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【Shokz OpenRun Pro レビュー】骨伝導の頂点へ!音質とスペックがさらに強化されたフラッグシップモデルのオープンイヤーヘッドホン

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こんにちは、屋内外問わずイヤホンやヘッドホンを愛用しているイツキ(@saigalog)です。

最近ではオンラインMTGを始め、スポーツなどのワークアウトでもイヤホンやヘッドホンを使う機会が多くなってきました。

しかしどちらにも言える弱点といえば圧迫感で疲れやすく、夏場は蒸れやすくなってしまうことですよね。

そんな弱点を克服してくれるのが、耳をふさがないオープンイヤーなヘッドホン。

骨伝導ヘッドホンのメーカーとして有名なShokzショックスは、これまで数多くの高クオリティな製品を世に放ってきました。

そして今回、満を持して登場したのがあのフラッグシップモデル「Aeropexエアロペクス」を超える「OpenRun Proオープンラン プロ」という製品。

圧倒的な音質と、過去作のそれをさらに上回るスペックの強化

充分な性能にはもちろんそれだけの対価が必要になりますが、オープンイヤーヘッドホンを求めるすべての人に自信を持っておすすめできる製品だと言えるでしょう。

本記事ではそんな骨伝導ヘッドホンの金字塔とも言える「Shokz OpenRun Pro」について「Aeropex」との比較も含めて詳しくレビューしていきます!

メリット
デメリット
  • カラバリ豊富で高級感のある外観
  • チタン製なので軽くて丈夫
  • 最新テクノロジーで強化された音質(低音)
  • スマホアプリ対応
  • 少ないバッテリーで長い連続再生時間を実現
  • 急速充電対応
  • 防水防塵性能が過去モデルより少し低い
  • 価格が少し高め
お知らせ

※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。

Shokz OpenRun Proの同梱物

Shokz OpenRun Pro」の外箱は白基調で、モデルの方の写真が全面に映っており実際の装着感がわかりやすくなっています。

Shokz OpenRun Pro 外箱

同梱物として以下のものが入っています。

Shokz OpenRun Pro 同梱物
OpenRun Proの同梱物
  • ヘッドホン本体
  • 収納ケース
  • マグネット充電ケーブル
  • ユーザーガイド

付属のマグネット充電ケーブルの長さは約60 cm

Shokz OpenRun Pro マグネット充電ケーブル

ハードな収納ケースには、このようにピッタリとヘッドホン本体とマグネット充電ケーブルを収納できます。

Shokz OpenRun Proのスペック

Shokz OpenRun Pro」は低音再生を強化するための“Shokz TurboPitch”テクノロジーを搭載し、防水防塵性能を備えたフラグシップモデルのオープンイヤー骨伝導ヘッドホンです。

Shokz OpenRun Pro

主な特徴は以下の9つです。

Shokz OpenRun Pro 特徴
OpenRun Proの特徴
  • Shokz TurboPitch
    より深みのある低音再生を実現
  • Open-Ear Design
    快適性と安全性の確保
  • デュアルノイズキャンセリングマイク搭載
  • Shokzアプリ
  • セキュアフィット
    しっかりフィットするネックバンド
  • 急速充電
  • 最大10時間の連続音楽再生+通話
  • 20%の小型化を実現
    重量バランスの取れた構造
  • IP55防塵防水
    耐久性と信頼性

本体のスペックは以下のとおり。

モバイルは左スライドで全表示
製品名Shokz OpenRun Pro
本体サイズ全長355 mm、高さ47 mm
重さ28 g
スピーカー骨伝導トランスデューサ
周波数特性20Hz〜20KHz
スピーカー感度105±3dB
マイク感度-38dB±3dB
連続再生時間最大10時間
待機時間最大10日間
充電時間約1時間(5分の充電で1.5時間使用可能な急速充電対応)
充電圧5V±5%
防水防塵規格IP55
スピーカーインピーダンス8.5Ω ±20%
バッテリー容量140mAh(Li-Polymer battery)
Bluetooth5.1
対応プロファイルA2DP、AVRCP、HSP、HFP
最大RF出力4dBm
Bluetooth周波数帯 2400MHz – 2483.5MHz

外観

Shokz OpenRun Pro」の外装はマットで手触りがよく、高級感のある質感になっています。

Shokz OpenRun Pro 外観

カラーバリエーションはレビューしている「ブルー」をあわせて全4色

Shokz OpenRun Pro カラーバリエーション
OpenRun Proのカラバリ

ヘッドホン右側には左から「マグネット充電端子」「音量-ボタン」「音量+(電源)ボタン」が並びます。

Shokz OpenRun Pro ボタン
各ボタンの機能
  • 電源オン:音量+ボタンを2秒間長押し
  • 電源オフ:電源ボタンを3秒間長押し
  • 音量調整:音楽再生時に音量ボタンを1回押し

マグネット充電端子は特殊な形状になっています。

Shokz OpenRun Pro 充電端子

付属の充電ケーブルを電源に接続すると充電することができます。

充電中はLEDが赤く点灯します。

Shokz OpenRun Pro LED

このLEDは色や点灯/点滅で状態を示してくれます。

Shokz OpenRun Pro 点滅
LEDの意味
  • 赤色点灯:充電中
  • 青色点灯:充電完了
  • 赤色青色で交互に点滅:ペアリングモード
  • 青色点滅:着信
  • 赤色点滅:バッテリー残量低下

ヘッドホンの左側(裏側)には製品の仕様が記載されていました。

Shokz OpenRun Pro 製品の仕様
製品の仕様

Model:S810

Input:5A 300mA

FCC ID:SHKASCEHB9

IC:10978A-ASCEHB9

また、ヘッドホンの左側の表にはマルチファンクションボタンがあります。

Shokz OpenRun Pro マルチファンクションボタン
マルチファンクションボタンの操作
  • 音楽再生/一時停止:1回押し
  • 次の曲にスキップ:音楽再生時に2回押し
  • 前の曲にスキップ:音楽再生時に3回押し
  • 電話に出る:1回押し
  • 電話を切る:1回押し
  • 現在の通話を切って二つ目の着信に出る:通話時に2秒間長押し
  • 通話を拒否する:着信時に2秒間長押し
  • 音声ダイヤル:2秒間長押し
  • 最後に発信した番号をリダイヤルする:音楽停止時に2回押し
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

機能が豊富なので、まずはよく使うものから覚えましょう!

ヘッドホンの先端、耳を当てる部分の前・後ろ・下の3方向にスピーカーが搭載されています。

360度回転画像

下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。

  

サイズ・重量

Shokz OpenRun Pro」の全長は355 mmです。

Shokz OpenRun Pro 全長

高さは47 mm

Shokz OpenRun Pro 高さ

スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。

Shokz OpenRun Pro スマホと比較

手のひらサイズのコンパクトな骨伝導ヘッドホンです。

Shokz OpenRun Pro 手のひらサイズ

重さは28 gでした。

Shokz OpenRun Pro 重さ

機能

まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

手順は少なくカンタンです♪

電源ボタンを5秒間押します
Shokz OpenRun Pro 電源ボタン押す
LEDが赤と青に交互に点滅します(ペアリングモード)
Shokz OpenRun Pro ペアリングモード
ヘッドホンとペアリングする端末のBluetooth設定を有効(オン)にします
Shokz OpenRun Pro Bluetoothオン
端末の画面に表示される「OpenRun Pro by Shokz」を選びます
Shokz OpenRun Pro 選択
ペアリング完了!
Shokz OpenRun Pro ペアリング

一度ペアリングを済ませてしまえば、次からは電源を入れたら自動的に接続されるようになります。

Shokz OpenRun Pro 自動接続

Shokz OpenRun Pro」は“Shokz TurboPitch”と名付けられた新たなテクノロジーを搭載し、これまで以上に深みを感じさせる重低音再生を実現しています。

Shokz OpenRun Pro Shokz TurboPitch

急速充電に対応し、5分の充電で最大1.5時間の使用が可能です。

Shokz OpenRun Pro 急速充電

デュアルノイズ・キャンセリングマイクを搭載しているので、どこにいてもクリアな音声で通話することができます。

Shokz OpenRun Pro デュアルノイズ・キャンセリングマイク

防水防塵性能は「IP55」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。

Shokz OpenRun Pro 防水防塵規格
MEMO

IP55は有害な影響が発生する粉塵が中に入らず、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないことを示します。

専用のスマホアプリ「Shokz」でマルチペアリングやイコライザ設定、バッテリー残量の%確認などが行えます。

Shokz OpenRun Pro アプリ

Shokz Aeropexとの比較

Shokzの骨伝導ヘッドホンには「Aeropex」というモデルがあります。

Shokz OpenRun Pro 比較

パッと見ただけでは「OpenRun Pro」との違いはあまりわからないかもしれません。

Shokz OpenRun Pro 見た目の比較
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

サイズもだいたい同じくらいに見えますね。

実際に装着してみるとそれぞれこんな感じです。

マグネット充電端子の角度ボタンの大きさ先端のスピーカーの有無などが異なっています。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpgイツキ

ボタンが「Aeropex」より約30%大きくなり、押しやすくなりました。

Aeropex」の連続再生時間は最大8時間だったのに対し「OpenRun Pro」は最大10時間と大幅にバッテリー持ちがよくなっています。

Shokz OpenRun Pro バッテリー持ち

また付属の収納ケースも「Aeropex」はソフトなシリコン製、「OpenRun Pro」はハードなナイロン製と差がありました。

Shokz OpenRun Pro ケース比較

その他、「OpenRun Pro」と「Aeropex」の違いをわかりやすく以下の表にまとめました。

モバイルは左スライドで全表示
OpenRun ProAeropex
カラバリブラック
ベージュ
ブルー
ピンク
コズミックブラック
ルナグレー
ブルーエクリプス
ソーラーレッド
全長355 mm355 mm
高さ47 mm45 mm
重さ28 g26 g
バッテリー容量140mAh145mAh
バッテリー駆動時間最大10時間最大8時間
充電時間約1.5時間約2時間
防水防塵規格IP55IP67
Bluetoothバージョンv5.1v5.0
アプリ対応対応非対応
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_hirameki_icon_new.jpgイツキ

防水防塵性能以外は基本的に「OpenRun Pro」が優れている、という結果になりました!

OpenRun Pro」の購入を検討する上で、もっとも気になるのがやはり“音質”になるかと思います。

もともとShokzの骨伝導ヘッドホンというのは、界隈でも軍を抜いたトップクラスのクオリティの製品として有名です。

その中でも最上位モデルであった「Aeropex」は、音質を中心としたスペックが最高レベルで骨伝導ヘッドホンを選ぶならこれで決まり、と数々のメディアで取り上げられてきました。

そして2022年に新たなフラグシップモデルとして登場したのが今回の「OpenRun Pro」。

という経緯があったので、おのずとその期待値というのは高まりますよね。

結論を先にお伝えすると「間違いなく買って損なし」と言い切ってしまってよいでしょう。

むしろ「OpenRun Pro」が登場してしまった以上、あえて「Aeropex」を選ぶ理由があまりなくなってしまった、とも言えるかもしれません。

いくらクオリティの高い骨伝導ヘッドホンとは言え、音が抜けてしまう点や低音が控えめという弱点は「Aeropex」でも克服しきれていないのが実情でした。

やはり製品の特性上、超えられられない壁というものはあるのだと私自身も思っていたのが正直なところ。

ところが「OpenRun Pro」では、より音声をクリアで正確に表現できるよう、さらにもう一段回レベルが上がっていました。

同じ音楽、同じ音量で「Aeropex」と聴き比べを始めた瞬間に、その明らかな違いというのを実感。

そしてどちらの製品かを伏せた状態で、同じ条件で妻にも試してもらったところ「こっちのほうが音が良い」と見事「OpenRun Pro」を当てることができました。

もちろん価格差というのは4,000円近くありますし、防水防塵性能はIP67からIP55に少し落ちてしまったところはあります。

ですが先のスペック比較でも明らかになったとおり、基本的には「OpenRun Pro」に軍配が上がり、どうせ買うなら一番良い骨伝導ヘッドホンがほしい、という方にとって納得の製品に仕上がっています。

世の中的にもオンラインMTGなどで使うヘッドホンの需要というのはなくなりませんし、スポーツ中の音楽鑑賞の快適度としてオープンイヤーが優れていることは言うまでもありません。

Shokz OpenRun Pro」は極みに近いと思われた「Aeropex」を知っているからこそ、より衝撃の性能と音質を体感できるそんな製品だと実感しています。

Shokz Aeropexレビューはこちら 【Shokz Aeropex レビュー】防水性能IP67で8時間連続再生できる骨伝導オープンイヤーヘッドホン

Shokz OpenRun Proのレビューまとめ

本記事では「【Shokz OpenRun Pro レビュー】骨伝導の頂点へ!音質とスペックがさらに強化されたフラッグシップモデルのオープンイヤーヘッドホン」について書きました。

さらに強化された音質とスペックを備えた本製品。

価格は24,000円前後と決してリーズナブルとは言えませんが、その値段に見合う充分な価値を提供してくれるのは間違いありません。

ヘッドホンの疲労感から解放されたい方、ワークアウト用のオープンイヤーヘッドホンをお探しの方はぜひ「Shokz OpenRun Pro」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

メリット
デメリット
  • カラバリ豊富で高級感のある外観
  • チタン製なので軽くて丈夫
  • 最新テクノロジーで強化された音質(低音)
  • スマホアプリ対応
  • 少ないバッテリーで長い連続再生時間を実現
  • 急速充電対応
  • 防水防塵性能が過去モデルより少し低い
  • 価格が少し高め