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こんにちは、毎日PCで作業しているイツキ(@saigalog)です。
PC作業をする上で欠かせないのが、温湿度の調整やデスク・チェアなどといった周囲の環境。
さらに自分にあった最適なマウスやキーボードといった周辺機器を選ぶことで、その作業効率は格段にUPします。
今回レビューする「TourBox Elite」はいわゆる“左手コントローラー”と呼ばれる、PC作業の心強いサポーターとなってくれるソフトウェアコントローラーです。
前モデル「TourBox NEO」から正当進化を遂げ、ワイヤレス接続が可能になり、また複数あるボタンやダイヤルの操作感・打鍵感が向上しています。
本記事ではそんな画期的なデバイスである「TourBox Elite」について詳しくレビューしていきます!
記事の後半では前モデル「TourBox NEO」との比較をしているので、そちらもぜひ!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「TourBox Elite」の外箱は、黒ベースのシンプルでスタイリッシュなデザインです。
同梱物として以下のものが入っています。
- TourBox Elite本体
- USB Type-Cケーブル
- TourBox Elite用収納袋
- USBケーブル収納袋
- ユーザーマニュアル
付属のUSB Type-Cケーブルの長さは約150 cm。
専用の収納袋が同梱されているので、このようにスッキリとしまうことができます。
「TourBox Elite」本体用の収納袋も付属しているので、USBケーブル同様にしまえます。
単三乾電池が2本付属しています。
「TourBox Elite」はクリエイター向けに設計され、USBやBluetoothでPCに接続することで様々なソフトウェアを便利に操作できるコントローラーです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「モダンスモークブラックトランスルーセント」をあわせて全3色。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | TourBox Elite |
本体サイズ | 101 × 115 × 42 (mm) |
重さ | 423 g |
材質 | ABS、PC、TPUダブル射出成形 |
接続方法 | デュアルBluetooth5.1、有線USB Type-C |
モーター | リニアモーター |
給電形式 | 有線:5V DC 50mA 無線:3V DC 50mA |
対応OS | Windows 7以降及びmacOS 10.10以降(ケーブルで接続可能) Windows 10以降及びmacOS 10.13以降(Bluetoothで接続可能) |
バッテリー持続 | 最長約2ヶ月 |
外観
「TourBox Elite」の外観は黒いスケルトンのスモーク仕様で、手触りの良い質感に仕上がっています。
各種ボタンやダイヤルが以下のように配置されています。
底面には中央に電池フタとその横に電源スイッチとBluetoothボタン、四隅にゴム製の脚がついています。
Bluetooth接続して使うときは、底面の電池フタを外して単三乾電池を2本入れます。
側面にはPCと接続するためのUSB-Cポートがあります。
付属のUSBケーブルを接続して使います。
PCと接続されているときはインジケーターが点灯します。
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「TourBox Elite」のサイズは101 × 115 mmです。
厚さは42 mm。
スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
手のひらサイズでコンパクトにまとまっています。
重さは423 g(電池込)でした。
機能
まずは公式サイトからソフトウェアをダウンロードしてインストールしましょう。
PCと「TourBox Elite」を付属のUSBケーブルで接続すれば有線接続でも使えます。
「TourBox Elite」はブラシのコントロールや画面の回転・縮小・拡大、動画と音声の編集、写真の修正や色調整までさまざまなパラメーターの調整とツールの切り替えを直感的に操作できるBluetoothソフトウェアコントローラーです。
デュアルBluetoothを採用しているので、接続した2台のPCをいつでもシームレスに切り替えることが可能です。
PhotoshopやLightroomなどの画像編集ソフト、CLIP STUDIO PAINTやComicStudioなどのペイントソフト、Final Cut ProやPremeireなどの動画編集ソフトなど数多くのソフトウェアに対応しています。
ショートカットの活用方法は前モデル「TourBox NEO」の記事でWordPressを例に紹介しているので、そちらもぜひ!
多くの方が気になるのは前モデルの「TourBox NEO」とどういった違いがあるか、ということではないでしょうか。
そこで今回の「TourBox Elite」と「TourBox NEO」のサイズやスペックなどを比較してみました。
モバイルは左スライドで全表示TourBox Elite | TourBox NEO | |
---|---|---|
サイズ | 101 × 115 × 42 (mm) | 101 × 115 × 42 (mm) |
重さ | 423 g(電池込) | 365 g |
カラーバリエーション | 3色 | 1色 |
接続方法 | 有線、Bluetooth | 有線 |
電源 | USB、単三乾電池 × 2 | USB |
まずサイズが変わらないという点については、万人の手に馴染む完成されたサイズ感ということが表されています。
無線接続の場合、単三乾電池が2本必要になるということで58 g重くなっています。
少し重くなってしまったので、頻繁に持ち運んで使いたいという人にとっては残念な点かもしれません。
カラーバリエーションはこれまでのブラックにプラスして2色増えたので、デスクやインテリアに合わせて選べるようになったのが嬉しいところと言えるでしょう。
特にスケルトンは私を含む多くのガジェット好きの心をくすぐりますね笑。
接続方法はこれまで有線のみでしたが「TourBox Elite」からBluetoothによる無線接続が可能になったのは大きな進歩です。
ワイヤレスでよりスタイリッシュに使えるようになった反面、乾電池の用意が別途必要になりました。
また実際に使ってみないとわからないところとして、ダイヤルやボタンの操作感・打鍵感が大きくアップデートされています。
本製品のような長時間使うツールは、押し心地の微妙な違いで疲労度が大きく変わってくるのでとても価値のあるアップデートだと言えそうです。
以上の違いを踏まえた上で、私の個人的な結論としては
- TourBox Elite:外観へのこだわりやデスク周りのケーブルを極力無くして使いたい人
- TourBox NEO:PCなどを据え置きで移動して使うことが滅多にない人
と、このようにとてもシンプルなものとなります。
基本的に「TourBox Elite」は「TourBox NEO」の完全上位互換、という位置づけです。
無線接続はまったく不要!という人以外は「TourBox Elite」を選んでおけば間違いありません。
買い替えを検討する際は、主に無線接続やカラバリにどれだけの価値を見いだせるかというところがポイントになります。
本記事では「【TourBox Elite レビュー】あの左手コントローラーがさらに進化!ワイヤレス接続が可能になり打鍵感が快適になったBluetoothソフトウェアコントローラー」について書きました。
価格は2万円台と少々値は張りますが、長時間に渡ってPC作業する人はその費用対効果の高さに納得できるはずでしょう。
カラバリも増え、ワイヤレス接続が可能になったことでデスク環境を整えやすくなったのも嬉しい点です。
便利でオシャレな左手コントローラーをお探しの方は、ぜひ「TourBox Elite」をチェックしてみてはいかがでしょうか。