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こんにちは、意外と有線LANを使う機会が多いイツキ(@saigalog)です。
ただ最近のルーターはLANポートが1つのみのものが多く、複数のデバイスを接続しようとすると足りなくなってしまうことがありました。
今回レビューするTP-Linkの「TL-SG1005LP」はそんな状況にうってつけの製品です。
5つのギガビットポートを搭載し、そのうち1つはルーターに接続。
残る4つを各種デバイスに接続して使えるスイッチハブです。
また4つのポートはPoEに対応しているので、接続したデバイスをコンセントの位置を気にすることなく設置できます。
各ポート最大30W、合計で40Wの出力に対応しているので必要十分。
また電力管理機能を搭載し、負荷の状態をみて優先度の低いポートの電力を自動的に抑えてくれます。
本記事ではそんなコンパクトで使い勝手の良いデスクトップスイッチ「TP-Link TL-SG1005LP」を詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「TP-Link TL-SG1005LP」の外箱は、青と水色を基調としたシンプルで爽やかなデザインです。
裏面には製品の特徴が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- TL-SG1005LP本体
- DC電源アダプター
- 脚 × 4
- 電源コード
- 取扱説明書
4つの脚が付属しているので、テープを剥がして本体底面の四隅に貼り付けます。
電源アダプターのケーブルの長さは約120 cm。
裏面には電源アダプターの仕様が記載されています。
Model:T535081-2-DT
Input:100-240V~ 50/60Hz 1.2A
Output:53.5V 0.81A 43.34W
側面にあるポートに電源コードを挿し込んで使います。
電源コードの長さは約150 cmでした。
TP-Linkの「TL-SG1005LP」は、合計最大40WのPoEパワーバジェットに対応した5ポートギガビットデスクトップスイッチです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | TP-Link TL-SG1005LP |
本体サイズ | 98 × 100 × 25 (mm) |
重さ | 220 g |
インターフェイス | 10/100/1000Mbps RJ45ポート × 5 AUTO Negotiation AUTO MDI/MDIX |
ネットワークメディア | 10BASE-T: UTP カテゴリ3, 4, 5ケーブル(最長100m) EIA/TIA-568 100Ω STP(最長100m) 100BASE-TX: UTP カテゴリ5, 5eケーブル(最長100m) EIA/TIA-568 100Ω STP(最長100m) 1000BASE-T: UTP カテゴリ5, 5e, 6以上ケーブル(最長100m) EIA/TIA-568 100Ω STP(最長100m) |
ファンの数量 | ファンレス |
外部電源 | 外部電源アダプター(出力:53.5 VDC / 0.81 A) |
パケット伝送レート | 7.44 Mpps |
PoEポート(RJ45) | 規格:802.3 af/at準拠 PoEポート:ポート1–4 供給電力:40 W |
Macアドレステーブル | 2K |
ジャンボフレーム | 16 KB |
スイッチング容量 | 10 Gbps |
最大消費電力 | 4.12 W (220/50 Hz. PD未接続時) 47.5 W (220/50 Hz. 40 W PD接続時) |
最大放熱 | 14.05 BTU/h (PD未接続時) 161.98 BTU/h (40 W PD接続時) |
高度な機能 | IEEE 802.3af/at 準拠PDと互換性有り MACアドレス Auto-LearningおよびAuto-Aging IEEE 802.3x フローコントロール 802.1p/DSCP QoS IGMPスヌーピング |
転送方式 | ストアアンドフォワード |
認証 | FCC, CE, RoHS |
外観
「TP-Link TL-SG1005LP」の外装はグレーの金属製で、触っただけでしっかりとした造りだということがわかります。
正面には5つのポートが並び、一番右はルーターに接続するためのポートで、それ以外の4つのポートに各種デバイスを接続します。
4ポートの下には、LEDの色や点灯状態の説明が記載されています。
左側のLED
- Green(緑):1000Mbos
- Yellow(黄色):10/100Mbps
- Blink(点滅):Act(作動)
右側のLED
- Solid Green(点灯):PoE Powered
- Flashing Green(点滅):PoE fault
側面には通気口があります。
ファンレスですが排熱用の穴だと思われます。
背面には電源ポートとセキュリティロックスロットがあります。
電源コードの端子を電源ポートに接続します。
電源アダプターをコンセントに接続して使いましょう。
電源に接続すると正面にある「Power」ランプが点灯します。
底面には壁掛け用の穴が2箇所開いています。
また中央には製品の仕様が記載されたラベルが貼られています。
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「TP-Link TL-SG1005LP」のサイズは98 × 100 mmです。
厚さは25 mm。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは220 gでした。
機能
「TP-Link TL-SG1005LP」には主に6つの特徴があります。
- PoE供給電力40W
- プラグ&プレイ
- マルチキャスト最適化
- QoSでトラフィックを優先順位付け
- 賢い電力管理
- 堅牢な金属製筐体
802.3af/at PoE+規格に準拠し、各PoEポートは最大30Wに対応、合計では最大40Wの供給電力となります。
IPカメラやアクセスポイント、IP電話やコンピューター・プリンターなどとも互換性があります。
電源に接続し、各種デバイスに接続するだけなので設置がカンタンです。
総消費電力が40Wを超えると、電力管理機能が優先度の低いポートの電力をカットしてデバイスが電力過負荷から守られます。
トラフィックの優先順位の指定や、マルチメディアのトラフィックを最適化するIGMPスヌーピング機能も搭載されています。
高品質な金属製のケースを採用することで、製品の長寿命化を実現しています。
本記事では「【TP-Link TL-SG1005LP レビュー】合計最大40WのPoEパワーバジェットに対応したコンパクトな5ポートギガビットデスクトップスイッチ」について書きました。
コンパクトな上、PoE対応のポートを4つ搭載している本製品。
価格も4,000円前後と非常にリーズナブルなので、家庭用スイッチとしても導入いやすいのが特徴です。
有線LANポートを手軽に増やしたいという方は、ぜひ「TP-Link TL-SG1005LP」をチェックしてみてはいかがでしょうか。