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こんにちは、Amazon大好きイツキ(@saigalog)です。
こうやって冒頭に媚を売っておけば問題ないだろう、ということで本記事ではAmazonの「Echo Buds 第2世代」をレビューしていきます。
結論から言うとそんなに悪くない製品なんですが、全体的に中途半端だと感じたのが本音です。
ただし刺さる人には刺さる要素がしっかり乗っかっていますので、気になっている方はまず最初に「使用感」の項目からぜひチェックしてみてください。
スペックや機能を紹介する前に、私自身の率直な感想を述べていきたいと思います。
まずは外観から。
見ての通り黒一色で統一されており、無駄な装飾はほぼ一切なし。
ほぼ、というのは申し訳程度にAmazonのロゴがプリントがされている部分はありますが、それ自体もかなりさりげないんです。
充電ケースのロゴは底面にあり普通に置いてるとまず見えず、イヤホンにもありますがブラックの場合はこれまたかなり見えにくくなっています。
ガジェット界隈をそれなりに見ていると、どうもこういった企業やメーカーのロゴというのを嫌うユーザーが一定数いるようでして、そういった方たちにも配慮された隙のないデザインだと感じます。
逆に言えば特に面白さがなく、惹かれる要素もないので個人的にはデザイン面でこのイヤホンを選びたいかと言われると答えは「No」になってしまうのが正直なところ。
Amazonというのは自社製品のデザインを極力シンプルにする傾向があり、中でもモバイル端末はそれが顕著。
例えばタブレットのFire HDやKindleなども基本黒一色でめちゃめちゃシンプルなので、この「Amazon Echo Buds 第2世代」もその例に漏れずといったところになりそうです。
続いては音質。
一言でいうと「すっごく無難」というのがリアルな感想です。
安物イヤホンのようなチープさはもちろんなく、十分音楽を楽しめる音質。
カナル型なので密着感はとても高く、付属のウィングチップを使えばさらにバチッと耳にハマってくれるので没入感という点においては高級イヤホンにも負けず劣らずのポテンシャルがあります。
イコライザーもアプリに搭載されているので、それで調整すればある程度自分好みにカスタマイズすることもできます。
ただし、じゃあ解像度が高いか、空間を感じるレベルかと言われるとそこまでではなく「まぁこんなもんでしょ」っていう感じです。
なんでここまで言うのかって話ですが、問題は価格なんですよね。
セール時以外で通常モデルは12,980円ということで、なかなか強気な設定です。
今はAnkerを代表するように安くて質のいい完全ワイヤレスイヤホンというのは世の中に多数あって、さらに低価格でもびっくりするような音質だったりするのがもう3年前くらいから始まっています。
そんな中で13,000円前後でこのくらいの音質だと、期待するとガッカリするかも、ということです。
私の感覚では6,000円くらいのイヤホン、と言われたら納得するくらいの感じですね。
最後は機能面について。
と言っても機能にはいろいろあるので、ひとつひとつ触れていきましょう。
まず最初に述べたいのが、この「Amazon Echo Buds 第2世代」には充電ケースがワイヤレス充電に対応したモデルとそうじゃないモデルの2つが用意されているということ。
これ他のメーカーでこういうことしてるところってほとんどなくて(少なくとも私は見たことがない)、かなり意外というかそこにどういう作戦が隠れているんだろうといろいろ邪推してしまいます。
というのも、ワイヤレス充電対応モデルは通常モデルに比べて2,000円高くなっているからなんです。
シンプルに考えるとワイヤレス充電使わないから安くしてよ、っていう層を狙っているんだと思いますがそこにどれだけの需要があるのかは正直良くわかりません。
むしろ私としては細かいところでバリエーションを増やしてわかりにくくするくらいだったら、多少高くてもワイヤレス充電対応モデルのみでシンプルにしたほうがよかったんじゃないかなと感じています。
続いてはノイズキャンセリング機能について。
今の世の中、完全ワイヤレスイヤホン=アクティブノイズキャンセリングみたいなところがありますから、これが搭載されているかいないかで売れ行きというのも当然変わってくるのでしょう。
結論から申し上げると、この「Amazon Echo Buds 第2世代」のANCはそんなにすごくないです。
まぁ何もしないよりは少し静かに感じるよね、レベルです。
なので過度な期待は禁物。
それよりも驚くのはこのANCをOFFにできないということ。
ANCを使うかアンビエントモードという、いわゆる外音取り込みモードを使うかの二択なんです。
なんでこういう仕様にしたのか疑問というか、できないはずがないので作りが丁寧じゃないなと感じてしまいました。
ここまで述べてきて総じてあまり良い印象がなかったと思いますが、では「Amazon Echo Buds 第2世代」の存在意義とは一体なにか。
それはやはりアレクサです。
スマートスピーカーと言えばアレクサ、というほどに世間的な認知が圧倒的に高いこのAIが搭載されているのはAmazon製品ならでは。
普通アレクサを使いたいときは、Echo Dotなどのスマートスピーカーがある場所で「アレクサ!○○して」と叫ぶ必要がありますが「Amazon Echo Buds 第2世代」があれば場所の制約が一切なくなります。
家の中だけじゃなく、外でも好きなときにアレクサになんでも聞いたり指示したりできるというわけです、恥ずかしさは別として。
つまりこの「Amazon Echo Buds 第2世代」という製品は、いつでもどこでもアレクサと一緒にいられる音質と機能がそこそこな完全ワイヤレスイヤホンというのが最終的な結論になります。
なのでこの製品をおすすめできるユーザーは自ずと限られてきて、日常的にアクレサを使っている人やSwitchBotなどのスマートデバイスを使ってスマートホームの便利さを日頃から堪能している人。
反対にアレクサ?なにそれ?スマートデバイス使ってません、って人はこの「Amazon Echo Buds 第2世代」を選ぶ理由がほとんどないです。
なぜなら、同価格帯でもっとおすすめできる完全ワイヤレスイヤホンはたくさんありますからね。
私は2023年のAmazonプライムデーでこの製品(ワイヤレス充電非対応モデル)を5,980円で買ったのですが、このくらいの価格が妥当かなと感じます。
というかむしろセールで大幅値引きしてるように見せたいから、普段高めに設定してるんじゃないかと思えるレベル。
…普段からAmazonさんにとてもお世話になっているのであまり強くは言えませんが、通常7,980円でセール時に5,980円くらいの感じだったら強引な感じがなくて自然だと思うのですがどうでしょう。
ですのでAmazonが大好きで、アレクサと四六時中一緒にいたいという方はぜひプライムデーのようなセールを待って購入されることを強くおすすめします。
それまで待てない!という方にはコスパに優れた良質なイヤホンをおすすめしますので、レビュー記事からチェックしてみてください。
「Amazon Echo Buds 第2世代」の外箱は、青を基調としたシンプルなデザインです。
裏面ではアレクサが推されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーチップ
- ウィングチップ
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- 取扱説明書
イヤーピースはS、M、L、XLの4種類のサイズが付属しています。
イヤホンには元からMサイズが装着されています。
ウィングチップを装着すると、よりしっかりとイヤホンを耳に固定できます。
USB Type-A to Cのケーブルの長さは約95 cmでした。
Amazonの「Echo Buds 第2世代」はアクティブノイズキャンセリングを搭載し、専用アプリでかんたんにセットアップとカスタマイズができる完全ワイヤレスイヤホンです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「ブラック」をあわせて全2色。
充電ケースがワイヤレス充電に対応したモデルも用意されています。
ワイヤレス充電対応モデルは2,000円ほど高くなっています。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Amazon Echo Buds 第2世代 |
本体サイズ(イヤホン) | 21 × 19 × 18 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 29 × 67 × 39 (mm) |
重さ(イヤホン) | 6 g(合計12 g) |
重さ(充電ケース) | 44 g |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC/AAC |
プロファイル | HFP/A2DP/AVRCP |
プロセッサ | Realtek RTL8763C |
ドライバー | 5.7 mm ダイナミックドライバー |
マイク | 片側3つ (外側に2つのビームフォーミングマイク、内側にも1つのマイク) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー | 1回のフル充電で最大5時間の音楽再生 充電ケースで繰り返し充電することで最大15時間 |
外観
充電ケースの外装は黒で統一されており、ほとんど装飾のないシンプルなデザインです。
充電ケースの正面にはインジケーターがあります。
- 緑色に点灯:1回以上のフル充電が可能
- 黄色に点灯:1回のフル充電不可
- 赤く点灯:バッテリー残量わずか
- 青く点滅:イヤホンのペアリング開始
背面には充電用のUSB Type-Cの入力ポートとボタンがあります。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを電源に接続して充電できます。
充電中はインジケーターが点滅します。
底面はおなじみのAmazonのロゴがひっそりとプリントされています。
フタの上ではなく底面にロゴがある、というさり気なさがミソですね笑。
フタを開けると左右のイヤホンが収納されています。
イヤホンをケースから取り出してみたところ。
フタの内側には製品の仕様や各種マークが記載されています。
イヤホンを収納する手前側には2つのインジケーターがあります。
- 緑色に点灯:バッテリー残量40%以上
- 黄色に点灯:バッテリー残量40%以下
- 赤く点灯:バッテリー残量わずか
イヤホンも充電ケースと同じカラーリングで、マットな黒で統一されています。
ウィングチップを装着するとこんな感じ。
カナル型なので耳の穴にスポッと入り、密着感が高いつけ心地です。
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「Amazon Echo Buds 第2世代」の充電ケースのサイズは29 × 67 mmです。
厚さは39 mm。
イヤホンの全長は21 mm、横幅は19 mmです。
イヤホンの奥行きは18 mmでした。
スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
手のひらサイズでとてもコンパクトです。
充電ケースの重さは44 g。
イヤホンはペアで12 gです(片方6 g)。
機能
「Amazon Echo Buds 第2世代」はスマホアプリでペアリングや各種設定を行います。
Amazon Alexa
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一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
スマホアプリ「Amazon Alexa」のホーム画面で「Amazon Echo Buds 第2世代」の電池残量の確認や、ANCとマイクのON/OFFを切り替えられます。
設定画面ではバッテリー残量の確認や省電力のON/OFF、タップ操作やイコライザーなど各種設定を変更できます。
外音コントロールでは、ANCやアンビエントサウンドを切り替えられます。
タップ操作では、シングルタップやダブルタップの設定を確認・変更できます。
イコライザーでは、ベース/ミドル/トレブルの3つの項目を調整できます。
イヤーチップのフィットテストをして最適なフィット感を確認できます。
位置情報を使って「Amazon Echo Buds 第2世代」の場所を確認する設定ができます。
その他ではソフトウェアのバージョンやデバイスのシリアル番号を確認できます。
「Amazon Echo Buds 第2世代」は1回の充電で最大5時間、充電ケースでくり返し充電すれば最大15時間の音楽再生が可能です。
急速充電にも対応し、わずか15分の充電で最大2時間再生できます!
Amazonでは定期的に季節やイベントにあわせたセールが開催され、「Amazon Echo Buds 第2世代」を含めた数多くの製品が大きく割引されて販売されます。
「Amazon Echo Buds 第2世代」が割引されると予想されるセールを以下の表にまとめました。
セール名 | 時期 |
---|---|
タイムセール祭り | 毎月 |
初売りセール | 1月初旬 |
新生活セール | 3月頃 |
GWセール | 4月下旬 |
プライムデー | 7月第3週月・火曜日 |
季節先取りセール | 9月初旬 |
ブラックフライデー | 11月最終金曜日 |
私は2023年のAmazonプライムデーで「Amazon Echo Buds 第2世代」を5,980円で手に入れましたので、ご参考まで!
またAmazonでは不定期で突然セールを開催することもありますので、オトクに買えるタイミングを逃さないように“ほしい物リスト”に登録しておくことをおすすめします。
ほしい物リストに登録しておくと、セール時にメールなどで通知が来るので見逃しにくくなります!
本記事では「【Amazon Echo Buds 第2世代 レビュー】忖度なしで本音をぶっちゃけ!アレクサを使いたい人以外は選んではいけない完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
価格が一番のネックにはなりますが、それはAmazonプライムデーなどの大型セールである程度解決できます。
あとはアレクサを日常的に使いたいのか、スマートホームをもっと快適にする選択肢として「Amazon Echo Buds 第2世代」が必要なのかをよく考えた上で検討してみてはいかがでしょうか。