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こんにちは、1つのガジェットにたくさん機能があると嬉しいイツキ(@saigalog)です。
特にモバイルバッテリーは今やスマホやノートPC、イヤホンのお供として必須級のガジェットです。
1台で何役もこなしてくれると荷物が減って助かりますよね。
ただ、今は各社からいろいろな種類のモバイルバッテリーが販売されているので、それぞれを見比べて自分に合うものを見つけ出すのはなかなか大変です。
そこで本記事では、数あるモバイルバッテリーの中から多機能で使い勝手の良い4製品を紹介していきます。
今回おすすめする多機能モバイルバッテリーは、この4つです。
モバイルバッテリーを選ぶときに大事なのが、「何を充電したいか」ということ。
例えばスマホ「iPhone 11 Pro」ならバッテリー容量が3046mAhなので、10000mAhのモバイルバッテリーなら約2回分フル充電することができます。
このように何を充電したいのか、1日に何回充電できれば足りるのかを決めればおのずと必要なバッテリー容量がわかってきます。
それに加えて対応しているUSBのタイプや充電機能、Qi認証ワイヤレス充電といったプラスアルファの機能が自分にとって何が必要なのかを考えると、より選びやすくなるでしょう。
それでは多機能で使いやすいモバイルバッテリーを4つご紹介します。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | サイズ | 重量 | バッテリー容量 | USBポート | 最大出力W数 | Qi対応 | その他機能 |
RAVPower RP-PB125 |
79 × 79 × 27 (mm) | 184 g | 6700mAh | USB-A × 2 | 15W | なし | ACコンセント |
cheero Power Mountain mini 30000mAh |
85 × 105 × 75 (mm) | 600 g | 30000mAh | USB-A × 2 USB-C × 1 |
60W | あり | LEDライト |
SuperMobileCharger |
81 × 82 × 28 (mm) | 245 g | 8000mAh | USB-A × 1 USB-C × 1 |
18W | あり | ACコンセント |
700-BTL046 |
138 × 223 × 116 (mm) | 3.2 kg | 62400mAh | USB-A × 3 USB-C × 1 |
60W | なし | AC出力 シガー出力 |
RAVPower RP-PB125
RAVPowerの「RP-PB125」は、ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となった1台2役のハイブリッド型モバイルバッテリーです。
6700mAhのバッテリーを内蔵しており、一般的なスマホを1回以上フル充電することができます。
iPhone 11 Proなら約1.5回分のフル充電が可能です!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 11 Proの容量」で計算しています。
6700mAh × 0.7 ÷ 3046mAh = 約1.5回
同梱物として以下のものが入っています。
- RP-PB125本体
- 本体充電用USB-A to Micro Bケーブル
- 収納ポーチ
- 取扱説明書
外装はマットなブラック、シンプルで使いやすいデザインです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「ブラック」と合わせて全2色。
裏面は何もなくまっさら。
正面にはMicro USBポートが1つ、USB Type-Aポートが2つあります。
バッテリー残容量を確認したいときは、上の方にある四角い電源ボタンを押しましょう。
欲を言うならUSB Type-Cポートも欲しかった!
4つのインジケーターの点灯数によって残容量を示します。
●は点灯、●は点滅を表します
- ●●●●:25%
- ●●●●:26 – 50%
- ●●●●:51 – 75%
- ●●●●:76 – 100%
- ●●●●:100%
「RAVPower RP-PB125」のサイズは79 × 79 mmです。
厚さは27 mm。
モバイルバッテリー本体の重さは184 gでした。
「RAVPower RP-PB125」にはUSB-Aポートが2つあり、同時に充電することができます。
各ポートの最大出力は5V 2.4A、2ポート合計の最大出力は5V 3Aとなります。
そして「RAVPower RP-PB125」には“iSmart2.0”という機能が搭載されています。
“iSmart2.0”とはRAVPower独自の急速充電・自動判別システム。
接続したスマホやケーブルを自動的に判別し、最適な電流を提供することで無駄のない効率的な充電が可能になります。
- 出力自動配分機能:複数機器を接続した場合、各機器を最適な出力で同時に急速充電が可能
- 電流自動判別機能:接続機器を自動検知し、最大2.4Aで適切な電流を出力
- 電圧自動補償機能:ケーブル抵抗を検知し、出力電圧を自動的に調整
USB-AポートからLightningケーブルでiPhone 11 Proを充電したときの電流値を計測(1.637A)してみました。
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電ができていることがわかります。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
さらにもう1つのUSB-AポートにiPhone5Sという古めのスマホを接続して、同時に充電してみました。
電流値は0.947Aで4.81Wの出力、ということでiPhone 11 Proとは明らかに異なる結果となっています。
“iSmart2.0”が機能して、各端末に最適な電流を提供できているということですね!
ちなみにiPhone 11 Proは1時間(60分)で50%の充電ができていることを確認しました。
単純計算ですが、2時間(120分)で100%フル充電という計算になります。
さらに「RAVPower RP-PB125」はワイヤレスイヤホンの充電にも対応しています。
「低電力モード」を使えば、通常のモバイルバッテリーでは充電できないことが多いワイヤレスイヤホンも充電することが可能です。
SoundLiberty 77レビューはこちら 【TaoTronics SoundLiberty 77 レビュー】充電ケース付き防水性能IPX7左右同時伝送対応ワイヤレスイヤホン電源ボタンを約4秒ほど長押しすると、低電流モードへ切り替わります。
低電流モードでは他のデバイスに充電できなくなるので、充電完了後は再度電源ボタンを4秒ほどを押して通常のモードに戻す必要があります。
ちなみに低電力モードで電流値を測定してみたところ、0.37Aと明らかに低い値の出力を計測することができました。
持ち運ぶことが多いワイヤレスイヤホンも充電できるのは便利ですね♪
最後に「RAVPower RP-PB125」本体の充電方法について。
折りたたみ式のプラグがあるので、それをコンセントに挿すだけで充電できます。
もう1つは入力用のUSB Micro Bポートがあるのでそこのケーブルを接続するという方法。
出先でコンセントが確保できずPCのUSBポートしかない、というときに便利です。
充電時には正面のインジケーターが点灯・点滅し、充電状況を示してくれます。
RAVPower RP-PB125レビューはこちら 【RAVPower RP-PB125 レビュー】ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となった1台2役のハイブリッド型モバイルバッテリーcheero Power Mountain mini 30000mAh
ティ・アール・エイ社の「cheero Power Mountain mini 30000mAh」は、最大4台同時充電可能な容量30000mAhのモバイルバッテリーです。
PD対応USBアダプタ(60W)を使用した場合、バッテリー本体は約2時間半でフルチャージ、超急速充電を実現しています。
例えばMacbook Pro 13インチなら1時間で72%まで充電できます!
バッテリー容量も通常のモバイルバッテリーを遥かに上回る30000mAhという大容量。
iPhone 11 Proなら約6.8回フル充電できます!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 11 Proの容量」で計算しています。
30000mAh × 0.7 ÷ 3046mAh = 約6.8回
同梱物として以下のものが入っています。
- モバイルバッテリー本体
- デバイススタンド
- 防滴カバー
- 本体充電用USB-C USB-Cケーブル
- 取扱説明書/保証書(1年保証)
外装は黒一色でマットな仕上がり、名前のとおり山を思わせるおにぎり型でシンプルなデザインです。
片面は何もなくまっさら。
もう片面には、Qi認証ワイヤレス充電のロゴと円が描かれています。
正面にはUSB Type-Cポートが1つ、USB Type-Aポートが2つあります。
バッテリー残容量を確認したいときは、上部にある三角形の電源ボタンを押しましょう。
中央にあるインジケーターが残容量を示します。
1%きざみで表示されるので、バッテリー残容量を正確に把握できますね。
「cheero Power Mountain mini 30000mAh」のサイズは85 × 105 mmです。
高さは75 mm。
デバイススタンドのサイズは95 × 97 mmでした。
モバイルバッテリー本体の重さは600 g。
デバイススタンドを取り付けると620 g(デバイススタンドが20 g)。
手に持つとズッシリと重い印象を受けます。
持ち運ぶこともあると思うので、ケーブルの重さも量ってみました。
USB Type-C to Cケーブルの重さは30 g。
「cheero Power Mountain mini 30000mAh」はUSB Type-Cが1ポート、Type-Aが2ポートあり、さらにQi認証ワイヤレス充電もあわせると4台同時に充電することができます。
- 出力1(Type-C):Power Delivery 60W 搭載
- 出力2(Type-A):Auto-IC 搭載
Type-Cポートには「Power Delivery」が搭載されています。
Power Delivery高速充電の場合、iPhone Xなら45分間で75%充電、iPad Pro(2018)なら130分間でフル充電することができます。
Power Delivery(以下PD)とはUSBケーブルを利用して最大100Wまでの受給電を可能にするUSB電力拡張規格です。
従来、USB 2.0は2.5W、USB 3.0では4.5Wまでの電力供給が可能でした。
PDでは従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの受給電が可能となり、対応機器が大幅に拡大します。
さらに、モバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能となります。
Power Delivdery対応アダプタを使えば、もちろんこの「cheero Power Mountain mini 30000mAh」本体を急速充電することもできます。
充電中はこのようにインジケーターの数字が点灯するので、今どのくらい充電できているのかがわかりやすい。
手元にあったPD45Wの充電器を使ってみたところ、約43W出力されていることを確認できました。
PD60Wなら、なんと2時間半でフル充電できます!
2つのType-Aポートには「Auto IC 機能」が搭載されています。
接続されたデバイスを自動で認識し、機器ごとに最適な電流(最大2.4A)を流すので、どんな機器でも急速に充電することができます。
Type-Aポート、Type-Cポート、ワイヤレス充電でスマホ(iPhone 11 Pro)を充電し、電流値と充電までにかかった時間を計測してみました。
電流値(A) | 電力値(W) | 充電50% | 充電100% | |
Type-Aポート | 1.41A | 7.1W | 70分(1時間10分) | 140分(2時間20分) |
Type-Cポート | 2.40A | 21.6W | 60分(1時間) | 120分(2時間) |
Qi認証ワイヤレス充電 | 5.0A | 5W | 100分(1時間40分) | 200分(3時間20分) |
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、有線であれば急速充電ができていることがわかります。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
便利なワイヤレス充電は少し遅いので、時間を気にしないときや就寝時に使いましょう!
もう1つ特徴的な機能として「cheero Power Mountain mini 30000mAh」にはLEDライトがついています。
三角形の電源ボタンをすばやく2回押すことで点灯します。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、真っ暗な部屋の中でも字が読めるくらい明るいです。
アウトドアや災害時でも使える優れもの♪
SuperMobileCharger
CIO社の「SuperMobileCharger」は、ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となり、Qi認証ワイヤレス充電もできる1台3役のハイブリッド型モバイルバッテリーです。
8000mAhのバッテリーを内蔵しており、一般的なスマホを1回以上フル充電することができます。
iPhone 11 Proなら約1.8回分の充電が可能です!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 11 Proの容量」で計算しています。
8000mAh × 0.7 ÷ 3046mAh = 約1.8回
同梱物として以下のものが入っています。
- SuperMobileCharger本体
- 製品説明書
外装はマットなブラック、シンプルで使いやすいデザインです。
裏面にはCIOのロゴ。
CIO社は多くのモバイルバッテリーやACアダプター、IoT製品を取り扱っています。
正面にはUSB Type-Cポートが1つ、USB Type-Aポートが1つあります。
バッテリー残容量を確認したいときは、下の方にある丸い電源ボタンを押しましょう。
インジケーターが点灯し、数字で残容量を示します。
- 1回押す:電源ON&ディスプレイ表示
- 長押し:電源OFF
電源を入れて30秒放置状態で自動的に電源がOFFになります。
「SuperMobileCharger」のサイズは81 × 82 mmです。
厚さは28 mm。
モバイルバッテリー本体の重さは245 gでした。
「SuperMobileCharger」はUSB Type-CとType-Aの2ポートあり、同時に充電することができます。
- USB Type-C:PD3.0、QC4 18W
- USB Type-A:QC4 18W または 5V / 2.4A
QiまたはUSB-Aポートと同時に充電する場合は、最大5V / 3Aとなります。
Type-Cポートには「Power Delivery 3.0」「QuickCharge 4」が搭載されています。
Power Delivery(以下PD)とはUSBケーブルを利用して最大100Wまでの受給電を可能にするUSB電力拡張規格です。
従来、USB 2.0は2.5W、USB 3.0では4.5Wまでの電力供給が可能でした。
PDでは従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの受給電が可能となり、対応機器が大幅に拡大します。
さらに、モバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能となります。
Quick Charge(クイックチャージ)とは、米国Qualcomm社が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
通常のUSB充電では5V電圧を使用しますが、それよりも大きい電圧を使って充電できるので、急速充電が可能となります。
USB-AポートからLightningケーブルでiPhone 11 Proを充電したときの電流値を計測(1.701A)してみました。
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電ができていることがわかります。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
次にUSB-Cでも同様にiPhone 11 Proを充電して計測。
電流値は1.97Aで約18Wの出力、ということでUSB-Aと比べて明らかに高い数値で充電できています。
ちなみにiPhone 11 Proは1時間(60分)で50%の充電ができていることを確認しました。
単純計算ですが、2時間(120分)で100%フル充電という計算になります。
さらに「SuperMobileCharger」はQi認証ワイヤレス充電にも対応しています。
充電中はバッテリー残量を示すインジケーターが光り、ランプが赤く点灯します。
- 充電中:赤
- 待機中:緑
最後に「SuperMobileCharger」本体の充電方法について。
折りたたみ式のプラグがあるので、それをコンセントに挿すだけで充電できます。
プラグはしっかりと折りたたまれて固いので、取り出すときに指を怪我しないように注意しましょう。
もう1つはUSB Type-Cポートにケーブルを接続するという方法。
出先でコンセントが確保できずPCのUSBポートしかない、というときに便利です。
充電時には正面のインジケーターが点灯・点滅し、充電状況を示してくれます。
サンワダイレクト ポータブル電源 700-BTL046
サンワサプライ社の「サンワダイレクト ポータブル電源 700-BTL046」は、大容量231Whで4種類の出力に対応し、アウトドアや防災に使えるポータブル電源です。
バッテリー容量は驚異の231Wh(3.7V換算で62400mAh)で、通常のモバイルバッテリーをはるかに上回る大容量。
iPhone 11 Proなら約14回フル充電できます!
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス(0.7) ÷ iPhone 11 Proの容量」で計算しています。
62400mAh × 0.7 ÷ 3046mAh = 約14回
BMSとMCUを二重で搭載することで、過充電やショートなどから製品を保護し安全に使用できます。
BMS:バッテリーマネジメントシステム
MCU:バッテリーコントロールシステム
同梱物として以下のものが入っています。
- モバイルバッテリー本体
- 専用ACアダプタ
- 取扱説明書(保証書付)
外装は黒一色でマットな仕上がり、金属製で触れるとひんやりしています。
本体上部にはハンドルが取り付けられているので、持ち運ぶ時に便利です。
底面はこんな感じ。
四隅にゴム製の脚が貼られており、滑りにくくなっています。
側面には冷却のための通気孔があります。
背面にはDC入力端子と冷却ファンがあります。
本体内部の温度が上昇するとファンが自動で動作し、本体内部を冷却することでオーバーヒートを防ぎます。
正面には以下のポートがあります。
- シガー出力ポート × 1
- USB Type-Cポート × 1
- USB Type-Aポート × 3
- AC出力ポート × 1
シガー出力ポートとAC出力ポートには、ホコリから守る保護カバーが付いています!
各ポートの上には出力スイッチがあります。
各ポートから電力を出力するときは、接続した後に出力スイッチを押しましょう!
左側にあるシガー出力ポートのフタを開けたところ。
中央にはUSB Type-CとType-Aのポートが縦に並びます。
右側にあるAC出力ポートのフタを開けたところ。
おなじみのコンセントですね。
正面上部には表示パネルがついています。
各アイコンの意味は以下になります。
細かく表示され、状態がわかりやすいのですごく便利です!
「サンワダイレクト ポータブル電源 700-BTL046」のサイズは138 × 223 mmです。
高さは116 mm。
ACアダプタのサイズは53 × 73mmです。
厚さは35 mm。
一般的なモバイルバッテリーと比べるともちろん大きいですが、思ったよりとんでもないサイズではない、という印象です。
モバイルバッテリー本体の重さは3.2 kg。
体重計で量りました笑。
ACアダプタの重さは161 gでした。
「サンワダイレクト ポータブル電源 700-BTL046」は4つの出力方法に対応しています。
シガーソケット出力を使えば、車のエンジンをかけずに機器を使うことができます。
そして本製品の特徴はなんと言ってもACコンセント出力。
消費電力100W以下の機器を使用することができます。
いろいろな機器をACコンセントに繋げて試してみました。
まずはノートPC。
「電源に接続」と表示されているのがわかります。
電気スタンドもこのとおりバッチリです。
ラジオを搭載した置き時計も普通に動作します。
どでかい空気清浄機だってもちろん使えます。
ただし、消費電力100W以下でも使用できない機器もありますのでご注意ください。
- 医療機器またはそれに類する機器
- 社会的、公共的に重要なシステム、またこれらに準じる機器
- 正確な電圧、周波数を必要とする機器(タイマー、計測器など)
- PFC回路搭載機器
- 電子コントロールを利用している機器(電子コントロール毛布など)
- 起動電力の大きな機器、負荷変動の大きい機器
- インバーター方式、ラピッドスタート方式の蛍光灯
- 冷蔵庫、電動工具などのモーターを使用したものや一部テレビなど
- その他、仕様や構造によって利用できない機器
そしてACコンセント出力は「正弦波」に対応しています。
「正弦波」なら接続した機器が故障するリスクが低く、安心して使えます!
ACコンセント出力を上手く利用すれば、手持ちのUSB充電器を使うことでさらに多くのスマホやタブレットを充電することもできます、
本製品のUSBポートは4つなので、それ以上の台数を同時に充電したいときに便利ですね♪
USB Type-Cポートは「Power Delivery」に対応しています。
Power Delivery(以下PD)とはUSBケーブルを利用して最大100Wまでの受給電を可能にするUSB電力拡張規格です。
従来、USB 2.0は2.5W、USB 3.0では4.5Wまでの電力供給が可能でした。
PDでは従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの受給電が可能となり、対応機器が大幅に拡大します。
さらに、モバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能となります。
Power Delivdery対応アダプタを使えば、もちろんこの「サンワダイレクト ポータブル電源 700-BTL046」本体を急速充電することもできます。
こちらは専用ACアダプタで充電している様子。
充電中はこのように表示パネルの電池残量表示が点灯するので、今どのくらい充電できているのかがわかりやすい。
- 1灯点滅:10%以下
- 1灯点灯:20%以下
- 2灯点灯:20%以上
- 3灯点灯:40%以上
- 4灯点灯:60%以上
- 5灯点灯:80%以上
手元にあったPD45Wの充電器を使ってみたところ、約42W出力されていることを確認できました。
PD60Wなら、なんと5時間でフル充電できます!
3つのType-Aポートは、複数台の機器を同時に充電することができます。
USB Type-Aポート使用中にAC出力ポートは使用できません!
Type-Aポート、Type-Cポートでスマホ(iPhone 11 Pro)を充電し、電流値と充電までにかかった時間を計測してみました。
- Type-C:8.8V、2.5A、22W、1時間で70%充電
- Type-A:5.2V、1.25A、6.5W、1時間で50%充電
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電ができていることがわかります。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで!
- フィーチャーフォン:0.5A
- スマートフォン:1.0A
- タブレット:1.5A
本記事では「【2024年】おすすめの多機能モバイルバッテリー4選」について書きました。
今回は特に多彩な充電機能が搭載されたモバイルバッテリーを4つご紹介しました。
日常使いはもちろん、防災やアウトドアでも活躍できるモバイルバッテリーを選べば活躍のシーンが増えること間違いなし。
複数買っておいて用途によって使いわける方法もおすすめなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | サイズ | 重量 | バッテリー容量 | USBポート | 最大出力W数 | Qi対応 | その他機能 |
RAVPower RP-PB125 |
79 × 79 × 27 (mm) | 184 g | 6700mAh | USB-A × 2 | 15W | なし | ACコンセント |
cheero Power Mountain mini 30000mAh |
85 × 105 × 75 (mm) | 600 g | 30000mAh | USB-A × 2 USB-C × 1 |
60W | あり | LEDライト |
SuperMobileCharger |
81 × 82 × 28 (mm) | 245 g | 8000mAh | USB-A × 1 USB-C × 1 |
18W | あり | ACコンセント |
700-BTL046 |
138 × 223 × 116 (mm) | 3.2 kg | 62400mAh | USB-A × 3 USB-C × 1 |
60W | なし | AC出力 シガー出力 |