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【radius HP-V700BT レビュー】ハイブリッドドライバーと最新Bluetoothチップを搭載し音質にこだわった完全ワイヤレスイヤホン

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こんにちは、高クオリティのイヤホンに出会うとテンションがアガるイツキ(@saigalog)です。

今回レビューするradiusラディウスの「HP-V700BT」は、まさに音や品質をこだわりぬいた高クオリティな完全ワイヤレスイヤホンです。

外観はシックで、誰でも使いやすいシンプルなデザイン。

ハイブリッドドライバー最新Bluetoothチップを搭載し、圧倒的な音質を実現。

アンビエントサウンドモードも搭載されているので、会話やアナウンスも聞き逃すことがありません。

本記事ではそんな圧倒的なクオリティをもった「radius HP-V700BT」について、実際の使用感も含め詳しくレビューしていきます!

お知らせ

※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。

アメリカ発のオーディオブランド「radius(ラディウス)」

HP-V700BT」のメーカーである「radius」はApple社をルーツとしてアメリカで生まれ、日本で育ったオーディオブランドです。

radius HP-V700BT radius
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1986年にApple社元役員が米カリフォルニア州で創立し、1996年に日本法人として新たに設立しています。

設立当初はPC関連のハードウェア・ソフトウェア製品を開発し、その後2006年にオーディオ業界に本格参入しています。

radius HP-V700BT 沿革

2009年には、世界初の同軸上に2枚の振動板を配置したDDM方式ドライバー搭載イヤホン「W(ドブルベ)」シリーズを開発。

独自の音響技術と革新性が評価され、業界での地位を確固たるものに。

radius HP-V700BT ドブルベ

2013年より、「W(ドブルベ)」シリーズの開発で培ったノウハウを基礎とした「Ne(new ear)」の名を冠する新たなオーディオブランドを展開。

重低音モデル「VOLT」シリーズや、フラットサウンドモデル「NeEXTRA」シリーズなど、数々の名機を世に送り出しています。

Ne(new ear) ブランドコンセプト

「革新的な音響体験をあなたに」

ラディウスは2009年に誕生した「W(ドブルベ)」シリーズを原点として、常に上質で信頼性の高い製品づくりに取り組んできました。

オーディオブランド「Ne(new ear)」には、そんな音へのこだわりがしっかりと受け継がれています。

私たちは最先端技術を搭載したオーディオ製品を通じて、最高水準の音響技術、設計技術、クラフトマンシップに裏打ちされた、革新的な音響体験を提供していきます。

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信頼と実績のあるオーディオメーカーだということがわかりますね!

radius HP-V700BTの使用感

イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。

製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。

radius HP-V700BT 使用感

まずは見た目から。

radius HP-V700BT 見た目

全体をで統一。

その中に光るゴールドのパーツが高級感を引き立ててくれています。

充電ケース、イヤホンともマット加工されているので手触りが良いですが、手の脂などの汚れが目立ちやすいので気になる方は要注意。

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シンプルなので老若男女、誰でも使いやすいと思います。

次に装着感

radius HP-V700BT 装着感

このイヤホンはいわゆる「カナル型」と呼ばれるタイプで、耳の穴に挿し込んで使います。

重さは片方7 gと重めではありますが、形状に工夫をしているのか長時間使っていても疲れたり痛くなったりしにくくなっていると感じます。

密着感はかなり高く、音楽を聴いているときに話しかけられてもまったくわからないくらい外音がシャットアウトされます。

イヤホンの奥行きが22 mmと少し長めなので、耳から多少でっぱるような形になるのが少し気になりました。

そして一番気になる音質面について。

radius HP-V700BT 音質面

ダイナミックドライバーに「カーボンファイバードーム振動板」を採用。

さらに超小型「BAドライバー」を搭載し、ハイブリッドドライバーになっている本製品。

Bluetoothチップには最新の「QCC3040」を採用しているので、音の遅延や途切れのなさを実現しています。

音質はバランスが良く、中高音、そして低音まで非常に解像度が高く、はっきりクッキリと聴こえるのが印象的です。

あまりにも鮮明に聴こえるボーカルには感動すら覚えました。

radius HP-V700BT」では他のイヤホンやスピーカーでは感じることのできない音まで聴こえるので、音質が良い」とはこういうことかと実感できます。

最近のトレンドであるノイズキャンセリング機能は搭載していませんが、外音を取り込むアンビエントサウンドモードを使うことができます。

密着感が高いカナル型のイヤホンでは特に重宝する機能なので、外出先やちょっとした会話がしたいときなどのシーンで活躍すること間違いなし。

25,000円前後という価格設定は一見強気に見えますが、製品のことを知るほど、そして使うほどその理由がわかります。

「モノ」としてのクオリティが高く、そして音質にも妥協しないイヤホンを求めている方に特におすすめしたい製品です。

radius HP-V700BTの同梱物

radius HP-V700BT」の外箱は、ブラックを基調としたクールでスタイリッシュなデザインです。

radius HP-V700BT 外箱

裏面には製品の特徴が記載されています。

radius HP-V700BT 外箱裏面

同梱物として以下のものが入っています。

radius HP-V700BT 同梱物
HP-V700BTの同梱物
  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • イヤーピース
  • 充電用USB Type-A to Cケーブル
  • 取扱説明書

イヤーピースはXS、S、M、Lの4種類付属しています。

radius HP-V700BT イヤーピース
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イヤホンには最初からMサイズが装着されています。

付属のUSB Type-A to Cのケーブルの長さは約50 cmです。

radius HP-V700BT USBケーブル

radius HP-V700BTのスペック

radiusの「HP-V700BT」は充電ケースが付き、高品質なダイナミックドライバーや最新のBluetoothチップを搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。

radius HP-V700BT

本体のスペックは以下のとおり。

モバイルは左スライドで全表示
製品名 radius HP-V700BT
本体サイズ(イヤホン) 27 × 17 × 22 (mm)
本体サイズ(充電ケース) 35 × 70 × 47 (mm)
重さ(イヤホン) 7 g(合計14 g)
重さ(充電ケース) 70 g
通信方式 Bluetooth標準規格 Ver5.2
出力 Bluetooth標準規格 Power Class 2
Bluetoothプロファイル A2DP,AVRCP,HFP,HSP
コンテンツ保護方式 SCMS-T
対応コーデック Qualcomm aptX Adaptive
Qualcomm aptX,AAC,SBC
伝送帯域 20~20,000Hz
電池持続時間 11時間(ケース使用時50時間)
充電時間 約3時間
型式 ハイブリッド型
ドライバー φ6mmダイナミックドライバー+BAドライバー
出力音圧レベル 97dB±3dB
再生周波数帯域 20Hz~20,000Hz
インピーダンス 7.5Ω
マイク MEMSマイク(Qualcomm cVc 8.0採用)
防水規格 IPX4

外観

充電ケースの外装は黒くマットな質感で、楕円柱の形状をしたシンプルなデザインです。

radius HP-V700BT 充電ケース外観

正面から見るとこんな感じ。

radius HP-V700BT 充電ケース正面

フタを開けると手前側に白く光るインジケーターがあります。

radius HP-V700BT 充電ケースインジケーター
インジケーターの意味

4つのインジケーターで充電ケースのバッテリー残量を示します。

  • ○●●●:バッテリー残量1 – 24%
  • ○○●●:バッテリー残量25 – 49%
  • ○○○●:バッテリー残量50 – 74%
  • ○○○○:バッテリー残量75 – 100%

底面には製品の仕様が記載されています。

radius HP-V700BT 充電ケース底面
記載の仕様

ラディウス株式会社

MODEL:HP-V700BT

INPUT:5V 700mAh OUTPUT:5V 300mA

CHARGING CASE BATTERY CAPACITY:3.7V 750mAh

背面には充電用のUSB Type-Cの入力ポートインジケーターがあります。

radius HP-V700BT 充電ケース背面

付属のUSB Type-A to Cケーブルを接続して充電できます。

radius HP-V700BT 充電

充電中は充電ケースのインジケーターが点滅します。

radius HP-V700BT 充電ケースインジケーター

充電ケースを開けると、イヤホンが台座に置かれています。

radius HP-V700BT 充電ケースとイヤホン

イヤホンを台座から取り外してみたところ。

radius HP-V700BT イヤホン取り出し

充電ケースのフタの内側には緩衝材が貼られています。

radius HP-V700BT 緩衝材
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こういう細かい気配りにクオリティの高さを感じます。

ここからはイヤホン本体を見ていきます。

イヤホンも充電ケースと同じ黒で、マット加工されていて高級感があります。

radius HP-V700BT イヤホン

操作タッチセンサーをタップして音楽操作ができます。

radius HP-V700BT 操作タッチセンサー

イヤホンにも充電ケースと同じようにインジケーターがあり、点灯/点滅で状態を示してくれます。

radius HP-V700BT イヤホンインジケーター
インジケーターの意味
  • 赤色に点滅:バッテリー10%以下
  • 白に点滅:ペアリングモード

360度回転画像

下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。

  

サイズ・重量

radius HP-V700BT」の充電ケースのサイズは35 × 70 mmです。

radius HP-V700BT 充電ケースサイズ

高さは47 mm

radius HP-V700BT 充電ケース高さ

イヤホンの全長は27 mm、横幅は17 mmです。

radius HP-V700BT イヤホンサイズ

イヤホンの奥行きは22 mmでした。

radius HP-V700BT イヤホン奥行き

スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。

radius HP-V700BT スマホと比較

とてもコンパクトで、まさに手のひらサイズ。

radius HP-V700BT 手のひらサイズ

充電ケースの重さは70 g

radius HP-V700BT 充電ケース重さ

イヤホンはペアで14 gです(片方7 g)。

radius HP-V700BT イヤホン重さ

機能

まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

手順は少なくかんたんです♪

充電ケースのフタを開け、イヤホンを取り出します
radius HP-V700BT イヤホン取り出し
イヤホンとペアリングする端末のBluetooth設定を有効(オン)にします
radius HP-V700BT Bluetooth設定オン
端末の画面に表示される「radius HP-V700BT」を選びます
radius HP-V700BT 選択
ペアリング完了!
radius HP-V700BT ペアリング完了

一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。

radius HP-V700BT 自動接続

radius HP-V700BT」に搭載されているダイナミックドライバーには、「カーボンファイバードーム振動板」が採用されています。

radius HP-V700BT ダイナミックドライバー
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_odoroki_icon_new.jpgイツキ

これにより繊細な中高音と、パワフルでキレのある重低音を実現しています!

また中高音域の再現性を高めるために高解像度、低歪率かつ低電力の超小型BAドライバーを搭載しています。

radius HP-V700BT BAドライバー
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圧倒的な音場感と躍動的なダイナミックレンジを実現!

Bluetooth接続のコアとなるチップには、Qualcommの新世代モデル「QCC3040」が採用されています。

radius HP-V700BT Bluetoothチップ
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_hirameki_icon_new.jpgイツキ

TrueWireless Mirroring」や「aptX Adaptiveコーデック」に対応し、旧世代チップに比べて接続の安定性が格段に向上しています!

TrueWireless Mirroring」は、接続機器とイヤホンとの左右同時接続を再現する新たな通信方式です。

radius HP-V700BT TrueWireless Mirroring
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

例えば親機側のイヤホンの接続が途切れても、ミラーリングしているもう一方がシームレスに接続を引き継ぐことで音声の遅延や途切れを感じることがありません

aptX Adaptive」とは、使用環境に応じて音声データの転送ビットレートをリアルタイムで変化させることで、常に安定した接続を実現するQualcommの最新コーデックです。

radius HP-V700BT aptX Adaptive
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

従来のコーデックであるAACやapt-Xにも対応しているので、iPhoneやAndroidで遅延なく上質な音楽を楽しめます♪

アンビエントサウンドモードを使えば、イヤホンを外すことなく会話や駅などの公共施設のアナウンスを聴くことができます。

radius HP-V700BT アンビエントサウンドモード

気になる電池もち、イヤホンだけなら最大11時間、ケースで充電し直すことで最大50時間の連続再生が可能です。

radius HP-V700BT 連続再生時間
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpgイツキ

フル充電までは約3時間です。

radius HP-V700BT」は、タッチコントロールによる音楽操作が可能です。

radius HP-V700BT タッチ操作
操作と機能
  • 1回タップ:再生/停止
  • 右を2回タップ:曲送り
  • 左を2回タップ:曲戻し
  • 右を長押し:音量UP
  • 左を長押し:音量DOWN
  • 1回タップ:受話
  • 2回タップ:着信拒否
  • 1回タップ:終話
  • 3回タップ:モード切替(アンビエントサウンド)
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機能が豊富で便利です♪

また、防水性能も兼ね備えています。

等級は「IPX4」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。

radius HP-V700BT 防水性能
注意

防水なのはイヤホンのみで、充電ケースは防水ではありませんのでご注意を!

radius HP-V500BTとの比較

radiusのVOLTシリーズには「HP-V700BT」と同時期に発売された「HP-V500BT」というモデルがあります。

radius HP-V500BT

HP-V700BT」の購入を検討する上で、2つの違いは何かと悩まれる方も多いと思うので、差をまとめた表を以下に作成しています。

モバイルは左スライドで全表示
  HP-V700BT HP-V500BT
価格 24,200円 19,800円
カラバリ ブラックゴールド ブラック、レッド
ドライバー φ6mmダイナミックドライバー+BAドライバー φ6mmダイナミックドライバー
出力音圧レベル 97dB±3dB 95dB±3dB
インピーダンス 7.5Ω 16Ω
アンビエントサウンド

内容をカンタンにまとめると、

  • HP-V500BT:カラバリ数、価格
  • HP-V700BT:音質、アンビエントサウンドモード

に優れていると言えます。

音質についてはかなり明確な差があります。

HP-V500BT」は全体的にバランスが良く、特に低音が強めに出ている印象。

一方で「HP-V700BT」は音のクリアさ・解像度にさらに磨きがかかり、どの音域もくっきりと聴こえます。

好みの問題があるので一概にどちらが良いとは言えませんが、個人的には「HP-V700BT」のクリアな音質がとても好みでした。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpgイツキ

アンビエントサウンドモードはすごく便利なので、それを基準にして選んでもみても良さそうです!

radius HP-V500BTレビューはこちら 【radius HP-V500BT レビュー】高品質ダイナミックドライバーと最新Bluetoothチップを搭載した完全ワイヤレスイヤホン

radius HP-V700BTのレビューまとめ

本記事では「【radius HP-V700BT レビュー】ハイブリッドドライバーと最新Bluetoothチップを搭載し音質にこだわった完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。

価格は25,000円前後と正直高めな製品ではあるものの、価格に見合った性能、そしてクオリティを提供してくれるのが「radius HP-V700BT」です。

音質面に優れ、アンビエントサウンドモードが搭載された完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ「radius HP-V700BT」をチェックしてみてはいかがでしょうか。