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こんにちは、理想的なモバイルバッテリーを探し続けるイツキ(@saigalog)です。
今回レビューするAnkerの「PowerCore Slim 10000 PD 20W」は、シンプルでコンパクトなモバイルバッテリー。
厚さは15 mmと薄く、カバンなどに入れても邪魔になることはありません。
バッテリー容量は10000mAhとちょうどよい大きさで、最新スマホを約2回フル充電できます。
さらにAnkerの独自技術「PowerIQ」を搭載し、最大20Wの高出力で接続したデバイスをフルスピード充電。
本記事ではそんなコンパクトでパワフルなモバイルバッテリー「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」を詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」の外箱は、白と青を基調としたシンプルなデザイン。
同梱物として以下のものが入っています。
- Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W
- USB Type-A to Cケーブル
- USB Type-Cケーブル
- トラベルポーチ
- 取扱説明書
付属のトラベルポーチは柔らかく、肌触りの良い質感の素材です。
モバイルバッテリー本体をこのようにスッポリと入れて、持ち運ぶことができます。
モバイルバッテリーが傷つく心配がなく、安心です!
USB Type-A to Cケーブルの長さは約55 cmでした。
USB Type-Cケーブルの長さは約60 cmです。
「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」は、PowerIQ搭載で最大20W出力を実現した10000mAhの大容量モバイルバッテリーです。
最新のスマホを2回以上充電できます。
iPhone 12 Proなら約2回分のフル充電が可能です!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 12 Proの容量」で計算しています。
10000mAh × 0.7 ÷ 2815mAh = 約2回
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W |
本体サイズ | 69 × 150 × 15 (mm) |
重さ | 212 g |
USB-C入力 | 5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A |
USB-C出力 | 5V=3A / 9V=2.22A |
USB-A出力 | 5V=2.4A |
合計最大出力 | 20W (USB-Cポート単体での充電時) 18W((2ポート同時充電時) |
容量 | 10000mAh |
外観
「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」の外観は、黒を基調としたマットな質感でシンプルなデザインです。
特に表側の表面は繊細に仕上げられていて、高級感があります。
右側には4つのLEDインジケーターがついた電源ボタンがあります。
電源ボタンを2秒間長押し、または2回押すことで「低電流モード」へ切り替わり、インジケーターの1つが緑色に点灯します。
「低電流モード」とは、イヤホンやスマートウォッチなど入力電流が低い製品に対して使用するモードです。
裏面はつや消しの黒一色で、とてもシンプルな仕上がりになっています。
本体下部には製品の仕様が記載されています。
PowerCore Slim 10000 PD
Model/品番:A1244
Capacity/容量:10000mAh/37Wh
USB-C Input/入力:5V 3A/9V 2A/15V 1.2A
USB-C Output/出力:5V 3A/9V 2.22A
USB-A Output/出力:5V 2.4A
Total Output/合計出力:5V 3.6A
PSEマークが記載されているので、安心して使うことができますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
※丸形PSEマークは菱形に比べると検査基準が緩くなりがちで、自社での検査となるため信頼できるメーカーかどうかの見極めも重要です。
また、本体下部にはUSB Type-AポートとUSB Type-Cポートが並びます。
合計最大出力:18W
- USB-A(PowerIQ):5V=2.4A
- USB-C(PD):5V=3A / 9V=2.22A
USBポートに接続された機器を自動判別し、適切な電流で急速充電するAnkerの独自技術です。
PowerIQ 1.0は最大12Wの出力に対応しています。
対応したUSBケーブルを接続すれば、2台同時に充電することができます。
本体を充電するときは、充電器と付属のUSBケーブルを電源に接続しましょう。
充電器は付属していないのでご注意ください!
本体充電中は電源ボタンにあるLEDインジケーターが点滅します。
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」のサイズは69 × 150 mmです。
厚さは15 mm。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
手に持ってみるとこんな感じ。
重さは212 gでした。
機能
「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」は、最大20W出力でiPhone 12シリーズを最速で充電します。
一般的な5W出力の充電器に比べて約3倍の速さ!
低電流モードも搭載されているので、イヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器も最適な電流で充電できます。
厚さは15 mmととても薄く、側面がカーブを描いているので持ちやすくなっています。
難燃性素材の採用や、温度管理機能などの搭載で安全性が高い製品です。
最大20Wの出力に対応し、最新のiPhoneを含む幅広いデバイスをフルスピード充電することができます。
Power Delivery対応の充電器を使うことで、バッテリー本体も急速充電できます。
18W出力PD対応充電器なら、フル充電まで約4.5時間!
USB Type-C、Type-Aポートからスマホを充電したときの電流値を計測してみました。
- USB-A(iPhone 12 Pro):5.01 V × 2.05 A = 約10.3 W
- USB-C(iPhone 12 Pro):5.04 V × 2.36 A = 約11.8 W
- USB-C(Google Pixel 5):9.0 V × 2.04 A = 約18.3 W
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電するには充分な出力数です。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
また「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」を、20Wの充電器で充電したときの電流値も計測してみました。
スペックの上限値18Wに近い出力数で、急速充電できていますね!
本記事では「【Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W レビュー】PowerIQを搭載し最大20Wで急速充電できるスリムで軽量なモバイルバッテリー」について書きました。
バッテリー容量は10000mAh、最大20W出力、USBポートをCとAの2ポート搭載した本製品。
価格も3,000円台とお手頃なのが魅力的です。
リーズナブルでコンパクト、それでいてパワフルなモバイルバッテリーをお探しの方は、ぜひ「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」をチェックしてみてはいかがでしょうか。