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こんにちは、有線イヤホンは主に自宅か職場で使っているイツキ(@saigalog)です。
外出する時にはなるべく身軽でいたい主義でして、普段はスマホとワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続して音楽を楽しんでいます。
PCがある環境では有線イヤホンやスピーカーで音楽を聴いているのですが、それぞれについてそこまでこだわっているわけでもありません。
今のところ現在の音楽環境にあるていど満足していた私ですが、そんな中「ハイレゾ対応」の有線イヤホンをレビューする機会をいただきました。
ただ正直な話、
ハイレゾって単語は聞いたことあるけど…。
という知識レベルだった私。
しかし、このイヤホンで体感してから価値観が一変。
しかもその体験を今回紹介するイヤホンならば1万円以下、という非常に高いコストパーフォマンスでできてしまうというわけです。
確かに普通のイヤホンに比べたら少し高いものではあります。
ただこれからハイレゾを聴いてみたい、体感してみたいという方のエントリーモデルとしてはまさにうってつけの「SIMGOT MT3 PRO」。
この記事ではその製品の魅力をレビューしていきたいと思います。
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは装着感。
イヤホンにはざっくりと3つのタイプ「カナル型」「インナーイヤー型」「耳かけ型」がありますが、この「SIMGOT MT3 PRO」はカナル型です。
ただ一般的なカナル型とは少し違っていて、コードの先のほうが円を描いた形状になっているので、写真のように耳にかけて使うようになっています。
いわゆる「シュア掛け」専用のカナル型イヤホン、ということですね。
このシュア掛けにはケーブルこすれのタッチノイズの軽減や、装着の安定感を高め外れにくくするというメリットがあります。
実際に付けてみると、なるほど、いい感じに耳にフィットしてカナル型の特徴である遮音性がより増しました。
ただ、私は20年来のメガネ愛用者。
メガネにはそれなりにこだわりを持っていると自負しています笑。
メガネをかけている場合、この「シュア掛け」というのはイヤホンコードとメガネの柄の部分が干渉してしまうんですよね、ものすごく。
特にマスクを多く使う冬場なんかは、メガネ+マスク+イヤホン(シュア掛け)という構成になり、耳の上がカオス状態。
特にメガネのフィッティングは柄の部分で繊細な調節をしていたりするので、シュア掛けでそれがダメになってしまわないか、というのがこのイヤホンを付けていて非常に気になった点でした。
個人的にはシュア掛け固定じゃなかったらもっと良かったのに!と非常に惜しいです。
次にコード。
これは「SIMGOT MT3 PRO」だから、というよりも有線イヤホンの宿命だとは思いますが…。
使い終わって少しまとめて置いておき、次にまた使うとき。
高確率で絡まります笑。
毎回使う前に絡まりを取って、そこにイライラしたり時間を使うのは無駄なので頻繁に使うのであればグシャッとまとめるのではなく結び方に工夫するか、
もしくはそもそもまとめない(吊るす)などしたほうが良いかもしれません。
そして最後は1番気になる音について。
私は日常生活の中で音楽は比較的ライトに楽しみたいタイプなので、普段はスマホからBluetoothでワイヤレスイヤホンやスピーカーに飛ばして聴いています。
そんな人間が有線、しかもハイレゾの音を聴いたらどうなるのか。
宇多田ヒカルやL’Arc~en~Cielの曲で「96.0kHz/24bit」のものを用意しました。
少し大げさな表現かもしれませんが、聴いた瞬間少し鳥肌が立ちました。
まず感じるのが圧倒的な透明感。
曲の中にあるたくさんの音がすべてクリアにはっきりと聴こえるのがわかります。
低音、中音、高音、どれかに寄るわけでもなくちょうど良いバランスが心地よい。
そしてボーカルもくっきりと際立っています、もちろん違和感はありません。
付属の2タイプのイヤーピースを試します。
まずは透明感のある自然な音が特徴の「高域強調型」。
メーカーが謳うとおり、スッキリとクリアな音を楽しむことができます。
そして低音が強めの「バランス型」。
確かに低音が強く出ているのがよくわかります。
ただ少し音がくもった印象があったので、個人的には「高域強調型」のイヤーピースが好みでした。
イヤーピースを変えるだけで本当に音の違いがかなりハッキリと出るので、このイヤホンを手に入れたらぜひ両方の音を試してみることをおすすめします!
イヤーピースを付け替えるのにちょっと手こずる(コツがいる)ので、そこだけご注意を!
「SIMGOT MT3 PRO」の外箱は白ベースに「MEETURE」と「SIMGOT」のロゴのみが印字され、シンプルでクールなデザインです。
「MEETURE」は「Meet the Future」からの造語で、「SIMGOT」の姉妹ブランドです!
裏面はこんな感じ。
赤く光る「MEETURE」のロゴが印象的です。
箱を開けるとイヤホン本体が2つ鎮座していました。
白い箱の中に輝く宝石のようなイヤホンから漂う高級感。
カラーは「クリア(透明)」を選びました。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- イヤホンケーブル
- イヤーピース
- 収納ポーチ
- 取扱説明書/保証書
付属のイヤーピースは2タイプ、サイズは3種類あります。
- バランス型(Eartip I):低音を増強し、聴き取りやすく歯擦音をを抑え、落ち着いた厚みのある音
- 高域強調型(Eartip II):中・高音を強調し、解像度と透過性を高め、より透明感のある自然な音
イヤホン本体とケーブルをしまう収納ポーチも付いています。
MEETURE & SIMGOTの「MT3 PRO」はスタイリッシュなデザインが特徴的なハイレゾ対応の有線イヤホンです。
日本オーディオ協会(JAS)の「ハイレゾ・オーディオ」認証を取得。
高域は40kHzの超高域まで再生可能で、原音に忠実な高品位な音楽再生により、その場にいるような臨場感を再現します。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | シングルダイナミック ドライバーIEM |
型番 | MT3 PRO |
本体サイズ | 24 ×17 × 23 (mm) |
コード長 | 約120 cm(1.2 m) |
重量(イヤホン) | 4 g(合計8 g) |
重量(コード) | 17 g |
装着方式 | 耳かけ型 |
対応端子 | 改良型0.78mm 2pinコネクタ |
材質 | 酸化アルミニウム合金製ノズル |
ドライバー | 10mm高磁気複合ダイナミックドライバー |
振膜 | 高分子複合シタン振動膜 |
再生周波帯域 | 15Hz-40kHz |
音圧感度 | ≥108dB(at 1000Hz) |
インピーダンス | 18Ω |
音圧感度誤差 | <1% 108dB(20μpa) |
左右音圧感度誤差 | <1.5dB(at 1000Hz) |
定格電力 | 10W |
コード | 高純度無酸素銅線と銀メッキ銅線の4本混合編線 |
外観
「MEETURE」のロゴがある下半分はメタリック塗装がキラリと光り、上半分はスケルトンで中の構造が見えます。
男心をくすぐるオシャレな外観!
光が当たると酸化アルミニウム合金製のノズルが金色に輝き、非常に美しい。
カラーバリエーションはレビューしている「クリア」と合わせて全4色。
コードは「高純度無酸素銅線」と「銀メッキ銅線」がスパイラル状に編まれており、コードというよりはチェーンのようになっています。
コードの被膜に色はついていませんが、銅線の色が透けてピンクっぽく見えるのが特徴です。
サイズ・重量
ここからは「SIMGOT MT3 PRO」のサイズを計測していきます。
イヤホンの全長は24 mm、横幅は17 mmです。
イヤホンの奥行きは23 mmでした(イヤーピースなし)。
イヤホンは片方4 gです(ペアで8 g)。
ケーブルとあわせると25 gでした。
本記事では「【SIMGOT MT3 PRO レビュー】ハイレゾ対応でコスパ良し、スタイリッシュなデザインの有線イヤホン」について書きました。
このレビューのために何枚も写真を撮りましたが、やはりデザインの良さは数あるイヤホンの中でも秀逸です。
惚れ惚れするような感覚は、他のイヤホンではまず味わうことはできないでしょう。
このオシャレさならば、オーディオ関連から遠くなりがちの女性やライトユーザーの目にも留まりやすいのではないでしょうか。
そしてハイレゾ対応でこの音質のクオリティで1万円以下、という高コスパ。
これからハイレゾや、より音楽を楽しんでいきたいと考える人のエントリーモデルとしてうってつけの製品です。
マニアの方はもちろん、オシャレでハイレゾ対応の高コスパイヤホンを探している方はぜひ「SIMGOT MT3 PRO」を使ってみてはいかがでしょうか。