この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、寒さが苦手なイツキ(@saigalog)です。
私は普段、自宅2階にある10畳ほどの部屋で仕事をしています。
寒くなれば当然暖房をつけますが、私が作業する場所は実質2畳ほどなので広い部屋すべてを暖めるのはもったいないなと思っていました。
そして今回、そんな私の悩みを解決してくれる製品をレビューできる機会をいただけることに。
それがTaoTronicsの「TT-HE004」というセラミックヒーター。
温度調整はもちろん、首振り機能も搭載しているので一箇所のみに集中せず暖かい風をまんべんなく送ることができます。
またヒーターに必要な転倒自動オフ機能や過熱保護機能も完備しているので、子どもやペットがいるご家庭でも安心して使えます。
本記事ではそんな「TaoTronics TT-HE004」を、実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「TaoTronics TT-HE004」の外箱は、ダンボールベースのシンプルなデザインです。
同梱物として以下のものが入っています。
- ファンヒーター本体
- リモコン
- ユーザーガイド
付属のリモコンは、本体カラーに合わせたものが同梱されています。
裏のフタを外して単4形電池を2本入れて使いましょう。
電池は付属していないので、別途用意する必要があります。
TaoTronicsの「TaoTronics TT-HE004」は、コンパクト&軽量で首振り機能やタイマー機能を搭載したリーズナブルなセラミック電気ファンヒーターです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | TaoTronics TT-HE004 |
本体サイズ | 160 × 179 × 472 (mm) |
重さ | 2253 g |
入力 | 100V~ 50/60Hz |
定格電力 | 1200W |
リモコンバッテリー | 単4乾電池(AAA 1.5V) |
外観
「TaoTronics TT-HE004」の外観はシンプルで、装飾などはない円柱に近い形をしています。
カラーバリエーションは、今回レビューしている「ブラック」をあわせて全2色。
- ブラック
- ホワイト
お部屋のインテリアにあったものを選びましょう♪
本体上部には5つのコントロールボタンがついています。
左から順に…
- 温度調整ボタン
- 自動オフタイマーボタン
- 電源オン/オフボタン
- モード/ヒートレベル設定ボタン
- 首振りボタン
一番左にあるのは「温度調整ボタン」。
- 本体がオンのとき、ヒーターまたはリモコンの温度調整ボタンを押すと、5から32℃の間で1℃ずつ温度調整ができます。
- 温度調整ボタンを長押しすると、すばやくお好みの温度に変更することができます。
温度変更後、設定した温度が5回点滅して確定します。 - 設定が終わると、LEDディスプレイは室温を表示します。
- 設定温度に達すると、ヒーターは止まります。
設定温度より室温が低くなると、ヒーターは再作動します。
左から2番目にあるのは「自動オフタイマーボタン」です。
- 本体がオンのとき、ヒーターまたはリモコンの自動オフタイマーボタンを押すと「0h→1h→…→12h→0h→1h」のサイクルでタイマー設定ができます。
設定した時間がくると、ヒーターは自動的に止まります。 - 以下のいずれかの操作でタイマーをキャンセルできます。
1.タイマー設定を0hにする
2.自動オフタイマーボタンを2秒以上長押しする
3.本体をオフにする
中央にあるのは「電源オン/オフボタン」です。
- ヒーターまたはリモコンの電源オン/オフボタンを一度押すと、ヒーターがオンになります。
初期設定:高ヒートレベル、LEDディスプレイには室温が表示されます。 - 電源オン/オフボタンをもう一度押すと、ヒーターがオフ(スタンバイモード)になります。
ファンはその後30秒間作動します。
右から2番目には「モード/ヒートレベル設定ボタン」があります。
- 本体がオンのとき、ヒーターまたはリモコンのモード/ヒートレベル設定ボタンを繰り返し押すと、以下の4種類のモードをサイクルします。
・低(LO)
・中(MI)
・高(HI)
・エコモード
一番右にあるのは「首振りボタン」です。
- 本体がオンのとき、ヒーターまたはリモコンの首振りボタンを押すと首振りが始まります。
- 首振りを止めるには、もう一度ボタンを押します。
コントロールボタンの下には、ファンヒーターの動作状態をなどを示すLEDディスプレイがあります。
動作中は赤く点灯するのが視認性が高く、また眩しすぎないので就寝時の邪魔にはなりません。
LEDディスプレイには「モード/ヒートレベル」「エコモード」「°F/°C(華氏摂氏)」が表示されます。
「温度調整ボタン」と「自動オフタイマーボタン」を2秒以上長押しすると、華氏と摂氏の表示を切り替えることができます。
本体正面の中央には通気孔があります。
通気孔の全面からフワッと暖かい風が~。
こちらはそれぞれの側面から見たところ。
側面の下の方に貼られたラベルには、製品の仕様が記載されています。
PTCファンヒーター
型番:TT-HE004
入力:100V~50/60Hz
定格電力:1200W
PSEマークが記載されているので、安心して使うことができますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
※丸形PSEマークは菱形に比べると検査基準が緩くなりがちで、自社での検査となるため信頼できるメーカーかどうかの見極めも重要です。
背面の全体像はこんな感じ。
上部にはこのようなくぼみがあり、ここに手をかけてカンタンに持ち運ぶことができます。
とても持ちやすいので2 kg超の重さも軽々です♪
背面中央にはファンがあります。
本体から伸びている電源コードは固定されているので、取り外すことはできません。
電源コードの長さは約190 cmでした。
また底面には「転倒スイッチ」があり、本体が傾いたり倒れたりしたときに感知して自動停止します。
サイズ・重量
「TaoTronics TT-HE004」のサイズは160 × 179 mmです。
高さは472 mm。
リモコンをスマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
重さは2253 g(電源コード込)でした。
機能
「TaoTronics TT-HE004」はPTCセラミックを採用し、より早く部屋を暖めることができます。
PTCセラミックは、電流が流れて温度が上がると徐々に電流が流れにくくなる性質があります。
このため一度温まると無駄な電力を消費することなく、省エネにつながります。
コンセントを抜かなければ再度オンしたとき、最後の設定(温度と作動モード)を記憶するメモリー機能が搭載されています。
コントロールボタンはわかりやすく、5~32℃の間で自由に温度調整することができます。
消費電力は800W~1500Wです。
各モードをそれぞれ1日5時間、1ヶ月間使ったときの電気料金の目安は以下です。
※(家電の消費電力(W)) ÷ 1000 × (家電を使用した時間数) × (1kWhあたりの料金)
で計算しています。
- 低送風:800 ÷ 1000 × 5(時間/日) × 30(日) × 27(円/kWh) = 3,240円
- 中送風:1000 ÷ 1000 × 5(時間/日) × 30(日) × 27(円/kWh) = 4,050円
- 高送風:1500 ÷ 1000 × 5(時間/日) × 30(日) × 27(円/kWh) = 6,075円
あくまでフル稼働させたときの値なので、前述したPTCセラミックの効果を期待すればもっと安くなる可能性が高いです!
65°の角度で可動する首振り機能が搭載されているので、部屋中にまんべんなく暖かい風を送ることができます。
傾いたり倒れたときに自動OFFになる転倒オフ機能、気温が50℃以上になったら止まる過熱保護機能が搭載されているので、ペットや子どもがいる家庭でも安心です。
重さは約2 kg、本体サイズもコンパクトなので女性でもカンタンに持ち運ぶことができます。
最大12時間のタイマー機能を搭載し、稼働音も小さめなので就寝時にも使えます。
「TaoTronics TT-HE004」の暖房性能を検証してみました。
検証時の条件は以下になります。
- 時期:10月中旬
- 元の室温:20℃
- 部屋の広さ:10畳
そしてこちらが1時間後の検証結果。
設定温度の25℃になると、ちゃんと動作停止してました!
ちなみに精度の高い湿度計で計測しているので、数値は正確です!
最後に動作音を動画にまとめてみました。
とても静かなので眠りを妨げることもありません♪
本記事では「【TaoTronics TT-HE004 レビュー】コンパクトでもパワフル!リモコン操作もできる首振り機能付きセラミックヒーター」について書きました。
部屋全体を暖めるほどではないけど、自分がいるところだけ暖かくしたいなというときにまさにうってつけの製品です。
ヒーターなので消費電力は多く、単純計算では電気料金が高くなってしまいますが、設定した温度になれば自動的にとまるので計算よりもランニングコストは安く抑えることができます。
コンパクト&軽量で、局所的に暖められる手軽なセラミックヒーターを探しているという方は、ぜひ「TaoTronics TT-HE004」を選んでみてはいかがでしょうか。