この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、家中の家電のIoT化を推し進めているイツキ(@saigalog)です。
最近の家電やガジェットは元からWi-Fi接続機能が搭載されていることが多くなってきましたが、“IoT”なんていう言葉が一般化する前の製品は当然ながら対応していません。
特に照明器具はスマート電球にする以外に方法がないように思いがちですが、これを根本からIoT化してしまおうというのが今回レビューする「SwitchBotプラグ」。
設置はかんたん、コンセントとプラグの間に「SwitchBotプラグ」を挟むだけ。
専用のスマホアプリで手順に沿って設定すれば、あっという間に手持ちの家電のIoT化が完了します。
またアレクサやGoogleアシスタントといったAIスマートスピーカーと連携すれば、声による操作で電源のON/OFFが可能に。
本記事ではそんな便利でコンパクトなスマートプラグ「SwitchBotプラグ」について、実際の使用例もあわせて詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「SwitchBotプラグ」の外箱は、白を基調としたシンプルなデザインです。

裏面には製品の特徴が記載されています。

同梱物として以下のものが入っています。

- SwitchBotプラグ本体
- 取扱説明書
「SwitchBotプラグ」は、遠隔操作やスケジュール設定など様々な機能をカンタンに使えるスマートWi-Fiプラグです。

本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | SwitchBotプラグ |
本体サイズ | 30 × 76 × 38 (mm) |
重さ | 64 g |
電源入力 | 100V~120V AC,50/60Hz |
定格電力 | 1500W |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n(2.4 GHz) |
外観
「SwitchBotプラグ」の外観は白一色で、マットな質感になっています。

各機器のプラグをスマートプラグのコンセント(穴)に挿して使います。

正面右側には電源ボタンがあり、その周りには様々な状態を示すLED表示灯があります。

- 赤色・青色点灯(紫):電源ON・インターネットに接続完了
- 赤色点灯・青色点滅:電源ON・インターネットに接続中
- 青色点灯:電源OFF・インターネットに接続完了
- 青色点滅:電源OFF・インターネットに接続中
- 赤色点灯:電源ON・インターネットに接続中
- 消灯:電源OFF・インターネットに接続中
上から見るとこんな感じ。

側面には製品の仕様や注意事項が記載されています。


使用できない機器についても書かれているのでよく読んでおきましょう!
実際にコンセントに挿してみるとこんな感じです。

下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。

サイズ・重量
「SwitchBotプラグ」のサイズは30 × 76 mmです。

奥行きは38 mm。

スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。

手に持つと小ささがよくわかります。

重さは64 gでした。

機能
他のSwitchBot製品と同じように「SwitchBot」アプリに登録して使います。
プラグ設定では各メニューからスケジュールや遅延実行の設定、各種情報の確認ができます。

- スケジュール
- 遅延実行
- 消費電力量(kWh)
- クラウドサービス
- 履歴
- ファームウェアバージョン
- よくあるご質問
- デバイス情報
スケジュールではON/OFFの時刻や曜日を設定できます。

遅延実行を設定することもできます。

消費電力量も確認できるので、省エネ対策としても有効です。

これまでの実行履歴を確認できるので、防犯対策にも使えます。

ファームウェアバージョンやデバイス情報も確認できます。
NFCにも対応しているので、iPhoneなどのスマホと連携してタッチするだけで動かすこともできます。

スマートスピーカーと連携する場合はAmazon Alexaのアプリ上でグループ分けすることで、一括で操作することができるようになります。

Amazon AlexaやGoogleアシスタントといった音声アシスタントにも対応しているので、「Amazon Echo Show 5」のようなスマートスピーカーと連携して声で操作することができます。

“スマートプラグ”の競合の製品であるTP-Linkの「Tapo P105」と比較してみました。

迷うのは「結局どれを買ったらいいのか?」というところですよね。
そこでそれぞれ何が違うのか、わかりやすく以下の表にまとめてみました。
モバイルは左スライドで全表示SwitchBotプラグ | TP-Link Tapo P105 | |
---|---|---|
サイズ | 30 × 76 × 38 (mm) | 33 × 60 × 37 (mm) |
重さ | 64 g | 51 g |
価格(2021年10月時点) | 約1,780円 | 約990円 |
対応アプリ | SwitchBot | TP-Link Tapo |
Amazon Alexa対応 | ○ | ○ |
Googleアシスタント対応 | ○ | ○ |
極性プラグ | ー | ○ |
まずサイズですが「SwitchBotプラグ」のほうがやや大きいものの、どちらも元々がコンパクトなのでそこまで大きな差を感じることはありません。


重さについても「SwitchBotプラグ」のほうが13 g重くはありますが、基本的にはコンセントに挿すものなので日常使いで意識する場面は少ないと思います。


一番大きな違いとして挙げられるのが「TP-Link Tapo P105」が極性プラグであることです。

写真のとおりプラグの片方がN相という中性線で厚みがあるため、対応しているコンセントにしか挿せません。
壁にあるような一般的なコンセントには問題なく使えますが、電源タップや延長コードなどでは使えないケースが多くあります。
一方で「SwitchBotプラグ」は極性プラグではないため、どのようなコンセントでも問題なく使えます。
上記を踏まえてまとめると、それぞれの製品を選ぶ基準は以下のようになります。
- 自宅のスマートホーム化にSwitchBot製品を多く使っている
- 電源タップや延長コードなど場所を選ばずどこでもスマートプラグを使いたい
- 安さを求める
- よりコンパクト&軽量がいい
- 自宅のスマートホーム化にTP-Link Tapo製品を多く使っている
- スマートプラグを挿すのは壁コンセントなど極性プラグに対応しているところのみである

どちらの製品も一長一短な部分があるので、ご自分にとってより理想に近いものを選んでみてください!

本記事では「【SwitchBotプラグ レビュー】古い家電もIoT化!遠隔操作やスケジュール設定が便利でコンパクトなスマートプラグ」について書きました。
価格は1,800円前後と他社製品と比べると少し高めではありますが、“極性プラグ”というクセがないためどんな場所でも使いやすいのが嬉しい点です。
また基本的には電源のON/OFF操作のみしかできないので、メインの用途としては構造が単純な照明器具などに組み合わせることが多くなると思います。
照明器具にはいわゆる“名作”と呼ばれるものが多く、それを最先端のデバイス「SwitchBotプラグ」を使ってIoT化したいという方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

























