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こんにちは、絵を描くのがあまり得意ではないイツキ(@saigalog)です。
私は昔からあまり絵を描くということをしてこなかったのですが、反対に妻は大のお絵描き好き。

実はこのアイコンも妻が描いてくれたものです。
今までは紙に描いたものをスキャンしてデータ化したり、最近ではiPadを使って描くことが多くなってきました。
しかしやはり、絵を描くデバイスの代表格と言えば“ペンタブレット”であることは間違いありません。
今回レビューするHUIONの「Kamvas Pro 16 (2.5K)」は、そんなクリエイティブな作業がよりいっそう捗る液晶ペンタブレットです。
2.5K QHD(2560 × 1440)の高解像度で、15.8インチの大画面なので広いスペースでのびのびと作業できます。
また機能性の高い電磁誘導ペンは2種類のペン先に対応しているので、用途やお好みで使い分けることも。
対応したPCであればUSB-Cケーブル1本でつないで使い始められるので、導入へのハードルが低くデスクも煩雑になりません。
本記事ではそんな高スペックで拡張性の高い液晶ペンタブレット「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」について、実際の使用感もあわせて詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
液晶ペンタブレットと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、私よりも絵を描くのが得意な妻(ナメコ)に使ってもらいリアルな感想を聞いてみました。


お疲れ様!実際に使ってみてどうだった?

液晶ペンタブレットは初めて使ったけど、こんなにも描きやすいのかとビックリだよ!

おぉ~それはなにより笑。

特にフェルトペン先だと描画や書字がしやすくて、普通のサインペンを使っている感覚と同じでお気に入りです。

なるほど、2種類のペン先を好みや用途で使い分けられるのは便利だね。

今までは紙でメモしながらPC作業してたけど、液晶ペンタブレットがあればペーパーレス化できる!

よりスマートかつコンパクトに作業ができるね。

いわゆる外付けモニターと同じ扱いができるから、液晶ペンタブレットに資料を映してそれを見ながらメインモニターで作業…っていう使い方も便利そう。

確かに…ペンタブレットとしてはもちろん、発想次第で幅広い使い方ができそうだね。

私は普段iPadでイラストを描いているんだけど、Apple Pencilと比べるとペンが太いせいかなかなか慣れなくて疲れやすかったのが気になったところかな。

うーん、そのあたりはホントに個人差が激しそうだね。

あとiPadでは指でピンチして拡大・縮小・回転をしながら描いているから、それができないのがちょっと不便だった。

ハード面というよりはソフトの問題かな、対応したものを探してみるといいかも。

そんな感じです、トータル的には大満足なのでこれからイラスト描くときには積極的に使っていこうと思います!

ありがとうございました!
…ということで妻は今までiPadでイラストを描くことが多かったため、そことのギャップを感じた部分はあったようです。
ですが全体を通して好評で、やはり“描くこと”に特化した液晶ペンタブレットのポテンシャルを十分感じられる結果となりました。
もちろん使い方や感じ方については大きな個人差があると思いますが、ぜひ購入時の参考にしていただければ嬉しいです。



「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」の外箱は、鳥居と桜の木が印象的な美麗なグラフィックが全面にプリントされています。

裏面には製品の仕様や同梱物、接続方法が記載されています。

同梱物として以下のものが入っています。


- Kamvas Pro 16 (2.5K)本体
- ペンPW517
- ペンホルダー
- 3 in 2ケーブル
- USB Type-A延長ケーブル
- USB Type-A to Cケーブル
- USB Type-C to Cケーブル
- 折りたたみ式スタンドST200
- USB-A充電器
- クリーニングクロス
- グローブ
- ペン先クリップ
- 標準ペン先 × 5
- フェルトペン先 × 5
- クイックスタートガイド
PCや電源との接続に必要な各種ケーブルが同梱されています。




- 3 in 2ケーブル:約140 cm
- USB Type-A延長ケーブル:約120 cm
- USB Type-A to Cケーブル:約100 cm
- USB Type-C to Cケーブル:約100 cm
USB-A充電器の側面には仕様が記載されています。


MODEL:QN184P
INPUT:100-240V~50/60Hz 0.5A
OUTPUT:5.0V 3.0A,9.0V 2.0A,12.0V 1.5A 18.0W
画面を拭くための黒いクリーニングクロスも同梱されています。

充電不要のペンPW517は持つところにカスタマイズ可能な2つのボタンがあり、同梱の2種類のペン先に対応しています。




ペンホルダーはペンPW517の縦置き、横置きどちらにも対応しています。




ペンホルダーの中にはペン先クリップと標準ペン先、フェルトペン先がそれぞれ5本ずつ入っています。




薬指と小指のみをはめるグローブを使えば、手が画面に触れたときの誤動作を防げます。




折りたたみ式スタンドは大きく2段階の角度調整(微調整可)ができます。


組み立て方法や使用例はこの後で詳しく紹介します。
外箱のグラフィックと同じ鳥居と桜の木がモチーフとなったデザインのグッズも多数付属しています。

こちらは裏面に「やりたいこと100のリスト」が書かれた用紙。


このカードは角度によって見え方が変わります。



いわゆるレイヤーカードというものです。
書類をまとめるのに便利なクリアファイルも付属していました。



HUIONの「Kamvas Pro 16 (2.5K)」は2.5K QHD高解像度15.8インチ大画面で、折りたたみ式スタンドが付属した拡張性の高い液晶ペンタブレットです。

Kamvas Proシリーズには今回レビューしている「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」の他にも以下のラインナップがあります。

本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | HUION Kamvas Pro 16 (2.5K) |
本体サイズ | 247 × 435 × 11 (mm) |
重さ | 1305 g |
インターフェース | 給電用USB-Type-Cポート、通信・電源用USB-Type-Cポート |
解像度 | 2560 × 1440(16:9)QHD |
パネルタイプ | IPS |
表面処理 | アンチグレアエッチングガラス |
ラミネート方式 | フルラミネーション |
コントラスト比 | 1200:1 |
明るさ | 220nit(最大) |
応答時間 | 14ms |
視野角 | 89°/ 89°(H)/ 89°/ 89°(V)(Typ.)(CR> 10) |
色域 | 145%sRGB |
表示色 | 16.7M(8ビット) |
ペンPW517 | 誘導方式:パッシブ電磁誘導 解像度:5080 LPI 筆圧感度:8192段階 最大読取り高:10mm 読み取り速度:>300PPS 精度:±0.3mm 傾き検知:±60° |
電源入力 | AC 100-240V、50/60Hz |
電源出力 | 5V/3A |
動作時の消費電力 | ≦10W |
スタンバイ消費電力 | ≤0.25W |
対応OS | Windows 7 以降、macOS 10.12 以降、Android (USB3.1 DP1.2以降) |
外観
「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」の外観は、ブラックとシルバーのツートーンカラーで統一されたシンプルなデザインです。

画面の左側には8個のカスタマイズ可能なショートカットキーがあります。


このショートカットキーは後ほど紹介するドライバをインストールすることでカスタマイズできます。
画面右側には「HUION」のロゴ。

側面はこんな感じ。

上側面の左側には電源ボタンとインジケーターライトがあります。



インジケーターライトは接続中は白、接続していないと赤く点灯します。
左側面の上部にはUSB Type-C端子が2つあり、左側はPC接続用、右側は給電用です。

同梱のUSB Type-Cケーブル、または3 in 2ケーブルを接続して使います。


同じく同梱のUSB-A充電器を電源に接続して給電します。

背面はシルバーメタリックで統一され、金属感がありクールな印象です。

下部には各種マークと製品の型番が記載されています。


上部には「HUION」のロゴがあり、表面は梨地処理されており手触りがよくしっとりとなじむ触感です。


金属表面などの素材に鉄・砂・ガラスなどの粒子を吹き付けて、表面を粗す方法です。
四隅には滑り止め用の黒いゴムが貼られています。

折りたたみ式スタンドも本体と同じようにブラックとシルバーのツートーンカラーです。


スタンドの奥側を折りたたむとこのように角度をつけることができます。



手前側を折りたたむことでさらに角度をつけることができます。




大きく2段階の角度に対応し底面にある凹凸を使って微調整もできるので、用途やお好みに応じて調整しましょう。
サイズ・重量
「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」のサイズは247 × 435 mmです。

厚さは11 mm。

スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。

このように片手で持つと危ないので、移動の際は両手で持つことをおすすめします。

本体の重さは1305 g。

ペンの重さは14 g、ペンホルダー(ペン先クリップ&各種ペン先込)の重さは38 gでした。


機能
「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」は前世代モデルからテクスチャード加工されたアルミ背面、エッチングされたアンチグレアガラスやフルラミネーション技術を継承しながら2.5Kの解像度に進化しました。

解像度は2.5K QHD(2560 × 1440)で、15.8インチの大きなスクリーンに186 ppiの高精細に映像を映し出します。

量子ドットフィルムを採用し忠実で鮮やかな色彩表示に加え、液晶パネルはIPS方式で広視野角(178°)を実現しています。

エッチング加工したAGガラスは微細な凹凸で、普通にガラスに比べて反射や映り込みを抑えてくれます。


この微細な凹凸はペンで描くときのアナログ感をもたらす効果もあります。
ペンPW517は最新のPenTech 3.0テクノロジーを採用しペン先の安定性が向上、さらに8192レベルの筆圧感知と±60°の傾きも検知します。

8個あるショートカットキーはすべてカスタマイズ可能です。

1本のUSB Type-Cケーブルでカンタンに接続して使うことができます。

3 in 2ケーブルを使えばデスクが散らかることなく、スマートに作業に没頭できます。

薄型&軽量なので携帯性にも優れています。

液晶タブレットとしてはもちろん、スクリーンOFF時はペンタブレットとして使うことができます。

直感的でわかりやすいOSDメニューでは、明るやさ色温度設定などがカンタンに行えます。

WindowsやMacOSのPC以外に、Androidデバイスにも対応しています。


ここからは「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」をフル活用するのに必要なドライバのインストール方法を紹介します。
公式サイトはこちらから。

インストールしたソフトではプレスキー(ショートカットキー)や作業領域の設定ができます。


またペンにある2つのボタンの設定や、筆圧感度設定も調整できるようになっています。




快適に作業できるようお好みの設定にカスタマイズしましょう!
接続し電源を入れると、外付けモニターのような形でデスクトップを拡張できます。

ディスプレイの設定で、配置の変更や解像度(2560 × 1440)の確認ができます。


愛用しているレタッチソフトが問題なく動作することを確認できました。


本記事では「【HUION Kamvas Pro 16 (2.5K) レビュー】2.5K QHD15.8インチの大画面でお絵かきが捗る!拡張性の高い折りたたみ式スタンド付き液晶ペンタブレット」について書きました。
価格は7万円前後と、他社の同スペックの製品と比べてもリーズナブルな本製品。
大画面・高機能で拡張性が高く使いやすい液晶ペンタブレットをお探しの方は、ぜひ「HUION Kamvas Pro 16 (2.5K)」をチェックしてみてはいかがでしょうか。



