としたシンプルなデザインです。

裏面には製品の仕様が記載されています。

同梱物として以下のものが入っています。

- タブレット本体
- レザーケース
- USB Type-A to Cケーブル
- SIMピン
- Hペンシル
- ペン先
- パームリジェクションアーティストグローブ
- クイックスタートガイド
USB Type-A to Cケーブルは白で統一されています。

SIMピンはSIMトレイを引き出すときに使います。

パームリジェクションアーティストグローブを装着するとHペンシルで書きやすくなります。


Hペンシルは黒基調でボタンと上部に充電用のUSB Type-Cポートがあります。




替え用のペン先は3つ付属しています。

レザーケースはグレー基調で、高い質感で安心感があります。



HUIONの「Kamvas Slate 11」は、11インチで解像度1920×1200のHペンシルが付属してAndroidタブレットです。

本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | HUION Kamvas Slate 11 |
本体サイズ | 169 × 257 × 8 (mm) |
重さ | 511 g |
CPU | MTK Helio G99 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB(MicroSDカードで最大1TBまで拡張可能) |
ワイヤレスタイプ | 2.4GHz, 5GHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
カメラ | インカメラカメラ:8.0MP / アウトカメラ:13.0MP |
スピーカー | 8Ω 1W x 4 |
マイクロフォン | デュアルマイク |
センサー | ジャイロセンサー、地磁気センサー、ホールセンサー、光センサー |
インターフェイス | Type-Cポート:USB 2.0準拠の充電/データ転送およびType-Cオーディオデバイスに対応 Micro SDカードスロット:最大1TBまでのストレージ拡張に対応 |
パネルサイズ | 11” |
解像度 | 1920 x 1200 |
LCDタイプ | IPS |
アクティブエリア | 147.4 x 235.9mm |
コントラスト比 | 1000:1 |
輝度 | 350nits |
色域 | 99% sRGB |
表示色 | 16.7M (8bit) |
ペン技術 | アクティブキャパシティブ |
圧力レベル | 4096段階筆圧 |
傾き検知 | ○ |
フィンガータッチ | 10点マルチタッチキャパシティブ |
デジタルペン | Hペンシルアクティブキャパシティブスタイラス |
バッテリー | 8000mAh |
入力電圧 | 9V 2A |
OS | Android 14 |
外観
「HUION Kamvas Slate 11」は、11インチ(1920 × 1200)のIPSディスプレイを搭載しています。


ディスプレイは発色が良く、10点マルチタッチに対応しています。

ディスプレイの上部には8MPフロントカメラがあります。

背面はこんな感じで、梨地加工されており質感のグレードがとても高い印象を受けます。

背面左上にはカメラ部があり、13MPカメラとフラッシュが搭載されています。

下部には各種マークが記載されています。

下側面にはスピーカーとUSB Type-Cポートがあります。


画面上部にUSB Type-Cポートがあるのはなかなか珍しい仕様です。
電源アダプターとUSB Type-A to Cケーブルを電源に接続して充電します。

Hペンシルも同様に充電して使います。


左側面にはSIMトレイがあり、SIM品を使って引き出してSIMカードを入れられます。

右側面には電源ボタンと音量調整ボタンがあります。

上側面にはスピーカーがあります。

レザーケースを装着するとタブレットに角度をつけて設置できます。




サイズ・重量
「HUION Kamvas Slate 11」のサイズは169 × 257 mmです。

厚さは8 mm。

ベゼル幅は11 mmです。

6.1インチの「iPhone 15 Pro」と比較するとこんな感じのサイズ感。

11インチなので少し重いですが、持ち運ぶのに困ることはありません。

重さはタブレット本体が511 g、レザーケースは295 gでした。


機能
「HUION Kamvas Slate 11」はMTK Helio G99を搭載し、8GBRAM、128GBROMをそれぞれ搭載しています。

ベンチマーク「AnTuTu」でスコア計測してみました。

スコアの目安は以下になります。


目安で見ると“必要最低限”という位置づけになります。
8000mAhの大容量バッテリーを搭載し、約2.7時間の充電で11時間連続使用が可能です。

私が長年遊んでいるゲーム「サマナーズウォー」は、サクサクと快適にプレイできました。

リフレッシュレート60Hzと比べて画面更新が50%早く、画面の滑らかさと操作性が大幅に向上されています。

ディスプレイはWUXGAで高精細なので、寄りで見てもキレイです。

ブラウザ動作も快適で、十分な広さがあるので目に見える情報量の多さに気づきます。


YouTubeなどの動画再生も快適でした。

Xなど、縦スクロールもヌルヌルサクサクなので見ていてストレスを感じることがありません。

前面カメラは8MP、背面カメラは13MPの高解像度です。

背面カメラを使って写真を撮ってみました。



さすがにiPhoneのハイエンドモデルには敵いませんが、タブレットとしては十分な画質です。
Hペンシルに対応し、4096筆圧検知とカーソル傾き補正でイラスト制作が可能です。


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付属のソフトで絵を書いてみましたが、とても快適でした。


本記事では「【HUION Kamvas Slate 11 レビュー】価格・性能・使い心地を本音で評価!」について書きました。
総合的に見て、「HUION Kamvas Slate 11」は価格以上の価値を感じられる一台でした。
約4万円台(執筆時点)という手の届きやすい価格帯でありながら、描き心地や性能はプロユースにも十分応えてくれるレベル。
これからデジタルイラストに本格的に取り組みたい人はもちろん、サブ機を探している経験者にもおすすめできる製品です。
コストパフォーマンスに優れた液タブを探している方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。