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こんにちは、近頃モバイルバッテリーの需要の高さを実感しているイツキ(@saigalog)です。
スマホを始めとしタブレットやノートPC、完全ワイヤレスイヤホンも持ち歩きますし、暑いときはポータブル扇風機、寒ければ充電式カイロも重宝しますよね。
さらに外出先では、そのモバイルバッテリー自体を充電する充電器が必要になってきます。
大容量でコンパクトなモバイルバッテリー、そして高出力の充電器が欲しい、と考えていた矢先うってつけの製品をレビューできる機会をいただきました。
それがAnkerの「Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano」。
英語だし、製品名が長すぎて何がなんだか!?となった方、ご安心ください。
実はモバイルバッテリーと充電器が1つになった製品です。
つまり、
- PowerCore Essential 20000 PD
- PowerPort III Nano
の2つがセットになった製品ということですね。
モバイルバッテリーの「PowerCore Essential 20000 PD」は20000mAhの超大容量。
高級感のある外観、そしてPD18Wによる急速充電が可能で幅広い端末に対応しています。
急速充電器の「PowerPort III Nano」はApple純正の充電器と同じくらいコンパクト。
それでいて18Wの高出力に対応し、Anker独自技術のPowerIQ 3.0も搭載しています。
本記事では、そんな高性能なモバイルバッテリーと充電器がセットになった「Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano」を詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano」の外箱は、白と青を基調としたシンプルなデザイン。
裏面はこんな感じ。
同梱物として以下のものが入っています。
- PowerCore Essential 20000 PD
- PowerPort III Nano
- USB Type-Cケーブル
- トラベルポーチ
- 取扱説明書
付属のトラベルポーチはメッシュ素材でできており、とても軽く、向こう側が透けて見えるのがわかります。
「PowerCore Essential 20000 PD」をこのようにスッポリと入れて、持ち運ぶことができます。
柔らかい素材なのでモバイルバッテリーが傷つく心配がなく、安心です!
USB Type-Cケーブルの長さは約90 cmでした。
「Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano」は、20000mAhのモバイルバッテリー「PowerCore Essential 20000 PD」とPD対応急速充電器「PowerPort III Nano」がセットになった製品です。
「PowerCore Essential 20000 PD」と「PowerPort III Nano」は、それぞれ別商品としても販売されています。
- PowerCore Essential 20000 PD:5,999円(税込)
- PowerPort III Nano:2,190円(税込)
個別に買うと合計8,198円、セットだと6,990円なので1,208円もオトクです!
ちなみに「PowerPort III Nano」を個別で買う場合は、カラーバリエーションとして「ホワイト」も用意されています。
ですので、どうしてもホワイトが欲しい!という場合は個別に買うという選択肢も…!
バッテリーは20000mAhと超大容量。
iPhone 11 Proなら約4回分のフル充電が可能です!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 11 Proの容量」で計算しています。
20000mAh × 0.7 ÷ 3046mAh = 約4回
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano |
モバイルバッテリーサイズ | 74 × 158 × 19 (mm) |
モバイルバッテリー重さ | 343 g |
充電器サイズ | 27 × 27 × 30 (mm) |
充電器重さ | 30 g |
入力(モバイルバッテリー) | 5V=3A、9V=2A、15V=1.2A |
出力(モバイルバッテリー) | USB-Cポート:5V=3A、9V=2A、15V=1.2A USB-Aポート:5-6V=3A、6-9V=2A、9-12V=1.5A |
合計最大出力(モバイルバッテリー) | 18W (USB-Cポート、USB-Aポート単体での充電時) / 15W (2ポート同時充電時) |
入力(充電器) | 100 – 240V~0.6A 50 – 60Hz |
出力(充電器) | 5V=2.4A / 9V=2A |
外観
「PowerCore Essential 20000 PD」の外観は、黒を基調とし余計な装飾などはないシンプルなデザイン。
特に表側の表面は繊細に仕上げられていて、とても高級感があります。
よくあるプラスチッキーな質感とは一線を画しています!
左側には光沢のある「ANKER」のロゴ。
右側には4つのLEDインジケーターがついた電源ボタンがあります。
電源ボタンを2秒間長押し、または2回押すことで「低電流モード」へ切り替わり、インジケーターの1つが緑色に点灯します。
「低電流モード」とは、イヤホンやスマートウォッチなど入力電流が低い製品に対して使用するモードです。
裏面もつや消しの黒一色で、とてもシンプルな仕上がりになっています。
本体下部には製品が仕様が記載されています。
PowerCore Essential 20000 PD
Model/品番:A1281
Capacity/容量:3.6Vdc 20000mAh/72Wh
PD Input/PD入力:5V 3A/9V 2A/15V 1.2A
PD Output/PD出力:5V 3A/9V 2A/15V 1.2A
PIQ 2.0 Output/PIQ2.0 出力:5-6V 3A/6-9V 2A/9-12V 1.5A
Total Output/合計出力:5V 3A Max
PSEマークが記載されているので、安心して使うことができますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
※丸形PSEマークは菱形に比べると検査基準が緩くなりがちで、自社での検査となるため信頼できるメーカーかどうかの見極めも重要です。
また、本体下部にはUSB Type-Aポート、USB Type-Cポートが並びます。
付属のUSBケーブル、そして「PowerPort III Nano」を使用して急速充電することができます。
本体充電中は電源ボタンにあるLEDインジケーターが点滅します。
「PowerPort III Nano」の外観もつや消しの黒で、シンプルなデザイン。
正面にはPowerIQ 3.0のロゴとUSB Type-Cポートがあります。
コンセント面には製品の仕様が記載されています。
PowerPort III Nano
充電器 Model/品番:A2616
Input/入力:100-240V~0.6A 50-60Hz
Output/出力:5V 2.4A/9V 2A
サイズ・重量
「PowerCore Essential 20000 PD」のサイズは74 × 158 mmです。
厚さは19 mm。
「PowerPort III Nano」のサイズは27 × 27 mmです。
奥行きは30 mmでした。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
「PowerCore Essential 20000 PD」を手に持つとこんな感じ。
少し大きめなスマホと同じくらいのサイズです。
「PowerPort III Nano」を、iPhoneやiPadに付属してくるApple純正の充電器と比較してみました。
同じくらい、またはそれよりも小さくて最大18Wの出力に対応しているのだから驚きです!
「PowerCore Essential 20000 PD」の重さは343 g。
「PowerPort III Nano」の重さは30 gでした。
機能
「PowerCore Essential 20000 PD」は、USB Type-AとType-Cの2つのポートを搭載し、各ポート最大18Wの出力で急速充電が可能です。
2ポート同時に使用する場合は、合計の最大出力が15Wになります。
低電流モードも搭載されているので、イヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器も最適な電流で充電できます。
「PowerPort III Nano」と付属のUSB Type-Cケーブルを使うことで、バッテリー本体も急速充電することができます。
PD18Wなら、20000mAhをフル充電まで約6.8時間という早さ!
Power Delivery(PD)とPowerIQ 2.0に対応しているので高い互換性があり、スマホやタブレットなど幅広い端末を急速充電することができます。
USBポートに接続された機器を自動判別し、適切な電流で急速充電するAnkerの独自技術です。
PowerIQ 1.0は最大12W、PowerIQ 2.0は最大18Wの出力に対応しています。
Anker独自の多重保護システムでお使いの機器、そしてユーザーの安全を守ります。
「PowerPort III Nano」は重さ30 g、一般的な5W出力の充電器と同じくコンパクトサイズながら、18Wの高出力を実現しています。
PowerIQ 3.0により最新のiPhoneや、その他USB Type-Cに対応したノートPCやゲーム機などを急速充電することができます。
PowerIQ 2.0がさらに進化したAnkerの独自技術。
PowerIQ 2.0の最大出力が18Wだったのに対し、PowerIQ 3.0の最大出力は100Wと大幅に向上しています。
Ankerの最新技術で今までにないコンパクトサイズに、最先端の充電効率と放熱性が詰め込まれています。
Anker独自の多重保護システムで、長期間安定して使うことができます。
- 電子回路のショート防止
- 温度管理
- サージ保護機能
高い互換性を持ち、Apple製品やタブレット端末などのUSB Type-C機器に対応し、PDによる急速充電が可能です。
「PowerCore Essential 20000 PD」のUSB Type-C、Type-AポートからLightningケーブルでiPhone 11 Proを充電したときの電流値を計測してみました。
- USB Type-C:9.19 V × 1.96 A = 約18 W
- USB Type-A:5.15 V × 1.50 A = 約7.7 W
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電するには充分な出力数です。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
また「PowerPort III Nano」を使って「PowerCore Essential 20000 PD」を充電したときの電流値も計測してみました。
スペックの上限値18Wに近い出力数で、バッチリ急速充電できていますね!
本記事では「【Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano レビュー】超大容量モバイルバッテリーと超コンパクト急速充電器がセットになった最強タッグ」について書きました。
モバイルバッテリー「PowerCore Essential 20000 PD」は20000mAhの超大容量で、最新スマホでも4回フル充電できるくらいのスペックを誇ります。
それでいてサイズはコンパクト、重さも343 gに抑えているのはまさに驚異的。
急速充電器「PowerPort III Nano」も、これまた超がつくほどコンパクト。
PD18Wという高出力に対応し、さらには最新規格であるPowerIQ 3.0も搭載しています。
このセットさえ持っておけば、外出先でバッテリー不足に悩むことはなくなると言っても過言ではないでしょう。
セットになっている本製品なら、個別で買うより約1,200円もオトクな「Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano」をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。