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こんにちは、自宅のモニター類をすべてスマートTV化しようとしているイツキ(@saigalog)です。
今やTVもインターネット接続が当たり前の時代です。
しかし少し型の古いTVやシンプルなPCモニターなどは、ネット接続に対応していないものも多くあります。
今回レビューするAmazonの「Fire TV Stick 4K」は、HDMIポートに挿し込むだけですぐにスマートTV化できるハイスペックなストリーミングメディアプレイヤーです。
解像度は4K 60fps、HDR10にも対応しているので必要十分。
便利なリモコンによる快適操作で、お好みのアプリをインストールしてYouTubeやNetflixといった人気サービスを楽しめます。
またAmazonデバイスということで、定期的に開催されるセールでは大きく割引されるのも魅力の1つである本製品。
本記事ではそんな「Fire TV Stick 4K」について、後継モデルの「Fire TV Stick 4K Max」や競合の「Nebula 4K Streaming Dongle」とも比較しながら詳しくレビューしていきます!
「Fire TV Stick 4K」の外箱は、オレンジ色を基調としたシンプルなデザインです。
裏面には製品の特徴が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- Fire TV Stick 4K本体
- リモコン
- HDMI拡張ケーブル
- USB Type-A to Micro USBケーブル
- 電源アダプタ
- 単4電池 × 2
HDMI拡張ケーブルはTVなどのモニターに接続時、「Fire TV Stick 4K」が干渉してしまうなどの理由でHDMIポートにうまく入らないときに使います。
USB Type-A to Micro USBケーブルの長さは約147 cmです。
USB Type-Aポートに対応した電源アダプターの側面には仕様が記載されています。
Model No:FANA7R
Input:100-240V- 50/60Hz 0.15A
Output:5.0V 1.0A
単4電池が2本付属しています。
単4電池はリモコンの裏面にある電池カバーを開けて入れましょう。
Amazonの「Fire TV Stick 4K」は解像度4K 60fpsでHDR10に対応し、快適操作のリモコンですぐにスマートTVを楽しめるハイスペックなストリーミングメディアプレイヤーです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Fire TV Stick 4K |
本体サイズ | 30 × 99 × 14 (mm) |
重さ | 54 g |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz |
GPU | IMG GE8300 |
ストレージ | 8 GB |
オーディオ | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi (MIMO): 802.11a/b/g/n/ac対応 |
音声認識 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンまたは、無料のFire TVリモコンアプリで対応 (Fire OS、Android OS、iOSで利用可能) |
IR対応AV機器操作 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンで、IR対応のテレビ、サウンドバー、AVアンプ操作が可能 |
クラウドストレージ | Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能 |
入出力端子 | HDMI出力、Micro USB(電源用) |
4K対応 | 4K Ultra HDコンテンツを視聴するには、4K対応のテレビが必要 |
出力 | 2160p、1080p、720p、最大60fps |
フォーマット | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP |
Bluetooth | Bluetooth 4.2/5.0 BLE |
外観
「Fire TV Stick 4K」の外観は、マット仕上げのブラックで統一されています。
側面には電源用のMicro USBポートがあります。
右側面にはHDMI端子があります。
モニターにはHDMIポートに直接接続し、Micro USBポートに接続したUSBケーブルから電源供給して使います。
裏面には製品の型番が記載されています。
リモコンも本体と同じく黒を基調とした外観で、電源ボタンではTV電源のON/OFFを、音量ボタンではTVの音量を変えることができます。
HDMI CEC対応のTVであれば、それぞれのリモコンで操作する必要がないのでとても便利です!
Consumer Electronics Controlの略称で、TVやレコーダーなどの機器間で制御信号をやり取りすることにより、お互いを操作するリンク機能のことです。
お使いのTVや機種によっては正常に動作しない場合もあるのでご注意ください。
サイズ・重量
「Fire TV Stick 4K」のサイズは30 × 99 mmです。
厚さは14 mm。
スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
本体、リモコン共にコンパクトにまとまっています。
重さは本体が54 g、リモコン(電池込)が66 gでした。
機能
「Fire TV Stick 4K」は最大4K Ultra HD 60fpsの高画質再生が可能で、HDRにも対応したストリーミングメディアプレイヤーです。
Android OSをベースにした独自のFire OSを搭載し、様々なアプリを使うことができます。
ホーム画面はこんな感じ。
使用頻度の高いYouTubeアプリもバッチリ使えます。
一時期大人の事情でYouTubeアプリを使えないことがありましたが、今は問題ありませんのでご安心ください笑。
4K 60fpsの動画が美しい画質でなめらかに再生されます。
Prime Videoはもちろん、その他NetflixやDisney+といった人気サービスのアプリにも対応。
専用のアプリストアを通じて、TVerやHuluのようなアプリもどんどんインストールできます。
Dolby VisionとAtmosに対応し、臨場感のあるステレオサウンドを体感できます。
リモコンにある「音声認識」ボタンを押せば、声で動画の検索や再生などを指示できます。
わが家ではスマートスピーカーでアレクサを愛用しているので、違和感なく使うことができました。
「Fire TV Stick 4K」の後継モデルとして「Fire TV Stick 4K Max」が2021年10月7日に発売されました。
まず目につくには、リモコンの下の方に新たに搭載されたPrime VideoやNetflixといった人気サービスを直接起動するアプリボタンです。
Prime Video、Netflix、DAZN、amazon musicのサービスをよく利用する方にはとっても嬉しいボタン追加ですね♪
その他、「Fire TV Stick 4K」と「Fire TV Stick 4K Max」を比較して大きく異なるところを下の表にまとめてみました。
モバイルは左スライドで全表示Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | |
---|---|---|
価格 | 6,980円 | 6,980円 |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.8GHz MT8696 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac対応 | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)対応 |
他にも微妙に異なる点はありますが、体感できるほどの大きな差ではなく煩雑になるためあえて省いています。
CPUは高性能なものになったため、全体的によりサクサクと快適に動くようになりました。
またWi-Fi 6が使えるようになったので、対応ルーターを使っている環境では4K動画など大容量通信が必要なシチュエーションでもネット回線の速度が安定しやすくなっています。
基本的には「Fire TV Stick 4K Max」は「Fire TV Stick 4K」の正当進化版なので、“特別な理由”がない限り同じ価格で買うのであれば迷うことなく「Fire TV Stick 4K Max」を買うべきでしょう。
ただAmazonデバイスには“特別な理由”というのがあり、それはご存知のとおり定期的に開催されるセール時に大幅な値引きがあることです。
実際に私も「Fire TV Stick 4K Max」の存在は事前に知っていましたが、セール時に50%OFFの3,480円で「Fire TV Stick 4K」を買うことができました。
(個人的にはMaxの性能に3,000円以上の価格差を埋める魅力を感じることができず…)
ですので、どちらを買おうか迷っている方は
- できるだけ安く買いたい:Fire TV Stick 4K ※セール時限定
- できるだけ性能の良いものが欲しい:Fire TV Stick 4K Max
人によって優先度は違うと思いますので、ぜひ上の表を参考に選んでみてください!
「Fire TV Stick 4K」と競合する他社製品にAnkerの「Nebula 4K Streaming Dongle」があります。
一見するとほとんど同じような見た目で役割としても被るところが多い両製品ですが、具体的な違いはどこかわかりやすく以下の表にまとめてみました。
モバイルは左スライドで全表示※大きく異なる箇所を赤字にしています。
Fire TV Stick 4K | Nebula 4K Streaming Dongle | |
---|---|---|
価格 | 6,980円 | 8,980円 |
本体サイズ | 30 × 99 × 14 (mm) | 55 × 56 × 15 (mm) |
重さ | 54 g | 36 g |
CPU | クアッドコア 1.7GHz | ARM Quad 64 ビット Cortex-A53 最大 2 GHz(DVFS) |
RAM | 1.5GB | 2GB |
ROM | 8GB | 8GB |
OS | Fire OS 6 | Android 10.0 |
解像度 | 4K 60fps | 4K 75fps |
ビデオデコード | HDR、HDR10+ | HDR10 |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Digital Plus |
Wi-Fi | 2.4G / 5.0GHz 802.11 a/b/g/n/ac | 2.4G / 5.0GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
まず価格ですが「Fire TV Stick 4K」に比べて「Nebula 4K Streaming Dongle」は2,000円ほど高いです。
また前述したとおりAmazonデバイスはセール時に大きく値引きされるので、さらに価格差は広がります。
ですのでより安くて使えるストリーミングメディアプレイヤーをお探しの方は、この一点のみで「Fire TV Stick 4K」を選んでしまってもよいでしょう。
スティック型と正方形ということでそもそもの形状が異なりますが、「Nebula 4K Streaming Dongle」のほうが18 gも軽いというのは大事な検討要素に挙げられます。
ただ軽さが有利になるのは持ち運び前提の場合で、ほとんど据え置きで動かすことがあまりないという方はそこまで考慮する必要はないかと思います。
「Nebula 4K Streaming Dongle」は最新機種らしくRAMが2GB搭載されているので、この点は純粋に「Fire TV Stick 4K」より優れている点と言えるでしょう(ちなみにMaxは2GB搭載)。
と、ここまでスペック面の差を述べてきましたが、両製品どちらとも使っている身としては大きな差を感じることはほとんどないのが正直なところ。
やはりなんと言っても決定的な違いというのは搭載されているOSにあります。
というのも「Fire TV Stick 4K」には独自のFire OSなるものが搭載されており、Google Playストアが使えないということでインストールできるアプリに制限があります。
具体的な例としてはネットワークドライブレコーダー「nasne」専用のアプリ「torne mobile」が使えません。
一方で「Nebula 4K Streaming Dongle」はOSとして純粋なAndroid TVを搭載しているので余計なアプリが入っておらず、好みのものをGoogle Playストアからどんどんインストールできます。
ですので「メジャーなアプリ(サービス)しか使わないよ」という方はFire OSでもまったく問題ないのですが、カスタマイズしたかったりマイナーなアプリを使いたいという場合は物足りなさや窮屈さを感じやすいかと思います。
したがって結論をまとめると
- できるだけ安く買いたい:Fire TV Stick 4K
- 制限なくいろんなアプリを使いたい:Nebula 4K Streaming Dongle
となります。
日常的にAndroidスマホやAndroid TVを使っている方には違和感のない「Nebula 4K Streaming Dongle」がおすすめです!
本記事では「【Fire TV Stick 4K レビュー】コスパを求めるならこれで決まり!モニターをすぐにスマートTV化できるハイスペックストリーミングメディアプレイヤー」について書きました。
価格は6,980円ですが、セール時には50%OFFなど大きく割引されるのも魅力の1つである本製品。
自宅のモニターをスマートTV化したい方、コスパの良いストリーミングメディアプレイヤーをお探しの方はぜひ「Fire TV Stick 4K」をチェックしてみてはいかがでしょうか。