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【GENKI ShadowCast レビュー】ゲーム機とPCにつなぐだけ!動画キャプチャや配信を1クリックで手軽にできる重さわずか9gのHDMIキャプチャデバイス

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こんにちは、実は昔ゲームプレイ実況動画を投稿していたイツキ(@saigalog)です。

今では家族が増えたり、仕事が忙しくなったりと時間のかかるゲーム実況はできなくなってしまいました。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpgイツキ

今はアップされているゲーム実況を見る専門です笑。

エミ
エミ

ネフライトさん大好き!

というわけで私も一応経験者なのでわかるのですが、ゲーム実況を始めるには実はそれなりに準備や知識が必要となるんですよね。

特にNintendo Switchなどのゲーム機の映像や音声をPCに取り込むには、キャプチャボードなどの専門機材が必要不可欠。

しかし今回レビューする「GENKI ShadowCastゲンキ シャドウキャスト」というキャプチャデバイスを使えば、そういった前提知識やその他の機材はほとんど不要になります。

セッティングはカンタン。

ゲーム機のHDMIポートに「GENKI ShadowCast」を挿し込み、あとはUSB-CケーブルでPCと接続するだけ。

専用ソフト「GENKI Arcade」でゲーム画面を映し出し、ボタン1つで画像や動画をカンタンにキャプチャできます。

さらにZoomやTwitchといった他のソフトやサービスにも対応しているので、映像ソースとして指定するだけで手軽に配信することが可能です。

本記事では手のひらサイズでコンパクト、カンタンに映像をキャプチャできるデバイス「GENKI ShadowCast」を詳しくレビューしていきます!

お知らせ

※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。

GENKI ShadowCastの同梱物

GENKI ShadowCast」の外箱は、赤と黒を基調としたシンプルでクールなデザインです。

GENKI ShadowCast 外箱

裏面には製品の使い方と仕様が記載されています。

GENKI ShadowCast 外箱裏面

同梱物として以下のものが入っています。

GENKI ShadowCast 同梱物
GENKI ShadowCastの同梱物
  • GENKI ShadowCast本体
  • USB Type-C to Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ステッカー

付属のUSB Type-C to Cケーブルの長さは約180 cmです。

GENKI ShadowCast USBケーブル

GENKI ShadowCastのスペック

GENKI ShadowCast」はHDMI出力をUSB-Cに変換し、PCに映像や音声を取り込むことができるコンパクトなキャプチャデバイスです。

GENKI ShadowCast

本体のスペックは以下のとおり。

モバイルは左スライドで全表示
製品名 GENKI ShadowCast
本体サイズ 52 × 25 × 9 (mm)
重さ 9 g
HDMI入力 4K/30fps、1080p/60fps
USB出力解像度 1080p/30fps、720p/60fps
色深度 9/10/12ビット
USBサポート USB-C、USB-A(2.0+)、UVCビデオ、USBオーディオUAC(L-PCM形式)
ソフトウェアサポート MacOS、Windows、AndroidのすべてのUVCソフトウェア
電源 0.4A/5V DC
プロセッサー(システム要求) PC i5-3400以上、NB i7-3537U 2.0GHz以上
グラフィックカード(システム要求) PC NVIDIA GT630以上、NC NVIDIA GT735M以上
メモリ(システム要求) RAM 4GB
画像ファイル保存形式 1280 × 720 PNG
動画ファイル保存形式 1920 × 1080 WebM

外観

GENKI ShadowCast」は黒一色ですが、透明感があり中の基盤が透けて見えます。

上部にはHDMI端子があります。

GENKI ShadowCast HDMI端子

下部にはUSB Type-Cポートがあります。

GENKI ShadowCast USB Type-C

HDMI端子をゲーム機などのHDMIポートに接続し、付属のUSB-CケーブルをPCと接続して使います。

GENKI ShadowCast 接続

動作中は側面にあるLEDランプが各色に点灯します。

LEDランプの意味
  • 白色:最大1080p/30fps
  • 緑色:最大720p/60fps
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

USB-Cから出力する映像の解像度によってLEDランプの色が変わります。

サイズ・重量

GENKI ShadowCast」のサイズは52 × 25 mmです。

GENKI ShadowCast サイズ

厚さは9 mm

GENKI ShadowCast 厚さ

スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。

GENKI ShadowCast スマホと比較

とてもコンパクトなので楽々持ち運べます。

GENKI ShadowCast 手のひらサイズ

重さは9 gでした。

GENKI ShadowCast 重さ

機能

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

GENKI ShadowCast」のセッティングはとてもカンタンです。

公式サイトから専用ソフト「Genki Arcade」をダウンロードします

ここではWindowsを例にして手順を説明します。

公式サイトはこちら

GENKI ShadowCast 公式サイト
ダウンロードしたファイルを実行します
GENKI ShadowCast Genki Arcade
ソフトが起動します

GENKI ShadowCast」未接続状態では「ShadowCast device is not connected」と表示されます。

GENKI ShadowCast Genki Arcade起動
「GENKI ShadowCast」をデバイスのHDMI出力端子に接続し、USB-Cケーブルを繋ぎます

ここでは例としてNintendo Switchに接続しています。

GENKI ShadowCast 接続
PCのUSB-C端子にケーブルを接続し、画面が表示されたら成功です
GENKI ShadowCast 画面表示

画面上でカーソルを動かすと、左上にメニューアイコンが表示されます。

GENKI ShadowCast メニューアイコン
メニューアイコン

左から順に…

  • 設定
  • 画像キャプチャ
  • マイク入力
  • 動画キャプチャ

設定アイコン」を押すと、以下の設定を確認・変更できます。

GENKI ShadowCast 設定
  • MODE:「Favor Performance(パフォーマンス優先)」「Favor Resolution(画質優先)」
  • MICROPHONE:使用するマイクの選択
  • SAVE DIRECTORY:データ保存先フォルダ
  • VOLUME:音量調整
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

「SAVE DIRECTORY」で選んだ場所に、画像や動画のキャプチャデータが保存されます。

画像キャプチャアイコン」を押すと、画像をキャプチャしデータとして保存されます。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

画像の形式は1280 × 720のPNGです。

動画キャプチャアイコン」を押すと録画が開始され、もう一度押すと録画が停止します。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

動画形式は1920 × 1080のWebMで、音声は64kbpsのモノラルでした。

ちなみに接続している私のノートPCのスペックは以下になります。

接続したノートPC
  • プロセッサー:Intel Core i7-8550U CPU 1.80GHz 1.99GHz
  • グラフィック:Intel UHD Graphics 620
  • メモリ:16.0 GB
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_manuke_icon_new.jpgイツキ

ゲーミングPCではないのでスペックが足りないのか、少し入力遅延(ボタンを押してから反映されるまでの時間)がありました。

システム要求
  • プロセッサー:PC i5-3400以上、またはNB i7-3537U 2.0GHz以上
  • グラフィック:PC NVIDIA GT630以上、またはNC NVIDIA GT735M以上
  • メモリ:RAM 4GB

また「GENKI ShadowCast」は、数多くのサードパーティ製のソフトウェアに対応しています。

GENKI ShadowCast ソフトウェア
対応ソフト・サービス

キャプチャ

ソーシャルメディア

ビデオチャット

例えばZoomの場合、カメラ選択で「ShadowCast」を選ぶだけでキャプチャした映像を配信することができました。

GENKI ShadowCast Zoom
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpgイツキ

手軽にストリーム配信できるのが魅力です!

GENKI ShadowCastのレビューまとめ

本記事では「【GENKI ShadowCast レビュー】ゲーム機とPCにつなぐだけ!動画キャプチャや配信を1クリックで手軽にできる重さわずか9gのHDMIキャプチャデバイス」について書きました。

本体はコンパクトで持ち運びしやすく、価格も5,000円以下ととてもリーズナブルな本製品。

性能や機能面で言えば物足りない部分は多少ありますが、誰でも手軽に扱えるのでまず動画配信やゲーム実況を始めてみたいという方にはうってつけです。

ゲーム機以外にもデジイチなどのカメラのHDMI出力にも対応していますので、鮮明な映像を配信したいという方もぜひ「GENKI ShadowCast」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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