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こんにちは、最近2台目の純正Nintendo Switchドックを買ったイツキ(@saigalog)です。
わが家には1階と2階それぞれにテレビがありまして、1階ではみんなでワイワイとゲームしたい時、2階では孤独にゲームプレイにのめり込むという使い分けをしています。
ただ、Nintendo Switchってドックがないとテレビに画面を映せないんですよね。
なので、移動するときには毎回配線を外して付け替えて、という割と面倒な作業を繰り返す毎日。
これはあまりにも面倒、ということで冒頭で話したとおり2台目を純正ドックを買った矢先、クラウドファンディング「Makuake」で見つけてしまいました。
純正ドックよりもコンパクトで高性能、データ通信もできてしまう万能な次世代ドック!
最初見たときは正直半信半疑で「これホントかな?」と思っていたのですが、プロジェクトページを読み進めていくうちに疑惑が確信に変わります。
これぞ私が求めていたもの!もっと早く出会いたかった!!
そして今回レビューする機会をいただけたということで、はりきって「GENKI Dock」の持つ性能のスゴさをお伝えできたらなと思います。
この製品を知ってしまったあなたは、もう純正ドックを買えなくなるかもしれません…!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「GENKI Dock」の外箱はNintendo Switchを意識したレッドとブルーの2色がベースとして使われており、開ける前からワクワクとした気分にさせてくれます。
箱のもう片面はこんな感じ。
同梱物として以下のものが入っています。
- GENKI Dock本体
- USB Type-Cケーブル
- 専用収納ポーチ
- ユーザーマニュアル
※オプションでグローバルアダプターセットがありますが、今回はサンプル品をご提供いただいているため付属していません。
専用収納ポーチには「GENKI」のロゴが。
「GENKI Dock」がスッポリと収まるようになっているので、傷つけることなく持ち運ぶことができます。
GENKI Japanの「GENKI Dock」はNintendo Switchを始めとし、様々な端子を接続・出力できる次世代ドックです。
ポートには純正のNintendo Switchドックと同じUSB 3.1 Type-A、USB 3.1 Type-C、HDMI 2.0があるので様々なシーンで使うことができます。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | GENKI Dock |
本体サイズ | 59 × 35 × 41(mm) |
重量 | 103 g |
出力解像度 | 1080 p |
端子 | USB 3.1 Type-Aポート USB 3.1 Type-Cポート HDMI 2.0 |
外観
外装は黒くマットな質感、本体の半分くらいが中身が見えるスケルトンでクールなガジェットという印象。
本体上部には折りたたんで収納可能なプラグがあります。
もう片面には各種ポートが。
上からUSB Type-C、USB Type-A、HDMIとなっています。
サイズ・重量
「GENKI Dock」のサイズは59 × 35 mmです。
厚さ(奥行き)は41 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
そして気になるのがなんと言っても純正Nintendo Switchドックとのサイズの差。
Nintendo Switchドッグのサイズは102 × 172 mmです。
奥行きは50 mmでした。
横に並べれば一目瞭然。
こんなにコンパクトなのにできることは同じ、いやそれ以上なんですから驚きですよね。
最後にMakuakeのプロジェクトページからお借りしたNintendo Switchドックとの比較表を見てみましょう。
サイズ以外の性能も「GENKI Dock」に軍配が!
付属のUSB Type-Cケーブルの長さは約1.8 mです。
本体の重さは103 g。
Makuakeのプロジェクトページには「重量 69g」と書かれていますが、これには訳が。
製品内部のオーディオ/ビデオデバイスの上限温度が日本の認証基準を2℃超えていたため、発生した熱が一か所に集中しない様に調整している関係により、当初69gであったGENKI Dockの重量が30g近く増量しているようです。
今回レビューしているのはサンプル品なので100gを超えていますが、現在開発元の方で重量を少しでも削ることができるよう調整中とのこと!
持ち運ぶこともあると思うので、ケーブルの重さも量ってみました。
USB Type-Cケーブルの重さは41 gです。
機能
まずは本体の特徴から。
プラグは折りたたみできるので、持ち運ぶときにひっかかりません、
充電には最新技術の「窒化ガリウム(GaN)」を採用したことで冷却性能が向上し、従来のシリコンチャージャーの限界を超える高効率充電が可能になっています。
特徴は「優れた耐圧性と電力効率」。
つまり、現在主流の「シリコン」に比べて電力の変換効率が良く発熱が少ないため、本体の小型化が可能になります。
さらにUSB Power Delivery(PD)3.0にも対応しているので25Wの高出力が可能となり、各端末(Nintendo Switchやスマホ、タブレット)を急速充電することができます。
Power Delivery(以下PD)とはUSBケーブルを利用して最大100Wまでの受給電を可能にするUSB電力拡張規格です。
従来、USB 2.0は2.5W、USB 3.0では4.5Wまでの電力供給が可能でした。
PDでは従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの受給電が可能となり、対応機器が大幅に拡大します。
さらに、モバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能となります。
Makuakeのプロジェクトページには「30WのUSB PD3.0 充電にも対応」と記載がありますが、正しくは「25WのUSB PD3.0 充電にも対応」とのことです。
「GENKI Dock」をハブとしてデータ通信することもできます。
例えば「GENKI Dock」にUSB Type-AのUSBメモリを挿し、ノートPCからはUSB Type-Cで「GENKI Dock」に接続すれば端子の違いを超えてデータ通信することができるということです。
それではいよいよ一番気になる画面出力の機能を見ていきましょう。
「GENKI Dock」をコンセントに挿し、そこにHDMIケーブルとUSB Type-Cケーブルを接続します。
HDMIケーブルはテレビに、USB Type-CケーブルはNintendo Switchに接続します。
バンッ!
一瞬でSwitchの画面が映りました。
配線すっきりで接続も超簡単、シンプルでクールなスマートガジェット!
しばらく遊んでみましたが、遅延もなく非常に快適です。
同じ構成で今度はUSB Type-CをノートPCに接続してみました。
何の文句もありません!
と、ここまでレビューの書きっぷりからすると純正ドックと比較して「GENKI Dock」の完全勝利!のように感じるかもしれませんが、実は一長一短と感じています。
Nintendo Switchというのはその名のとおり「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」と各種モードにSwitchできるのが特徴のゲーム機です。
ときにはTVに接続して、ときには手に持ってベッドで横になりながら遊べるのが魅力的。
純正ドックの場合、端子にUSBケーブルを直接接続する必要がないので取り外しが簡単ですぐにモード移行ができます。
ドックにカチャッとハマるので収まりも良い。
一方で「GENKI Dock」はUSBケーブルを直接挿しこむので、そこはやはり若干手間になるのかなと感じました。
また先ほどの接続例でも使用しましたが「GENKI Dock」の場合、環境によっては電源タップ(または延長コード)を用意する必要が出てきます。
M4020レビューはこちら 【M4020-DW M4020-NW レビュー】2つのUSBポートが便利な木目調の多機能電源タップ自宅の場合はコンセント周りを整理して、長さにあった各ケーブルを用意すればいいのですが、特に外出先や旅行の場合。
宿泊するホテルのテレビの近くにコンセントがない、というケースは普通に考えられるのでそうなると電源タップ(延長コード)の持ち運びも必須になりそうです。
ただ、純正ドックを持ち出す場合はもれなくこれまた大きめの純正ACアダプターが必要になりますので、それなら電源タップ(延長コード)のほうが小さくて軽めに済むという考えもあるかと思います。
それぞれの特徴を知って使い分けるのが良さそうです!
本記事では「【GENKI Dock レビュー】Nintendo Switchもテレビに映せるUSB PD3.0対応の万能型次世代ドック」について書きました。
「Nintendo Switchをテレビに映せる」という文言がキャッチーなため、どうしてもその印象が強いのですが製品の持つ万能性はそれだけにとどまりません。
いろんな端子を接続できて、データ通信や画面出力できるのはもちろん、やはりコンパクトであることが何よりも魅力的ですよね。
旅行先にNintendo Switchと「GENKI Dock」を持っていけば、それだけで大きな画面でみんなで遊ぶことができます。
大きくてかさばる純正ドックは家に置いていきましょう笑。
USB PD3.0にも対応し、スマホなどの急速充電もできますので、一家に一台あるだけでいろいろ捗ること間違いなし!
Switchドックの買い増しや急速充電器がほしいと考えている方には、この「GENKI Dock」非常におすすめです!
この機会にぜひ!