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【ECOVACS DEEBOT T10 OMNI レビュー】ハイエンドモデルをもっと手軽に!全自動でモップ洗浄とゴミ収集する音声アシスタントYIKO搭載ロボット掃除機

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こんにちは、水拭き&ゴミ収集ロボット掃除機はECOVACSの一強だと思っているイツキ(@saigalog)です。

ECOVACSエコバックス社と言えば、今やルンバのiRobot社に並ぶほど有力なロボット掃除機メーカーです。

中でも同社の「DEEBOT X10 OMNI」のクオリティは非常に高く、ネットでの評判はもちろん、数々の雑誌にも取り上げられるほどの人気製品となっています。

現時点で非の打ち所がないハイエンドモデルですが、1つネックなのは価格が約20万円と高額なこと。

この金額を見て購入を諦めたり、迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回レビューする「DEEBOTディーボット T10 OMNIオムニ」は、そんなハイエンドモデルとほぼ遜色のない性能を持った上でリーズナブルになった全自動水拭き&ゴミ収集ロボット掃除機です。

大きな違いは本体の水タンクの有無搭載された物体認識技術の差

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」は水タンクを搭載していないため、全自動クリーニングステーションでモップを毎回濡らして(洗浄して)水拭きするスタイルとなっています。

全自動クリーニングステーションは充電ドックの役割も兼ね備え、4Lの清水タンクと汚水タンクをそれぞれ内蔵。

ロボット掃除機が吸引して集めたゴミも収集してくれるので、人間はこれまでよりも長いスパンで定期的にダストボックスを捨てればいいだけ。

本記事ではさらに求めやすくなった全自動水拭き&ゴミ収集ロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」について、実際に動作している様子も合わせて詳しくレビューしていきます!

メリット
デメリット
  • 清潔感のある外観
  • 5,000Paの強力な吸引力
  • 全自動でモップ洗浄&ゴミ収集
  • AI学習と高性能カメラで高い障害物回避能力
  • 「True Mapping2.0」で精度の高いマッピング
  • 独自の音声アシスタント「YIKO」搭載
  • 全自動クリーニングステーションが大きい&重い
お知らせ

※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNIの同梱物

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」の外箱は、白と青を基調としたシンプルなデザインです。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 外箱
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

箱のサイズは490 × 540 × 640 mmと大きいので、開封は広い場所で行うことをおすすめします。

同梱物として以下のものが入っています。

DEEBOT T10 OMNIの同梱物
  • ECOVACS DEEBOT T10 OMNI本体
  • 全自動クリーニングステーション
  • 電源コード
  • デュアルサイドブラシ
  • ウォッシャブルモップパッド
  • クリーニングブラシ
  • メンテナンスツール
  • 取扱説明書

電源コードの長さは約180 cmです。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 電源コード

その他アタッチメントが多数付属しています。

ウォッシャブルモップパッドの毛束は柔らかく、細かい繊維で作られていることがわかります。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI ウォッシャブルモップパッド

クイックスタートガイドには7つの手順でセットアップの方法が記載されています。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

初期設定時の参考に活用しましょう。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNIのスペック

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」はエリアマッピング・水拭き掃除・ゴミ収集のすべてを自動で行い、スマホアプリで管理できるAIロボット掃除機です。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI

本体のスペックは以下のとおり。

モバイルは左スライドで全表示
製品名ECOVACS DEEBOT T10 OMNI
ロボット掃除機サイズΦ344 mm、高さ111 mm
全自動クリーニングステーションサイズ417 × 448 × 573 (mm)
ロボット掃除機重さ約4.25 kg
全自動クリーニングステーション重さ約13.95 kg
動作音≤67
充電時間約6.5時間
バッテリー容量5200mAh
バッテリータイプ充電式リチウムイオン電池
稼働時間最大260分
定格入力100V~50-60Hz
6.1A(ゴミ収集時)
1.0A(モップ乾燥時)
0.9A(充電時)
定格出力20V 2A
ダストボックス容量420 ml

外観

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」は、白を基調とした清潔感のある外観です。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 外観

真上から見るとこんな感じ。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 上から見たところ

自動モードボタンは点滅/点灯し、掃除機本体の状態を示します。

自動モードボタンの機能
  • 1回押す:掃除開始/一時停止
  • 3秒長押し:全自動クリーニングステーションに戻る

中央上部にはTrueMapping距離センサーがあります。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

TrueMapping距離センサーは本体から25 mmほど高くなっています。

トップカバーは持ち上げることで上に開きます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI トップカバー

本体側にはダストボックス各種ボタンがあります。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 内側

右側上部には電源スイッチWi-Fiステータスインジケーターが並んでいます。

Wi-Fiステータスインジケーターの意味
  • ゆっくり点滅:Wi-Fiに接続されていない/Wi-Fi接続を待機中
  • すばやく点滅:Wi-Fiに接続中
  • 点灯:Wi-Fiに接続済み

ダストボックスはダストビンハンドルを上に持ち上げて取り外すことができます。

ダストボックスは半透明で、中に溜まったゴミの量がわかりやすくなっています。

ダストボックスの側面にあるフタを開き、各種フィルターをメンテナンスできます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI ダストボックス
高性能フィルターとスポンジフィルター

底面はこんな感じ。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 底面

ウォッシャブルモップパッドを取り付けて、掃除機本体の底面に付けることで水拭き掃除ができるようになります。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

ウォッシャブルモップパッドはマグネットでカンタンに着脱できます。

底面の中央にあるラベルには製品の仕様が記載されています。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI ラベル
記載の仕様

DEEBOT T10 OMNI 床掃除ロボット

型番:DBX53

定格入力:20V 2A

充電ドック:CH2208

底面の前方にサイドブラシを左右それぞれ取り付けます。

駆動ホイールは底面を下にして置くとロボット掃除機本体の中に沈みます。

メインブラシはカバーを取り外してメンテナンスできます。

側面には左から順にカメラのインジケーターライトAIVIカメラがあります。

側面の後ろ側には充電コネクタとポート(DUST OUTLET)があります。

全自動クリーニングステーションの外観も、シルバーと白を基調とした清潔感のあるデザインです。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション

上から見るとこんな感じ。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション 上から見たところ

天面の手前側にはコントロールパネルがあり、左から順にセルフクリーニングボタン開始/一時停止ボタン呼び出し/終了ボタンが並んでいます。

トップカバーを開くとこんな感じ。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーションカバー

中には左から順に汚水タンクアクセサリー保管ボックス清水タンクがあります。

集塵室の下にポップアップボタンがあり、それを押すと集塵室が開き中のダストボックスを取り出せます。

背面はこんな感じ。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション 背面

背面のラベルには全自動クリーニングステーションの仕様が記載されています。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション ラベル
記載の仕様

ドッキングステーション(全自動クリーニングステーション)

型番:CH2208

定格入力:100V~ 50-60Hz
6.1A(ゴミ収集時)
1.0A(モップ乾燥時)

0.9A(充電時)

定格出力:20V 2A

ラベルの上には持ち手用の溝があります。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション 取手

背面の右側下部には電源ポートがあります。

付属の電源コードを取り付けます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 電源コード取付

側面はこんな感じ。

底面には滑り止めがついています。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション 底面

全自動クリーニングステーションに格納されている各種タンク類を取り出してみました。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI タンク類

清水タンクは青みがかった透明です。

汚水タンクは黒みがかった透明です。

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

色別にわけられているのでは清水黒は汚水と覚えておけば間違いありません!

中央に収納されているアクセサリー保管ボックスはこんな感じ。

中にはクリーニングブラシが入っています。

サイズ・重量

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」のロボット掃除機の直径は344 mmです。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI サイズ

高さ(床からTrueMapping距離センサーの上部まで)は111 mm

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 高さ

全自動クリーニングステーションのサイズは417 × 448 mm

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション サイズ

高さは573 mmでした。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 全自動クリーニングステーション 高さ

ロボット掃除機をスマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI スマホと比較

重さはそれぞれロボット掃除機が約4.25 kg、全自動クリーニングステーションが約13.95 kgでした。

機能

https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

まずは「ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」を設定して、掃除ができるように準備しましょう!

全自動クリーニングステーションに電源コードを接続します
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 電源コード接続
全自動クリーニングステーションにロボット掃除機を設置して充電します

設置場所は説明書に記載されているとおり、前面に1.5 m以上、両側に0.5 m以上のスペースを確保しましょう。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 設置
スマホアプリ「ECOVACS HOME」をインストールします
ECOVACS HOME

ECOVACS HOME

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アプリを起動して地域と言語を選び「次へ」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
「同意して継続する。」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
「同意して継続する。」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
メールアドレスとパスワードを入力して「登録」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
登録したメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
「追加」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
スマートフォンのカメラをロボット掃除機本体のQRコードに向けます
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
Wi-Fi情報を入力し「次へ」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
「次へ」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
「次へ」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
「接続」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
しばらく待ちます
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
しばらく待ちます
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
ロボット掃除機の名前を入力して「次へ」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
タイムゾーンと言語を選び「入る」ボタンをタップします
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定
ホーム画面が表示されたらセットアップ完了です。
ECOVACS DEEBOT T10 OMNI アプリ設定

清掃中は徐々にエリアマッピングが進んでいきます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI エリアマッピング
電源ボタンを1回押すと掃除開始
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpgイツキ

わが家の場合、リビングダイニング約14畳が約20分で掃除完了しました。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」が掃除している様子を動画にまとめてみました。

ちなみに掃除対象となる部屋の間取りはこんな感じ。

アプリ上で忠実にエリアマッピングされているのがわかります。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI マップ

3D地図を見れば部屋の間取りがさらにわかりやすく確認できます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 3D地図

搭載されているカメラの映像をリアルタイムで確認でき、写真や動画を撮影できます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI カメラの映像

掃除メニューの「自動」では吸引力や水量調節、スマート清掃や清掃予約の設定を確認・変更できます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 自動

清掃予約では時刻と繰り返し曜日を設定し、掃除のスケジュールを管理できます。

掃除メニューの「エリア」では掃除箇所をエリアごとに指定、「カスタム」ではさらに細かいポイントを指定できます。

マップは自動で作成されますが、「マップ管理」で名前の変更やエリアの微調整を手動で行なえます。

また設定画面では、YIKO音声アシスタント清掃ログなどの確認や設定変更できます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI 設定

YIKO音声アシスタントではON/OFFの切り替え、言語や音量を変更できます。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI YIKO音声アシスタント
自動清掃
  • OK YIKO、掃除に行って
  • OK YIKO、始めて
  • OK YIKO、清掃して
クイックマッピング
  • OK YIKO、自宅をマッピングして
  • OK YIKO、マッピングを開始して
エリア清掃
  • OK YIKO、キッチンを水拭きして
  • OK YIKO、ベッドルームとリビングルームを掃除して
  • OK YIKO、部屋1とキッチンを清掃して
ホームエリア清掃
  • OK YIKO、ソファの下の掃除を開始して
  • OK YIKO、靴入れの周りを掃除して
  • OK YIKO、リビングルームのソファ周りの床の水拭きに行って
清掃のために呼ぶ
  • OK YIKO、ここに掃除しに来て
このエリアは掃除しない
  • OK YIKO、離れて掃除をやめて
  • OK YIKO、ここの清掃をやめて
一時停止
  • OK YIKO、一時停止
  • OK YIKO、掃除をやめて
清掃を再開
  • OK YIKO、続けて
  • OK YIKO、タスクを続けて
停止
  • OK YIKO、シャットダウンして
  • OK YIKO、清掃をやめて
ドッキングステーションに戻る
  • OK YIKO、ホームに戻って
  • OK YIKO、ベースステーションを充電して
ドッキングステーションを出る
  • OK YIKO、出てきて
  • OK YIKO、ベースステーションから出て
モップパッドの清掃
  • OK YIKO、モップパッドを清掃して
  • OK YIKO、クリーニングパッド
モップパッドを乾かす
  • OK YIKO、空気乾燥を開始して
  • OK YIKO、モップを乾かして
ドッキングステーションのセルフクリーニング
  • OK YIKO、セルフクリーニングを開始して
  • OK YIKO、セルフクリーニングモード
吸引力の設定
  • OK YIKO、吸引を最小にして
  • OK YIKO、サイレントモードにして
水量の設定
  • OK YIKO、水量設定低レベル
  • OK YIKO、水量を最大にして
音量の設定
  • OK YIKO、音量を50にして
  • OK YIKO、音量を最小に設定して
バッテリーレベルのチェック
  • OK YIKO、現在の電力
吸引力のチェック
  • OK YIKO、吸引力はどんなレベル
水量のチェック
  • OK YIKO、現在の水量モード
音量のチェック
  • OK YIKO、音声レポートの音量は
位置のチェック
  • OK YIKO、どこにいる?
  • OK YIKO、消耗品の期限は切れてる?
タスクのチェック
  • OK YIKO、今何してる
機能のチェック
  • OK YIKO、自己紹介して
https://gadgerba.jp/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpgイツキ

お~け~、いーこーぅ!のようにネイティブっぽく発音して呼びかけることがポイントです笑。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNIのレビューまとめ

本記事では「【ECOVACS DEEBOT T10 OMNI レビュー】ハイエンドモデルをもっと手軽に!全自動でモップ洗浄とゴミ収集する音声アシスタントYIKO搭載ロボット掃除機」について書きました。

価格は15万円前後とお高くはありますが、同社のハイエンドモデル(約20万円)と性能が遜色ない製品をこの価格で使えるというのはとても魅力的です。

掃除機がけや水拭き作業、メンテナンスもあわせて全自動でしてくれるロボット掃除機をお探しの方はぜひ「ECOVACS DEEBOT T10 OMNI」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

メリット
デメリット
  • 清潔感のある外観
  • 5,000Paの強力な吸引力
  • 全自動でモップ洗浄&ゴミ収集
  • AI学習と高性能カメラで高い障害物回避能力
  • 「True Mapping2.0」で精度の高いマッピング
  • 独自の音声アシスタント「YIKO」搭載
  • 全自動クリーニングステーションが大きい&重い