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こんにちは、なかなか運命的なヘッドホンに巡り会えなかったイツキ(@saigalog)です。
このブログでもこれまでいくつかヘッドホンをレビューしていますが、デザインが良くても機能が物足りない、機能が豊富でもつけ心地がイマイチ…。
など、なかなか自分にピッタリとハマるヘッドホンを見つけるのが難しかったのですが…。
今回レビューするAnkerの「Soundcore Life Q35」は、そんな私のように理想的なワイヤレスヘッドホンをお探しの方にぜひおすすめしたい製品です。
カラバリは2色展開で、シンプルなデザインながらも高級感を演出。
他の製品と比べてヘッドバンドの調整幅が広く、ほとんどの人にジャストフィットします。
またLDAC対応でハイレゾ再生に対応し、ウルトラノイズキャンセリングや外音取り込みモードなど豊富な機能を搭載。
さらに専用のスマホアプリを使うことで、より便利に自分のスタイルに合わせたヘッドホンにカスタマイズすることができます。
本記事ではそんな革命的であるとも言えるヘッドホン「Anker Soundcore Life Q35」について、実際の使用感を中心に詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
ヘッドホンと言えば、実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは見た目から。
本体のベースはメタリック調、そしてヘッドバンドの鈍く光る金属素材の組み合わせが絶妙な高級感を醸し出し、所有欲を満たしてくれます。
デザインも無駄がなく、シンプルで洗練されているのでどんなシーンでも、老若男女誰でも使いやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。
カラバリはネイビーとピンクの2色展開。
このカラーチョイスも絶妙で、多くの製品で選ばれがちなブラックとも差別化できます。
ピンクも女性ウケを狙えるものの派手すぎることはなく、あくまで自然なカラーリングなため年齢層を選びません。
もちろん好みの問題はありますが、個人的には見た目やデザイン面において不満らしい不満は見当たりませんでした。
次に装着感。
まずヘッドバンドが356 ~ 431 mmの間で調整できるということで、他社製品のヘッドホンと比べても範囲がとても広いです。
参考までに当ブログでこれまでにレビューしたヘッドホンと比較してみました。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | 通常(mm) | 最長(mm) | 調整範囲(mm) |
---|---|---|---|
Anker Soundcore Life Q35 | 356 | 431 | 75 |
OneOdio SuperEQ S1 | 370 | 400 | 30 |
OneOdio SuperEQ S2 | 370 | 430 | 60 |
AirJoy Pro | 289 | 347 | 58 |
TaoTronics SoundSurge 85 | 302 | 354 | 52 |
dyplay UrbanTraveller 2.0 | 325 | 380 | 55 |
と、このように調整範囲が75 mmと圧倒的なので、頭が小さめな女性から体格の良い方までほとんどの人にジャストフィットできる汎用性の高さが魅力です。
また耳に当てるイヤーパッドも柔らかく、直径も大きいので成人男性である私がつけてもピッタリハマる、というよりは少し余裕を持って耳全体を包み込んでくれる、というつけ心地になっています。
そのため特に夏場は蒸れやすいというヘッドホン全般の弱点はあるものの、その不快感というのがかなり軽減されているのを実感しています。
構造上、メガネのテンプル(つる)には多少干渉してしまうのは購入前に押さえておいてほしい点です。
そして一番気になる音質面について。
まずはなんと言ってもLDAC、ハイレゾ音源に対応しているのが注目すべき点でしょう。
実際に聴いてみるとなるほど、これまでのヘッドホンでは味わったことない音場、音域、解像度の高さというのを実感できます。
正直な話、私は音質の繊細な差を聞き分けられるほどの耳を持ってはいないのですが、それでも素人でもわかるくらい一線を画する明確な差がありました。
40 mmの大口径ドライバーを搭載しているということで全体的に迫力があり、特に低音に強い印象です。
私は臨場感や迫力というのをヘッドホンやイヤホンに求めるので、まったくもってドンピシャな好みの音質でした。
また専用のスマホアプリ「Soundcore」で、イコライザー調整できるのもこの製品の特徴です。
と言っても最近のAnkerのヘッドホンやイヤホンは、ほとんどがこのアプリに対応しているのですが。
以前のイヤホンレビューでも同じことを書きましたが、このイコライザー調整機能を使うと本当にガラッと音質が変わるので「Anker Soundcore Life Q35」を買ったら絶対に試してみてほしいです。
また環境音を自分好みにミックスできる機能も地味に嬉しい。
後述するノイズキャンセリングと併用すると外音がシャットアウトされ自分の世界に没頭できるので、作業などで集中したいときに重宝しています。
テレワーク(在宅勤務)需要が高まる中で、こういった機能を実装してくるというのは世間のニーズをよく研究しているAnker社らしい工夫だと感じています。
最後はウルトラノイズキャンセリングについて。
大層な名前だな、とは思うものの名前負けしないのがAnkerクオリティ。
というのもこれまでのANCの場合、基本的にはON/OFFの切り替えしかできませんでした。
しかし、ウルトラノイズキャンセリングでは「交通機関」「屋内」「屋外」の各モードをシーンに合わせて選ぶことができます。
このモードごとに、例えば「交通機関だったら低周波ノイズ」のようにかき消す騒音を狙い撃ちするので無駄がなく、より具体的にノイズキャンセリングの効果を実感できるようになっています。
もちろん外音取り込み機能も搭載されているので隙はありません。
といった感じで「Anker Soundcore Life Q35」の使用感について率直な意見を述べてきました。
これだけのクオリティのヘッドホンが1万円前後で買えてしまうというのは…コスパが良いというレベルを超えて業界に革命を起こす、といっても過言ではないでしょう。
乱暴な話、これから発売される同じ価格帯のヘッドホンがあったとしても、この「Anker Soundcore Life Q35」と同等かさらに違う付加価値のようなものがなければ選ぶ理由がないというわけです。
つまりこの製品の登場によって、1万円前後のヘッドホンは最低限このクオリティであるべき、という線引きがなされたといっても良いでしょう。
ハイレゾ音源にも対応しているということで、これから高音質ヘッドホンの世界を体験してみたいという方にもうってつけのエントリーモデルになっています。
もちろん長く愛用できる製品としても申し分ありません。
私は「Anker Soundcore Life Q35」と出会い、その使い勝手の良さに感動し、同時にワイヤレスヘッドホンの1つの転換期に立ち会えた、そんな感想を抱きました。
「Anker Soundcore Life Q35」の外箱は、青を基調としたシンプルなデザインです。
裏面には製品の特徴や機能が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- Soundcore Life Q35本体
- USB Type-A to Cケーブル
- 3.5 mmオーディオケーブル
- 航空機内用デュアルジャック変換アダプタ
- キャリーケース
- クイックスタートガイド
キャリーケースは本体と同じネイビーのファブリック素材が貼られていて、ヘッドホン本体をスッポリと収納できます。
袋ではなくハードなケースなので少しかさばるものの、衝撃などから守ってくれるメリットがあります!
航空機内用デュアルジャック変換アダプタが付属しているので、飛行機内で使うときに便利です。
リモコン付き3.5 mmオーディオケーブルの長さは約120 cm。
USB Type-A to Cケーブルの長さは約60 cmでした。
ケーブルやアダプタをまとめて収納できる布製のポーチも付属しています。
Ankerの「Soundcore Life Q35」はウルトラノイズキャンセリングと外音取り込み機能を搭載し、LDAC対応でハイレゾ再生できるワイヤレスヘッドホンです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Anker Soundcore Life Q35 |
本体サイズ | ヘッドバンド:356 ~ 431 mm ヘッドホンユニット:94 × 82 × 55 (mm) |
重さ | 266 g |
再生可能時間 | LDAC+ノイズキャンセリング:最大38時間 ノイズキャンセリング:最大40時間 通常:最大60時間 |
充電時間 | 約2時間 |
充電端子 | USB Type-C |
通信方式 | Bluetooth 5.0 |
Bluetoothプロファイル | AVRCP, A2DP, HFP, HSP |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
周波数応答 | Bluetooth接続時:20Hz-20KHz LDAC 990kbps+Bluetooth接続時:20Hz-40KHz AUXケーブル接続時:16Hz-40KHz |
外観
「Anker Soundcore Life Q35」の外観は、つや消しのネイビーでメタリックのような鈍い輝きを放ちます。
カラーバリエーションは今回レビューしている「ネイビー」をあわせて全2色。
ヘッドバンドを上からみるとこんな感じ。
ヘッドバンドは金属製で高級感があり、お気に入りのポイントです!
スライダーを引き出すと、左右それぞれ長さを伸ばすことができます。
ヘッドバンドの側面には「ACTIVE NOISE CANCELLING」と記載されています。
ヘッドバンドの最短、最長の差は以下のようになっています。
頭が当たる部分はクッションになっていて、柔らかいレザーなので手触りが良い。
アームの先端は折り曲げられる関節になっています。
このように左右をそれぞれ折り曲げるとコンパクトに収納できます。
耳に当てるイヤーパッドはこんな感じ。
レザー調の素材で柔らかく、装着時の耳への負担がかかりにくくなっています。
ハウジングはSoundcoreのロゴのみとシンプルなデザイン。
R側ハウジングには以下の機能があります。
- NFCペアリング:NFCを有効にしたスマホ(iOS以外)でタップ
- ノイズキャンセリング/外音取り込みモード:1秒間タッチ
R側の下部には各種ボタンとポートがあります。
左から順に…
- 音量+/次の曲ボタン
- 音量-/前の曲ボタン
- 再生/一時停止ボタン
- 3.5 mmオーディオポート
3.5 mmオーディオポートに付属のオーディオケーブルをつなげば有線接続できます。
L側の下部にも各種ボタンとポートがあります。
左から順に…
- USB Type-Cポート
- 電源ボタン
- LEDインジケーター
- NC(ノイズキャンセリング)ボタン
USBケーブルをUSB Type-Cポートと電源に接続して充電します。
電源アダプターは付属していないので、別途用意しましょう。
充電中はLEDインジケーターが赤く点灯します。
- 電源ON:青く点灯
- 電源OFF:赤く点灯
- ペアリング:青く点滅
- 充電中:赤く点灯
- バッテリー残量少:赤く点灯
- ヘッドホンリセット:赤と青で点滅
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「Anker Soundcore Life Q35」のヘッドバンドの長さは通常356 mm、最長で431 mmです。
ヘッドホンユニットの縦幅は94 mm、横幅は82 mmです。
厚さは55 mm。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
コンパクトで軽いので、持ち運びにも便利です。
ヘッドホン本体の重さは266 g、キャリーケースの重さは147 gでした。
ヘッドホンをキャリケースに入れて持ち運ぶときは、合計で413 gになります。
機能
まずは無線接続に必要なBluetoothペアリングを行いましょう。
手順は少なくカンタンです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは電源を入れたときに自動的に接続されます。
「Anker Soundcore Life Q35」は高音質なコーデックLDACに対応し、ワイヤレスでもハイレゾ再生できるヘッドホンです。
Ankerの独自技術「ウルトラノイズキャンセリング」を搭載し、今いる環境をアプリで選ぶだけで最適なノイズキャンセリングが起動します。
40 mmの大口径ドライバーで、解像度の高いハイレゾの音楽を忠実に再現します。
専用アプリ「Soundcore」で、ノイズキャンセリングモードの選択やイコライザー、睡眠モードなどの機能を使えます。
「Soundcore」アプリを使えばヘッドホンの管理が便利になります。
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モード設定やイコライザー、睡眠モードをカスタマイズできます。
モード設定ではノイズキャンセリングモード、外音取り込みモード、標準を切り替えることができます。
ノイズキャンセリングモードではさらに細かく「交通機関」「屋内」「屋外」を選択できます。
イコライザー機能ではプリセットから選択する他に、カスタムで自分好みの音質に調整することができます。
睡眠モードでは雨音や鳥のさえずりなど環境音を自分好みにミックスでき、カウントダウンタイマーも設定できます。
ノイズキャンセリングと組み合わせて使うと特に効果を発揮し、作業などで集中したいときにも活躍します!
その他にも装着検出やファームウェア更新が行えます。
スマホアプリは「Anker Soundcore Life Q35」の最大のメリットでもあるので、ぜひインストールしましょう♪
本記事では「【Anker Soundcore Life Q35 レビュー】ワイヤレスでハイレゾ再生!“コスパが良い”を超越した革命的なウルトラノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドホン」について書きました。
現代のヘッドホンに必要な機能はすべて備え、LDAC対応でハイレゾ再生までできる本製品。
にも関わらず価格は1万円前後と破格の安さで、他の追随を許さない圧倒的なコスパだと言っても過言ではないでしょう。
自分好みにカスタマイズできるANC搭載ワイヤレスヘッドホンをお探しの方は、ぜひ「Anker Soundcore Life Q35」をチェックしてみてはいかがでしょうか。