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こんにちは、常に快適なPC作業環境を追求しているイツキ(@saigalog)です。
PC作業で使うデスクには椅子やマウス、キーボードなど様々な家具やガジェット類が必要不可欠ですが、何より忘れてはならないのがモニターですよね。
広く見やすく使いやすい。
そんな基本的かつ贅沢な欲求を叶えてくれるのが、今回レビューするBenQの「EW3880R」です。
解像度は3840 × 1600、サイズは37.5インチのウルトラワイドモニターであり、さらに2300Rの湾曲モニターなので少ない視点移動でバッチリと全画面を見渡せます。
HDRをさらに進化させた独自技術「HDRi」を搭載しているので、映画視聴やゲームで使うときも最高のパフォーマンスを発揮。
また3つのスピーカーで2.1chを実現し、モニタースピーカーらしからぬ迫力のある高クオリティなサウンドを楽しめます。
赤外線リモコンにも対応しているので、離れたソファに座りながら音量調整などの操作ができるのがとても便利です。
本記事ではそんな至れり尽くせりな湾曲マルチメディアモニター「BenQ EW3880R」について、実際の使用例も含めて詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「BenQ EW3880R」の外箱は、白を基調としたシンプルなデザインです。
箱のサイズは514 × 1150 × 248 mmと大きいので、開封は広い場所で行うことをおすすめします。
同梱物として以下のものが入っています。
- モニター本体
- ベーススタンド
- モニタースタンド
- リモコン
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- USB Type-C to Cケーブル
- ネジ(M4 × 10 mm)× 4
- ドライバー
- 入出力インターフェースカバー
- クイックスタートガイド
- 製品保証書
金属製のベーススタンドにはメタリックブラウンの塗装がされており、シンプルで無駄のないデザインです。
ベーススタンドの底面には滑り止め用のゴムが貼られています。
モニタースタンドの両端には、ベーススタンドとモニターにそれぞれ接続するための端子があります。
モニタースタンドだけで2 kg超えと重いので、取り扱いには十分注意しましょう。
USB Type-C to Cケーブルの長さは約100 cm。
HDMIケーブルの長さは約150 cmです。
電源ケーブルの長さは約150 cmでした。
付属の黒いリモコンにはボタン電池(CR2032)が内蔵されています。
電池がなくなったら裏フタを開けて交換しましょう。
コノ字型のカバーはモニターとスタンドの接続部につけ、入出力インターフェースカバーは各種ポートやケーブルを隠してスッキリと見せることができます。
「BenQ EW3880R」は解像度3840 × 1600、37.5インチでHDRに対応しあらゆるニーズにマッチするマルチメディア湾曲モニターです。
主な特徴は以下の12個。
- HDRi Cinema
画像の色あせを防ぐため、コンストラストとカラーパフォーマンスを向上させ、コンテンツの映像美を引き出してくれます。 - HDRi Game
露出オーバーを避けるため、暗いシーンのディテールと色のグラデーションのコントラストを強調し、ゲームへの没入感と視認性を高めてくれます。 - フレームレート24P
フレーム24Pはフィルム映画のような質感をもたらします。 - Racing Mode
広い視野角とクリアな映像で手に汗握るレース体験を実現します。 - DCI-P3 カバー率95%
DCI-P3 カバー率95%でデジタルシネマの色をありのまま再現します。 - Curved 2300R
2300Rの湾曲率はパノラマのような景色を実現し、映像の世界を余すことなく体験することができます。 - 21:9アスペクト比
21:9アスペクト比は、33%多くのスペースを生み出し、より多くの視聴/作業スペースを提供します。 - WQHD+解像度
WQHD+解像度は鮮明な映像に加えて、より広い視野角を実現します。 - Night Mode
夜の静かな視聴環境でも低い声をよりクリアにお届けします。 - 2.1chスピーカー
内蔵2.1chスピーカーで、あらゆるシーンのリアルなサウンドを体感してください。 - 8W subwoofer
8Wウーファーは立体的な音響を生み出し、更なる臨場感をもたらします。 - 3W speaker
3W × 2ステレオスピーカーにより、映像の世界へ引き込む最高級の全音域サウンドを提供します。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | BenQ EW3880R |
本体サイズ | 414 × 896 × 456 ~ 576 (mm) |
重さ | 約13.35 kg |
LCDサイズ(インチ) | 37.5インチ ウルトラ湾曲(2300R) |
アスペクト比 | 21:9 |
最大解像度 | WQHD+(3840 × 1600) |
画素ピッチ(mm) | 0.22908 |
通常輝度(cd/㎡) | 300 |
通常コントラスト | 1000 |
通常DCR(ダイナミックコントラスト比) | 20M:1 |
パネルタイプ/バックライト | IPS/LED |
視野角(左右/上下)(CR≥ 10) | 178°/178° |
通常応答速度(Tr+Tf)(ms) | 4ms(GTG) |
表示色 | 約10億7000万色 |
カラービット | 10ビット |
色域 | DCI-P3 95% |
接続(出入力) | HDMI 2.0 × 2 DisplayPort 1.2 × 1 USB Type-C(60W給電) × 1 ヘッドホンジャック |
外観
「BenQ EW3880R」の外観は黒を基調としたシックなカラーリングで、クセがなくインテリアにあわせやすいデザインになっています。
液晶パネルはノングレア(非光沢)なので、映り込みが気にならず映像に集中することができます。
モニター下のベゼルには左右にそれぞれスピーカーが内蔵されています。
モニターの中央下部には黒く光沢のあるリモコン受光部があります。
モニターの下部左側には、メーカー名である「BenQ」のロゴ。
モニターの下部右側にあるインジケーターは稼働時に白く点灯し、待機時はオレンジ色に点灯します。
右側にはHDRiの物理ボタンがあり、押すことでHDRiのモードを瞬時に切り替えることができます。
フレームを上から見たところ。
2300Rの湾曲率です。
フレームの厚さには幅があり、中央部がもっとも厚く、両端がもっとも薄くなっています。
モニターライトやウェブカメラなどをフレーム上にかけられない場合があるので、ご注意ください。
モニターの背面はこんな感じで、全体的になめらかなカーブを描いたフォルムになっています。
背面下部に入出力インターフェースカバーを取り付けて、各種ポートやケーブル類を隠しながらスッキリと収納できます。
モニタースタンドには四角い穴が空いており、ケーブルを通して配線がしやすい工夫がされています。
背面上部にはスピーカーがあります。
薄いモニターでも高品質の音声を実現できるのが「treVolo オーディオシステム」です。
高音から重低音まで完全なサウンドスペクトルを表現し、驚異的なサウンドを体験できます。
5つのサウンドモード(シネマ・ライブ/ポップ・トーク/ボーカル・ロック/パーティー・ゲーム)に加え、最高音質のサラウンドシステムを楽しむため高音、中音、低音の3つのサウンドを微調整して設定できます。
前面にある2つのスピーカーと背面スピーカーで、2.1ch(3W × 2 + 8Wサブウーファー)を実現しています!
背面中央にあるネジ穴は100 × 100のVESA規格に対応しています。
背面左側には各入力ポートが並びます。
左から順に…
- ヘッドホンジャック
- HDMI 2.0
- HDMI 2.0
- Display Port 1.4
- USB Type-C(60W給電、DisplayPort Alt Mode、データ転送)
- USB Type-A × 2(USB 3.0)
また、ラベルには製品の仕様が記載されています。
背面右側には電源ケーブル用のポートがあります。
モニター向かって右側の背面には、モニターの設定などで使用するジョグボタンと電源ボタンがあります。
ジョグボタンを操作するとOSDメニューが表示され、各種設定を行なえます。
詳しい操作方法や、設定できる項目は記事の後半で解説しています!
視野角の広いIPSパネルを採用しているので、このように横から見ても映像がキレイに見えています。
スイベルは左右に15°まで調整できます。
前後に角度調整(チルト)は上向きに15°、下向きには5°できます。
高さは120 mmの範囲で上下に調整できます。
解像度3840 × 1600、リフレッシュレート60Hzに対応しているので最新のゲーム機を快適にプレイできます。
視聴者が最高の体験が得られるように設定を微調整することにより、既存のHDR効果を強化します。
「ゲームHDRi」ではコントラストと細部のバランスをとります。
「シネマHDRi」ではコントラストとディテールの両方を維持することにより、色あせた画像を改善し全体的な視聴体験を最適化します。
通常のHDRだとゲーム画面が暗くなりすぎる問題を、独自技術「HDRi」が見事に解決しています!
また自分のYouTubeチャンネルの動画や映画を視聴してみました。
21:9ウルトラワイドのアスペクト比は、映画を見るのにまさにうってつけです!
もちろんPCモニターとしても使えます。
60W給電に対応し、PCからUSB-Cケーブル1本で映せるのがこのモニターの大きなメリットです。
近くで見ても超高精細な映像を楽しめます。
作業スペースがとても広く、ブラウザを横に並べてもまったく問題なく閲覧できます。
デュアルディスプレイなどでモニターの枚数を増やすのが一般的ですが「BenQ EW3880R」なら一台でそれが叶ってしまいます。
特に2画面分割機能(PBP)がとても便利で、このように片方にゲーム画面を表示してもう片方にPC画面を開くという使い方もできます。
複数人での利用や、ゲーム攻略サイトを見ながらのプレイもできるということです!
サイズ・重量
「BenQ EW3880R」のサイズは414 × 896 mmです。
ベーススタンド使用時は、床から上部フレームまでの高さが456~576 mm(可変)になります。
フレームの端から表示部までの幅は約10 mm、下部は約36 mmでした。
ベーススタンドの幅は584 mm、奥行きは300 mmです。
重さ(ベーススタンド込)は約13.35 kgでした。
モニターのみの重さは約10 kgとなります。
機能
「BenQ EW3880R」の組み立て・設置はシンプルでカンタンです。
煩雑になりがちなケーブルを隠せるのでスタイリッシュに設置できます!
「BenQ EW3880R」はBenQ独自のHDRi技術とtreVoloオーディオシステムによる鮮明な映像と大迫力サウンドで、今までにない没入感のある体験を楽しめます。
まるで映画館にいるような映像と音響体験をお届けするシネマHDRiやシネマサウンドモードを搭載し、自宅で究極のエンターテイメント体験を実現します。
3種類のHDRiモードと5つのサウンドモードを搭載し、視聴コンテンツにあわせた最適な映像と音響体験を生み出します。
- シネマ
- ライブ/ポップ
- トーク/ボーカル
- ロック/パーティ
- ゲーム
大きな37.5インチIPSパネルにゲームHDRi、レーシングモードやFreeSync技術を搭載し、ゲームの世界を余すことなく体験できます。
湾曲率2300Rで包み込むような映像と、アップビートな音響を作り出す8Wウーファー搭載で没入感のある視聴・音響体験を実現します。
HDMIやDisplayPort、USB Type-Cなど豊富なポートを搭載し様々な入力ソースから多様なコンテンツを楽しめます。
treVolo技術によって細部まで調査いせれた高ワットスピーカーを内蔵し、低音からクリアな高音質なサウンドを楽しめます。
BenQ独自のアイケア技術でユーザーの目の疲れを軽減してくれます。
- 電子ペーパーモード
読みやすいように白黒の読書レイアウトをクリアにする電子書籍閲覧向け機能 - ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)
周囲の明るさと色温度を検知して、ディスプレイの設定を自動調整 - カラーユニバーサルモード
赤と緑の2色を調整し、多様な色覚を持つ人でも色の違いを識別することが容易になる - ブルーライト軽減
目の疲れと不快感を効果的に軽減 - フリッカーフリー
あらゆる輝度レベルでフリッカーを除去
特に毎日モニターを長時間見続ける私のような方は眼精疲労の悩みがつきないので、ケアしてくれるのは本当にありがたいです。
「BenQ EW3880R」はジョグボタンやリモコンで、OSDメニューから各種設定ができます。
「OSD」とはOn Screen Displayの略、つまりディスプレイ上に設定画面を表示する機能のことです。
ジョグボタンやリモコンを「上下左右」に動かすことでメニューを操作できます。
細かい設定や調整が可能で、しかもそれをリモコンで操作できる快適さを知ると他のモニターにはもう戻れません!
本記事では「【BenQ EW3880R レビュー】没入感が桁違い!圧倒的解像度で2画面分割機能が超便利なマルチメディア湾曲モニター」について書きました。
価格は15万円前後と、一般的なモニターと比べてお高めではありますが欲しい機能がモリモリ搭載され、さらにはスピーカーを別で用意しなくても良いと考えると非常にコスパに優れていると言えるのではないでしょうか。
PC作業はもちろん、映画やゲームなどマルチに使えるウルトラワイドな湾曲モニターをお探しの方は、ぜひ「BenQ EW3880R」をチェックしてみてはいかがでしょうか。