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こんにちは、オリジナルキーキャップ制作にハマっているイツキ(@saigalog)です。
実は以前からレジンで何かを作ってみたい、と考えていたのですが具体的に何を作るか思い浮かばなかったので先送りにしていた私。
このガジェットブログの運営を続けていく中で高級キーボードに出会い、その良さやカスタマイズする楽しさを知ることに。
またCherry MX軸のキーキャップであれば市販されている商品も豊富にあり、レジンを中心としたハンドメイドキーキャップの世界がそこには広がっていました。
しかし、レジン制作の初心者が最初につまづく壁と言えば「何を用意すればいいかわからない」「作る手順がわからない」といったものではないでしょうか。
もちろん私もそうでしたし、この記事を今読んでいるあなたもそうだと思います。
そこで本記事では、ガジェットブロガー兼オリジナルキーキャップ製作者でもある私が用意するものや具体的な手順を徹底解説していきます。
必要なものをそろえればすぐにでも自作キーキャップの世界に飛び込める内容となっておりますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
制作したキーキャップは各ECサイトで販売もしていますので、参考までにそちらもぜひ!
UVレジンで自作キーキャップを作るためには、まずツールをそろえる必要があります。
女性はメイクやネイルアートですでに持っている場合もありそうですが、男性はなじみがないものが多いので集めるのが少し大変かもしれません。
実際に私もほとんど持っているものがない上に、種類が多くて苦戦しました笑。
実際に私が使っているツールを紹介し、AmazonなどECサイトへのリンクも貼っておきますので必要なものをそろえていってみてください。
- PVC手袋
- いらない紙
- カッターマット
- シリコンマット
- UVライト
- モールド
- 爪楊枝(竹串)
- ニッパー
- 紙やすり
- 爪やすり
- ピンセット
- 筆
- レジンクリーナー
- ティッシュ
- キッチンペーパー
- 小分け丸ケース
- キーボード
PVC手袋
UVレジンで自作キーキャップを作るために、まずPVC手袋を用意しましょう。
素手でレジンを触るとレジンアレルギーを発症するおそれがあるため、少し面倒と思うかもしれませんがPVC手袋は必ずつけて作業します。
基本的には使い捨てになりますが、安くてもそれなりに品質がよいものを選んでください。
いらない紙&カッターマット
レジン作業中は机の上が必ず汚れるので、いらない紙を下に敷いてその上で作業するようにします。
私はAmazonで買ったときについてくる梱包用紙と、その上に100均で買ったカッターマットを敷いています。
シリコンマット
シリコンマットはレジン作業時の必須ツールではありませんが、作業スペースに使う敷物として優秀です。
特に白いシリコンマットはレジンを調色するときに色がわかりやすいので、1枚持っておくと便利です。
UVライト
レジンを硬化させるためにUVライトは欠かせません。
裏面はこんな感じで、6つの光源からUVライトが照射されます。
折りたたみ式なのでコンパクトなのと、スタンドがあれば下に硬化させるためのものを置けて便利です。
UVライトはピンキリですが、そこまで性能差がないためAmazonなどで口コミがよいものを選んでおけば間違いありません。
モールド
キーキャップの形をつくるためのモールドも必要不可欠です。
上級者はモールドから自分で作ったりもしますが、まずは既製品を買って使うのが手っ取り早く間違いがありません。
爪楊枝(竹串)
爪楊枝や竹串もレジンで自作キーキャップには必須級のツールです。
レジンを混ぜたり調色、気泡をとるときに使える万能ツールです。
ニッパー
ニッパーは持っていましたが、レジンで自作キーキャップを始めたときに新しいものを用意しました。
というのもバリ取りはキーキャップのクオリティを左右する大事な作業で、切れ味が良いにこしたことはないといくつか作った後に痛感したからです。
YouTuber・筆塗りペインターとして活動している“せなすけ”さんのコラボモデルらしく、刃先が細く切れ味抜群でこれまで使っていたニッパーとの違いに驚きました。
使うのは一瞬ですが、特にニッパーは良いものを使うべきと断言します!
紙やすり
紙やすりはダイソーなど、100均で手に入るもので十分です。
私は最初に荒いところを削るときは#240~400、仕上げは#1000のものを使っています。
硬化したキーキャップをモールドから取り出してニッパーでバリ取りするだけでキレイだからいいじゃん!と思いがちですが、きちんとヤスリがけすると手触りが全然違います。
爪やすり
爪やすりは必須ではありませんが、持っておくと何かと重宝します。
私の場合はバリ取りが上手くいかず、ニッパーでも切れないようなところを爪やすりで削っています。
ピンセット
ピンセットはキーキャップ作りに限らず、ハンドメイド作業には必須のツールです。
特に硬化が甘いときや、トップコートを塗るときなど指で触ると表面が汚くなってしまうのでピンセットは用意しておきましょう。
筆
筆はレジンの扱いに便利で、主にトップコートを塗るときに重宝します。
キーキャップにレジンで絵を描く、という装飾も筆があればできるようになります。
レジンクリーナー
レジンクリーナーはツールの掃除や、キーキャップの最終仕上げに使います。
レジンで汚れたものは水洗いしても落ちないので、レジンクリーナーがあると安心です。
ティッシュ&キッチンペーパー
ティッシュやキッチンペーパーは必須ではありませんが、あるにこしたことはありません。
手袋が少し汚れてしまったときや、レジン・着色剤をこぼしたときなど簡易的な掃除に欠かせません。
小分け丸ケース
小分け丸ケースはクリームやパウダーなど、主にメイク用に使われるものを流用します。
コンパクトな丸形で、フタを開けて様々なものを収納できます。
キーキャップにラメでデコレーションしたいときは、小分け丸ケースに保存しておくと便利です。
ラメ類は基本的に袋に入っているものが多く、そのままでは保存できないのでこのケースが役立ちます。
キーボード
キーボードがあれば作ったキーキャップが実際に問題なく使えるかという確認ができます。
また写真を公開したり、販売する場合にも装着した画像があればイメージしやすいのでおすすめです。
バックライト搭載のキーボードであれば、クリアなキーキャップに光が透過して多彩な表情を楽しむことができます。
Cherry MX軸に互換性のあるメカニカルキーボードを選べば間違いありません。
ツールとは別にそろえるもの、それはもちろん材料です。
レジンさえあればキーキャップ自体は作れますが、色を付けたりデコレーションしたり見栄えを良くしたり、という場合はそれぞれ必要なものを集めなければなりません。
実際に私が使っている材料を紹介し、AmazonなどECサイトへのリンクも貼っておきますので必要なものをそろえていってみてください。
もっと高度な装飾をしたい!という場合でなければ、基本的にはこれだけでキーキャップが作れます。
- UVレジン
- レジン着色剤
- ラメ(パウダー、ダイカット、ホログラム)
- デコレーションパーツ
- トップコート
UVレジン
当たり前ですが、UVレジンがなければ何も始まりません。
100均で売っているものでも問題ないですが、量が少ないのでいくつも作りたい方は100 g以上のものを買ったほうがお得です。
レジン着色剤
レジン着色剤があればカラフルなキーキャップを作れるようになり、制作の幅が圧倒的に広がります。
色さえあれば自分のアイディアを形にしやすくなるので、ぜひ用意しておきましょう。
ラメ(パウダー、ダイカット、ホログラム)
キラキラしたキーキャップを作りたい方にはラメをおすすめします。
100均などで手に入り、見た目もゴージャスになった上に粗も目立ちにくいので初心者の方にもおすすめです。
デコレーションパーツ
ビーズを始めとしたデコレーションパーツがあれば、キーキャップの見た目を華やかにできます。
キーキャップは小さいため、あまり大きなデコレーションパーツは使えないということに注意しておきましょう。
トップコート
トップコートはキーキャップの最終仕上げに使います。
ヤスリがけすると表面がくすみますが、トップコートを塗ればピッカピカに仕上がります!
工程が多く複雑そうに見えますが、一度覚えてしまえばシンプルで流れ作業のように進められます。
出来上がったキーキャップはこんな感じで、光を当てると特にキレイに見えて映えます。
その他、私がこれまでに作ったキーキャップの一部をご紹介します。
本記事では「【2024年】自作キーキャップの作り方を徹底解説!ツールと材料をそろえて手順を覚えれば誰でもかんたんに作れます【UVレジン】」について書きました。
用意するツールや材料は種類が多く、最初は大変ではありますが一度そろえてしまえば後は制作に没頭できます。
消耗品は都度買い足せば良いですし、制作過程で気づいた点を活かしてよりよいツールや材料にアップデートしていきましょう。
コツコツ作り続ければ、いつか人気のクリエイターになることだって夢ではないかも!?
充実したキーキャップ制作ライフを楽しんでいきましょう~♪