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こんにちは、完全ワイヤレスイヤホン市場の動きを目まぐるしく感じているイツキ(@saigalog)です。
特に2020年はとても激しい年でした。
豊富な対応コーデック、防水性能、電池もち、ANC、タッチコントロール、音声コントロールetc…。
便利な機能が続々と搭載され、そしてそれらがだんだんと当たり前になってきています。
そしてそれに反比例するように進む低価格化。
今回レビューするENACFIREの「E90」も、3,000円前後と非常にリーズナブルな完全ワイヤレスイヤホンです。
特に機能面においては、必要なものがほぼすべて揃っていて申し分ありません。
本記事ではそんなコスパを追求した完全ワイヤレスイヤホンの決定版と言っても過言ではない「ENACFIRE E90」を、実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは見た目から。
白く光沢がある外観で、プラスチッキーではありますがチープな印象は受けません。
このような見た目の完全ワイヤレスイヤホンは、やはりAppleの「Airpods Pro」から影響を受けていると思われます。
ただデザインもシンプルでキレイにまとまっていますし、人を選ばない使いやすい製品になってるのではないでしょうか。
次に装着感。
このイヤホンはいわゆる「カナル型」。
耳の穴にはめ込むタイプのもので、密着性かつ遮音性が高いので音楽再生時に没入感が生まれるのが特徴です。
この製品は比較的小さく作られているので、男女問わず圧迫感が少なくちょうどよく装着できると感じています。
イヤーピースも3種類のサイズが付属しているため、微調整も可能です。
重さは片方4 gと非常に軽く、メーカーが謳うように痛みや違和感が少ない仕上がりになっています。
そして一番気になる音質面について。
iPhoneで使われるAAC、そしてAndroidで使われるapt-Xの両方のコーデックに対応している本製品。
特にこの価格帯のイヤホンではだいたいどちらか、主にAACのみの対応というものが多い中ではかなり異例で頑張ってるなという印象です。
その恩恵もあり動画再生時の遅延もないですし、特に低音域は3,000円前後という値段からは想像できない迫力のサウンドが楽しめます。
ただ個人的にどうしても気になるのが若干の音のこもり。
全体的に解像度が低めというか、特に中音から高音にかけては音の伸びという面において少々物足りなさを感じるのが正直なところでした。
特に私が好きな「エレクトロニカ」のようなジャンルは苦手な分野なのかなと感じています。
総評としては、価格面も考慮するとほぼ満点と言ってもよいでしょう。
AAC、apt-Xの両コーデックに対応し、防水性能はIPX8で最高水準、電池もちもイヤホンのみで8時間、ケース含めると最大40時間と充分どころかオーバースペック気味。
片耳使用もできますし、タッチコントロールやSiriなどの音声操作にも対応しているので、完全ワイヤレスイヤホンに求められる機能が全部詰め込まれています。
見た目も「Airpods Pro」を意識したデザインで清潔感がありますし、特に学生さんなどにはうってつけの製品だと思います。
実は少し前に同じような価格帯で、コスパの面でも非常によく似た完全ワイヤレスイヤホンをレビューしていまして。
他社製品ですがTaoTronicsの「SoundLiberty 97」という製品なのですが、スペック面が「ENACFIRE E90」とよく似ており、価格も4,000円前後とリーズナブル。
この2つの製品を知ったことで、私は2020年に買うべきコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンの選び方の結論が出ました。
安くて質の良い完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、参考にしてみてください!
「ENACFIRE E90」の外箱は、白と鮮やかな赤色のシンプルなデザインです。
裏面には製品の仕様が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- イヤーピース
- 充電ケース
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
付属のUSB Type-A to Cのケーブルの長さは約25 cmです。
イヤーピースはS、M、Lサイズの3種類が付属しています。
イヤホンには最初からMサイズが装着されています。
ENACFIREの「E90」は、充電ケースが付いたCVC8.0ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | ENACFIRE E90 |
本体サイズ(イヤホン) | 23 × 18 × 21 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 51 × 62 × 25 (mm) |
重量(イヤホン) | 4 g(合計8 g) |
重量(充電ケース) | 39 g |
Bluetoothチップ | QCC3020 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetoothプロファイル | A2DP,AVRCP,HSP,HFP |
Bluetoothコーデック | SBC,AAC,apt-X |
駆動方式 | ダイナミック型 |
通話ノイズキャンセリング | CVC8.0 |
イヤホンバッテリー | 40mAh × 2 |
充電ケースバッテリー | 400mAh |
充電時間 | 1~2時間 |
再生時間 | 単体8時間、合計40時間 |
防水性能 | IPX8 |
接続距離 | RF 10 m |
Bluetooth周波数帯域 | 2.402~2.480GHz |
マイク周波数帯域 | 100-10KHz |
ドライバーユニット | Φ6 |
外観
充電ケースの外装は白く光沢があり、人を選ばないシンプルなデザインです。
ケースのフタの内側には製品の仕様が記載されています。
ENACFIRE
Wireless Earbuds
Model:E90
Input:5V 1A
Earbuds Battery*2:40mAh
Charging Case Battery:400mAh
側面にあるUSB Type-Cの入力ポートは充電用。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを接続して充電できます。
充電中はインジケーターが点滅します。
- ○●●●:1/4のバッテリー残量
- ○○●●:2/4のバッテリー残量
- ○○○●:3/4のバッテリー残量
- ○○○○:フル充電
充電ケースの正面にはバッテリー残量を示すインジケーターがあります。
左右のインジケーターが点灯しているときは、それぞれ対応しているイヤホンが充電中だということを示しています。
充電ケースにはこのようにイヤホンを収納できます。
イヤホンを台座から取り外してみたところ。
金色に見えるのは充電端子です。
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンも充電ケースと同じ白で光沢があります。
イヤホンにも充電ケースと同じようにインジケーターがあり、色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 白と青が点滅:ペアリングモード(待機中)
- 青が点滅:電源ON
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
充電ケースのサイズは51 × 62 mmです。
厚さは25 mm。
イヤホンの全長は23 mm、横幅は18 mmです。
イヤホンの奥行きは21 mmでした。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
手のひらサイズでとてもコンパクトです。
充電ケースの重さは39 g。
イヤホンはペアで8 gです(片方4 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
「ENACFIRE E90」は長時間使用しても痛みや違和感が少なく、細身でコンパクトなデザインです。
Bluetooth機能を搭載している様々なデバイスと接続できる幅広い互換性があります。
CVC8.0ノイズキャンセリング機能が搭載されており、通話時の音声がクリアに聞こえます。
「CVC8.0」ノイズキャンセリング機能は音楽を聴くことには関係ありません。
通話のとき、周辺の雑音がマイクを通じて相手に伝わらないようにする機能です。
Qualcomm製のチップ「QCC3020」を搭載し、迫力のある音楽を楽しめます。
さらに高音質の圧縮形式「apt-X」「AAC」に対応しているので、AndroidとiPhoneどちらでも遅延なく上質な音楽を楽しめます♪
気になる電池もち、イヤホンだけなら最大8時間、ケースで充電し直すことで最大40時間の連続再生が可能です。
ちなみに片耳のみで使うこともできます。
片方だけ充電して、もう片方で音楽を聴く、といった使い方もできますね。
そしてこの「ENACFIRE E90」はタッチコントロールによる音楽操作が可能です。
- 1タップ:再生/一時停止
- 右を1タップ:音量+
- 左を1タップ:音量-
- 右を2タップ:曲送り
- 左を2タップ:曲戻し
- 1タップ:着信対応/通話終了
- 2秒間長押し:着信拒否
- 3タップ:音声アシスタント(Siri等)
覚えるのが少し大変ですが、機能が豊富で便利です♪
また、防水性能も兼ね備えています。
等級は「IPX8」、最高級の防水性能で水没しても浸水することはありません。
運動中の汗や雨天時でもまったく気にすることなく使えます!
防水なのはイヤホンのみで、充電ケースは防水ではありませんのでご注意を!
本記事では「【ENACFIRE E90 レビュー】コスパを追求!機能全部のせの完全ワイヤレスイヤホンはまさに価格破壊級でした」について書きました。
このブログでもレビューしている「TaoTronics SoundLiberty 97」と双璧をなすくらいコスパを追求した本製品。
白い本体でより安いものを求める場合は「ENACFIRE E90」を、黒い本体と音質面を求める場合は「TaoTronics SoundLiberty 97」を選べば間違いないと言えるでしょう。
リーズナブルで使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ「ENACFIRE E90」をチェックしてみてはいかがでしょうか。