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こんにちは、最近イヤホン派からヘッドホン派になりつつあるイツキ(@saigalog)です。
いや、どちらもそれぞれ長所短所があるので、どちらかだけしか使わないということはないのですが。
私の場合メガネのヘビーユーザー(?)なので、これまでのヘッドホンだと柄の部分と干渉して痛くなることが多かったんですよね。
なので本当はヘッドホンを使ってみたいけど、泣く泣くイヤホンにしていたという面もあります。
今回レビューするTaoTronicsの「SoundSurge 85」はそんな悩みを解決してくれる製品です。
まず軽いので圧迫感がとても少ないのが特徴的。
そして柔らかくさわり心地の良いイヤーパッド。
これのおかげで私はメガネをかけながらも痛くならない、という素敵な体験をすることができました。
もちろん機能も「無線・有線対応」「アクティブノイズキャンセリング搭載」「USB Type-C充電」と充実しています。
今回はそんな「TaoTronics SoundSurge 85」を、実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
ヘッドホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは装着感。
漆黒の本体なので少し男性っぽい見た目ですが、サイズ感は思ったよりもコンパクト。
重さも228 gとヘッドホンとしては軽く、圧迫感が少なくなっています。
何よりイヤーパッドの柔らかさ、これが抜群にイイですね。
素材にはプロテインスキンレザーが採用されていて、ふかふか・しっとりしたような質感で非常にさわり心地が良い。
特に私はメガネユーザーなので、ヘッドホンとの相性の悪さは諦めていたのですが柄の部分と干渉して痛くなることがありませんでした。
これには本当に驚きました。
ヘッドバンドの長さもスライダーで調整できるので、老若男女問わずどんな人でもピッタリの位置で装着することができます。
次に機能性について。
ヘッドバンドと本体の接合部はヒンジになっていて折りたたむことができるので、コンパクトに収納できます。
充電端子もこれから普及して使いやすいUSB Type-Cで、フル充電が45分という早さなので文句なしですね。
しかもそれで最大再生時間が約31時間、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を併用しても20時間使えるのだから驚異的。
そして注目のANC。
音楽を聴かずとも独立した機能として使えるのがいいですね。
スイッチをオンにすればなるほど、周りの雑音がスン…となくなるのがわかります。
もちろん普通の物音は聞こえるのですが、例えば空気清浄機の稼働音とかPCのファンの音とか。
そういう音としては大きくないけど、絶えず聞こえ続けている環境音みたいなのをほぼ完璧にかき消してくれるのを実感しています。
そして気になるのが音質。
聴いた瞬間「おっ!」と体が反応するのがわかります。
高音、中音はもちろんですが特に低音が素晴らしいですね。
ズンズンと響き、迫力と臨場感を感じます。
個人的に面白かったのが「ANCあり・なし」で音の質感がだいぶ変わるということ。
「ANCなし」の場合、音がクリアに聴こえると言うか抜けていく感覚があります。
比較的ライトな音質になるので、サラッと聴きたい場合にはこちらも充分良さそう。
そして「ANCあり」の場合、まず低音が増します。
圧迫感というか…悪く言えばこもって聴こえるという表現に近いのですが、決して嫌悪感ではないんですよね。
悪くなる一歩手前のところで絶妙なバランスを保って、音を密閉して耳にダイレクトに届ける、そんな印象を受けました。
当然ですが周囲の雑音は聞こえにくくなるので、音楽をよりリアルに楽しむことができます。
しかしまぁ、本体の質感もそうですがこの機能でこの音質、そんなヘッドホンを6,000円前後で買えてしまうわけですからね。
「コスパが良い」の一言で片付けるにはもったいないクオリティを秘めた製品です。
以前10,000円を超える他社のヘッドホンもレビューしていますが、個人的にはこれに負けず劣らぬ性能だと感じています。
音質を追求する、という人にとっては物足りない部分もあるかもしれませんがヘッドホン入門やライトに音楽を楽しみたいという方にはまさにうってつけの製品と言えるでしょう。
「TaoTronics SoundSurge 85」の外箱は白を基調としたシンプルなデザインで、ビビッドなオレンジ色が印象的です。
裏面には製品の仕様が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- ヘッドホン本体
- 3.5mmオーディオケーブル
- USB Type-A to Cケーブル
- キャリングケース
- ユーザーガイド
付属の3.5mmオーディオケーブルの長さは約1.2 m。
充電用のUSB Type-A to Cケーブルは約800 mmでした。
キャリングケースにはヘッドホンをこのように入れて…。
紐を引けばスッポリと収まります。
TaoTronicsの「SoundSurge 85」は、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載され有線接続にも対応したワイヤレスヘッドホンです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | TaoTronics SoundSurge 85 |
本体サイズ | ヘッドバンド最大354 mm、ヘッドホンユニット96 × 78 × 50 (mm) |
重さ | 228 g |
Bluetooth | 5.0 |
Bluetoothチップ | QCC3003 |
Bluetoothプロファイル | A2DP v1.3.1、AVRCP v1.6、HFP v1.7 |
対応コーデック | AAC、SBC |
通話ノイズキャンセリング | cVc8.0 |
再生時間 | 約31時間 |
フル充電時間 | 45分 |
ドライバーユニット | Φ40mm32 Ω |
バッテリー容量 | 500mAh |
イヤーマフ素材 | プロテインスキンレザー |
外観
外装は黒一色でマットな質感、シンプルで使いやすいデザインです。
ヘッドバンドを上からみるとこんな感じ。
スライダーを引き出すと、左右それぞれ長さを伸ばすことができます。
スライダーの内側にはメモリのような溝が彫られているので、これを目安にして調整してもよいでしょう。
頭が当たる部分はクッションになっていて、柔らかいレザーなので手触りが良い。
ヘッドバンドの内側には製品の仕様が記載されています。
ANC WIRELESS HEADPHONES
Model:TT-BH085
Input:5V 1.0A
イヤーパッドにはプロテインスキンレザーが使われています。
わかりやすく「L、R」と書かれているので絶対に間違えません!笑
ハウジング(外)側には「TaoTronics」のロゴのみで、他の装飾はありません。
L側には「ノイズキャンセリング」スイッチがあります。
オンにするとLEDランプが青色に点灯します。
アクティブノイズキャンセリングは電源が入っていなくても単独で機能します。
L側の下部には有線出力ポートがあります。
付属の3.5mmオーディオケーブルで再生デバイスとつなぐことができます。
R側には左から音量アップボタン、電源ボタン、音量ダウンボタンが並びます。
- 音量アップ/曲送り(長押し)
- 電源オン/電源オフ/再生/一時停止
- 音量ダウン/曲戻し(長押し)
R側の下部には充電用のUSB Type-Cポートがあります。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを電源に接続することで充電できます。
充電中はLEDインジケーターが赤く点灯します。
- ペアリングモード:赤と青に点滅
- 電源ON:青に点滅
- 電源OFF:赤に点滅
- 充電中:赤に点灯
- 満充電状態:青に点灯
ヘッドバンドとヘッドホンユニットをつないでいる部分はヒンジになっています。
ヒンジを曲げればヘッドホンユニットを内側にしまえるので、コンパクトに収納できます。
サイズ・重量
「TaoTronics SoundSurge 85」のヘッドバンドの長さは通常302 mm、最長で354 mmです。
ヘッドホンユニットの縦幅は96 mm、横幅は78 mmです。
厚さは50 mm。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
重さは228 gでした。
機能
まずは無線接続には必須となるBluetoothのペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは電源を入れたときに自動的に接続されます。
「TaoTronics SoundSurge 85」はアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されており、周波数帯域30-700Hzを20dBまで低減させます。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)とは、ノイズ反向の音を出してそのノイズを打ち消す機能のことです。
コーデックはSBC、AACに対応、Qualcomm社製チップと40mmドライバーを採用し、高音質で迫力のある音楽を楽しめます。
バッテリーは500mAhの大容量、最大31時間連続再生することができます。
ANCと併用しても約20時間も使えるのは驚異的です!
ノイズキャンセリング「CVC8.0」が搭載されているので、通話中の雑音やノイズを低減してくれます。
「CVC8.0」ノイズキャンセリング機能は音楽を聴くことには関係ありません。
通話のとき、周辺の雑音がマイクを通じて相手に伝わらないようにする機能です。
本記事では「【TaoTronics SoundSurge 85 レビュー】軽量コンパクトでアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホン【TT-BH085】」について書きました。
軽量でつけ心地は抜群、機能についても申し分なし。
話題のアクティブノイズキャンセリング機能も搭載されているので、集中して音楽を楽しむことができます。
Bluetoothによる無線はもちろん、有線にも対応しているので作業しているPCにつなげてそのまま音楽を聴くこともできます。
このクオリティで価格は6,000円前後という、圧倒的なコスパを誇るヘッドホン「TaoTronics SoundSurge 85」をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。