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こんにちは、近ごろ始めた趣味は散歩、イツキ(@saigalog)です。
好きな音楽を聴きながらの散歩は、日頃のストレスが少し解放された気分になって気持ちがいいです。
さて、AppleがAirPodsを発売してからというもの、イヤホン業界には「完全ワイヤレス」の旋風が吹き荒れています。
各社が趣向を凝らし、それぞれ様々なイヤホンをリリースしている中、今回新たな製品をレビューする機会をいただきました。
GLIDiCの「Sound Air TW-6000」は充電ケース付きの完全ワイヤレスイヤホンで、遅延や音の途切れに強いという特徴があります。
また特にデザインがユニークで、オーダーメイドイヤホンを手がけるあの「カナルワークス」が監修しているため、耳へのフィット感は抜群です。
「AAC」「aptX」といったコーデックにも対応しているため、iPhone、Androidどちらでも高音質で音楽を楽しむことができます。
連続再生時間は最大7時間、充電ケースを利用すれば最大21時間と申し分なし。
価格は1万円超えと少し高級にはなりますが、その値段に見合ったクオリティの高い完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC Sound Air TW-6000」をレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは装着感について。
このイヤホンは「カナル型」、耳の穴にはめ込むタイプのものです。
遮音性が高く、音をダイレクトに楽しみたい、音楽に没頭したいという場合に向いています。
一方で違和感があったり、長時間使用していると耳が疲れ、ときには痛くなってしまうデメリットもあったりします。
さて、この「GLIDiC Sound Air TW-6000」ですが、上の写真のとおりイヤホン本体がまるごと耳の中に収まってしまいます。
調べてみたところ、ここは耳甲介腔という部位だそうで。
よく見てください、この形どこかで見覚えがありませんか?
そう、まさに「GLIDiC Sound Air TW-6000」と同じ形。
公式サイトでは
オーダーメイドイヤホンを手がける「カナルワークス」監修による独自のイヤホン形状
なんてサラッと触れている程度なのですが、これって結構スゴいことだと思うんですよね。
イヤホンと耳甲介腔が同じ形だと何がスゴいかというと、やはりそのフィット感が全然違います。
万人が使いやすいようにデザインされているので、さすがにオーダーメイドのようにドンピシャでハマるというわけにはいきませんが、
それでも普通の形状のものに比べると雲泥の差です。
まず疲れにくくなります。
通常のカナル型、というのはイヤホンの重量をほとんど耳の穴で支えることになるのでそれが痛みの原因になりやすい。
一方で「GLIDiC Sound Air TW-6000」は耳全体で重さを支えるので、負荷が分散されるということです。
そして密着感。
これには本当に驚かされました。
付けた瞬間から外界の音がほとんどシャットアウトされます。
まったく聞こえなくなるわけではないですが、声を出してみると頭の中に反響する、そういうレベルの遮音性です。
この状態で「Owl City」のバラード、「I Don’t Like Mondays.」のポップを数曲をかけてみます。
解像度が高く、そのクリアな音に少し鳥肌が立ちました。
高音もキレイにハッキリと聞こえ、ボーカルもきわ立っています。
しかしやはりこのイヤホンの特徴は低音でしょう。
強めだけれども、不快にならないくらいのちょうど良い低音が鳴り、没入感を高めてくれます。
クオリティの高さに思わずため息をついて感心してしまいました。
1万円を超えるイヤホンなので、さすがにコスパが良いとは言いませんが値段に見合う、いやそれ以上の性能を発揮してくれるのは間違いないでしょう。
この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンをレビューするのはこの製品が初めてでしたが、1つ上のレベルのものに出会った、そういう印象を受けました。
高品質なワイヤレスイヤホンを使いたい、という方には非常におすすめできる製品です。
デザインも良く美しいので、贈り物などにも向いています。
「GLIDiC Sound Air TW-6000」の外箱は白とパステルカラーがベースで、柔らかい印象を受けます。
裏面には各部の説明と仕様について記載されています。
黄色い取っ手部分を引っ張ると、外箱の正面がこのように開けられます。
「GLIDiC」のロゴもバッチリ。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 充電用USB Type-A to Micro Bケーブル
- イヤーピース
- 取扱説明書
イヤーピースは最初からイヤホンに装着されているものに加えて、サイズ違いが3種類(XS、S、L)付属しています。
元からイヤホンに装着されているのはMサイズです。
こちらはUSB Type-A to Micro Bのケーブル。
GLIDiCの「Sound Air TW-6000」は充電ケースが付き、耳へのフィット感が特別な完全ワイヤレスイヤホンです。
可愛らしく、それでいて高級感もある大人のデザインは所有欲を満たしてくれます。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | GLIDiC Sound Air TW-6000 |
型番 | SB-WS61-MRTW |
本体サイズ(イヤホン) | 23 × 17 × 20 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 56 × 31 × 39 (mm) |
重量(イヤホン) | 4.5 g(合計9 g) |
重量(充電ケース) | 36 g |
Bluetooth ver. | 5.0 |
プロファイル | A2DP,AVRCP,HFP,HSP |
対応コーデック | SBC,AAC,aptX |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T |
連続再生時間 | 約7時間 |
合計再生時間 | 約21時間 |
通信距離 | 約10 m |
ドライバー | ダイナミック型φ6mm |
再生周波数帯域 | 20Hz〜20kHz |
インピーダンス | 16Ω |
音圧感度 | 93dB/mW at 1kHz |
充電時間 | 約1.5時間 |
外観
充電ケースの外装は薄いピンク色でマットな質感、コロンとしていてどこか卵に似た見た目です。
裏面には充電ケースの仕様が記載されています。
SB-WS61-MRTW
YMD
MADE IN CHINA
Battery: 3.7V 270mAh 0.999Wh
Input: 5V 0.5A
背面にあるUSB Micro Bの入力ポートは充電用。
USB Type-A to Micro Bケーブルを接続して充電できます。
ちなみにモバイルバッテリー「RAVPower RP-PB125」は低電力モード機能が搭載されているため、ワイヤレスイヤホンの充電に適しています。
RAVPower RP-PB125レビューはこちら 【RAVPower RP-PB125 レビュー】ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となった1台2役のハイブリッド型モバイルバッテリー充電ケースの正面には白く光る3つのインジケーターがあります。
充電中はインジケーターが点滅してバッテリー残量を示します。
充電ケースのバッテリー残量の目安をインジケーターで確認できます。
残量少:LEDが1つ点灯 / 点滅
残量中:LEDが2つ点灯 / 点滅
残量多:LEDが3つ点灯 / 点滅
充電ケースにイヤホンを入れるとインジケーターが赤く光り、充電が開始されます。
イヤホンを台座から取り外してみたところ。
金色に見えるのは充電端子です。
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンも充電ケースと同じ薄いピンク色で、正面はジュエリーのようにキラキラと輝くのが特徴的。
イヤホンにも充電ケースと同じようにインジケーターがあり、色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 充電中:赤点灯
- 電源オン:白ゆっくり1回点滅
- タイムアウト:白ゆっくり1回点滅
- 登録モード中:赤白が交互に点滅
- 登録・接続完了:白3回点滅
- 待機中(非接続中):白点滅
- 待機中(接続中):白5秒間隔で点滅
- 通話中/音楽再生中:白4秒間隔でゆっくり点滅
- 着信中:白2秒間隔で点滅
- リセット完了:赤白が交互に6回点滅
またそれぞれ「LR」表記があるのは他のイヤホンと変わりませんが、右側は R と色付きになっているので、パッと見たときにわかりやすく地味ながら便利です。
ユーザーのことを考えた細かな配慮が嬉しいですよね♪
カラーバリエーションはレビューしている「ペールピンク」ともう1つ「ペールグレー」の全2色。
サイズ・重量
ここからは「GLIDiC Sound Air TW-6000」のサイズを計測していきます。
まず、充電ケースのサイズは31 × 56 mmです。
厚さは39 mm。
イヤホンの全長は23 mm、横幅は17 mmです。
イヤホンの奥行きは20 mmでした(イヤーピースなし)。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
充電ケースの重さは36 g。
イヤホンはペアで9 gです(片方4.5 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
「GLIDiC Sound Air TW-6000」の一番の特徴はその形状にあると言ってもよいでしょう。
それもそのはず、このデザインはオーダーメイドイヤホンを手がける「カナルワークス」監修によって生まれています。
耳にフィットし、快適な装着感を実現!
またQualcomm社の「TWS Plus」という規格を採用し、左右のイヤホンが直接スマホに接続するため音が途切れにくいのが特徴です。
TWSとは「True Wireless Stereo」、つまり完全ワイヤレスステレオのこと。
TWS Plusは従来のTWSイヤホンより音ズレや途切れを減らし、バッテリー持ちを長くする規格です。
「AAC」「aptX」両方に対応しているので、iPhoneとAndroidどちらでも高音質な音楽をラグなく楽しめます♪
気になる電池もち、イヤホンだけなら最大7時間、ケースで充電し直すことで最大21時間の連続再生が可能です。
さらに“Fast Charge”機能が搭載されているので、わずか10分ほどの充電で約1時間も再生することができます。
ちなみに片耳のみで使うこともできます。
片方だけ充電して、もう片方で音楽を聴く、といった使い方もできますね。
そしてこの「GLIDiC Sound Air TW-6000」は多機能ボタンによる操作が可能です。
- 電話を受ける:どちらかを1回押す
- 通話終了/着信拒否:どちらかを長押し
- 再生/停止:どちらかを1回押す
- 曲送り:右を2秒長押しする
- 曲戻し:左を2秒長押しする
- 音量上げる:右を2回押す
- 音量下げる:左を2回押す
- 音声コントール(Siri)起動/終了:どちらかを3回押す
機能が豊富なので、まずはよく使う操作から覚えましょう!
本記事では「【GLIDiC Sound Air TW-6000 レビュー】デザインも可愛い充電ケース付きTWS Plus対応完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
独特な形状で心地よい耳へのフィット感を実現、TWS Plusに対応し遅延や音の途切れにも強い。
バッテリー持ちも最大7時間と非常に長く、「AAC」「aptX」に対応しているのでほとんどのスマホで高音質で音楽を楽しむことができます。
価格が1万円を超えるのでそこが多少ネックになるかもしれませんが、値段に見合った、いやそれ以上のクオリティを実感しています。
何よりも感じるのが、1つ1つの作りが非常に丁寧だということ。
充電ケース・イヤホンの質感、LRの表記方法、わかりやすく詳細な説明書など全体を通して「実際に使用するユーザー」への配慮がにじみ出ています。
もちろん肝心の音質についても文句なし。
付属のイヤーピースで充分な音を感じることができましたので、こだわりがある人はいろいろと試行錯誤することでもっと良い音楽を楽しめることでしょう。
見た目も可愛らしく高級感がありますので、贈り物としても喜ばれるのではないかと思います。
気になる点、強いて言えば防水性能がないことでしょうか。
特に最近の完全ワイヤレスイヤホンは防水のものが多いですが、それに比較すると少し残念に思うのが正直なところ。
ただGLIDiCには「Sound Air SPT-7000」というIPX5相当の防水性能を持った完全ワイヤレスイヤホンも用意されています。
屋外で使うことが多い、またはスポーツで汗が気になる場合は「Sound Air SPT-7000」を選び、それ以外は「Sound Air TW-6000」を選ぶと良いでしょう。
1つ上のレベルのクオリティを実感できる「GLIDiC Sound Air TW-6000」は自信を持っておすすめできる完全ワイヤレスイヤホンです。