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こんにちは、「iPhone 13 Pro」はiPhoneシリーズ5台目となるイツキ(@saigalog)です。
今回レビューする「iPhone 13 Pro」は、私もこれまで愛用してきた「iPhone 12 Pro」が正当進化したハイエンドスマホです。
目玉の新機能は光学3倍ズームとマクロ撮影、そしてシネマティックモード。
本体が重くなった代わりにバッテリー容量も増え、より長く使い続けることが可能になりました。
本記事では実際の使用感を始め、前モデルの「iPhone 12 Pro」や「iPhone 11 Pro」で撮影した写真の比較、動画についてなど詳しくレビューしていきます!
【2024年】iPhoneと一緒に使いたいアクセサリー・周辺機器25選スマートフォンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
ということで、まずはディスプレイについて。
サイズは6.1インチ、解像度は2532 × 1170で460ppiで前モデル「iPhone 12 Pro」から変わりありません。
ですが、ノッチがこれまでより20%小さくなったということでインチ数は同じでも画面として使える部分は広くなりました。
有機EL(OLED)、HDR対応ということで画面の美しさは言うまでもありません。
さらに最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、スクロールやアニメショーンなどがこれまで以上にヌルヌル(なめらかに)と動くようになりました。
このなめらかさというのは、iPhoneのロックを外して画面を開いた瞬間から実感できます。
一般的にリフレッシュレートが高くなればなるほどバッテリーの消耗が激しくなるのですが、ProMotionテクノロジーを搭載してこの問題をクリア。
静止状態や動きが少ないシーンでは低リフレッシュレート、動きの多い場面では高リフレッシュレートと可変にすることでバッテリー消耗を最小限に抑えています。
ようやくiPhoneも120Hzに対応した、ということでAndroidから乗り換えている方も多くいるようです。
続いては重さ。
iPhoneシリーズの重さはそれぞれ以下のようになっています。
- iPhone 11:194 g
- iPhone 11 Pro:188 g
- iPhone 11 Pro Max:226 g
- iPhone SE 2020:148 g
- iPhone 12 mini:133 g
- iPhone 12:162 g
- iPhone 12 Pro:187 g
- iPhone 12 Pro Max:226 g
- iPhone 13 mini:140 g
- iPhone 13:173 g
- iPhone 13 Pro:203 g
- iPhone 13 Pro Max:238 g
もともと重めだったProシリーズですが、「iPhone 13 Pro」は203 gと「iPhone 12 Pro」からさらに16 g増。
バッテリーが「iPhone 12 Pro」から280mAh増えているので仕方ないところもありますが、200 g超えはさすがにちょっと重すぎです…。
大型化、重量化はハイエンドスマホの宿命なのかもしれませんが、個人的にはもう少し頑張ってもらいたいところ。
バッテリー容量を削ってでも、190 g前後をどうにかキープして欲しいのが本音となります。
形状についても述べておきます。
フラットデザインの側面は前モデル「iPhone 12 Pro」から引き続きとなりました。
なにより持ちやすく、シンプルで無駄のないカード型なので気に入っているのですが今後「iPhone 11 Pro」のような曲面デザインは戻ってくるのでしょうか。
「iPhone 14 Pro」ではデザインを刷新するかも、という噂を聞いたり聞かなかったり。
個人的にはもうデザインはあまりいじらないで欲しいなぁと思っています。
次は動作面について。
記事の後半に記載していますが、AnTuTuスコアは77万超え。
基準として50万以上がハイエンドスマホの定義なので、その数値を余裕でぶち抜いています。
実際の使用感もその数値に違わず、ヌルヌルサクサク快適そのものです。
正直言って性能面は、もはやモバイル端末の最高到達点まできてしまっていると感じています。
おそらくこれ以上高性能になっても人間が感知できないレベルになりそうです。
そして気になるカメラ性能。
「iPhone 13 Pro」を選ぶ動機のNo.1が“進化したカメラ”と言っても過言ではないでしょう。
実際に撮影した写真や動画は以降の記事に載せていますので、そちらもぜひあわせてご覧ください。
目玉となるのは、3倍光学ズームとマクロ撮影に対応したこと。
これまでの望遠レンズは2倍光学ズームが限界で、それ以上倍率を上げるとデジタルズームとなり、画質面で考えるとあまり積極的に使いたいものではありませんでした。
それが今回から望遠レンズが3倍光学ズームに対応したことで、さらに遠距離を高画質で撮影することが可能になったというわけです。
またマクロ撮影ができるようになり、なんと被写体から2 cmの距離まで接近してしっかりピントがあった写真を撮れるようなりました。
私のカメラの主な使用方法は、家族(子ども)の写真とブログ用写真の撮影。
前者に関して言えば、3倍光学ズームとマクロ撮影はなんの文句もありません。
使い勝手が向上し、手軽に多彩な写真が即座に撮れるようになって大満足しています。
ただブログ用の写真撮影は、3倍光学ズームだと少し難しくなってしまいました。
というのも光学ズームの最大の利点は、撮影者が寄らなくていいので影が写り込まないこと。
3倍になってもその利点は変わらないのですが、室内の場合動けるスペースが限られているため2倍のときよりも工夫する必要が出てきています。
物理的な制限があることは重々承知していますが、個人的には2倍と3倍を固定の倍率ボタンとして両方作ってくれたら最高でした。
またマクロ撮影も室内では不向きです。
被写体のスレスレまで寄らないとマクロ撮影モードにならないのですが、必然的にカメラや自分自身の影で暗くなってしまいます。
屋外で花や虫をマクロ撮影しているときは、そういったストレスを感じることはほとんどありませんでした。
結論として目玉の新機能は屋外では最高、屋内ではもうちょっと使い勝手を改善して欲しい、というのが私の意見となります。
あとはバッテリーと充電周りについて。
こちらも前モデル「iPhone 12 Pro」から引き続き、Qiワイヤレス充電はもちろん、MagSafeに対応しています。
毎年のように注目の中心になっているLightningポートですが、もはや充電ポートとしての役割はほとんど終えてきています(急速充電時は使いますが)。
今後のシリーズではポートレス化、なんて噂もあるのでますますワイヤレス充電が主流となっていくことでしょう。
最後は「iPhone 13 Pro」を買うべきかという点について。
結論から述べるとこうなります。
- iPhone XS以前の方:おすすめ
- iPhone 11以降の方:おすすめしない
わかりやすく言えば搭載されているカメラの違いです。
iPhone XS以前は単一レンズでしたが、iPhone 11以降は複数のレンズが搭載されるようになりました。
望遠、広角、超広角の3種類ですが、画面の倍率ボタンをポンと押すだけで即時に、シームレスに切り替わるのは想像以上に便利で快適です。
ですので、現時点でその体験を味わったことがないというiPhoneユーザーの方にはおすすめできます。
反対にiPhone 11以降の機種を使っている方にはあまりおすすめできません。
というのも「iPhone 11 Pro」から3世代に渡ってProシリーズを使い続けている私が実感しているのは、そこまで大きな変化がないこと。
誤解を恐れず言ってしまうと、iPhoneシリーズは「iPhone 11 Pro」でもう完成しています(Maxの話をしだすとややこしいのでここでは割愛)。
もちろん今回のように3倍光学ズームやマクロ撮影などカメラの性能が上がったり、リフレッシュレートやSoCもより高性能なものになっています。
ただ大多数のiPhoneユーザーがその差を強く実感できるかと言うと、正直疑問が残ります。
毎年iPhoneを買って、そのたびに下取りに出している場合はリセールバリューを活かして安く買うことはできますがそれでも数万円の出費は必然。
新規の場合は12万円以上を支払うことになりますが、普通に使って1年間でその価格分の価値を回収できるかと言われると…ちょっとむずかしいかもしれません。
また今回から容量として、いつもの128/256/512GBに加えて1TBのモデルが登場しました。
価格としては18万円強。
容量がたくさんあれば写真や動画は撮影し放題、アプリも気にすることなくどんどんダウンロードできます。
いい事づくしに思えますが、安易に手を出すのはちょっと待っていただきたい。
そういう私は今回の「iPhone 13 Pro」でも128GBを選んでいます。
同業者(ガジェットブロガー)のほとんどは256GBにしているのを目をしていましたが、なぜ私は一番容量が少ないモデルを選び続けるのか。
それはプロフィール欄にも書いているとおり、「生活レベルを上げない」というのをモットーにしているからです。
一度256GB以上を選ぶと、次のiPhoneも同じ容量かそれ以上のものを選ばざるを得なくなります。
256GB → 128GBに移行する場合、必ずデータの削除や整理が必要になり、そんな面倒なことに時間や労力を使いたくない人が大半だと思います。
機種変するときに古い機種を下取りに出す場合でも、128GBと256GBでは実質の負担額が高くなります。
これはつまり、年額の固定料金が高くなっているのと同じで生活レベルが上がってしまっています。
一度上がってしまった生活レベルを下げるのは至難の業。
もちろん仕事やプライベートでガンガン写真や動画撮影をするので、一週間も経たないうちに容量パンパンという人が大容量モデルを選ぶのは全然アリだと思います。
でもそれ以外の人は、本当にそんなに大きな容量が必要なのか一度考え直してみるべきです。
私の例でいくと、プライベートの写真を月に500枚、ブログ関連の写真を月に2,000枚近く撮るので合計で月に2,500枚。
それでも128GBで十分なのは、定期的にPC経由で自宅のNAS(ネットワーク接続したHDD)にバックアップを取り、iPhone内のデータを整理する運用をしているためです。
PCが人並みに使えて少しだけNASを勉強して設置するだけで、年間数万円が浮くと考えればかなりお得な話だと思いませんか。
少し話が脱線気味になりましたが、高価なスマホなので自分に本当に必要なのか購入前によく検討してみてくださいね!
「iPhone 13 Pro」を歴代のProシリーズと比べてみました。
外箱は前モデル「iPhone 12 Pro」とまったく同じサイズ感です。
ディスプレイはProMotionテクノロジーを搭載し、リフレッシュレートが10~120Hzに可変します。
モバイルは左スライドで全表示13 Pro | 12 Pro | 11 Pro |
---|---|---|
ProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ | 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ | 5.8インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi-Touchディスプレイ |
2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi | 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi | 2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi |
最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジー | - | - |
HDRディスプレイ | HDRディスプレイ | HDRディスプレイ |
True Tone | True Tone | True Tone |
広色域(P3) | 広色域(P3) | 広色域(P3) |
触覚タッチ | 触覚タッチ | 触覚タッチ |
2,000,000:1コントラスト比(標準) | 2,000,000:1コントラスト比(標準) | 2,000,000:1コントラスト比(標準) |
最大輝度1,000ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) | 最大輝度800ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) | 最大輝度800ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) |
耐指紋性撥油コーティング | 耐指紋性撥油コーティング | 耐指紋性撥油コーティング |
複数の言語と文字の同時表示をサポート | 複数の言語と文字の同時表示をサポート | 複数の言語と文字の同時表示をサポート |
画面上にあるノッチは「iPhone 12 Pro」と比べて20%小さくなりました。
背面には従来と同じくテクスチャーマットガラスが採用され、高級感がありサラッとした心地よい触り心地になっています。
「iPhone 13 Pro」には新色として“シエラブルー”が追加されました。
水色のような紫色のようなグレーのような、光の当たり方で見え方が変わる不思議な色合いです。
側面は12 Proから引き続きフラットデザインが採用されています。
カメラはさらに大きく進化し、3倍の光学ズームとマクロ写真撮影が可能になりました。
モバイルは左スライドで全表示13 Pro | 12 Pro | 11 Pro |
---|---|---|
Pro 12MPカメラシステム:望遠、広角、超広角カメラ | Pro 12MPカメラシステム:超広角、広角、望遠カメラ | トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠) |
超広角:ƒ/1.8絞り値と120°視野角 望遠:ƒ/2.8絞り値 広角:ƒ/1.5絞り | 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値 | 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.8絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値 |
3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ | 2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ | 2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト |
最大15倍のデジタルズーム | 最大10倍のデジタルズーム | 最大10倍のデジタルズーム |
LiDARスキャナを活用したナイトモードのポートレート | LiDARスキャナを活用したナイトモードポートレート | - |
進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード | 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード | 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード |
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) | 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) | 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) |
デュアル光学式手ぶれ補正(望遠、広角) | デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠) | デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠) |
センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) | センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) | - |
6枚構成のレンズ(望遠、超広角)、7枚構成のレンズ(広角) | 5枚構成のレンズ(超広角)、6枚構成のレンズ(望遠)、7枚構成のレンズ(広角) | 5枚構成のレンズ(超広角)、6枚構成のレンズ(広角、望遠) |
True Toneフラッシュとスローシンクロ | より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ | より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ |
パノラマ(最大63MP) | パノラマ(最大63MP) | パノラマ(最大63MP) |
サファイアクリスタル製レンズカバー | サファイアクリスタル製レンズカバー | サファイアクリスタル製レンズカバー |
100% Focus Pixels(広角) | 100% Focus Pixels(広角) | 100% Focus Pixels(広角) |
ナイトモード | ナイトモード(超広角、広角) | ナイトモード |
Deep Fusion | Deep Fusion(超広角、広角、望遠) | 自動調整 |
スマートHDR 4 | シーン検出に対応するスマートHDR 3 | 次世代のスマートHDR(写真) |
フォトグラフスタイル | - | - |
マクロ写真撮影 | - | - |
Apple ProRAW | Apple ProRAW | - |
写真とLive Photosの広色域キャプチャ | 写真とLive Photosの広色域キャプチャ | 写真とLive Photosの広色域キャプチャ |
レンズ補正(超広角) | レンズ補正(超広角) | - |
高度な赤目修正 | 高度な赤目修正 | 高度な赤目修正 |
写真へのジオタグ添付 | 写真へのジオタグ添付 | 写真へのジオタグ添付 |
自動手ぶれ補正 | 自動手ぶれ補正 | 自動手ぶれ補正 |
バーストモード | バーストモード | バーストモード |
画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG | 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG | 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG |
望遠、広角、超広角のそれぞれのレンズで写真を撮って「iPhone 11 Pro」「iPhone 12 Pro」と比較してみました。
光学ズームが2倍から3倍になったのは大きな違いですが、それ以外の画質の差は素人目にはほとんどわからないのが正直なところです…。
ビデオ撮影ではシネマティックモードが搭載され、顔を認識してピントを自動調整してくれます。
どこにフォーカスさせるかは撮影後に編集することもできます!
「iPhone 13 Pro」の外箱は、黒を基調としたシンプルでクールなデザインです。
裏面の上下に開閉シールが貼られています。
同梱物として以下のものが入っています。
- iPhone 13 Pro本体
- USB-C – Lightningケーブル
- マニュアル
- ステッカー
- SIMピン
付属のUSB-C – Lightningケーブルの長さは約100 cmです。
ステッカーはおなじみのリンゴマーク。
SIMピンはSIMカードを交換するときに使います。
Appleの「iPhone 13 Pro」は、iPhoneシリーズ15世代目となる次世代通信規格5Gに対応したiOSスマートフォンです。
カラーバリエーションは今回レビューしている「シエラブルー」をあわせて全4色。
- シルバー
- グラファイト
- ゴールド
- シエラブルー
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | iPhone 13 Pro |
本体サイズ | 146.7 × 71.5 × 7.65 (mm) |
重さ | 203 g |
容量 | 128/256/512 GB、1TB |
ディスプレイ | ProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi 最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジー HDRディスプレイ True Tone 広色域(P3) 触覚タッチ 2,000,000:1コントラスト比(標準) 最大輝度1,000ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR) 耐指紋性撥油コーティング 複数の言語と文字の同時表示をサポート |
防水防塵性能 | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大 |
チップ | A15 Bionicチップ |
カメラ | Pro 12MPカメラシステム:望遠、広角、超広角カメラ 超広角:ƒ/1.8絞り値と120°視野角 望遠:ƒ/2.8絞り値 広角:ƒ/1.5絞り 3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ 最大15倍のデジタルズーム LiDARスキャナを活用したナイトモードのポートレート 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) デュアル光学式手ぶれ補正(望遠、広角) センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) 6枚構成のレンズ(望遠、超広角)、7枚構成のレンズ(広角) True Toneフラッシュとスローシンクロ パノラマ(最大63MP) サファイアクリスタル製レンズカバー 100% Focus Pixels(広角) ナイトモード Deep Fusion スマートHDR 4 フォトグラフスタイル マクロ写真撮影 Apple ProRAW 写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正(超広角) 高度な赤目修正 写真へのジオタグ添付 自動手ぶれ補正 バーストモード 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG |
ビデオ撮影 | 浅い被写界深度でビデオ撮影(1080p、30fps)ができるシネマティックモード ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) 最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps)* ビデオのデュアル光学式手ぶれ補正(望遠、広角) ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) 3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ 最大9倍のデジタルズーム オーディオズーム True Toneフラッシュ QuickTakeビデオ 1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ナイトモードのタイムラプス 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) 連続オートフォーカスビデオ 4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影 再生ズーム ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264 ステレオ録音 |
TrueDepthカメラ | 12MPカメラ ƒ/2.2絞り値 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) アニ文字とミー文字 ナイトモード Deep Fusion スマートHDR 4 フォトグラフスタイル Apple ProRAW 浅い被写界深度でビデオ撮影(1080p、30fps)ができるシネマティックモード ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps)* 1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ナイトモードのタイムラプス 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) QuickTakeビデオ 写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正 Retina Flash 自動手ぶれ補正 バーストモード |
Face ID | TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 |
Apple Pay | Face IDを使った、店頭、アプリ内、ウェブ上でのiPhoneによる支払い Mac上でのApple Payによる購入の完了 エクスプレスカードによる交通機関の支払い |
ワイヤレス通信方式 | 5G(sub‑6 GHz) 4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE4 2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー 空間認識のための超広帯域チップ5 リーダーモード対応NFC、FeliCa 予備電力機能付きエクスプレスカード |
位置情報 | 内蔵GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou デジタルコンパス Wi-Fi 携帯電話通信 iBeaconマイクロロケーション |
ビデオ通話 | 携帯電話ネットワークまたはWi-Fi経由でのFaceTimeビデオ通話 5GまたはWi-Fi経由でのFaceTime HD(1080p)ビデオ通話 SharePlayを使って映画、テレビ番組、音楽やアプリの体験をFaceTime通話で共有 画面共有 FaceTimeビデオでのポートレートモード 空間オーディオ 「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモード バックカメラでの光学ズーム |
オーディオ通話 | FaceTimeオーディオ Voice over LTE(VoLTE) SharePlayを使って映画、テレビ番組、音楽やアプリの体験をFaceTime通話で共有 画面共有 空間オーディオ 「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモード |
オーディオ再生 | 対応するオーディオフォーマット: AAC‑LC、HE‑AAC、HE‑AAC v2、保護されたAAC、MP3、Linear PCM、Apple Lossless、FLAC、ドルビーデジタル(AC‑3)、ドルビーデジタルプラス(E‑AC‑3)、ドルビーアトモス、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+) 空間オーディオ再生 ユーザーによる設定が可能な最大音量制限 |
ビデオ再生 | 対応するビデオフォーマット:HEVC、H.264、MPEG-4 Part 2、Motion JPEG HDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG) Apple TV(第2世代以降)またはAirPlay 2対応スマートテレビへの、最大4K HDRのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力 対応するビデオミラーリングとビデオ出力:Lightning – Digital AVアダプタおよびLightning – VGAアダプタ経由で最大1080p(アダプタは別売り) |
Siri | メッセージの送信やリマインダーの設定などをあなたの声で実行 ロック画面上、メッセージ、メールなどでの賢い提案 「Hey Siri」を使ってあなたの声だけでハンズフリーで起動 よく使うアプリのショートカットをあなたの声で実行 |
電源とバッテリー | リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 最大15WのMagSafeワイヤレス充電10 最大7.5WのQiワイヤレス充電10 USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電 高速充電に対応: 約30分で最大50%充電11(別売りの20W以上のアダプタを使用) |
MagSafe | 最大15Wのワイヤレス充電 マグネットアレイ アラインメントマグネット アクセサリ識別NFC 磁力計 |
センサー | Face ID LiDARスキャナ 気圧計 3軸ジャイロ 加速度センサー 近接センサー 環境光センサー |
オペレーティングシステム | iOS 15 |
SIMカード | デュアルSIM(nano‑SIMとeSIM) デュアルeSIMに対応 |
外観
「iPhone 13 Pro」は、6.1インチ(2532 × 1170)で画素密度は460ppiのProMotion Super Retina XDRディスプレイを搭載しています。
- 最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジー
- HDRディスプレイ
- True Tone
- 広色域(P3)
- 触覚タッチ
- 2,000,000:1コントラスト比(標準)
- 最大輝度1,000ニト(標準)、最大輝度1,200ニト(HDR)
- 耐指紋性撥油コーティング
- 複数の言語と文字の同時表示をサポート
ディスプレイの上部にはTrueDepthカメラ、内蔵スピーカーとマイクがあります。
- 12MPカメラ
- ƒ/2.2絞り値
- 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
- 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
- アニ文字とミー文字
- ナイトモード
- Deep Fusion
- スマートHDR 4
- フォトグラフスタイル
- Apple ProRAW
- 浅い被写界深度でビデオ撮影(1080p、30fps)ができるシネマティックモード
- ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps)
- 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps)
- 最大4K、30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBのモデルでは1080p、30fps)
- 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
- ナイトモードのタイムラプス
- 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p)
- QuickTakeビデオ
- 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
- レンズ補正
- Retina Flash
- 自動手ぶれ補正
- バーストモード
ベゼルがすごく狭いので実際の大きさ(インチ)よりも広く、大画面なディスプレイという印象を受けます。
背面にはテクスチャードマットガラスが採用されています。
指紋が付きにくく、メタリックな見た目でとても高級感があります。
背面左上にはカメラ部があり、超広角・広角・望遠の背面カメラとフラッシュが搭載されています。
- Pro 12MPカメラシステム:望遠、広角、超広角カメラ
- 望遠:ƒ/2.8絞り値
- 広角:ƒ/1.5絞り値
- 超広角:ƒ/1.8絞り値と120°視野角
- 3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ
- 最大15倍のデジタルズーム
- LiDARスキャナを活用したナイトモードポートレート
- 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
- 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
- デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠)
- センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角)
- 6枚構成のレンズ(望遠、超広角)、7枚構成のレンズ(広角)
- より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ
- パノラマ(最大63MP)
- サファイアクリスタル製レンズカバー
- 100% Focus Pixels(広角)
- ナイトモード
- Deep Fusion
- スマートHDR 4
- フォトグラフスタイル
- マクロ写真撮影
- Apple ProRAW
- 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
- レンズ補正(超広角)
- 高度な赤目修正
- 写真へのジオタグ添付
- 自動手ぶれ補正
- バーストモード
- 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG
カメラ部は大型化し、これまでよりさらに出っぱっています。
右側面にはサイド(電源)ボタンがあります。
左側面にはサウンドオン/オフ(マナーモード)スイッチと音量ボタン、少し下にSIMトレイがあります。
付属のSIMピンを穴に入れ、SIMトレイを引き出してSIMカードを入れましょう。
nano-SIMとeSIMの2種類に対応しています。
下側面にはLightningポート、内蔵ステレオスピーカーとマイクがあります。
- USB(Lightning)経由の充電
- MagSafeワイヤレス充電
- Qiワイヤレス充電
サイズ・重量
「iPhone 13 Pro」のサイズは146.7 × 71.5 mmです。
厚さは7.65 mm。
手に持ってみるとこんな感じです。
重さは204 gでした。
機能
「iPhone 13 Pro」は、最新の「iOS 15」を搭載しています。
これまでのLTEにはもちろん、次世代の通信規格「5G」にも対応しているので高速にインターネットを利用できます。
5GはSub-6とミリ波に対応していますが、日本国内版ではミリ波は使えませんので要注意!
SoCは「A15 Bionicチップ」を搭載しています。
RAMは6 GB、ストレージ容量は128/256/512 GB、1TBです。
ベンチマーク「AnTuTu」でスコア計測してみました。
スコアの目安は以下になります。
これによると「iPhone 13 Pro」は文句なしのハイエンドモデルという位置づけになるようです。
ディスプレイは6.1インチ(2532 × 1170)サイズのオールスクリーンOLEDで、HDRに対応しているので色のつぶれがなく明暗がハッキリと表現されます。
背面カメラを使って写真を撮ってみました。
また「iPhone 13 Pro」から追加されたマクロ撮影も試してみました。
花や虫にここまで寄って撮影できるのは本当にスゴいです!
続いては動画です。
FHD(1080p)で30fpsと60fps、4K(2160p)で30fpsと60fpsで撮影したものをまとめています。
4K 60fpsのなめらかさと美しさはやっぱり圧巻ですね!
MagSafeやQiワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけで素早く充電することができます。
バッテリー容量は3,095mAhで、これは2021年時点の主流スマホと並べるとやや少なめです。
- Google Pixel 5a:4,680mAh
- iPhone 12:2,815mAh
- iPhone 12 Pro:2,815mAh
- iPhone 13:3,227mAh
- iPhone 13 Pro:3,095mAh
- Xperia 1 III:4,500mAh
- Galaxy S21 Ultra 5G:5,000mAh
- Redmi Note 10 Pro:5,020mAh
それでも前モデル「iPhone 12 Pro」は2,815mAhなので、300mAh近く増えました!
「Apple Pay」ではSuicaやPASMOによる交通機関の利用や買い物も、クレジットカードなどによるショッピングもキャッシュレスでカンタンにできます。
出典:Apple Pay
- QUICPay
- iD
- モバイルSuica
- モバイルPASMO
本記事では「【iPhone 13 Pro レビュー】光学3倍ズームにマクロ撮影!12 Proから正当進化したApple社謹製のハイエンドスマホ」について書きました。
完璧に思えた「iPhone 12 Pro」をさらに進化させ、より完成度が増した「iPhone 13 Pro」。
その機能や性能はほぼ限界に近く、すべてを使いこなすのはむずかしいと言っても過言ではないでしょう。
価格も最安モデルでも12万円強と高額なので、iPhone 11シリーズ以降のモデルをお使いの方は本当に必要なのか購入前によく検討してみることをおすすめします。
反対にiPhone XS以前のモデルをお使いの方は、驚くような体験を味わうことができると断言できるのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
新しいスマホを買ったら、「モバイル保険」に入っておけば万が一のときにも安心です!