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こんにちは、子どもの作品の収納方法に困っているイツキ(@saigalog)です。
作品と言っても絵や工作など様々ですが、共通して言えるのはかさばること。
子どもが頑張って作ったり描いたりしたものを無下にはしたくないですし、かと言ってしまっておく場所にも限界がある。
カメラで撮って写真にしておく、またはスキャンしてデジタルデータにするという方法はよく聞きますがいろいろと手間がかかるのも事実です。
家にあるプリンターはあまり性能がよくないし、準備するのも面倒…。
そんなわが家にうってつけの製品をレビューできる機会をいただきました。
それがCZURの「CZUR Shine」。
一見すると台に棒が刺さったようなT字型の謎の機械ですが、実は折りたたんでコンパクトに収納できるスマートスキャナーです。
クロスバーを90°持ち上げるだけで、スキャナーとしての準備が整います。
あとは本体とPCをUSB接続すれば、カンタンにスキャン環境ができてしまいます。
ライトの光量は充分ですし、カメラも高解像度で撮影できるので絵に限らずあらゆる資料をスキャンすることが可能です。
さらに付属のフットペダルを接続すれば足で操作できるので、大量の資料もスムーズにスキャンすることができます。
本記事ではそんな「CZUR Shine」について、実際の使用感や専用ソフトの詳細など詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「CZUR Shine」の外箱は、黒基調でシンプルなデザイン。
同梱物として以下のものが入っています。
- CZUR Shine本体
- USB Type-Aケーブル
- フットペダル
- ソフトパッド
- CD-ROM
- ユーザーマニュアル
- 指サック × 2
スキャンのスイッチとなるフットペダルのケーブルの長さは約190 cmです。
USB Type-Aケーブルの長さは約150 cm。
指サックは左右それぞれ1つずつ付属しています。
CD-ROMの中には専用ソフトとユーザーマニュアル、ソフトウェアマニュアルが入っています。
ソフトパッドはスキャンするものの下に敷いて使います。
「CZUR Shine」は、難しい操作や編集の手間なくカンタンにスキャンすることができるスマートスキャナーです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | CZUR Shine |
本体サイズ | 117 × 158 × 408 (mm) |
重量 | 1015 g |
センサー | CMOS |
画素数 | 1300万 |
解像度 | 4160 × 3120 |
プレスキャン | 0秒 |
スキャンサイズ | ≦A3 |
スキャン速度 | ≦1秒 |
フォーマット | JPG |
カラー | 24 bits |
動的ファイル出力形式 | MP4(1600*1200、1920*1080) |
静的ファイル出力形式 | JPG,PDF,Searchable PDF,Word,Excel |
DPI | A4 340,A3 245 |
ビデオストリーム形式 | MJPG |
ビデオパラメーター | MJPG 4160 × 3120@10fps |
USB Type | USB 2.0 |
LEDライト | Natural Light + LED Fill Light |
光量調整 | 無段階調整 |
フォーカスモード | 自動 |
外観
「CZUR Shine」の外装は黒一色、シンプルなデザインでマットな質感です。
横から見るとこんな感じ。
クロスバーは90°可動し、折りたたんで収納することができるのでコンパクトです。
ダイヤル(ホームボタン)を回すとライトの明るさを調整でき、押すとライトのON/OFFを切り替えられます。
PCと接続時は隣のパワーランプが青く点灯します。
カメラ部には2つのライトが付いていて、スキャンするものを明るく照らします。
かなり光量があるので、直接目で見ないように注意しましょう。
メインバーは引き出すことで約7.5 cm長くすることができます。
台座の底面にはフットペダルを接続するUSBポート、PCと接続するUSBポートがあります。
付属のUSBケーブルを使ってPCとフットペダルを接続し、このようにセッティングします。
フットペダルを踏むだけでスキャンできます。
大量の資料をスキャンするときは両手がふさがりがちなので、足で操作できるのはとてもありがたい!
底面はこんな感じで、四隅に滑り止めがついています。
中央のラベルには製品の仕様と、シリアルナンバーが記載されています。
Name:CZUR Shine Ultra
Model:Shine 1300A3 Pro
Suffix:AF
Input:USB 5V 500mA
CMOS Sensor, 13 Megapixels(Max 4160*3120), Scanning Size A3
シリアルナンバーは専用のソフトをインストールするときに使うので、人に知られないようにしましょう!
サイズ・重量
「CZUR Shine」のクロスバーの長さは295 mm、メインバーの長さは309 mm(最長383 mm)、基台の高さは25 mmです。
クロスバーのサイズは31 × 35mm、メインバーのサイズは37 × 37 mm。
基台のサイズは117 × 158 mmです。
ソフトパッドのサイズは367 × 490 mmでした。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは1015 gでした。
機能
まずは「CZUR Shine」を使うためにソフトをインストールしましょう♪
画面右下にある「スキャンボタン」を押す、またはフットペダルを踏むことでカメラに映った資料や絵をスキャンできます。
試しに長女が描いた絵をスキャンしてみました笑。
スキャンした画像は各機能で編集することができます。
「カラーモード」では画像にあった色調に変更できます。
「回転する」では画像を回転できます。
「切断」では画像をトリミングできます。
「削除」では画像を削除できます。
「標準化」では各用紙サイズに合わせることができます。
「ウォーターマーク」では画像に透かしを入れることができます。
「品質」ではコントラストやシャープネスを調整できます。
「印刷」では画像を印刷できます。
「リネーム」では画像のファイル名をリネームすることができます。
また、スキャンした画像を各種ファイル形式にエクスポートすることができます。
- OCR
- Excel(OCR)
- サーチャブルPDF
- TIFF
書類の例としてこの「CZUR Shine」の説明書、また絵の例としてスキャンした娘の作品がどんな感じで保存されるのかご紹介します。
すごくキレイにスキャンできているのがわかると思います!
「CZUR Shine」は本や雑誌を裁断することなく瞬時にデジタル化が可能で、あらゆるフォーマットに出力できるオーバーヘッドスキャナーです。
従来のスキャナーでは、本や雑誌などをスキャンするときキレイにセットし、取り込んだパソコンで加工するといった面倒な作業がありました。
「CZUR Shine」なら、マットの上に置いてボタンを押すだけなので本や雑誌に限らず、書類や複数の名刺などもすべてワンタッチでデジタル化できます。
また、見開きページ湾曲補正を含むソフトウェアの自動補正機能が豊富なので、スキャン後の加工作業がほとんど必要ありません。
折り畳み可能なので場所を取らず、重量も約1 kgと軽量なのでカンタンに持ち運びができます。
家に積まれた本や雑誌類。
オフィスに溜まった書類や名刺。
外出先で重たい本や貴重な資料など、「CZUR Shine」は人や場所を問わず誰でもカンタンにデジタル化できるツールです。
消費電力を抑えることでUSB Type-Aでの給電と通信を採用しているので、重たいACアダプターを使う必要はありません。
温帯は約74 mmの伸縮が可能なので、折りたたんだときの高さがA4サイズのノートに近く、カバンやリュックなどでの持ち運びに最適です。
ソフトウェアをインストールしたパソコンとUSBケーブルで接続するだけなので、スキャンの準備に30秒もかかりません。
見開きページを抑えている指(指サック)を画像の中から自動的に検出して削除し、ページを左右に分割して保存できます。
OCR(光学文字認識)機能を搭載し、取り込んだ画像から文字を認識し、WordやExcel、PDFといった文書ファイルに出力できます。
複数対象を個別認識できるので、一度のスキャンで小さな切手や名刺を一気にデジタル化できます。
少し破けたり、折れている書類も設定することでソフトウェアが自動補完し、キレイにデジタル化できます。
身分証や証明書のスキャンを行うとき、表面と裏面のデータを二度にわけてスキャンし結合して出力することができます。
画質は1300万画素で、スキャンの高さ調整で最高340DPI/A4と、高い性能を誇ります。
見開きページをスキャンするとき、指(指サック)で押さえながらフットペダルを踏むだけでカンタンに、そして効率的にスキャンできます。
本体にマイクが内蔵され、レコーディング機能を使えばスキャン画像の動画を保存することもできます。
スマートなスキャナーとしてはもちろん、デスクライトとしても使えるのでインテリアとして自然に部屋の中に置けます。
本記事では「【CZUR Shine レビュー】高解像度カメラであらゆる資料を手軽にスキャンできるコンパクトなスマートスキャナー」について書きました。
一般的なJPEG画像にはもちろん、その他各種フォーマットに出力できるのが便利です。
わが家のように大量の子どもの作品の置き場所に困っている、またはビジネスなどでスマートに高速に書類をスキャンしたいという方にうってつけの本製品。
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