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こんにちは、「iPhone 12 Pro」はiPhoneシリーズ4台目となるイツキ(@saigalog)です。
最初に買ったスマホは「iPhone 5s」。
今でも「名機」と語り継がれる端末で、私も気に入り長いこと使っていました。
そろそろバッテリー持ちが怪しくなってきた、ということで当時の最新端末である「iPhone 7」に乗り換え。
これも使い勝手がよく、3年半近く使い続けた後、ハイエンドモデルである「iPhone 11 Pro」を手にします。
3年半のブランクは凄まじく、格段に性能アップしたカメラに感動した私は、2020年秋に発売の「iPhone 12 Pro」を心待ちにしていました。
本記事では7年ほどiPhoneシリーズを使い続けてきた私が、最新のハイエンドモデル「iPhone 12 Pro」の実際の使用感や感想とともに、製品の詳細やスペックについても詳しくレビューしていきます!
後継モデル「iPhone 13 Pro」についてもレビューしているので、そちらもぜひ!
スマートフォンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
ということで、まずはディスプレイについて。
サイズは6.1インチ、解像度は2532 × 1170で460ppiということでiPhoneシリーズの特徴である美しい画面は健在です。
今回もやはり画面上部にあるノッチ(前面カメラ部分)は残ることになりました。
ディスプレイの名称としてはiPhone 11 Proから引き続き「Super Retina XDR」となるようですが、名前のインフレ感は否めません。
昔のシンプルな「Retinaディスプレイ」という名が懐かしい…笑。
今後さらに進化したら「Ultra」とか「Hyper」とかついてもおかしくないですよね笑。
もちろん名前負けするということはなく、有機EL(OLED)とHDR対応のコンビネーションは素晴らしく、とくに動画視聴などで真価を発揮しています。
続いては重さ。
iPhoneシリーズの重さはそれぞれ以下のようになっています。
- iPhone 11:194 g
- iPhone 11 Pro:188 g
- iPhone 11 Pro Max:226 g
- iPhone SE 2020:148 g
- iPhone 12 mini:133 g
- iPhone 12:162 g
- iPhone 12 Pro:187 g
- iPhone 12 Pro Max:226 g
ご覧のとおり「iPhone 12」(無印)は「iPhone 11」に比べて約30 gも軽くなりました。
対して「iPhone 12 Pro」は「iPhone 11 Pro」のときから1 gの軽量化。
個人的にはちょっと残念ですね、もうちょっと頑張ってほしかった。
私は現在、ほぼ同時期に発売された「Google Pixel 5」も使っているのですが、こちらは151 gということで「iPhone 12 Pro」と比べると36 gの差。
たった36 g、されど36 gということでこの差というのはスマホにおいてはかなり大きな違いだと感じています。
少なくとも軽いスマホを求めている方には「iPhone 12 Pro」は正直オススメできない、というのが私の結論です。
形状についても述べておきます。
「iPhone 12 Pro」の側面は今までのiPhoneシリーズと違い、側面がフラットなデザインが採用されています。
これはどうやら私が最初のスマホとして買った「iPhone 5s」以来とのこと。
記憶違いだったらすみません笑。
つまり昔のデザインが戻ってきたということですね。
一部では回顧的な意味でも評判が良いようですが、個人的には手放しで評価はできないと思っていて。
というのも、デザイン面、見た目についてはこの側面フラットデザインというのは最高にカッコいいと思います。
スマートでクール、未来のガジェット感が漂っていて高品質なガラス素材との相性が抜群に良い。
ディスプレイにおいても端が曲面ではなくストレート、ということでインチ以上に広く、ワイドになっているという印象を受けます。
ただ気になるのはやはり持ちやすさ。
鏡面加工されていることで、指や手に吸い付くような感覚があり、この工夫でグリップ感を向上させていることはわかります。
ただ当然指紋でベタベタになりますし、何より重さ187 gとヘビー級なのでカバーしきれていないというのが実際に使った感想です。
やっぱり平らなところに置いてあるときは、曲面になっている「iPhone 11 Pro」などのほうが取りやすいです。
「iPhone 5s」のときは、同じデザインでもサイズが123.8 × 58.6 mmと小さめだったので気になりませんでした。
ですが「iPhone 12 Pro」は146.7 × 71.5 mmと、縦横ともに10 mm以上大きくなっているので、それが持ちやすさというところに大きく影響しているのでしょう。
さらに側面に角ができたということで当たる部分が局所的になるため、その部分の塗装が剥がれてきてしまった、という報告も上がっています。
曲面がいいのかフラットがいいのかは、スマホデザインの永遠の課題なのかもしれません。
次は動作面について。
私のスマホの主な用途はWebブラウジング、動画視聴、写真(動画)撮影、各種アプリとなります。
ゲームはほとんどしません。
比較的ライトな使い方なので当たり前といえば当たり前ですが、まったくもって不満点は見当たりません。
「機能」の項でもAnTuTuのスコアを載せていますが、文句なしのハイエンドモデルとなるのでむしろスペックを持て余しているくらいです。
ヌルヌル、キビキビ、快適に動くというのがiPhoneシリーズの最たる特徴でもあり、「iPhone 12 Pro」も見事にそれを達成していると実感します。
そして気になるカメラ性能。
私がiPhoneシリーズを今もメインスマホとして選び続ける理由が、このカメラにあると言っても過言ではありません。
プライベートでは家族や景色の写真・動画をよく撮りますし、今書いているブログの写真も9割はiPhoneで撮った写真を使っています。
特にありがたいのが視野角120°の超広角レンズ。
「iPhone 11 Pro」からこのレンズ(機能)が搭載されたことによって、スマホでの写真撮影の幅が格段に向上しました。
もちろん「iPhone 12 Pro」でもそれは健在で、さらにパワーアップしています。
1年くらい前まで10万円以上するコンパクトミラーレス一眼レフカメラを買おうか迷っていましたが、「iPhone 11 Pro」以降を持つようになってから不要になってしまいました。
あらゆる撮影はiPhone Proシリーズを持っていればそれでこと足りてしまうんじゃないか、くらいに感じています。
あとはバッテリーと充電周りについて。
バッテリー容量は2,775mAh。
前機種「iPhone 11 Pro」は3,046mAhだったので、300mAhほどダウンしています。
これまでは新機種になるたびにバッテリー容量が増えていく、という流れだったのでとても意外で少なからず衝撃を受けています。
当然ながらバッテリー容量が少なくなれば充電時間も短くなりますし、モバイルバッテリーからも何度も充電できるという利点もあります。
ただ今回から対応となった5G回線に接続すると電池消費量が激しい、という話も出てきているので今後どうなっていくのかはよく注目しておきたい点ですね。
最後は「iPhone 12 Pro」を買うべきかという点について。
日本におけるスマホのシェア率はiPhoneシリーズが約6割、ということで過半数の人がこれまでになんらかのiPhoneを使ってきたということになります。
そこで当然気になってくるのが「iPhone 12 Pro」に乗り換えるべきか、という点。
これにはいろいろ考え方があると思いますが、私の意見はこの言葉に集約されています。
悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ
ネット上でもかなり有名な言葉なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
特にこの「iPhone 12 Pro」というハイエンドモデル機については、ドンピシャで当てはまってくるのかなと思っています。
つまり「iPhone 12 Pro、スペックも高いしすごく欲しいんだけど値段がな…」と悩むのが前半部分。
「iPhone 12 Pro、高いということは絶対いいスマホでしょ」で買うのが後半部分ということですね。
ビジネスはもちろん、プライベートでも写真や動画をガンガン撮ったりとにかく日常的にスマホを使う機会が多いという方は、多少値が張ったとしても「iPhone 12 Pro」のようなハイエンドモデルをオススメします。
反対に「高いもの=良いもの」だからとりあえず買う、という場合や「今使ってるiPhone 11 Proとの差がよくわからない」方にはオススメしません。
多分持ったところで実感もなく生活も変わらず、ただの浪費になってしまう可能性が高いからです。
レビュワーとして「iPhone 12 Pro」は間違いなく良い製品だ、と断言できますが価格に対して相応の価値を見いだせるか、というのは人それぞれなので、1つの考え方として参考にしてみてください。
「iPhone 12 Pro」の外箱は、黒を基調としたシンプルでクールなデザインです。
今回から電源アダプターが含まれていないので、箱がかなり薄くなっています!
フタを開けると高級感のあるメタリックボディがお目見えです。
同梱物として以下のものが入っています。
- iPhone 12 Pro本体
- USB-C – Lightningケーブル
- マニュアル
- ステッカー
- SIMピン
付属のUSB-C – Lightningケーブルの長さは約100 cmです。
ステッカーはおなじみのリンゴマーク。
SIMピンはSIMカードを交換するときに使います。
Appleの「iPhone 12 Pro」は、iPhoneシリーズ14世代目となる次世代通信規格5Gに対応したiOSスマートフォンです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「パシフィックブルー」をあわせて全4色。
出典:iPhone 12 Pro と 12 Pro Max – 仕様
- シルバー
- グラファイト
- ゴールド
- パシフィックブルー
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | iPhone 12 Pro |
本体サイズ | 146.7 × 71.5 × 7.4 (mm) |
重さ | 187 g |
容量 | 128/256/512 GB |
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi HDRディスプレイ True Tone 広色域(P3) 触覚タッチ 2,000,000:1コントラスト比(標準) 最大輝度800ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) 耐指紋性撥油コーティング 複数の言語と文字の同時表示をサポート |
防水防塵性能 | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
チップ | A14 Bionicチップ |
カメラ | Pro 12MPカメラシステム:超広角、広角、望遠カメラ 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値 2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ 最大10倍のデジタルズーム 2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト LiDARスキャナを活用したナイトモードポートレート 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠) センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) 5枚構成のレンズ(超広角)、6枚構成のレンズ(望遠)、7枚構成のレンズ(広角) より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ パノラマ(最大63MP) サファイアクリスタル製レンズカバー 100% Focus Pixels(広角) ナイトモード(超広角、広角) Deep Fusion(超広角、広角、望遠) シーン検出に対応するスマートHDR 3 Apple ProRAW 写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正(超広角) 高度な赤目修正 写真へのジオタグ添付 自動手ぶれ補正 バーストモード 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG |
ビデオ撮影 | Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大60fps) 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) ビデオの光学式手ぶれ補正(広角) 2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ 最大6倍のデジタルズーム 2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト オーディオズーム より明るいTrue Toneフラッシュ QuickTakeビデオ 1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ナイトモードのタイムラプス ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大60fps) 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) 連続オートフォーカスビデオ 4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影 再生ズーム ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264 ステレオ録音 |
TrueDepthカメラ | 12MPカメラ ƒ/2.2絞り値 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) アニ文字とミー文字 ナイトモード Deep Fusion シーン検出に対応するスマートHDR 3 Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps) 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) 1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ナイトモードのタイムラプス ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) QuickTakeビデオ 写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正 Retina Flash 自動手ぶれ補正 バーストモード |
Face ID | TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 |
Apple Pay | Face IDを使った、店頭、アプリ内、ウェブ上でのiPhoneによる支払い Mac上でのApple Payによる購入の完了 iPhoneに入れたSuicaやPASMOによる電車などの交通機関の利用、店頭での購入 エクスプレスカードによる交通機関の支払い |
ワイヤレス通信方式 | 5G(sub‑6 GHz) 4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE4 2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー 空間認識のための超広帯域チップ5 リーダーモード対応NFC、Felica 予備電力機能付きエクスプレスカード |
位置情報 | 内蔵GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou デジタルコンパス Wi-Fi 携帯電話通信 iBeaconマイクロロケーション |
ビデオ通話 | 携帯電話ネットワークまたはWi-Fi経由でのFaceTimeビデオ通話 5GまたはWi-Fi経由でのFaceTime HD(1080p)ビデオ通話 |
オーディオ通話 | FaceTimeオーディオ Voice over LTE(VoLTE) |
オーディオ再生 | 対応するオーディオフォーマット:AAC‑LC、HE‑AAC、HE‑AAC v2、保護されたAAC、MP3、Linear PCM、Apple Lossless、FLAC、Dolby Digital(AC‑3)、Dolby Digital Plus(E‑AC‑3)、Dolby Atmos、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+) 空間オーディオ再生 ユーザーによる設定が可能な最大音量制限 |
ビデオ再生 | 対応するビデオフォーマット:HEVC、H.264、MPEG-4 Part 2、Motion JPEG HDR(Dolby Vision、HDR10、HLG) Apple TV(第2世代以降)またはAirPlay 2対応スマートテレビへの、最大4K HDRのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力 対応するビデオミラーリングとビデオ出力:Lightning – Digital AVアダプタおよびLightning – VGAアダプタ経由で最大1080p(アダプタは別売り) |
Siri | メッセージの送信やリマインダーの設定などをあなたの声で実行 ロック画面上、メッセージ、メールなどでの賢い提案 「Hey Siri」を使ってあなたの声だけでハンズフリーで起動 よく使うアプリのショートカットをあなたの声で実行 |
電源とバッテリー | リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 最大15WのMagSafeワイヤレス充電10 最大7.5WのQiワイヤレス充電10 USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電 高速充電に対応: 約30分で最大50%充電11(別売りの20W以上のアダプタを使用) |
MagSafe | 最大15Wのワイヤレス充電 マグネットアレイ アラインメントマグネット アクセサリ識別NFC 磁力計 |
センサー | Face ID LiDARスキャナ 気圧計 3軸ジャイロ 加速度センサー 近接センサー 環境光センサー |
オペレーティングシステム | iOS 14 |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
外観
「iPhone 12 Pro」は、6.1インチ(2532 × 1170)で画素密度は460ppiのSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。
- HDRディスプレイ
- True Tone
- 広色域(P3)
- 触覚タッチ
- 2,000,000:1コントラスト比(標準)
- 最大輝度800ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR)
- 耐指紋性撥油コーティング
- 複数の言語と文字の同時表示をサポート
ディスプレイの上部にはTrueDepthカメラ、内蔵スピーカーとマイクがあります。
- 12MPカメラ
- ƒ/2.2絞り値
- 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
- 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
- アニ文字とミー文字
- ナイトモード
- Deep Fusion
- シーン検出に対応するスマートHDR 3
- Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- 1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応
- 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
- ナイトモードのタイムラプス
- ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)
- 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p)
- QuickTakeビデオ
- 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
- レンズ補正
- Retina Flash
- 自動手ぶれ補正
- バーストモード
ベゼルがすごく狭いので実際の大きさ(インチ)よりも広く、大画面なディスプレイという印象を受けます。
背面にはテクスチャードマットガラスが採用されています。
指紋が付きにくく、メタリックな見た目でとても高級感があります。
1つ前の機種「iPhone 11 Pro(ミッドナイトグリーン)」と比べるとこんな感じです。
側面がフラットになったのもあり、かなり違う印象を受けます。
そしてもっとも見た目が異なる側面部分。
鏡面加工が際立ちますが、指紋が目立ちやすいという面も…。
背面左上にはカメラ部があり、超広角・広角・望遠の背面カメラとフラッシュが搭載されています。
- Pro 12MPカメラシステム:超広角、広角、望遠カメラ
- 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角
- 広角:ƒ/1.6絞り値
- 望遠:ƒ/2.0絞り値
- 2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ
- 最大10倍のデジタルズーム
- LiDARスキャナを活用したナイトモードポートレート
- 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
- 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
- デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠)
- センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角)
- 5枚構成のレンズ(超広角)、6枚構成のレンズ(望遠)、7枚構成のレンズ(広角)
- より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ
- パノラマ(最大63MP)
- サファイアクリスタル製レンズカバー
- 100% Focus Pixels(広角)
- ナイトモード(超広角、広角)
- Deep Fusion(超広角、広角、望遠)
- シーン検出に対応するスマートHDR 3
- Apple ProRAW
- 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
- レンズ補正(超広角)
- 高度な赤目修正
- 写真へのジオタグ添付
- 自動手ぶれ補正
- バーストモード
- 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG
カメラ部分も「iPhone 11 Pro」と比べてみました。
スペックは違いますが、見た目はほとんど同じように見えますね。
中央部には光り輝くAppleのリンゴマーク。
右側面にはサイド(電源)ボタンがあります。
左側面にはサウンドオン/オフ(マナーモード)スイッチと音量ボタン。
また下部にはSIMトレイがあります。
付属のSIMピンを穴に入れ、SIMトレイを引き出してSIMカードを入れましょう。
nano-SIMとeSIMの2種類に対応しています。
下側面にはLightningポート、内蔵ステレオスピーカーとマイクがあります。
- USB(Lightning)経由の充電
- MagSafeワイヤレス充電
- Qi認証ワイヤレス充電
細かい各部の詳細は、以下の図を参照してみてください。
出典:iPhone 12 Pro と 12 Pro Max – 仕様 – Apple
サイズ・重量
「iPhone 12 Pro」のサイズは146.7 × 71.5 mmです。
厚さは7.4 mm。
前機種「iPhone 11 Pro」と比較するとこんな感じのサイズ感。
幅は0.1 mm、高さは2.7 mm大きくなっています。
手に持ってみるとこんな感じです。
重さは186 gでした。
機能
「iPhone 12 Pro」は、最新の「iOS 14」を搭載しています。
これまでのLTEにはもちろん、次世代の通信規格「5G」にも対応しているので高速にインターネットを利用できます。
5GはSub-6とミリ波に対応していますが、日本国内版ではミリ波は使えませんので要注意!
SoCは「A14 Bionicチップ」を搭載しています。
RAMは6 GB、ストレージ容量は128/256/512 GBです。
ベンチマーク「AnTuTu」でスコア計測してみました。
スコアの目安は以下になります。
これによると「iPhone 12 Pro」は文句なしのハイエンドモデルという位置づけになるようです。
ディスプレイは6.1インチ(2532 × 1170)サイズのオールスクリーンOLEDで、HDRに対応しているので色のつぶれがなく明暗がハッキリと表現されます。
背面カメラを使って通常倍率(1x)で写真を撮ってみました。
かなり薄暗い部屋でもキレイに明るく、そして鮮明に撮れているのがわかると思います!
また超広角レンズ(視野角120°)でも写真を撮り、同じく超広角レンズを搭載した「Google Pixel 5」(視野角107°)との比較もしてみました。
よく見ると視野角の差がわかると思います。
続いては動画です。
それぞれFHD(1080p)で上が30FPSで撮影したもの、下が60FPSで撮影したものになります。
さらに4Kでも30FPSと60FPSでそれぞれ撮影してみました。
Lightningポートからの充電時の電流値を測定してみました。
Qi認証ワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけで素早く充電することができます。
バッテリー容量は2,775mAhで、これは2020年時点の主流スマホと並べると真ん中くらいに位置します。
- Google Pixel 4:2,800 mAh
- Google Pixel 4a:3,140 mAh
- Google Pixel 5:4,080mAh
- iPhone 11:3,110mAh
- iPhone 11 Pro:3,046mAh
- iPhone 12:2,775mAh
- iPhone 12 Pro:2,775mAh
- iPhone SE (第2世代):1,821mAh
- Xperia 5 II:4,000mAh
- Galaxy S10:3,300mAh
- Redmi Note 9S:5,020mAh
前機種「iPhone 11 Pro」は3,046mAhなので、減ってしまったのはなかなかの衝撃かも!?
「Apple Pay」ではSuicaやPASMOによる交通機関の利用や買い物も、クレジットカードなどによるショッピングもキャッシュレスでカンタンにできます。
出典:Apple Pay
- QUICPay
- iD
- モバイルSuica
- モバイルPASMO
本記事では「【iPhone 12 Pro レビュー】これぞハイエンドモデル!Appleのフラグシップ機は5G対応で世界を牽引し続けます」について書きました。
多少なりとも不満はありますが、それは同時にiPhoneシリーズに求めているものが多く、期待が強いということでもあります。
スマホというツールが日常生活の中心になっている方は、迷うことなく選んでしまって問題ないと断言できる仕上がりの「iPhone 12 Pro」。
価格は10万円超え、と高額ではありますがそれに見合った価値を提供してくれると私は感じています。
ぜひ当記事のレビューを参考にしていただいて、「iPhone 12 Pro」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
新しいスマホを買ったら、「モバイル保険」に入っておけば万が一のときにも安心です!