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こんにちは、小さな画面にロマンを感じるイツキ(@saigalog)です。
モニターと言えば大きいのが正義と言われがちですが、用途やシーンによって必要なサイズは変わってきます。
特に最近では在宅ワークの人口が増え、あまり広くないデスクにも設置できるコンパクトなモバイルモニターの需要が高まっています。
今回レビューするGeChicの「On-Lap T111A」も、コンパクトながら十分なスペックと機能を兼ね備えたモバイルモニターです。
サイズは11.6インチでタブレットほどの大きさ、それでいてFHD(1920 × 1080)の高解像度を実現。
タッチスクリーンを搭載し、10点のマルチタッチ入力にも対応しています。
専用のスタンドが付属しているので、組み立て次第で110°と155°の角度にして設置することが可能です。
本記事ではそんなコンパクトで使いやすいモバイルモニター「GeChic On-Lap T111A」について詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「GeChic On-Lap T111A」の外箱はダンボール素材ベースで、青と黒のシンプルなデザインです。
裏面には製品の仕様が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- モバイルモニター本体
- HDMIケーブル
- USB Type-Cケーブル
- USB Type-C to Aケーブル
- 電源アダプター
- 壁掛けブラケット
- 金属板
- ネジM4(6.5mm) × 6
- ネジM4(11mm) × 2
- ゴムパッド × 12
USB Type-Cケーブルの長さは約100 cm。
HDMIケーブルの長さは約150 cmです。
USB Type-C to Aケーブルの長さは約150 cmでした。
電源アダプターのケーブルの長さは約150 cmで、側面には仕様が記載されています。
Switching Adapter
MODEL:DSA-24PFS-12 FUX 120200
INPUT:100-240V~50/60Hz 0.8A
OUTPUT:+12.0V 2.0A, 24.0W
壁掛けブラケットは「GeChic On-Lap T111A」を壁やスタンドに設置するときに使います。
2枚の三角形の金属板は、壁掛けブラケットを挟み込むように固定してスタンドとして使います。
ゴムパッドは滑り止めや傷防止として金属板の先端に取り付けます。
ネジはスタンドの組み立てや壁設置で固定するために使います。
「GeChic On-Lap T111A」はUSB-CとHDMI入力に対応し、解像度FHD(1920 × 1080)の11.6インチIPS液晶を搭載したモバイルモニターです。
同社にはタッチ入力に対応したモバイルモニターが「GeChic On-Lap T111A」を含めてサイズ違いで3種類のバリエーションで用意されています。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | GeChic On-Lap T111A |
本体サイズ | 181.1 × 279.7 × 20.45 (mm) |
重さ | 787 g |
パネル | ワイドスクリーン 11.6″(16:9) |
解像度 | 1920 × 1080 |
色数 | 16.7万色 |
輝度(標準) | 300(cd/㎡) |
コントラスト比(標準) | 1000:1 |
視野角(標準) | 170°(H)/170°(V)(CR>10) |
応答速度 | 12.5ms |
タッチタイプ | 投影型静電容量方式タッチパネル 10点のマルチタッチ入力対応 対応OS:Windows 11/10/7 |
硬度 | パネル表面硬度≧7H、厚さ1.1mm |
ビデオ入力 | HDMI-A(HDMI v1.4)、USB Type-C(DP 1.2) |
オーディオ出力 | イヤホンジャック(3.5 mm mini jack) (Support analog 3.5mm AUX) |
USB-Cポート | USB Type-C(DB1.2 ビデオ入力)(電力:5V DC入力) (USB 2.0) |
USB-Aポート | USB-A(USB 2.0) |
DC INポート | DC Jack(Pin OD 1.30Φ)(12V DC入力) |
DHCP対応 | ○ |
消費電力 | 稼働時:7.0W スタンバイ:1.0W オフモード:<0.2W |
定格電圧/電流 | 12V 0.6A |
VESA対応 | VESA75(75 × 75 mm) |
外観
「GeChic On-Lap T111A」の外観は、全体が黒で統一されたシンプルなデザインです。
画面に保護シートが貼られているので使用前に剥がしましょう。
表面がグレア(光沢)仕様なので周りの景色などをよく反射します。
グレアのメリットはなんと言っても発色の良さです。
ディスプレイの右下、ベゼルの部分にはタッチ式のボタンが並んでいます。
- +ボタン/輝度を上げる
輝度調整メニューの起動、OSDメニューでは前または左に進む - ーボタン/輝度を下げる
輝度調整メニューの起動、OSDメニューでは次または右に進む - メニュー/セレクトボタン
OSDメニューの呼び出し、OSDメニューでは決定 - 終了ボタン
OSDメニュー画面に戻る
ボタンを操作するとOSDメニューが表示され、各種設定を行なえます。
詳しい操作方法や、設定できる項目は記事の後半で解説しています!
背面はこんな感じで、マット仕上げの黒で統一されています。
中央は少し出っ張っており、上左右側面に各種ポートやボタンが配置されています。
VESA75に対応しているので、モニターアームなどにマウントすることができます。
上側面には電源ボタンと電源ランプがあり、動作中は緑色に点灯します。
左側面にはUSB Type-Aポート、USB Type-Cポート、HDMI入力ポートがあります。
右側面にはイヤホンジャックと電源入力ポートがあります。
裏面の左下には製品の型番などが記載されたラベルが貼られています。
真上から見るとこんな感じ。
最薄部は約9 mmと非常に薄いのがよくわかります。
付属の電源アダプターを接続して使います。
サイズ・重量
「GeChic On-Lap T111A」のサイズは181.1 × 279.7 mmです。
厚さは20.45 mm。
中央部のサイズは91.91 × 105.01 mmです。
上部と側部のベゼル幅は11 mm。
画面下のベゼル幅は24 mmでした。
スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
モバイルモニター本体の重さは787 gでした。
機能
スタンドを組み立てて装着すると110°と155°の角度に設置できます。
スタンド取付角度155°はこんな感じ。
スタンド取付角度110°は動画視聴などに最適です。
同社の製品には別売りで「T1S2 デスクトップスタンド」というモバイルモニター用のスタンドも用意されています。
VESA75/VESA100に対応しています。
同梱物はネジ4本と取扱説明書になります。
薄型&軽量で場所を選ばず設置性に優れています。
底面はこんな感じで、四隅には滑り止め用のゴムが貼られています。
実際に「GeChic On-Lap T111A」を取り付けてみたところ。
画面の傾斜角度は90~247°の広範囲で無段階に調整できます。
また回転は360°できるので好みやシーンに応じて手軽に調整できます。
「T1S2 デスクトップスタンド」があれば圧倒的にモバイルモニターが設置しやすくなり、VESA対応で汎用性が高いのでおすすめです!
ディスプレイは解像度フルHD(1920 × 1080)、リフレッシュレート60Hzに対応しているので最新のゲーム機を快適にプレイできます。
画面が小さくてもヌルヌルと動き、さらに発色がとても良いのに驚きました!
もちろんPCモニターとしても使えます。
PCからUSB-Cケーブル1本で映せるので、配線周りがゴチャつかず便利です。
タッチスクリーンなので指で画面を押して操作することができます。
「GeChic On-Lap T111A」はフルフラットガラスを採用しています。
デバイス本体とタッチパネルを離れた位置に配置できます。
硬度≧7Hのフロントガラスパネルとアルミ合金製のバックパネルを搭載し、優れた堅牢性を実現しています。
「GeChic On-Lap T111A」はボタン操作でOSDメニューから各種設定ができます。
「OSD」とはOn Screen Displayの略、つまりディスプレイ上に設定画面を表示する機能のことです。
各種ボタンを押すことでメニューを操作できます。
細かい設定や調整が可能なので自分好みにカスタマイズできます。
本記事では「【GeChic On-Lap T111A レビュー】タッチ入力が便利すぎ!USB-CとHDMI入力に対応したFHD11.6インチモバイルモニター」について書きました。
価格は4万円台後半と同サイズのモバイルモニターと比べると少しお高めではありますが、タッチスクリーン搭載で美しい映像を楽しめるという大きなアドバンテージが本製品の特徴です。
コンパクトでタッチ入力にも対応したモバイルモニターをお探しの方は、ぜひ「GeChic On-Lap T111A」をチェックしてみてはいかがでしょうか。