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こんにちは、ヘッドホン選びにいつも悩んでいるイツキ(@saigalog)です。
デザイン、大きさ、つけ心地、音質、そしてメガネをかけながら使えるか。
どれも大事なポイントなので、比較しながら悩んでいると日が暮れてしまいます。
特に暑い季節は、汗でヘッドホン自体が使いにくいという問題もあったりして…。
そんな中、これらの悩みを解消してくれる製品をレビューできる機会をいただきました。
それが「Shokz Aeropex」。
スタイリッシュなデザインで、本体はチタンフレームでできています。
重さはたったの26 gと軽量で、圧迫感はありません。
防水防塵性能はIP67に対応し、最大8時間連続使用できるタフさも兼ね備えています。
そして気になるのが「骨伝導」。
先進技術を採用し、振動をより小さく抑えることに成功しています。
今回はそんな「Shokz Aeropex」を実際の使用感とともに、詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
ヘッドホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは装着感。
見た目どおり、普通のヘッドホンとは根本的に違います。
本体の大半はワイヤーのようなチタンフレームでできていて、重さはたったの26 g。
当ブログで最近レビューしたこのヘッドホンやこのヘッドホンは200 g以上ですので、これらと比べるといかに軽いかがわかるでしょう。
ですのでジャンルとしては「ヘッドホン」ではありますが、個人的にはイヤホンに近いものだと思っています。
そして軽さは正義。
つけ心地が抜群に良いです。
もちろん圧迫感はないですし、耳の後ろから後頭部にかけての装着になんの違和感もありません。
例えばカナル型のイヤホンは耳の穴を押されるような感覚があり、それが痛みになったりしますが、オープンイヤーな本製品はそんな悩みとは無縁です。
そして私はメガネユーザーなので、どうしても気になるのがメガネの柄の部分との干渉。
一般的なヘッドホンの場合、これが痛くて結果的に使用を断念する、ということがよくありました。
しかしこの「Shokz Aeropex」はすごいですね、まったく干渉しません。
もちろん柄とヘッドホンが当たっていないわけではないのですが、そもそも本体が軽いですし、圧迫するという概念がないので痛くなりようがないんですよね。
なのでメガネ利用者が多いとされる日本人にかなり向いている製品だと感じています。
外装の仕上がりもいいですね。
サラッとした手触りで、清潔感と高級感があります。
知らずに手にしたら「このヘッドホン結構いい値段するでしょ?」と思うはずです。
カラバリも4色展開で、ビビットなブルーとレッド、そして使いやすいブラックとグレーが用意されているのが好印象ですね。
老若男女問わずに誰でも使える製品になっています。
そしてもっとも気になるのが音質。
オープンイヤーで骨伝導だと、やはり音は大味なんじゃないか、私も最初そんなふうに思っていました。
実際に聴いてみたらそれは杞憂だったとすぐにわかります。
非常に繊細で解像度が高くクリアな音楽が耳に響きます。
特に中高音が素晴らしいですね。
同じ価格帯のヘッドホンやイヤホンと比べても遜色ありません。
ただやはり低音については少し弱く感じる部分はあります。
もちろんメーカー側もそのことは把握して、イヤープラグ(耳栓)を用意してくれています。
これをつけると密閉感がグンと上がるので、低音での臨場感や迫力が増します。
…と思ったのですが、どうにも音がこもって聴こえます。
うーん、やっぱりこのくらいの欠点はあるのかな、と思って説明書を読んでみるとなにやら「イコライザー」で調整できるとのこと。
2つの音量ボタンを同時長押しして切り替えると…音のこもりが軽減されて音がクリアに聴こえるようになりました。
いやぁ、さすがですね、製品の特徴を研究しつくしてあらゆる調整がされていることがよくわかります。
このイコライザーは2段階なのですが、イヤープラグを使っていないときは切り替えないほうが良さそうです。
というのもオープンイヤーでもともと音が開放されて聴こえるので、さらに抜けてしまうような音質になってしまうからです。
ですので通常時はイコライザーは初期状態、イヤープラグ時にイコライザー切替がベストな音質となるでしょう。
ここまでだいぶ熱めに語ってきましたが笑。
この製品はとても丁寧に作られている、ということが端々から感じられます。
外箱のモデルさんのおしゃれでわかりやすい写真と丁寧な梱包。
親切でローカライズもしっかりされたユーザーガイド。
なんと言っても「マグネット充電ケーブル」が2本同梱されているところ、これには感動しました。
私は最初、不思議に思いました。
「充電端子は1つしかないのに、なぜケーブルが2本ある?」と。
よくよく考えてみたら、多分これメーカー側の配慮なんですよね。
というのも、こんな特殊な形状のマグネット端子がついたUSBケーブルを持ってる人は少ないはず。
もちろん私も初めてでした。
他のmicroUSBだったり、USB Type-Cなら代用が効きやすいですがこの製品の場合そうではない。
つまり失くしたり壊してしまった場合、自分で新しくケーブルを買ってこないと充電できなくなってしまうわけですね。
それを見越して、最初から2本同梱するという優しさ。
おみそれしました笑。
ちょっと褒め過ぎじゃない?というくらい褒めてきましたが笑。
企業努力も素晴らしいですし、なにより製品自体がとても良いです。
確かに没入感、とかオーディオを追求している人にとっては音質面で物足りない部分もあるもしれません。
まぁそういうのは他のヘッドホンやイヤホンに求めていただくとして。
この製品の良さは圧倒的な解放感、ここに尽きると思います。
特に暑い季節だと頭や耳の穴にも汗をかいたりして、普通のイヤホンやヘッドホンだとベタッと嫌な感じがあるのがつきもの。
「Shokz Aeropex」ならそういう不快感とは無縁ですから、夏を中心にオールシーズン使えるヘッドホンというわけです。
そして「骨伝導」であることのメリット。
オープンイヤーなので周囲の音も自然と耳に入ってきますし、長時間使っても耳が疲れにくくなっています。
防水防塵性能もIP67と必要十分ですし、スポーツ中に音楽を楽しみたい方に特におすすめしたい製品となっています。
「Shokz Aeropex」の外箱は白基調で、モデルの方の写真が全面に映っており実際の装着感がわかりやすくなっています。
箱の中にはまた箱が。
内側の箱をこのように開けると…。
「BE OPEN」のロゴとオシャレな写真がお出迎え。
これだけですごく丁寧に作られた製品だということがわかりますね♪
同梱物として以下のものが入っています。
- ヘッドホン本体
- シリコンゴム収納袋
- マグネット充電ケーブル × 2
- イヤープラグ(耳栓)
- 製品保証書
- ユーザーガイド
付属のマグネット充電ケーブルの長さは約60 cm。
マグネット端子の形状が特殊な充電ケーブルは、単品でも販売されています。
イヤープラグ(耳栓)はマーブル調の不思議な色をしています。
シリコンゴム製の収納袋にはこのようにヘッドホンを入れて…。
スッポリと収めることができます。
「Shokz Aeropex」は先進的な骨伝導技術を使ったコンパクトなオープンイヤーヘッドホンです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Shokz Aeropex |
本体サイズ | 全長355 mm、高さ45 mm |
重さ | 26 g |
スピーカー | Bone Conductionスピーカー |
周波数帯 | 20Hz-20KHz |
感度 | 105 ± 3dB |
マイク感度 | -38dB ± 3dB |
バッテリー | リチウムバッテリー |
連続再生時間 | 8時間 |
待機時間 | 10日間 |
充電時間 | 2時間 |
充電圧 | 5V±5% |
防滴 | IP67 |
スピーカーインピーダンス | 8.5ohm±20% |
バッテリー容量 | 145mAh |
Bluetooth | v5.0 |
対応プロファイル | A2DP,AVRCP,HSP,HFP |
最大高周波出力 | 4dBm |
Bluetooth周波数帯 | 2402MHz-2480MHz |
外観
「Shokz Aeropex」の外装はマットで手触りがよく、高級感のある質感になっています。
カラーバリエーションはレビューしている「ソーラーレッド」をあわせて全4色。
ヘッドホン右側には左から「マグネット充電端子」「音量-ボタン」「音量+(電源)ボタン」が並びます。
- 電源オン:音量+ボタンを2秒間長押し
- 電源オフ:電源ボタンを3秒間長押し
- ミュート:通話時に音量+、音量-を約2秒間長押し
- イコライザー切替:音楽再生時に音量+音量-ボタンを約3秒間長押し
- バッテリー残量チェック:音楽静止時にいずれかのボタンを1回押し
- 音量調整:音楽再生時に音量ボタンを1回押し
マグネット充電端子は特殊な形状になっています。
付属の充電ケーブルを電源に接続すると充電することができます。
充電中はLEDが赤く点灯します。
このLEDは色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 赤色点灯:充電中
- 青色点灯:充電完了
- 赤色と青色で交互に点滅:ペアリングモード
- 青色点滅:着信
- 赤色点滅:バッテリー残量低下
ヘッドホンの左側(裏側)には製品の仕様が記載されていました。
Model:AS800
FCC ID:SHKASCEHB6
IC:10978A-ASCEHB6
Input:5.0A 120mA
Made in China
また、ヘッドホンの左側の表にはマルチファンクションボタンがあります。
- 音楽再生/一時停止:1回押し
- 次の曲にスキップ:音楽再生時に2回押し
- 前の曲にスキップ:音楽再生時に3回押し
- 電話に出る:1回押し
- 電話を切る:1回押し
- 現在の通話を切って二つ目の着信に出る:通話時に2秒間長押し
- 通話を拒否する:着信時に2秒間長押し
- 音声ダイヤル:2秒間長押し
- 最後に発信した番号をリダイヤルする:音楽停止時に2回押し
機能が豊富なので、まずはよく使うものから覚えましょう!
通常のヘッドホンとは違いまっさらな形状、ここを耳の横の骨に当てることにより音が聴こえます。
サイズ・重量
「Shokz Aeropex」の全長は355 mmです。
高さは45 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは26 gでした。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくカンタンです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、次からは電源を入れたら自動的に接続されるようになります。
「Shokz Aeropex」は耳をふさがないオープンイヤーデザインです。
もっとも先進的な骨伝導技術で、従来モデルよりも優れた中高音を実現しながら、振動をより小さく抑えることに成功しています。
前モデル「Shokz Air」よりも30%の小型化、13%の軽量化を実現しています。
「PREMIMPITCH 2.0+」に対応し、より少ない振動で深みのある低音を両立しています。
「Shokz Air」に比べて音漏れを50%減少させています。
防水防塵性能は「IP67」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。
長時間の水没や高温多湿な環境での使用は推奨しません。
コンパクトで軽量ながら、バッテリ容量は145mAhもあるので最大8時間の連続使用が可能です。
チタンフレームを採用しているので、スポーツ時にもしっかりとフィットします。
「チタン」は軽量、比強度、高耐食性、生体適合性、非磁性といった優れた特性をもった金属です。
マイクを搭載しているのでハンズフリーに通話することができます。
本記事では「【Shokz Aeropex レビュー】防水性能IP67で8時間連続再生できる骨伝導オープンイヤーヘッドホン」について書きました。
シンプルでスタイリッシュなデザイン。
コンパクトで軽量という使い勝手の良さ。
必要十分な防水防塵性能とバッテリー容量。
なにより丁寧に作られている高品質な製品、だということが個人的にはとてもポイントが高いです。
「骨伝導ヘッドホン」という普通とは少し違ってクオリティの高い新しいヘッドホン「Shokz Aeropex」を、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。