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こんにちは、実は今までAndroidスマホを持っていなかったイツキ(@saigalog)です。
最初に買ったスマホは「iPhone 5s」。
それ以来ずっとiPhoneシリーズを使い続けてきた私のスマホ人生ですが、心の奥ではずっと思っていることがありました。
Androidスマホも使ってみたい…!
と、思うだけで今まで実際に買うまでの行動には至らなかったわけですが、当ブログを始めたことで「今年こそAndroidスマホを買おう!」と決意。
そして満を持して2020年秋に登場した「Google Pixel 5」は、次世代通信規格5Gに対応したGoogle社謹製のAndroidスマホです。
というわけでは、本記事ではAndroidスマホを初めてまともに使った私が実際の使用感や感想とともに、製品の詳細やスペックについても詳しくレビューしていきます!
スマートフォンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
ということで、まずはディスプレイについて。
サイズは6.0インチ、解像度は1080 × 2340と大きく、ベゼルも狭いので数値以上に広く感じます。
iPhoneと違ってノッチがなく、前面カメラのパンチホールだけなのでほぼ表面全部がディスプレイになっているので没入感を強く感じます。
有機ELを採用しているということで発色がよく、HDR対応なので明暗の再現度が高い。
普段のWebブラウジングやアプリでもそうですが、一番恩恵を感じるのはやはり動画視聴ですね。
スマホでも高画質な動画を楽しみたい、という方は「Google Pixel 5」を選べば損はないと思います。
続いては重さ。
Google Pixelシリーズの重さはそれぞれ以下のようになっています。
- Pixel 3:148 g
- Pixel 3 XL:184 g
- Pixel 4:162 g
- Pixel 4 XL:193 g
- Pixel 4a:143 g
- Pixel 5:151 g
私の実測値では「Google Pixel 5」の重さは149 gだったのですが、上記はすべて公表値を記載しています。
過去の機種と比べるとめちゃくちゃ軽い、というわけではないのですが重くもないという絶妙なラインをついているのがわかると思います。
前世代の機種「Google Pixel 4」より約10 g軽くなっているというのは評価できるのではないでしょうか。
ちなみにApple社の「iPhone 11 Pro」は188 g、「iPhone 12 Pro」は187 g。
私はこれまでiPhoneを愛用していたので、30 g以上の重量差にかなりギャップを感じています。
もちろんハイエンドモデルとは純粋に比較できるものではないのですが、スマホはできるだけ軽めのものが欲しいという方も納得できる重さになっているのではないでしょうか。
次は動作面について。
私のスマホの主な用途はWebブラウジング、動画視聴、写真(動画)撮影、各種アプリとなります。
ゲームはほとんどしません。
なので上記の用途に限定して言うと、不満らしい不満が見当たりません。
Webサイトを見ていて重くなったり、動画がカクついたり、カメラの起動が遅かったり、アプリの動きがモッサリしている、ということはまったくないです。
スペック的に言うと目安としてはミドルレンジ級に相当するのですが、これだけスイスイ動くなら何も言うことはないですね。
ディスプレイのリフレッシュレートが最大90Hzに対応している、というのもこの快適さに一役買っていると思います。
Android端末は各社からいろんなものが出されていて、スペックが低いものはカクついたりして正直なめている部分があったのですが…。
さすがはGoogle社謹製の端末ですね。
Androidのことを知り尽くしている、使っているとそんな印象を受けます。
そして気になるカメラ性能。
前機種「Google Pixel 4」と比べて画素数自体は変わらないのですが、視野107°の超広角レンズが搭載され、使い勝手が向上しました。
同じく超広角レンズを搭載した「iPhone 12 Pro」(視野120°)と比較するとその広角具合は少し劣るのですが、十分広い範囲を撮影することができます。
あと個人的に特に気に入っているのが、動画撮影時の手ぶれ補正です。
スマホってカード型なので、手で持っての映像撮影にはそもそも向いておらず、どんなに上手く撮ろうとしても多少はぶれてしまいますよね。
それを「Google Pixel 5」ならほぼ完璧に補正してくれます。
ディスプレイに映し出される映像が、ピタッと張り付いて動かないのを最初に見たときは衝撃的でした。
この技術の高さはお見事、と本当に感心するばかりです。
あとはバッテリーと充電周りについて。
バッテリー容量は4,080mAh。
「機能」の項にも書いていますが、これは最近の主流スマホの中では比較的多いほうです。
Appleのハイエンドモデル「iPhone 12 Pro」でも2,775mAhなので、それと比べても遥かに多いことがわかると思います。
一般的にバッテリー容量と重さは比例するので搭載している端末が重くなるのが普通ですが、「Google Pixel 5」に限ってはそうじゃない。
「iPhone 12 Pro」が2,775mAhで187 gなのに対し、「Google Pixel 5」は4,080mAhで151 gと非常に軽い。
個人的にはGoogle社がどんなトリックを使ったのか、と気になって夜も眠れません笑。
充電に関しては、Qi認証ワイヤレス充電にも当たり前のように対応しています。
あと面白いのが「バッテリーシェア」機能。
これはその名のとおり「Google Pixel 5のバッテリーを他の端末にワイヤレスでシェアする」といったもの。
日常生活の中で頻繁に使うものではないと思いますが、例えば出先で
スマホのバッテリーがほとんどない!モバイルバッテリーも持ってない!
はい、「Google Pixel 5」。
というシチュエーションになったときに大活躍しそうです笑。
最後はおサイフケータイについて。
「モバイルSuica」「モバイルPASMO」を始めとし、その他多くのサービスに対応しているのでとても便利ですね。
最近はいろんなお店でもキャッシュレス対応が進んでいますし、本当にスマホ1台あれば外出できる、現金不要の世の中になってきていると強く感じます。
「Google Pixel 5」なら複数のキャッシュレス払いサービスを集約できるので、そういった意味でもおすすめの端末です♪
「Google Pixel 5」の外箱は白を基調としたシンプルなデザインです。
同梱物として以下のものが入っています。
- Google Pixel 5本体
- USB Type-Cケーブル(USB 2.0)
- 18 W USB-C 電源アダプター
- USB Type-A to C変換コネクタ
- SIMピン
- クイックスタートガイド
- 安全に関する説明書
付属のUSB Type-Cケーブルの長さは約100 cmです。
電源アダプターもUSBケーブルと同じく白色。
コンセント側には電源アダプターの仕様が記載されています。
AC Adapter
Model:G1000-US
Input:100-240V~0.5A 50-60Hz
Output:5V 3.0A / 9V 2.0A
PSEマークが記載されているので、安心して使うことができますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
USB Type-A to Cの変換コネクタも付属しています。
SIMピンはSIMカードを交換するときに使います。
Googleの「Google Pixel 5」は、Pixelシリーズ7世代目となる次世代通信規格5Gに対応したAndroidスマートフォンです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「Sorta Sage」をあわせて全2色。
- Just Black
- Sorta Sage
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Google Pixel 5 |
本体サイズ | 44.7 × 70.4 × 8.0 (mm) |
重さ | 151 g |
OS | Android 11 |
ディスプレイ | フルスクリーン 6.0 インチ(151 mm)パンチホール付きディスプレイ アスペクト比 19.5:9 FHD+(1,080 x 2,340)Flexible OLED、432 ppi 常に表示状態のディスプレイ 「この曲なに?」機能 タッチスクリーン スムーズ ディスプレイ(最大 90 Hz 対応) コントラスト比 1,000,000:1 HDR サポート 24 ビット フルカラー(1,600 万色) |
電池 | 最小 4,000 mAh 標準 4,080 mAh |
メモリ | 8 GB LPDDR4x RAM |
ストレージ | 128 GB ストレージ |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 765G 2.4 GHz + 2.2 GHz + 1.8 GHz、64 ビット オクタコア Adreno 620 Titan M セキュリティ モジュール |
背面カメラ | 12.2 メガピクセル(デュアル ピクセル) ピクセル幅 1.4 μm デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス 光学式および電子式手ぶれ補正機能 絞り値 ƒ/1.7 視野 77° 16 メガピクセル(ウルトラワイド) ピクセル幅 1.0 μm 絞り値 ƒ/2.2 視野 107° |
前面カメラ | 8 メガピクセル ピクセル幅 1.22 μm 絞り値 ƒ/2.0 固定フォーカス 視野 83° |
動画 | 背面カメラ 1080p(30 FPS、60 FPS、120 FPS、240 FPS) 4K(30 FPS、60 FPS) 前面カメラ 1,080p(30 FPS) |
センサー | 近接センサー、周囲光センサー 加速度計、ジャイロメーター 磁力計 Pixel Imprint – 本体背面の指紋認証センサーで簡単にロック解除 気圧計 スペクトル センサー、フリッカー センサー |
充電 | USB-C 18 W アダプター、USB-PD 2.0 対応 18 W 急速充電 Qi 対応ワイヤレス充電 リバース ワイヤレス充電 |
ポート | USB Type-C 3.1 Gen 1 |
SIM | ナノSIM × 1 eSIM |
無線 | Wi-Fi 2.4 GHz + 5 GHz 802.11a/b/g/n/ac 2×2 MIMO Bluetooth 10 5.0 + LE、A2DP(HD コーデック: AptX、AptX HD、LDAC、AAC) NFC Google Cast |
ネットワーク | LTE: 最大 4CC(12 レイヤ)DL および 2CC UL TDD: 最大 1CC x 100 MHz 4×4 MIMO DL および 1CC x 100 MHz UL FDD: 最大 1CC x 20 MHz 4×4 MIMO DL および 1CC x 20 MHz UL GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz) UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 CDMA EVDO Rev A: BC0 / BC1 / BC10 LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 28 / 41 / 66 / 71 / 77 / 78 eSIM FeliCa |
材質 | 100% リサイクル アルミニウム エンクロージャー、Corning Gorilla Glass 6 のカバーガラス |
防水防塵性能 | IP68 |
外観
「Google Pixel 5」は、6.0インチ(2340 × 1080)でリフレッシュレートは最大90Hzのパンチホール付き有機ELディスプレイを搭載しています。
- アスペクト比:19.5:9
- FHD+(1080 × 2340)フレキシブルOLED、432 ppi
- コントラスト比:>1,000,000:1
- HDRサポート
- 24ビットフルカラー(1,600万色)
- スムーズディスプレイ(最大90Hz対応)
ディスプレイの左上にはパンチホールがあり、8メガピクセルの前面カメラが搭載されています。
- 8メガピクセル
- ピクセル幅:1.22 μm
- 絞り値:ƒ/2.0
- 固定フォーカス
- 視野:83°
- 動画:1080p(30FPS)
ベゼルがすごく狭いので実際の大きさ(インチ)よりも広く、大画面なディスプレイという印象を受けます。
背面には100%リサイクルのアルミニウムエンクロージャーが採用されています。
石材のような不思議な触感で、高級感があります!
背面左上にはカメラ部があり、12.2メガピクセルと16メガピクセルの背面カメラ、フラッシュが搭載されています。
- 12.2メガピクセル
- 画素サイズ:1.4 μm
- デュアルピクセル位相差検出式オートフォーカス
- 光学式および電子式手ぶれ補正機能
- 絞り値:ƒ/1.7
- 視野:77°
- 動画:1080p(30FPS、60FPS、120FPS、240FPS)、4K(30FPS、60FPS)
- 16メガピクセル
- 画素サイズ:1.0 μm
- 絞り値:ƒ/2.2
- 視野:107°
- 動画:1080p(30FPS、60FPS)
カメラの右下、中央部分には指紋認証センサー(Pixel Imprint)があります。
「Google Pixel 5」には、指紋認証センサー以外にも様々なセンサーが搭載されています。
- 近接センサー、周囲光センサー
- 加速度計、ジャイロメーター
- 磁力計
- Pixel Imprint(指紋認証センサー)
- 気圧計
- スペクトルセンサー、フリッカーセンサー
中央下部には光り輝くGoogleの「G」のロゴ。
右側面には電源ボタンと音量大/小ボタンがあります。
上側面には上部マイクがあります。
3つあるマイクはノイズ抑制されるので、通話時の音声がクリアに!
左側面にはSIMトレイがあります。
付属のSIMピンを穴に入れ、SIMトレイを引き出してSIMカードを入れましょう。
シングルナノSIMとeSIMの2種類に対応しています。
下側面にはUSB-Cポート、下部スピーカーと下部マイクがあります。
USB-Cポートは、USB-PD 2.0(急速充電)とUSB Type-C 3.1Gen 1(高速通信)に対応しています。
- 18W急速充電
- Qi認証ワイヤレス充電
- リバースワイヤレス充電
さらに細かい各部の説明は、以下の図を参照してみてください。
- SIM カードトレイ
- 近接センサーと周囲光センサー
- 上部マイク
- 上部スピーカー
- 前面カメラ
- 電源ボタン
- 音量大 / 小ボタン
- LED フラッシュ
- 背面カメラ
- Pixel Imprint
- NFC
- ワイヤレス充電
- USB-C ポート
- 下部スピーカー
- 下部マイク
サイズ・重量
「Google Pixel 5」のサイズは144.7 × 70.4 mmです。
厚さは8 mm。
AppleのiPhone 11 Proと比較するとこんな感じのサイズ感。
手に持ってみるとこんな感じです。
軽くて側面が丸みを帯びているので持ちやすい!
「Google Pixel 5」の重さは149 g。
電源アダプターの重さは55 gでした。
機能
「Google Pixel 5」は、最新のAndroidOS「Android 11」を搭載しています。
最低3年間のOSアップデートとセキュリティアップデートが保証されています!
これまでのLTEにはもちろん、次世代の通信規格「5G」にも対応しているので高速にインターネットを利用できます。
5GはSub-6とミリ波に対応していますが、日本国内版ではミリ波は使えませんので要注意!
CPUプロセッサは「Qualcomm Snapdragon 765G 2.4 GHz + 2.2 GHz + 1.8 GHz、64 ビット オクタコア Adreno 620」を搭載しています。
メモリは「8 GB LPDDR4x RAM」を搭載し、ストレージ容量は128 GBです。
ベンチマーク「AnTuTu」でスコア計測してみました。
スコアの目安は以下になります。
これによると「Google Pixel 5」はミドルレンジ~ミドルレンジ中位という位置づけになるようです。
ディスプレイは6.0インチ(1080 × 2340)サイズの有機ELで、HDRに対応しているので色のつぶれがなく明暗がハッキリと見えます。
背面カメラを使って通常(1x)、夜景モードで写真を撮ってみました。
特に夜景モードでは、かなり薄暗い部屋でもキレイに明るく撮れるので驚きました!
また超広角レンズ(視野107°)でも写真を撮り、同じく超広角レンズを搭載した「iPhone 12 Pro」(視野120°)との比較もしてみました。
ハイエンドモデル機と比べてほとんど遜色ありません!
続いては動画です。
それぞれFHD(1080p)で上が30FPSで撮影したもの、下が60FPSで撮影したものになります。
さらに4Kでも30FPSと60FPSでそれぞれ撮影してみました。
USB-Cポートからの充電はスペックどおり、上限18Wで急速充電できています。
Qi認証ワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけで素早く充電することができます。
バッテリー容量は4,080mAhで、これは2020年時点の主流スマホと並べると比較的多いほうと言えるでしょう。
- Google Pixel 4:2,800 mAh
- Google Pixel 4a:3,140 mAh
- Google Pixel 5:4,080mAh
- iPhone 11:3,110mAh
- iPhone 11 Pro:3,046mAh
- iPhone 12:2,775mAh
- iPhone 12 Pro:2,775mAh
- iPhone SE (第2世代):1,821mAh
- Xperia 5 II:4,000mAh
- Galaxy S10:3,300mAh
- Redmi Note 9S:5,020mAh
またバッテリーシェア機能が搭載されているので、同じくQi認証ワイヤレス充電に対応したデバイスを充電することができます。
おサイフケータイにも対応し、「Google Pixel 5」さえあれば手ぶらでも外出先での買い物や公共交通機関を利用することができます。
- WAON
- 楽天Edy
- QUICPay
- モバイルスターバックスカード
- おサイフライフ+
- 電子マネー「nanaco」
- iD
- モバイルSuica
- JALタッチ&ゴーサービス
- モバイルPASMO
- ビックポイントケータイ
- ローソンモバイルPonta
- モバイルdポイントカード
- ゴールドポイントカード
- スマホサイフ
- FeliCaポケットモバイル
本記事では「【Google Pixel 5 レビュー】シンプルイズベスト!いろんな意味で“ちょうど良い”5G対応Androidスマホ」について書きました。
「Google Pixel 5」は、スペック面ではハイエンドモデル端末には及ばないものの、普段使いで困ることはまったくありません。
万人が使いやすく、シンプルで完成度の高いAndroidスマホに仕上がっています。
価格も7万円台と高額ではなく、これからAndroidスマホを使ってみたいという方にもうってつけのエントリーモデル。
ぜひ当記事のレビューを参考にしていただいて、「Google Pixel 5」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
新しいスマホを買ったら、「モバイル保険」に入っておけば万が一のときにも安心です!