この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、完全ワイヤレスイヤホンコレクターのイツキ(@saigalog)です。
完全ワイヤレスイヤホンに求めるものとして、音質であったり機能面の豊富さがまず挙げられると思います。
そしてもう1つ大事なのは見た目。
どんなに音が良くスペックが高くても、気に入ったデザインじゃなければなかなか使い続ける気持ちになりませんよね。
今回レビューするcheeroの「nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」は、ユニークなデザインが特徴的な完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースは「よつばと!」のキャラクター“ダンボー”をネコアレンジした「ニャンボー」をモチーフにしたデザインとなっており、3種類のバリエーションがあります。
AAC/aptXの2つのコーデックに対応し、防水性能も備えて最大連続再生時間も約10時間と不足なし。
本記事ではそんな可愛らしい完全ワイヤレスイヤホン「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」について、実際の使用感も含めて詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは見た目から。
語弊を恐れず言ってしまうと「この製品は見た目の可愛らしさがすべてある」と言っても過言ではないでしょう。
それくらいニャンボーというキャラクターの愛らしさ、そしてその魅力を全面に引き出した製品になっています。
正直なところ、私はこのニャンボーについてあまり詳しく知りませんが、他に完全ワイヤレスイヤホンを持っていたとしても思わず買って手元に置いておきたくなるような魔力があると感じています。
1つだけ気になる点として挙げたいのは、充電ケースの上部についている“耳”。
ニャンボーたらしめる大事なパーツですが、カバンなどに入れて持ち運ぶ際、他のものにぶつかって汚れたり壊れてしまう可能性が高いことはあらかじめ想定しておいたほうがよさそうです。
キャラ物ではありますが質感や塗装にチープ感はなく、品質はとても高水準に仕上がっています。
次に装着感。
このイヤホンはいわゆる「カナル型」と呼ばれるもので、耳の穴にはめ込んで使うタイプのものです。
専用のサポートホルダーをイヤホンに付けることで、耳へのフィット感が高まる工夫もされています。
実際に装着してみると耳の穴を中心にピッタリとホールドされ、何かの拍子でポロッと落ちてしまうという心配はありません。
ただ耳の穴を塞ぐ密閉感は薄く、外音をシャットアウトするいわゆる「パッシブノイズキャンセリング」の効きはあまり強くありません。
このあたりは音質面にも関わる部分でもありますので後述します。
そして一番気になる音質面について。
Qualcommの最新チップ、Bluetooth 5.2、2つのコーデックに対応など、音質面に対する追求は文句なしのスペックになっています。
しかしながら実際に音楽を聴いてみると、搭載されたスペックとは裏腹に「思ったほどでは…」と感じてしまったのが正直なところ。
先に述べたように密着感が薄く、パッシブノイズキャンセリングが効いていないということもあり、頭の中心で音が鳴っているような没入感は得にくく、そのままイヤホンから音が出ているなという印象を受けました。
使用に耐えられない、というレベルではまったくないのですが個人的には音質を追求する方は物足りなさを感じると思います。
同価格帯、もしくはそれ以下の金額でも音質面のクオリティが高い製品はたくさんありますので。
ですので本製品に限って言えば、音質面についてあれこれ言うのはむしろ野暮で、ニャンボーをモチーフにしたイヤホンの希少性やその可愛らしさを評価するのが真っ当だと感じています。
少し辛口な評価になりましたが、あらかじめ理解された上で購入したほうが満足度は高くなると思います!
「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」の外箱はニャンボーの黄土色を基調とし、製品の特徴がわかりやすく記載されています。
裏面には製品の仕様が記載されています。
表側は扉式になっており、開くと実際の製品を見て確認することができます。
箱の内側には扉部分をくっつけるためのマグネットが貼られていました。
買う前に製品を確認したい、というユーザー心理を大事にするための工夫が好印象ですね♪
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- イヤーピース
- サポートホルダー
- 取扱説明書
イヤーピースはサイズが異なるものが5種類付属しています。
元からイヤホンに装着されているのはMサイズです。
サポートホルダーも元から装着されているものとはタイプの違うものが1つ付属しています。
このように取り外して交換することができます。
USB Type-A to Cのケーブルの長さは約30 cmでした。
「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」はニャンボーの顔が描かれた充電ケースが付き、防水性能IPX5の完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースにはニャンボーの顔が描かれ、ファンやコレクターにはたまらない製品になっています。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2 |
充電ケースサイズ | 68 × 59 × 29 (mm) |
充電ケース重さ | 54 g |
イヤホンサイズ | 21 × 11 × 18 (mm) |
イヤホン重さ | 5 g(合計10 g) |
Bluetooth ver. | 5.2 |
防水規格 | IPX5 |
プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
チップセット | Qualcomm QCC3040 |
連続通話/音楽再生時間 | 約8~10時間 |
通信距離 | 約10 m |
バッテリー容量(イヤホン) | 45mAh |
充電時間(イヤホン) | 約1.5時間 |
周波数範囲 | 20Hz-20KHz |
対応OS | Android/iOS/Windows |
バッテリー容量(充電ケース) | 750mAh |
充電時間(充電ケース) | 約1.5時間 |
入力 | DC 5V/1A |
外観
充電ケースの外装はマットな質感で、フタにはニャンボーの顔が描かれていて可愛らしいデザインです。
上から見るとこんな感じ、耳の部分の出っ張りもリアルに再現されています。
耳はシリコンのような素材で柔らかいです。
底面もキレイに塗装されています。
側面にあるUSB Type-Cの入力ポートは充電用。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを電源に接続して充電できます。
充電中はUSB Type-Cポートの下にあるインジケーターが点滅します。
インジケーターの1つ分が25%のバッテリー残量を示します。
充電ケースにイヤホンを入れるとインジケーターが赤く光り、充電が開始されます。
イヤホンをケースから取り出してみたところ。
フタの内側には製品の仕様が記載されています。
cheero Wireless Earphones NYANBOARD ver.
DANBOARD KIYOHIKO AZUMA / YOTUBA SUTAZIO
Model No.:CHE-629 ティ・アール・エイ株式会社
Capacity:3.7V/750mAh 2.775Wh(Cradle)
Input:5V/1A
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンは全体的に黄色く、マットな質感でシンプルなデザインです。
イヤホンにもインジケーターがあり、色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 充電中:赤く点灯
- 電源オン:一度青く点灯
- ペアリングモード:赤と青の交互点滅
- ペアリング完了:5秒間隔で青く点滅
- バッテリー残量少:2秒間隔で赤く点滅
- ペアリング強制解除:紫色に点灯後、赤く点灯
左右にドラッグ(スワイプ)することで製品を回転させて見ることができます。
サイズ・重量
「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」の充電ケースのサイズは59 × 68 mmです。
厚さは29 mm。
イヤホンの全長は21 mm、横幅は11 mmです。
イヤホンの奥行きは18 mmでした(イヤーピースなし)。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
手に持つとコンパクトさが際立ちます。
充電ケースの重さは54 g。
イヤホンはペアで10 gです(片方5 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」はAAC/aptXの2つのコーデックに対応し、ノイズキャンセリング「CVC8.0」が搭載されています。
「CVC8.0」ノイズキャンセリング機能は音楽を聴くことには関係ありません。
通話のとき、周辺の雑音がマイクを通じて相手に伝わらないようにする機能です。
気になる電池もち、イヤホンだけなら最大10時間、ケースで充電し直すことで最大50時間の連続再生が可能です。
ゲームモードを搭載し、遅延を軽減してくれるのでゲームプレイや動画再生時の利用に最適です。
そしてこの「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」はタッチによる音楽操作が可能です。
- 再生する:1回タッチ
- 一時停止する:1回タッチ
- 曲送り:右を2回タッチ
- 曲戻し:左を2回タッチ
- 電話を受ける:1回タッチ
- 電話を切る:1回タッチ
- 着信拒否:2回タッチ
- 音量を上げる:右を長押し
- 音呂を下げる:左を長押し
- 音声コントロール起動(Siri):右を3回タッチ
- ゲームモード:左を3回タッチ
また、防水性能も兼ね備えています。
等級は「IPX5」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。
IPX5の防水性能は高いので、水で洗っても大丈夫♪ でも水没は厳禁なのでご注意を!
防水なのはイヤホンのみで、充電ケースは防水ではありませんのでご注意を!
同社にはDANBOARD(ダンボー)をモチーフとした完全ワイヤレスイヤホンがあります。
2つのスペックの差をわかりやすく以下の表にまとめてみました。
モバイルは左スライドで全表示nyanboard | DANBOARD | |
---|---|---|
充電ケースサイズ | 59 × 68 × 29 (mm) | 46 × 78 × 26 (mm) |
充電ケース重さ | 54 g | 84 g |
イヤホンサイズ | 21 × 11 × 18 (mm) | 19 × 13 × 16 (mm) |
イヤホン重さ | 5 g(片方) | 5 g(片方) |
Bluetooth Ver. | Ver. 5.2 | Ver. 5.1 |
チップセット | Qualcomm QCC3040 | Qualcomm QCC3020 |
バッテリー容量(イヤホン) | 45mAh | 45mAh |
バッテリー容量(充電ケース) | 750mAh | 2200mAh |
モバイルバッテリー機能 | なし | あり |
本記事では「【cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2 レビュー】ニャンボー可愛すぎ!キャラ物でも高スペックな完全ワイヤレスイヤホン【CHE-629】」について書きました。
ニャンボーをモチーフにとても可愛らしいデザインに仕上がっている本製品。
価格も5,000円前後と手頃なので、普段遣いしたい人にはもちろん、コレクションとして持っておきたい人にとっても手が届きやすいのが嬉しい点です。
ニャンボーが好き、ユニークなデザインの完全ワイヤレスイヤホンが欲しいという方は、ぜひ「cheero nyanboard Wireless Earphones Bluetooth 5.2」をチェックしてみてはいかがでしょうか。