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こんにちは、ノートPCとモバイルモニターで毎日作業しているイツキ(@saigalog)です。
「モバイルディスプレイ」「ポータブルモニター」といった呼び方もありますが、本記事では「モバイルモニター」に統一しています。
最近では在宅勤務をする人が増えて、広くないデスクでも作業スペースを確保できる「モバイルモニター」の需要が高まってきています。
しかし実際に選ぶとなるとどのサイズがいいのか、そもそもバリエーションはどのくらいあるのかよくわかりませんよね。
そこで本記事では、モバイルモニターのサイズ周りに関する情報をまとめてみました。
記事を最後まで読むと次のことがわかります。
- バリエーション(インチとcm)
- 主流のサイズとそれを比較した図
- 各サイズの重さ
- 写真(実物)によるサイズ比較
- 解像度と表示倍率
「モバイルモニター」と一口に言っても、そのサイズのバリエーションは豊富にあります。
多数の「モバイルモニター」を取り扱っている有名なECサイト、ということでAmazonを調査したところ以下の9つのサイズのバリエーションがあるということがわかりました。
モバイルは左スライドで全表示サイズ | 幅 | 高さ |
---|---|---|
10.1インチ | 22.4 cm | 12.6 cm |
10.8インチ | 23.9 cm | 13.4 cm |
12.5インチ | 27.7 cm | 15.6 cm |
13.3インチ | 29.4 cm | 16.5 cm |
14.0インチ | 31.0 cm | 17.4 cm |
15.6インチ | 34.5 cm | 19.4 cm |
15.8インチ | 35.0 cm | 19.7 cm |
17.3インチ | 38.3 cm | 21.5 cm |
18.4インチ | 40.7 cm | 22.9 cm |
※上記はあくまで画面サイズなので、ベゼルなどを含めるとモニター自体はもっと大きくなります。
一般的なPCモニターやTVの場合は、24インチや55インチのように小数点以下のインチ数はあまり見られません。
反対にモバイルモニターでは、サイズの小ささゆえにインチ数が小数点以下で刻まれているのが一般的になっているようです。
最小は10.1インチで、これはタブレット端末などでもよく使われる大きさです。
最大は18.4インチで、ここまで来ると普通のPCモニターとほとんど変わらないくらい大きいですね。
持ち運びを前提とした「モバイルモニター」としては、このあたりが物理的に限界のサイズだと言えるでしょう。
各サイズを図で比較してみた
サイズのバリエーションはわかったものの、cmで表されていてもイメージしづらいと思うので比較図を作ってみました。
4つに絞った理由ですが、まず9つすべてを比較すると図としてとてもわかりづらくなってしまうということ。
そしてこの4つは、モバイルモニターを選ぶときの基準にしやすいサイズだと言えます。
- 10.1インチ:Androidタブレットに採用されやすい
- 13.3インチ:モバイルモニターの売れ筋上位
- 15.6インチ:モバイルモニターの売れ筋上位
- 17.3インチ:大画面モバイルモニターの現実ライン(品数的に)
「モバイルモニター」のサイズで迷ったら、まずはこの4つのサイズを押さえておけばOKです!
参考:モバイルモニターの重さの目安
1つの参考になるかと思い、各サイズごとのモバイルモニターの重さを調べてみました。
- 10.1インチ:約383 g
- 10.8インチ:約400 g
- 12.5インチ:約425 g
- 13.3インチ:約524 g
- 14.0インチ:約627 g
- 15.6インチ:約830 g
- 15.8インチ:約850 g
- 17.3インチ:約917 g
目安として13.3インチがだいたい500 mlペットボトル1本分くらい、17.3インチになるとその倍近くになるようです。
なお、上記の数値はあくまで複数メーカーのモバイルモニターの重さの平均値となります。
また参考にしたのはメーカー側が公表している数値となり、実測値とは異なる場合がありますのでそちらもご注意ください。
ケースなどをつけるとさらに重たくなるので、持ち運ぶことを考えると重さの面でも13.3~15.6インチあたりが妥当かなという感じですね。
続いて「モバイルモニター」とAndroidタブレット、ノートPCを並べて写真を撮ってみました。
左から順に…
- 15.6インチ LIVXIA LUNE
- 13.9インチ Matebook X Pro
- 13.3インチ GeChic On-Lap 1306H
- 10.1インチ Dragon Touch NotePad 102
ベゼルの幅でサイズの印象が変わるので、暗めにして液晶部分がわかりやすくなるようにしています。
よりわかりやすくするためにアップでも撮ってみました。
左は15.6インチのモバイルモニターで、右は13.9インチのノートPCです。
アスペクト比が違うこともあり、画面の大きさにかなり違いがあるように見えますね。
こちらの左は13.3インチのモバイルモニターで、右は10.1インチのAndroidタブレットになります。
参考:モバイルモニターの解像度
モバイルモニターを選ぶ上でサイズや重さはもちろん大事ですが、解像度も忘れてはいけません。
主流の13.3インチや15.6インチのモバイルモニターの大半は、フルHDか4Kの解像度を採用しています。
解像度とは画素の密度のこと。
解像度が高ければ高いほど、表示される映像は高精細で鮮明になります。
- フルHD:1920 × 1080
- 4K:3840 × 2160
説明のとおりフルHDのものより4Kのほうが高精細、かつ作業スペースを広く使えることになります。
ただし、大画面を表示させるためにはPC側のスペックも要求されますので注意が必要です。
古めのノートPCに4Kモバイルモニターをつなげたら重くて動作がカクつくようになった、ということがあります。
また、モバイルモニターは一般的なモニターと比べて画面サイズが小さいので、そのまま表示させようとすると文字が小さすぎて見えないということも。
具体的な例として、15.6インチの4Kモバイルモニターを使って表示させてみました。
これは当ブログを100%の倍率で表示させたところです。
文字が小さすぎて読むことができず、作業で使うには実用的ではありません。
続いては150%の倍率で表示させたところ。
100%よりはだいぶ見えるようになりましたが、それでもまだ小さいですね。
そして200%の倍率での表示。
このあたりから普通に文字も読めるのでだいぶ実用的なレベルになります。
最後は私が設定している250%の倍率表示。
15.6インチであればそもそも画面が大きいので、このくらいまで倍率を上げても十分な作業スペースは確保できると感じています。
動画視聴などと兼ねて選ぶ場合は別ですが、やみくもに高解像度のモバイルモニターを選べば良いというわけではないことをぜひ覚えておいてくださいね!
本記事では「モバイルモニターのサイズを図や写真で比較してみました【10.1~17.3インチまで】」について書きました。
バリエーションとしては9つあるモバイルモニターですが、主流は13.3インチと15.6インチの2サイズ。
重さは500 g~1 kgくらいに抑えるとちょうどよく、持ち運びにも便利だと実感しています。
本記事を参考に、最適なモバイルモニターをぜひ選んでみてください!