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こんにちは、最近イヤホンに求めるスペックが高くなってきて困っているイツキ(@saigalog)です。
というのも各社がこぞって完全ワイヤレスイヤホンの性能をアップさせ、音質を追求したイヤホンをリリースしているので進化のスピードが本当に早い。
このままいくと5年後10年後にはどうなっているのだろうと、ワクワクしながらいろんなイヤホンを試させてもらっています笑。
というわけで、今回も新たなイヤホンをレビューする機会をいただきました。
M-SOUNDSの「MS-TW21」。
カナル型の完全ワイヤレスイヤホンで防水性能IPX4。
連続再生時間は驚異の9.5時間、コーデックも「AAC」「aptX」に対応と隙がありません。
デザインもおしゃれでカラーバリエーションも豊富、女性ウケもいいと思われるこのイヤホン。
というわけで早速、使用感やスペックといった詳細を細かくレビューしていきたいと思います!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは装着感から。
このイヤホンはいわゆる「カナル型」、耳の穴にはめ込んで使うタイプのものです。
遮音性が高く、音への没入感を強く感じるのが特徴ですが、違和感を覚えたり耳の穴が痛くなったりしやすいというデメリットもあります。
「M-SOUNDS MS-TW21」は片方4.5 gと非常に軽量な上、本体がコンパクトで耳のくぼみにもフィットしやすくなっています。
そのため耳への負担が少なく、疲れたり痛みを引き起こしにくい工夫がされていると感じました。
またデザインも女性を意識していると思われ、装着時に耳から飛び出す面積を減らすように設計されている点もポイントが高いです。
本体表面の大半を占めるMFBボタンも鏡面加工でキラリと光るので、1つのアクセサリーとしてファッション感覚で使えることも評価すべきポイントです。
また、このイヤホンには2種類のイヤーピースが付属しています。
ハーフタイプとドームタイプ。
イヤーピースによって特徴が異なりますので、それぞれ装着し聴き比べてみることに。
曲は毎日ヘビロテで聞いている洋楽「Owl City」のバラードと、最近ドハマリしている「I Don’t Like Mondays.」からポップなどを数曲。
まずは音がこもりにくく、聴き疲れしにくいというハーフタイプから。
なるほど、たしかに音のこもりがほとんどないですね。
解像度の高い、シャープな音が鳴ります。
低音、中音、高音、どれかに寄るわけでもなく、一言で言えばバランスが良い。
その上で低音もしっかりと出ているので、臨場感や迫力といった点も申し分なし。
ほとんど誰もが「いいイヤホンだね」と感想する、そんなクオリティに仕上がっていると思います。
次にフィット感に優れ、遮音性が高いというドームタイプを試します。
装着した瞬間からわかる密閉性の高さ。
自分の心臓の鼓動の音すら聴こえてきました笑。
そして見た目からわかるとおり、存在感はかなりあります。
耳の穴を押しているな、という感覚。
人によると思いますが、この感覚が苦手、違和感があったり疲れてしまう人はいるかもしれません。
私は平気な方でした。
そして音楽を流した瞬間からわかる、圧倒的な低音、からの迫力と没入感。
イヤーピースを変えるだけで同じイヤホンなのにこうも印象が変わるんですね、面白いです笑。
解像度の高い音質は変わらずに、心地よい低音が鳴り響き、そして高音中音もきちんと再現されています。
際立つボーカルには思わず感動しました。
2つのタイプの違うイヤーピースは、人によって好みが変わるとしか言いようがありません。
どちらも特徴があり、どちらも良い面があるので実際に使っていて選ぶしかないと思います。
私としても甲乙つけがたく、ライトに聴きやすい音楽を楽しみたいならハーフタイプ、迫力ある低音と没入感を楽しみたいならドームタイプを選ぼうと思っています。
「M-SOUNDS MS-TW21」を使う際は、ぜひ両方試してみて好みのタイプを見つけてみてください。
「M-SOUNDS MS-TW21」の外箱は白と黒がベースで、手のひらに舞うイヤホンの写真が本体の軽さを印象づけています。
裏面は一部が透明で、中のイヤホンと充電ケースが見えるようになっています。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- イヤーピース
- リファレンスガイド
- クイックスタートガイド
イヤーピースはドームタイプイヤピース(S/M/L)と、ハーフタイプイヤーピース(S/M/L)の2種類が付属しています。
イヤーピースには、高い抗菌力と安全性を併せ持ったAg+抗菌剤が添加されています。
一般財団法人カケンテストセンター生物ラボにてJISZ2801の抗菌性能を有していることが証明されています。
元からイヤホンに装着されているのはハーフタイプイヤーピースのMサイズです。
こちらはUSB Type-A to Cのケーブル。
M-SOUNDSの「MS-TW21」は充電ケースが付き、防水性能がある完全ワイヤレスイヤホンです。
シンプルで、光沢のある高級感漂うデザインが所有欲を満たしてくれます。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | M-SOUNDS MS-TW21 |
本体サイズ(イヤホン) | 19 × 15 × 17 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 37 × 53 × 34 (mm) |
重量(イヤホン) | 4.5 g(合計9 g) |
重量(充電ケース) | 37 g |
Bluetooth ver. | 5.0 Class2 |
プロファイル | A2DP,AVRCP,HFP,HSP |
対応コーデック | SBC,AAC,aptX |
連続再生時間 | 約9.5時間 |
合計再生時間 | 約47.5時間 |
通信距離 | 約10 m |
ドライバー | ダイナミック型φ6mm |
再生周波数帯域 | 20Hz〜20000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
音圧感度 | 91dB±3dB |
マイク感度 | -42dB±1dB |
防水性能 | IPX4相当 |
外観
充電ケースの外装は金色のメタリックで光沢があり、コロンとしていて可愛らしい印象を受けます。
表面はクリスタルUVコート仕様となっているので、汚れがついても簡単に拭き取ることができます。
背面にあるUSB Type-Cの入力ポートは充電用。
USB Type-A to Cケーブルを接続して充電できます。
ちなみにモバイルバッテリー「RAVPower RP-PB125」は低電力モード機能が搭載されているため、ワイヤレスイヤホンの充電に適しています。
RAVPower RP-PB125レビューはこちら 【RAVPower RP-PB125 レビュー】ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となった1台2役のハイブリッド型モバイルバッテリー充電ケースの前面にはバッテリー残容量を示すインジケーターがあります。
- 0~5%:点灯なし
- 5~25%:1灯のみ点灯
- 25~50%:2灯まで点灯
- 50~75%:3灯まで点灯
- 75~100%:4灯まで点灯
充電ケースにイヤホンを入れるとイヤホンのインジケーターが青く光り、充電が開始されます。
イヤホンを台座から取り外してみたところ。
金色に見えるのは充電端子です。
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンも充電ケースと同じく金色のメタリック、MFBボタンがキラリと輝きます。
イヤホンもケースと同じくクリスタルUVコート仕様!
イヤホンにも充電ケースと同じようにインジケーターがあり、色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 電源ON:青1秒点灯
- 初回ペアリング(自動):右が青白交互点滅
- 初回ペアリング(手動):左が青白交互点滅(接続処理中)、青7秒間隔1回点滅(接続完了)
- 未接続での待機:青3秒間隔2回点滅
- 接続完了状態での待機:青7秒間隔1回点滅
- 電源OFF:白1秒点灯
- 2回目以降の接続:青3秒間隔2回点滅(接続処理中)、青7秒間隔1回点滅(接続完了)
カラーバリエーションはレビューしている「シャンパンゴールド」を合わせて全4色。
サイズ・重量
ここからは「M-SOUNDS MS-TW21」のサイズを計測していきます。
まず、充電ケースのサイズは37 × 53 mmです。
厚さは34 mm。
イヤホンの全長は19 mm、横幅は15 mmです。
イヤホンの奥行きは17 mmでした(イヤーピースなし)。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
充電ケースの重さは37 g。
イヤホンはペアで9 gです(片方4.5 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
Qualcomm社の「TWS Plus」という規格にも対応し、左右のイヤホンが直接スマホに接続するため音が途切れにくいのが特徴です。
TWSとは「True Wireless Stereo」、つまり完全ワイヤレスステレオのこと。
TWS Plusは従来のTWSイヤホンより音ズレや途切れを減らし、バッテリー持ちを長くする規格です。
気になる電池もち、イヤホンだけなら最大9.5時間、ケースで充電し直すことで最大47.5時間の連続再生が可能です。
さらに「クイック充電機能」でたった15分の充電で、約2時間の再生が可能に!
ちなみに片耳のみで使うこともできます。
片方だけ充電して、もう片方で音楽を聴く、といった使い方もできますね。
そしてこの「M-SOUNDS MS-TW21」はMFBボタンによる操作が可能です。
- 再生する:1回クリック
- 停止する:1回クリック
- 曲送り:右を2回連続クリック
- 曲戻し:左を2回連続クリック
- 電話を受ける:1回クリック
- 電話を切る:1回クリック
- 着信拒否:長押し
- 音量を上げる:右を長押し
- 音量を下げる:左を長押し
- 音声コントロール起動(Siri):2回連続クリック
クリック時にビープ音が聞こえるので、動作しているかどうかわかりやすくなっています。
また、防水性能も兼ね備えています。
等級は「IPX4」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。
IPX4は水の飛沫に対する保護なので、水没などは厳禁です!
防水なのはイヤホンのみで、充電ケースは防水ではありませんのでご注意を!
本記事では「【M-SOUNDS MS-TW21 レビュー】充電ケース付き防水性IPX4で高コスパオシャレな完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
軽量で防水性能あり、TWS Plusで遅延や音切れも克服。
「AAC」「aptX」といったコーデックにも対応しているため、手持ちのiPhoneやAndroidスマホで高音質な音楽が楽しめます。
充電のための入力ポートがUSB Type-C、というのも地味にポイントが高いです。
他のイヤホンの充電ケースはUSB Micro Bのものがまだまだ多いのですが、今後のことを見据えて次世代の規格を採用している点は評価すべきポイントでしょう。
また最近ではタップで操作できるタイプのイヤホンも多いですが、このイヤホンは物理ボタンでの操作。
一見、タップコントロールのほうが性能は上のように思いがちですが、私としてはそうは言い切れないと考えています。
というのもタップコントロールで多いのが誤動作。
なにかの拍子に触れてしまったり、音量を上げるつもりが曲を戻してしまう等々、軽くイラッとした経験は少なからずあるはず。
物理ボタンの場合、そういったストレスとは無縁であるため、一長一短でどちらのほうが優れているとは言えないと思っています。
しかもこのコンパクトさで連続再生時間9.5時間は本当に驚異的です。
他の完全ワイヤレスイヤホン(AirPodsも)はだいたい5~6時間なのに比べると、そのスゴさがわかるかと思います。
これらの機能を持っていて、1万円以下ですから非常にコスパが良いと言えるでしょう。
気になる点としては、まずケースからイヤホンを少し取り出しにくいと感じるところ。
イヤホンにマグネットが埋め込まれていて、それを利用してケースにカチャッとハマる感覚はいいのですが、このマグネットの磁力が結構強め。
イヤホン2つを並べて置くとクルクル回りだすくらい強いです。
で、イヤホンの形状もコンパクトでツルッとしているのでケースから取り出すときになかなか出てこない、という経験が何度かありました。
もう1つは防水性能がIPX4という点。
もちろんないよりもあったほうがマシなのは確かなのですが、「水に濡れても大丈夫だね!」とは言い切れないのが少し惜しいところ。
ただ、M-SOUNDSには「MS-TW3」というIPX7のイヤホンも用意されていますので、この点が気になる方はこちらを選んでみても良いかもしれません。
と、こんな感じでいくつか気になる点を挙げてみましたがそれらの弱点を覆すようなクオリティとコスパがこの「M-SOUNDS MS-TW21」には秘められています。
デザインもおしゃれでコスパの高い完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ「M-SOUNDS MS-TW21」を選んでみてはいかがでしょうか。