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こんにちは、iPad Proを買ってから自宅での快適度が抜群に上がったイツキ(@saigalog)です。
基本的にはスマホの拡張ではあるのですが、雑誌や本が読みやすいこと、またノートPCに変わり文書の作成もしやすいのがタブレットの特徴です。
ですが、画面内の仮想キーボードの使い勝手には限界があるのもまた事実。
その弱点を補うものとしてキーボードケースがありますが、以前このブログでも「Inateck iPad Pro 12.9 KB02010」をレビューしました。
そして今回はさらにカスタマイズ可能なバックライトがついたキーボードケース「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006」をレビューします。
頑丈な素材でできたケースや使いやすいキックスタンドが特徴で、一番の目玉は7色に光るバックライト。
明るさはもちろん、左右と中央それぞれ色を変えることができ、モードを切り替えればゆっくりと点滅する「ブレスモード」も使えます。
本記事ではそんな「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース」について、実際の使用感も含め詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
※この記事では「iPad Pro 12.9インチ 2020」に対応した製品をレビューしています。
「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース」の外箱は、ベージュが基調のシンプルなデザイン。
同梱物として以下のものが入っています。
- キーボードケース本体
- USB Type-A to Micro USBケーブル
- 取扱説明書
- キーボード組み立て説明書
付属のUSB Type-A to Micro USBケーブルの長さは約80 cmです。
「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース」は、2018(第3世代)モデルと2020(第4世代)モデルに対応し、バックライトをカスタマイズできるキックスタンド付きキーボードケースです。
iPadに装着することで、ノートPCのように使うことができます。
キーボードケースの種類として、レビューしている「iPad Pro 12.9」の他に「iPad Pro 11」も用意されています。
お使いのiPadにあった製品を選びましょう!
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース |
本体サイズ | 242 × 289 × 19.5 (mm) |
重さ | 791 g |
Bluetooth ver | 3.0 |
充電時間 | 3~4時間 |
作業温度 | -10 ~ 55℃ |
Bluetooth動作周波数 | 2402-2480MHZ |
Bluetooth送信電力 | 0dBm |
キープレス入力 | 60 ± 10g |
バッテリー容量 | 650mAh |
対応可能iPadモデル | iPad Pro 12.9 inch |
外観
「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース」の外装は、黒基調の頑丈な素材でマットな質感、グリップが効いて滑りにくい仕上がりになっています。
iPadを装着するケース部分の内側はツヤツヤしていて光沢があります。
表面は六角形のハニカム形状になっており、落下時の衝撃を吸収する耐久性に優れたデザインです。
ケースとキーボードのちょうど中間あたりにはペンスロットがあるので、「Apple Pencil」を収納することができます。
収納した「Apple Pencil」はキーボードの位置を変えることで、このように隠すこともできます。
キーボードの奥側を高くすることで斜めになり、キーの打ちやすさもアップします。
また上部にもスロットがあり、ここに「Apple Pencil」を装着することでペアリングと充電することができます。
角は少し膨らむようなデザインで、落下の衝撃などからiPadを守ってくれる構造になっています。
ケース側の外装は黒一色でキックスタンドが付いています。
スタンドになる板を指でこのように引き出します。
内側には製品の仕様が記載されていました。
スタンドを垂直に起こしたところ。
スタンドの角度は無段階に調整することができます。
ケース側のカメラ部分、装着するとこんな感じ。
このようにしっかりと収まり、カメラよりもケースが厚いので擦れて傷がつくことから防いでくれます。
右側面の音量ボタン。
電源ボタンと上部スピーカー。
もう1つの上部スピーカー。
下部スピーカー。
USB Type-Cポート。
もう1つの下部スピーカー。
本体下部にはキーボードを充電するためのMicro USBポートがあります。
付属のUSBケーブルを電源と接続することで充電できます。
キーボード側の外装も黒一色で、余計な装飾などは一切ありません。
キーボード部分の全体像はこんな感じ。
USキーボード(英語配列)です。
このキーボードケースの最大の特徴でもあるバックライトを光らせるとこんな感じです。
いろんな色に光ってキレイ~♪
寄りで見るとさらにカッコよさがわかります。
「Fn」キーと次の各キーを押すことで、色の調整やモードを切り替えることができます。
※各キーには「電球マーク」が付いていますが、よりわかりやすくするために本来のキー名称に置き換えています。
- 「Fn」 + 「A」キー:キーボード左側の色変更
- 「Fn」 + 「S」キー:キーボード中央の色変更
- 「Fn」 + 「D」キー:キーボード右側の色変更
- 「Fn」 + 「スペース」キー:ブレスモードオン/オフ
- 「Fn」 + 「F」キー:ランダムカラーブレスモードオン/オフ
選べるカラーは全7色!
キーボードを30秒以上操作しないとバックライトは自動的に消灯します。
バッテリー残量が15%以下の場合、バックライトは使えなくなります。
バックライトがゆっくりと点滅するブレスモード、さらに色がランダムに切り替わるランダムカラーブレスモードはこんな感じです。
キーボードの左側。
キーボードの中央部分。
そしてキーボードの右側。
キーピッチは18 mmです。
キーピッチとはキートップの中央から中央までの距離のこと。
18.5 ~ 19 mm幅が標準とされています。
キーストロークは2 mmでした。
キーストロークとはキーを押し下げたときの深さのこと。
ノートPC用の一般的な深さは2 ~ 3 mmです。
キーボード右上には、電源スイッチとインジケーターが3つあります。
- インジケーター左:Caps Lock有効/無効
- インジケーター中央:Bluetooth接続(ペアリング)
- インジケーター右:バッテリー関連
「Fn」キーと「バッテリーキー」を同時に押すことでインジケーター右が点滅し、バッテリー残量を確認できます。
- 点滅回数1:0-25%
- 点滅回数2:25-50%
- 点滅回数3:50-75%
- 点滅回数4:75-100%
キーボードを引き出すことで、ケースと分けて使うこともできます。
接続するときは、ケース裏側にある溝にキーボード側のスティックをこのようにあわせ、しっかりと押し込みましょう。
接続が甘いと落下する危険があるのでご注意ください!
サイズ・重量
「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース」のサイズは242 × 289 mmです。
厚さは19.5 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは791 gでした。
iPad Proの重さは633 gなので、あわせると1424 gになります。
合計で約1.4 kg、これはMacBook Pro 13インチよりも重く、片手で持つとかなりズッシリとした感覚があります。
機能
iPad Proとペアリングする手順はカンタンです♪
「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 キーボードケース」は、キックスタンド付きで分離可能なキーボードケースです。
主に7つの特徴があります。
- 分離式キーボード
- DIYバックライト
- 安定した回転軸サポート
- 全面保護
- 独立iOSショートカット
- 便利なペンスロット
- 650mAh充電式バッテリー
キックスタンドは耐久性に優れたヒンジを採用し、無段階に角度を調整できます。
連続作業時間は282時間です。
待受だけなら最大180日間と驚異的!
キーボードからケースを取り外せるので、作業時以外の動画視聴などでも便利に使えます。
キーボード上部にある「機能キー」は、iPadOSに対応したショートカットキーになっています。
最後にAmazonのカスタマーレビューで「打鍵音が気になる」という意見があったので、実際にタイピングしているときの音を含めた動画を撮ってみました。
個人的には「静かではないけど、うるさいとまではいかないレベル」という感想です。
USキーボードはエンターキーが小さめなので、JISキーボードに慣れてる人は最初違和感がある(打ち間違えが発生する)と思います。
さすがに高級キーボードには及びませんが、打鍵感は快適でスイスイと文字入力が進む感覚です。
全体的な作りの良さやキーボードのクオリティを考えれば、8,000円前後で買えるのはかなりコスパが高い、と言えるでしょう。
購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
本記事では「【Inateck iPad Pro 12.9 KB02006 レビュー】Bluetoothキーボードとキックスタンド、7色に光るバックライトが付いた頑丈なiPadケース」について書きました。
基本的な性能や外観は、「Inateck iPad Pro 12.9 KB02010」と同じです。
特徴的なのはやはりカスタマイズ可能な7色に光るバックライトですね。
ただしビジュアルがカッコ良くなる反面、作業時には特に必須な機能ではないですし、重さも増えます。
価格も「Inateck iPad Pro 12.9 KB02010」と比べて2,000円くらい高くなるので、そのあたりはご自分の好みと相談して検討してみてください。
頑丈なiPad Proのキーボードケースをお探しで、ビジュアル面にもこだわりたいという方はぜひバックライトが付いた「Inateck iPad Pro 12.9 KB02006」を選んでみてはいかがでしょうか。