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【Logicool MX Master 3 レビュー】高い質感と操作性、機能性を兼ね備えた高級ワイヤレスマウス

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こんにちは、毎日マウスを8時間以上使っているイツキ(@saigalog)です。

ノートPCの場合、タッチパッドでの操作も全然いいのですがやはりマウスの操作性にはかなわない、というのが私の持論。

そして先日、PC周辺機器で有名なLogicoolロジクールから気になるマウスが発売されていることを知りました。

それが今回レビューする「Logicool MX Master 3」。

価格はなんと1万円超えの高級マウス。

これまで使っていたマウスは3~4000円くらいのものだったので、約4倍くらいの価格差です。

しかしながらその質感操作感性能のクオリティは高い値段に見合ったものでした。

私の今までの価値観を変えてくれたマウス「Logicool MX Master 3」を、本記事では実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます!

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

記事の後半ではおすすめのマウスパッドも紹介しています!

Logicool MX Master 3の使用感

マウスと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。

製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。

Logicool MX Master 3 使用感

まず外観から。

Logicool MX Master 3 外観

さすがは1万円超えの高級マウス

デザイン性もさることながら、質感もすごく良いですね。

持った時に手に吸い付くような感覚、たまりません笑。

金属製の2つのホイールもキラリと光り、所有欲を高めてくれます。

カラーですが、今まで使っていたマウスが黒かったので今回はグレーを選びました。

さり気なく地味ではあるけども存在感がある、そんな感じで気に入っています。

そして操作性

Logicool MX Master 3 操作性

4000DPIという高解像度でのトラッキング性能は素晴らしいです。

自分の手の動かしたいところにマウスポインタを持っていってくれる、そんな当たり前の欲求をちゃんと実現してくれます。

水平スクロールできるサムホイールや、ブラウザの進む&戻るに対応したボタンも使いやすいですね。

ただ基本的には「戻る」ボタンを多用することになると思いますが、親指を若干曲げないと押せないので、ここは少し手間かなと感じています。

戻りたい時にポチッと押すのではなく、「戻りたい→親指を曲げる→ボタンを押す」というふうに動作にワンクッション入ることになるので。

まぁこれはマウスの持ち方を工夫すれば改善できそうなところではあります。

そしてこのマウスでもっとも特徴的なのが、「MagSpeed電磁気スクロール」。

Logicool MX Master 3 MagSpeed電磁気スクロール

要はホイールの動きを電磁石によって制御していて、高速で回すとコリコリとクリック感のあるラチェットモードから、抵抗のないフリースピンモードに自動で切り替わります。

私がこれより前に使っていたマウスは同じくLogicool製のものだったのですが、ホイール部分はいわゆる普通のものでした。

1つ分ホイールを上げ下げすると、決まった量スクロールも上げ下げされるというもの。

これに慣れて十余年PCライフを過ごしてきたので、このなめらかで機械制御されている「MagSpeed電磁気スクロール」に最初ものすごく違和感を覚えました

一言でいうと

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_odoroki_icon_new.jpgイツキ

勝手に動きすぎ…!

つまり、今まではコリッとホイールを回すとスッとスクロールされてすぐに止まっていたものが、その感覚でホイールを回すとなめらかにどんどん動くので

キムタクばりに「ちょ待てよ!」とテンパってしまった、というわけですね。

使い始めはこの感覚になかなか慣れることができず、正直「買ったの失敗したかな…」なんて思ったりもしました。

ただ、もう少し使えば慣れるだろう、という淡い期待を持ってネットサーフィン(死語)やブログ執筆などゴリゴリ作業すること2日間

いやぁ人間ってスゴいですね、普通に慣れてしまいました笑。

今ではこのなめらか、かつ高速スクロールを知ってしまったので前のマウスには戻れなくなりそうです。

ですので、私と同じように従来の普通のマウスホイールに慣れている人は最初違和感に戸惑うと思いますが、

我慢して数日使えば普通に慣れる、というリアルな体験を参考にしてみてください。

最後に機能性ですが、これも申し分ないですね。

Logicool MX Master 3 機能性

異なるコンピュータに3台まで接続できて、底面のボタンでポンポンと手軽に切り替えることができます。

アプリ(ソフト)によって、ボタンの割当を設定できるのも便利ですね。

特にイラスト系ソフトを使う場合には、ショートカットとして使えるので作業の効率化が期待できると思います。

さらになんと言っても「Logicool Flow」、これは革新的ですね。

恥ずかしながら10数年ぶりにマウスを買い替えたので、ここまで進化しているとは知りませんでした。

同じWi-Fiにさえ繋がっていれば、画面上のマウスポインタを移動するだけで操作するコンピュータの切替ができるという技術。

しかもテキストや画像、ファイルを普通にコピー&ペーストできてしまうという有能っぷり。

ぶっちゃけLAN限定なら、リモートデスクトップはいらないんじゃないかな笑。

と思ってしまうくらいに便利です。

まぁ各端末のディスプレイが同時に見られる環境、っていうのが前提にはありますけどね。

というわけでかれこれ20年以上PCを使い続けてきている私ですが、やはり日常使いするもの、特に仕事道具にはある程度のお金をかけるべきだと実感しました。

もちろんモノを長く大事に使う、というのは大切なことですが特にPCやガジェット関連の製品は日進月歩で技術がどんどんと進化しています。

マウスなんて5年くらい使ってもあまり壊れることはないですが、時には立ち止まって最新の製品を調べてみる、気になったら使ってみる。

そんなことを気付かせてくれたのが、この「Logicool MX Master 3」でした。

毎日ガンガンマウス使ってるよ、という方にはおすすめの高級マウスなので興味があればぜひ。

Logicool MX Master 3の同梱物

Logicool MX Master 3」の外箱は、黒基調で淡いブルーの文字がサイバー感を演出するシンプルなデザインです。

Logicool MX Master 3 外箱

裏面には製品の特徴が記載されています。

Logicool MX Master 3 外箱裏面

同梱物として以下のものが入っています。

Logicool MX Master 3 同梱物
MX Master 3の同梱物
  • マウス本体
  • Unifyingレシーバー
  • USB Type-A to Cケーブル
  • 保証書

付属の充電用のUSB Type-A to Cケーブルの長さは約130 cm

Logicool MX Master 3 USBケーブル

Logicoolのマウスやキーボードと言えばこれ、おなじみのUnifyingレシーバーです。

Logicool MX Master 3 Unifyingレシーバー
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PCのUSB Type-Aポートに挿して使いましょう。

Logicool MX Master 3のスペック

Logicoolの「MX Master 3」は、高精度で複数のカスタマイズにも対応するワイヤレスマウスです。

Logicool MX Master 3

YouTubeの公式チャンネルに紹介動画がアップされているので、ぜひこちらもチェックしてみて下さい!

本体のスペックは以下のとおり。

モバイルは左スライドで全表示
製品名 Logicool MX Master 3
サイズ 122 × 83 × 52 (mm)
重さ 142 g
必要システム Windows 7(USBレシーバー)、Windows 8、Windows 10以降、macOS 10.13以降、iPadOS 13.1以降、Linux
センサーテクノロジー Darkfield高精度、公称値:1000dpi、DPI(最小値/最大値):200dpi~4000dpi(50dpiの増分で設定可能)
ボタン 左/右クリック、戻る/進む、アプリの切り替え、ホイールモードシフト、ミドルクリック、スクロールホイール、サムホイール、ジェスチャボタン
ワイヤレステクノロジー アドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジー
電池 内蔵充電式リチウムポリマー電池、1分間の急速充電で3時間使用可能

外観

Logicool MX Master 3」の外装は無駄が一切なくシンプルで、流線型のデザインがカッコ良くさわり心地の良いラバーに包まれています。

Logicool MX Master 3 外観

カラーバリエーションはレビューしている「ミッドグレイ」をあわせて全2色

Logicool MX Master 3 カラーバリエーション
MX Master 3のカラバリ

左側面には親指で操作するためのボタンがそろっています。

Logicool MX Master 3 左側面

上部には水平スクロールで使うサムホイール、その横にはLEDランプ

下部には戻る&進むボタンが並びます。

Logicool MX Master 3 各種ボタン

底面側にはジェスチャーボタンがあります。

右側面には何も配置されておらず、ツルンとした見た目。

Logicool MX Master 3 右側面

先端には充電用のUSB Type-Cポートがあります。

Logicool MX Master 3 USBポート

付属のUSBケーブルを電源(またはPCなど)と接続して充電します。

Logicool MX Master 3 充電

充電中はLEDランプが緑色に点滅します。

Logicool MX Master 3 LEDランプ点滅

マウスの上部には基本の左右ボタン、その間にあるのはMagSpeed電磁気スクロールホイール

その少し下にあるのはモードシフトボタンです。

Logicool MX Master 3 各種ボタン
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モードシフトボタンを押せば、手動でラチェットモードフリースピンモードを切り替えることができます。

MEMO
  • ラチェットモード:ホイール回転時に抵抗がある
  • フリースピンモード:抵抗がなく一気にスクロールすることができる

ホイールは金属製、メタルな輝きが重厚感と高級感を演出しています。

Logicool MX Master 3 ホイール

マウスの底面には製品のカンタンな使い方が書かれたシールが貼ってあるので、剥がす前に軽く確認しておきましょう。

Logicool MX Master 3 底面シール

シールを剥がした底面はこんな感じ。

Logicool MX Master 3 底面
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一見マウスっぽくない独特な形をしていますね。

底面の上部には電源スイッチがあるので、使うときはオン(緑色)にします。

中央部には光学式センサー

Logicool MX Master 3 センサー

下部にはペアリング切替ボタンがあります。

Logicool MX Master 3 ペアリング切替ボタン

サイズ・重量

Logicool MX Master 3」のサイズは122 × 83 mmです。

高さは52 mm

スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。

Logicool MX Master 3 スマホと比較

手に持つとしっくりきます。

Logicool MX Master 3 手に持ったところ

重さは142 gでした。

Logicool MX Master 3 重さ

機能

Logicool MX Master 3」の接続方法はカンタンです。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

WindowsPCにBluetooth接続する方法を例に説明します。

「Logicool MX Master 3」の電源を入れます
Logicool MX Master 3 電源オン
「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします
Logicool MX Master 3 Bluetoothとその他のデバイス追加
「デバイスを追加する」画面で「Bluetooth」を選びます
Logicool MX Master 3 Bluetoothを選択
「MX Master 3」を選びます
Logicool MX Master 3 を選ぶ
この画面が表示されたら接続完了です!
Logicool MX Master 3 接続完了

Logicool MX Master 3」をPCに接続したら、専用のソフトウェア「Logicool Options」を公式サイトからダウンロードしてインストールしましょう。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

Logicool MX Master 3」を接続したら画面右下に通知が出るので、そこからインストールすることもできます。

Logicool MX Master 3 インストール通知

上の画面の「インストール」ボタンを押して、この画面になったら手順に沿ってインストールを完了させましょう。

Logicool MX Master 3 インストール開始

Logicool Options」では操作方法のカスタマイズをすることができます。

Logicool MX Master 3 マウス

ポイント&スクロール」ではポインタの速度、スムーズスクロール、サムホイールの感度などを設定できます。

Logicool MX Master 3 ポイント&スクロール
ポイント&スクロールの項目
  • ポインタの速度
  • スムーズスクロール
  • スクロールホイールの方向
  • サムホイールの方向
  • サムホイールの感度
  • SmartShift
  • SmartShiftの感度
  • 固定スクロールホイールモード

「Flow」とは「Logicool Flow」のこと。

Logicool Flow」とはマウスをコンピュータ間でシームレスに切り替え、テキストや画像、ファイルをコピー&ペーストできる機能のことです。

Logicool MX Master 3 LOGICOOL FLOW
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「Flow」を有効化し、別のデバイスにも「Logicool Options」をインストールしてWi-Fi接続することで使うことができます!

「FLOWを有効化」ボタンを押します
Logicool MX Master 3 FLOWを有効化
「Logicool Options」がインストールされている他のコンピュータを自動で検索します
Logicool MX Master 3 他のコンピュータを検索
コンピュータが見つかるとセットアップが成功します
Logicool MX Master 3 セットアップ成功
この画面が表示されたら完了です!
Logicool MX Master 3 Flow画面
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マウスポインタを画面の端に持っていくだけで切り替わるのですごく便利!

新しいホイール「MagSpeed電磁気スクロール」は、1pxレベルで停止できるほど正確で、1秒に1000行スクロールできるほど高速です。

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スクロール音はほとんど聴こえないくらい静かで、ほれぼれするくらいなめらかに回転します!

手のひらにあわせて作られた完璧な形状で、快適に作業することができます。

Logicool Flow」を使えばコンピュータ間を飛び越えて、カーソル操作はもちろんテキストや画像、ファイルなどをコピー&ペーストすることができます。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_odoroki_icon_new.jpgイツキ

WindowsとMac、といった異なるOS間でもできてしまうのがすごいところ!

Logicool MX Master 3」は「Darkfield」を搭載しているので、普通のマウスに比べて高速かつ5倍も正確です。

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センサーの解像度はなんと4000DPI!なのでガラス面もトラッキングできちゃいます。

充電ポートは使いやすいUSB Type-C

フル充電なら最長70日間使うことができます。

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わずか1分の充電で3時間も使えます!

おすすめのマウスパッド「SteelSeries QcK Edge」

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Logicool MX Master 3」と同時に買ったマウスパッド「SteelSeries QcK Edge」も紹介します。

外箱はこんな感じでシンプルなデザイン。

SteelSeries QcK Edge 外箱

SteelSeries QcK Edge」はクロス素材のマウスパッドで、耐久性に優れ水洗いが可能なのでクリーニングもカンタンです。

SteelSeries QcK Edge
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丸めて入っているので、開封直後は少しクセがついていました笑。

専用のQcKマイクロウーブンクロスにより、最高のコントロールと低/高DPIトラッキング性能を実現するように最適化されています。

SteelSeries QcK Edge QcKマイクロウーブンクロス

右下には「SteelSeries」のロゴ。

SteelSeries QcK Edge ロゴ

裏面はグリップが効いた手触りで少し光沢があり、「SteelSeries」のロゴが全面に入っています。

SteelSeries QcK Edge 裏面

今回私が選んだのは「ステッチ加工」のもの。

SteelSeries QcK Edge ステッチ加工
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丁寧にステッチされているので手触りがよく、耐久性が高く、高級感があります。

サイズはM・L・XLの3種類

SteelSeries QcK Edge サイズ
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私は320 × 270 mmのMサイズを選びました。

厚さは2 mmです。

SteelSeries QcK Edge 厚さ

黒いマウスパッドに「Logicool MX Master 3」のグレーがよく映えます。

SteelSeries QcK Edge マウスを乗せて
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使い勝手がよく、高品質なおすすめのマウスパッドです♪

Logicool MX Master 3のレビューまとめ

本記事では「【Logicool MX Master 3 レビュー】高い質感と操作性、機能性を兼ね備えた高級ワイヤレスマウス」について書きました。

1万円超えという価格には最初少し尻込みしますが、使ってみれば納得、その質感や性能は価格に見合うものでした。

MagSpeed電磁気スクロール」による自動切り替え、そして高速スクロール。

さらには「Logicool Flow」でのコンピュータ間の切替と移動。

手のひらの形を研究しつくして生まれた形状は、デザイン性にも優れています。

仕事やプライベートでマウスをよく使う、少し高くても質の良いマウスが欲しいといった方にはおすすめの「Logicool MX Master 3」をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

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