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こんにちは、自宅の掃除はほとんどロボットに頼りっきりのイツキ(@saigalog)です。
ロボット掃除機と言えば現代における三種の神器と言っても過言ではなく、これの有無で自分や家族が自由に使える時間の長さが大きく変わってきます。
近頃はゴミ吸引に加えてモップ清掃もできるようになったりと、日々の進化が止まらない昨今。
今回レビューするECOVACSの「DEEBOT T20 OMNI」は、最先端のテクノロジーが注ぎ込まれたロボット掃除機です。
過去モデルである同社の「DEEBOT T10 OMNI」をベースに、温水によるモップ洗浄や物体回避機能など細かい点が進化。
吸引力も5,000paから6,000paに増え、まさにパワフルで無敵とも言えるロボット掃除機に仕上がっています。
本記事ではそんなロボット掃除機としての機能がさらにブラッシュアップされた「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」について、実際に掃除している様子も含めて詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」の外箱は、白と青を基調としたシンプルなデザインです。
箱のサイズは490 × 540 × 640 mmと大きいので、開封は広い場所で行うことをおすすめします。
同梱物として以下のものが入っています。
- DEEBOT T20 OMNI本体
- 全自動クリーニングステーション
- 電源コード
- デュアルサイドブラシ
- ウォッシャブルモップパッド
- クリーニングブラシ
- メンテナンスツール
- 取扱説明書
電源コードは2種類同梱されており、それぞれの長さは約180 cmです。
その他アタッチメントが多数付属しています。
ウォッシャブルモップパッドの毛束は柔らかく、細かい繊維で作られていることがわかります。
クリーニングブラシでロボット掃除機や全自動クリーニングステーションをメンテナンスします。
クイックスタートガイドには7つの手順でセットアップの方法が記載されています。
初期設定時の参考に活用しましょう。
「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」はエリアマッピング・水拭き掃除・ゴミ収集のすべてを自動で行い、スマホアプリで管理できるAIロボット掃除機です。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | ECOVACS DEEBOT T20 OMNI |
ロボット掃除機サイズ | Φ344 mm、高さ106 mm |
全自動クリーニングステーションサイズ | 417 × 448 × 573 (mm) |
ロボット掃除機重さ | 約4.20 kg |
全自動クリーニングステーション重さ | 約14.10 kg |
吸引力 | 6000pa |
動作音 | ≤66(sweep) ≤68(sweep&mop) |
充電時間 | 約6.5時間 |
バッテリー容量 | 5200mAh |
バッテリータイプ | 充電式リチウムイオン電池 |
稼働時間 | 最大260分 |
水タンク容量 | 清水4L/汚水4L |
外観
「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」は、白とシルバーを基調とした高級感のある外観です。
真上から見るとこんな感じ。
自動モードボタンは点滅/点灯し、掃除機本体の状態を示します。
- 1回押す:掃除開始/一時停止
- 3秒長押し:全自動クリーニングステーションに戻る
中央上部にはTrueMapping距離センサーがあります。
TrueMapping距離センサーは本体から25 mmほど高くなっています。
トップカバーは持ち上げることで上に開きます。
本体側にはダストボックスや各種ボタンがあります。
右側上部には電源スイッチ、Wi-Fiステータスインジケーターが並んでいます。
- ゆっくり点滅:Wi-Fiに接続されていない/Wi-Fi接続を待機中
- すばやく点滅:Wi-Fiに接続中
- 点灯:Wi-Fiに接続済み
ダストボックスはダストビンハンドルを上に持ち上げて取り外すことができます。
ダストボックスは半透明で、中に溜まったゴミの量がわかりやすくなっています。
ダストボックスの側面にあるフタを開き、各種フィルターをメンテナンスできます。
底面はこんな感じ。
ウォッシャブルモップパッドを取り付けて、掃除機本体の底面に付けることで水拭き掃除ができるようになります。
底面の中央にあるラベルには製品の仕様が記載されています。
- DEEBOT T20 OMNI 床掃除ロボット
- 型番:DLX23
- 定格電圧:20V
- 定格電流:2A
- 充電ドック:CH2232
底面の前方にサイドブラシを左右それぞれ取り付けます。
駆動ホイールは底面を下にして置くとロボット掃除機本体の中に沈みます。
フローティングラバーブラシはカバーを取り外してメンテナンスできます。
側面にはTrueDetect 3Dセンサーがあります。
側面の後ろ側には充電コネクタとポート(DUST OUTLET)があります。
全自動クリーニングステーションの外観は、シルバーと白を基調とした清潔感のあるデザインです。
上から見るとこんな感じ。
天面の手前側にはコントロールパネルボタンがあります。
トップカバーを開くとこんな感じ。
中には汚水タンクと清水タンクがあります。
集塵室の下にポップアップボタンがあり、それを押すと集塵室が開き中のダストボックスを取り出せます。
背面はこんな感じ。
背面のラベルには全自動クリーニングステーションの仕様が記載されています。
- ドッキングステーション(全自動クリーニングステーション)
- 型番:CH2232
- 定格入力:100V~ 50-60Hz
6.1A(ゴミ収集時)
1.0A(モップ乾燥時)
9.6A(温水洗浄用モップ)
0.9A(充電時) - 定格出力:20V 2A
ラベルの上には持ち手用の溝があります。
背面の右側下部には電源ポートがあります。
付属の電源コードを取り付けます。
側面はこんな感じ。
底面には滑り止めがついています。
全自動クリーニングステーションに格納されている各種タンクを取り出してみました。
清水タンクは青みがかった透明です。
汚水タンクは黒みがかった透明です。
色別にわけられているので青は清水、黒は汚水と覚えておけば間違いありません!
サイズ・重量
「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」のロボット掃除機の直径は344 mmです。
高さ(床からTrueMapping距離センサーの上部まで)は106 mm。
全自動クリーニングステーションのサイズは417 × 448 mm。
高さは573 mmでした。
ロボット掃除機をスマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さはそれぞれロボット掃除機が約4.20 kg、全自動クリーニングステーションが約14.10 kgでした。
機能
まずは「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」を設定して、掃除ができるように準備しましょう!
ECOVACS HOME
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清掃中は徐々にエリアマッピングが進んでいきます。
わが家の場合、リビングダイニング約14畳が約20分で掃除完了しました。
「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」が掃除している様子を動画にまとめてみました。
ちなみに掃除対象となる部屋の間取りはこんな感じ。
アプリ上で忠実にエリアマッピングされているのがわかります。
3D地図を見れば部屋の間取りがさらにわかりやすく確認できます。
掃除メニューはエリア・自動・ホーム・カスタムの中から選択できます。
清掃予約では時刻と繰り返し曜日を設定し、掃除のスケジュールを管理できます。
掃除メニューの「エリア」では掃除箇所をエリアごとに指定、「カスタム」ではさらに細かいポイントを指定できます。
マップは自動で作成されますが、「マップ管理」で名前の変更やエリアの微調整を手動で行なえます。
また設定画面では、YIKO音声アシスタントや清掃ログなどの確認や設定変更できます。
YIKO音声アシスタントではON/OFFの切り替え、言語や音量を変更できます。
- OK YIKO、掃除に行って
- OK YIKO、始めて
- OK YIKO、清掃して
- OK YIKO、自宅をマッピングして
- OK YIKO、マッピングを開始して
- OK YIKO、キッチンを水拭きして
- OK YIKO、ベッドルームとリビングルームを掃除して
- OK YIKO、部屋1とキッチンを清掃して
- OK YIKO、ソファの下の掃除を開始して
- OK YIKO、靴入れの周りを掃除して
- OK YIKO、リビングルームのソファ周りの床の水拭きに行って
- OK YIKO、ここに掃除しに来て
- OK YIKO、離れて掃除をやめて
- OK YIKO、ここの清掃をやめて
- OK YIKO、一時停止
- OK YIKO、掃除をやめて
- OK YIKO、続けて
- OK YIKO、タスクを続けて
- OK YIKO、シャットダウンして
- OK YIKO、清掃をやめて
- OK YIKO、ホームに戻って
- OK YIKO、ベースステーションを充電して
- OK YIKO、出てきて
- OK YIKO、ベースステーションから出て
- OK YIKO、モップパッドを清掃して
- OK YIKO、クリーニングパッド
- OK YIKO、空気乾燥を開始して
- OK YIKO、モップを乾かして
- OK YIKO、セルフクリーニングを開始して
- OK YIKO、セルフクリーニングモード
- OK YIKO、吸引を最小にして
- OK YIKO、サイレントモードにして
- OK YIKO、水量設定低レベル
- OK YIKO、水量を最大にして
- OK YIKO、音量を50にして
- OK YIKO、音量を最小に設定して
- OK YIKO、現在の電力
- OK YIKO、吸引力はどんなレベル
- OK YIKO、現在の水量モード
- OK YIKO、音声レポートの音量は
- OK YIKO、どこにいる?
- OK YIKO、消耗品の期限は切れてる?
- OK YIKO、今何してる
- OK YIKO、自己紹介して
お~け~、いーこーぅ!のようにネイティブっぽく発音して呼びかけることがポイントです笑。
「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」には過去モデルとなる「DEEBOT T10 OMNI」があります。
どちらも白とシルバーのツートーンカラーですが、微妙に配色が異なっています。
見た目以外の違いを以下の表にまとめました。
モバイルは左スライドで全表示DEEBOT T10 OMNI | DEEBOT T20 OMNI | |
---|---|---|
ロボット掃除機サイズ | Φ344 mm、高さ111 mm | Φ344 mm、高さ106 mm |
全自動クリーニングステーションサイズ | 417 × 448 × 573 (mm) | 417 × 448 × 573 (mm) |
ロボット掃除機重さ | 約4.25 kg | 約4.20 kg |
全自動クリーニングステーション重さ | 約13.95 kg | 約14.10 kg |
吸引力 | 5000pa | 6000pa |
動作音 | ≤67 | ≤66(sweep) ≤68(sweep&mop) |
モップ自動リフトアップ機能 | なし | あり |
メインブラシ | 毛とゴムの混合 | フローティングラバーブラシ |
エッジディープクリーニング | なし | あり |
温水モップ洗浄 | なし | あり |
物体回避機能 | AIVI 3.0 | TrueDetect 3D 3.0 |
見守りカメラ | あり | なし |
価格 | 149,800円 | 179,800円 |
「DEEBOT T20 OMNI」はメインブラシがフローティングラバーブラシになったことで、髪の毛やペットの毛などの絡まりを防ぎラグや絨毯をスムーズに掃除、そして耐久性も向上しました。
他にもモップ自動リフトアップ機能や物体回避機能など、「DEEBOT T20 OMNI」は基本性能が「DEEBOT T10 OMNI」に比べて大幅に底上げされています!
本記事では「【ECOVACS DEEBOT T20 OMNI レビュー】T10からさらにパワーアップ!全自動で温水モップ洗浄とゴミ収集する音声アシスタントYIKO搭載ロボット掃除機」について書きました。
価格は18万円前後と、まさにハイエンドモデルと言って差し支えない本製品。
ロボット掃除機の性能や使い勝手を追求し、さらなる家事の時短を手に入れたい方はぜひ「ECOVACS DEEBOT T20 OMNI」をチェックしてみてはいかがでしょうか。