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こんにちは、電子ペーパーディスプレイが大好きなイツキ(@saigalog)です。
液晶やOLEDとはまったく別の路線として、電子ペーパーディスプレイの分野がさらに進化して欲しいと常々感じています。
電子ペーパーといえば、電子書籍を読んだり文字を書いたりする用途が代表的です。
今回レビューする「Supernote Nomad」は、その両方の機能を兼ね備えた電子ペーパーノートです。
本体のカラバリは2色展開で、さらにフォリオやスタイラスペンは豊富な種類の中から選べます。
電子ペーパーディスプレイに貼られた“FeelWhite2”というソフトスクリーンフィルムは、まるで本物の紙を再現したかのようなリアルな質感。
ノートとしての役割はもちろん、メールの送受信やKindleアプリで読書することも可能です。
本記事ではそんなマルチに活躍する「Supernote Nomad」について、実際の使用例もあわせて詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「Supernote Nomad」の外箱は、ダンボール素材で3つの箱が中に収まっています。
本体とフォリオ、スタイラスペンのそれぞれの箱は白基調で、クールなデザイン。
同梱物として以下のものが入っています。
- Supernote Nomad本体
- USB Type-A to Cケーブル
- ドライバー
- フォリオ
- スタイラスペン
- クイックスタートガイド
ドライバーは本体背面のパネルを外すときに使います。
USB Type-A to Cケーブルの長さは約105 cmで、先端はL字状になっています。
「Supernote Nomad」は、文字も書けて本も読める一石二鳥でプレミアムな電子ペーパーノートです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「クリスタル」をあわせて全2色。
- ホワイト
- クリスタル
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | Supernote Nomad |
本体サイズ | 191 × 138 × 7 (mm) |
重さ | 271 g |
ディスプレイ | 7.8インチ電子ペーパーディスプレイ |
解像度 | 1872 × 1404(300DPI) |
メモリー | 4GB RAM 32GBフラッシュメモリ(拡張可能) |
バッテリー | 2700mAh |
外観
「Supernote Nomad」の外観は白基調で、7.8インチの電子ペーパーディスプレイを搭載しています。
ディスプレイの表面には“FeelWhite 2”というソフトスクリーンフィルムが貼られており、紙のような質感でペンを滑らせることができます。
さらにこのフィルムには自己回復機能が搭載されています。
上側面にはUSB Type-Cポートと電源ボタンがあります。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを接続して充電します。
充電中はディスプレイの右上にあるインジケーターが緑色に点灯します。
背面はカバーが透明で中身が透けて見えます。
端子の部品やバッテリー、マグネットなどの位置が丸わかりです。
このスケルトンデザインに惹かれてしまう人も多いハズ…。
付属のドライバーでカバーを止めているネジを外し、microSDカードで容量を増やしたりバッテリーを交換できます。
フォリオの素材はヴィーガンレザーでできており、手触りが良く高級感があります。
選べるフォリオにも複数の素材とカラバリが用意されています。
ヴィーガンレザーは汚れにくく、メンテナンスも簡単にできます。
表表紙、裏表紙はそれぞれこんな感じ。
背表紙は曲線で特に装飾などはありません。
中を開くとこんな感じで、全体的にグレーで統一されています。
ヴィーガンレザーとは違う素材が採用されており、柔らかい手触りで本体を優しく保護してくれます。
上部と下部には本体を固定するマグネットがあり、上部右側にはスタイラスペンを収納できます。
スタイラスペンは万年筆を意識したデザインで、グリーンとゴールドのツートーンカラーで高級感があります。
私が選んだのはハート・オブ・メタルの“木葉”ですが、他にもいろいろなバリエーションが用意されています。
スタイラスペンはキャップを外すことはもちろん、このように分解できます。
ペン先は交換不要なセラミック製で、直径0.7 mmです。
ずっしりとした重さがちょうどよく、疲れずに長時間書き続けることができます。
本体にフォリオとスタイラスペンを取り付けるとこんな感じになります。
サイズ・重量
「Supernote Nomad」のサイズは191 × 138 mmです。
厚さは7 mm。
ベゼルは上部が約16 mm、側部は約11 mmです。
フォリオのサイズは198 × 145 mmです。
厚さは12 mm。
スマホ(iPhone 15 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
コンパクトで持ち運びもしやすい電子ノートです。
重さは本体が271 g、フォリオが142 g、スタイラスペンは33 gでした。
機能
まずは電源ボタンを押してセットアップを完了させましょう。
最初にノートに書いてみました。
罫線ありのノートも選べるので、いい機会だと思い漢字の練習してみました。
子どもがこれから小学三年生になるので、親として把握しておくためにも小三の漢字を復習しました笑。
ホーム画面にはフォルダの一覧があり、それぞれのフォルダに保存されたデータがあります。
メールアカウントを連携することができ、受信や送信が可能です。
カレンダー機能も搭載しています。
アカウントは「Supernote Nomad」の中で登録でき、そのままログインできます。
DropboxやGoogle Driveといったクラウドサービスと連携でき、データを同期できます。
アカウント登録して“Supernote Cloud”と連携すれば、後で紹介するスマホアプリともデータを同期できます。
接続しているWi-Fiの確認や接続先を変更できます。
マイデバイスでは製品認証の確認やBluetooth接続を管理できます。
その他にも表示やセキュリティの設定、バッテリーやシステム情報の確認ができます。
専用のスマホアプリ「Supernote Partner」をQRコードからインストールできます。
もちろんApp Storeなどからインストールすることも可能です。
Supernote Partner
Shanghai Ratta Smart Technology Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
スマホアプリではSupernote Cloudを通じて、本体に保存されているデータを同期できます。
アプリストアからKindleなどのアプリをインストールできます。
Kindleアプリでは本を購入し、読むことができます。
スクリーンショットではカラーに写っていますが、実際には当然ながら白黒で表示されます。
その他にもフィードバックの送信や、ユーザーマニュアルを閲覧できます。
本記事では「【Supernote Nomad レビュー】リアルな紙の質感!文字も書けて本も読める一石二鳥でプレミアムな電子ペーパーノート」について書きました。
価格は5万円台と電子ペーパーノートとしてはやや高めではありますが、それ見合うビルドクオリティの高さや備わった機能の豊富さは所有欲を満たすのに十分と言えるでしょう。
マルチに使える大画面のディスプレイを搭載した電子ペーパーノートをお探しの方は、ぜひ「Supernote Nomad」をチェックしてみてはいかがでしょうか。