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こんにちは、近ごろ音楽環境を整えるのに目覚めたイツキ(@saigalog)です。
ただオーディオの世界は深く、ハマるとどっぷりいきそうなので懐事情も考えながらゆっくり進めていく予定です笑。
ジロリ…
そんな中、完全ワイヤレスイヤホンをレビューする機会をいただきました。
TaoTronicsの「SoundLiberty 77」、防水性能IPX7で充電ケースも付いている。
圧縮形式AACにも対応しているのでiPhoneと相性が良く、ユーザーとしては高音質で音楽が聴けて嬉しい限り。
デザインも黒ベースで、LEDランプがぼんやりと青く光ったりとシックで落ち着いた大人の雰囲気なのがいいですね。
価格も1万円以下と、ライトユーザーのエントリーモデルとしてもマッチしそうな「TaoTronics SoundLiberty 77」をレビューしていきたいと思います!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まず装着感。
このイヤホンは一般的に「カナル型」と呼ばれるタイプになります。
特徴としては遮音性が高く、音漏れが少ない。
ダイレクトに耳に音が届くというメリットがある一方で、違和感や疲労感を感じやすいというデメリットもあります。
で、この「TaoTronics SoundLiberty 77」は上の写真を見てもらえばわかると思いますがカナル型のうえ、イヤホン本体がすぽっと丸々耳に入ってしまうデザインになっています。
調べてみたところ、どうやらここは耳甲介腔という部位とのこと。
ここにイヤホンが本体ごと入ると何がスゴいのかというと、やっぱり遮音性が全然違うんですよね。
イヤーピースの部分が耳の穴にフィットして、さらにそれを上から本体でフタをする、そういうイメージです。
もちろんまったく外の音がしなくなる、ということはないのですが一般的なカナル型とは雲泥の差になっていると思います。
本体がまるごと耳に入ってしまうのにはもう1つメリットがあって、それは耳が疲れにくいということ。
普通のカナル型は耳の穴だけでイヤホンの全重量(と言っても4,5g程度ですが)を支えるので、長時間使っているとだんだん疲れてきたり痛くなってくることが多い。
一方で「TaoTronics SoundLiberty 77」は耳全体でイヤホンの重量を支えるので、耳の穴への負担というのがだいぶ小さくなっていると実感します。
付属のイヤーピースについては完全に好みが分かれるでしょう。
正直なところ、私はあまり好みではありませんでした。
もちろん普通に聴くには機能しているのですが、音が軽めと言うかイヤホンで聴いているのに没入感が薄いと言うか。
低音も物足りなかったので、他のイヤーピースを使ってみることにしました。
このブログでも以前レビューしたハイレゾ対応の有線イヤホン「SIMGOT MT3 PRO」に付属していたイヤーピースです。
SIMGOT MT3 PROレビューはこちら 【SIMGOT MT3 PRO レビュー】ハイレゾ対応でコスパ良し、スタイリッシュなデザインの有線イヤホン実際にイヤホンに装着するとこんな感じ。
ちなみに「SIMGOT MT3 PRO」に付属しているイヤーピースは2種類「バランス型」と「高域強調型」があるのですが、「バランス型」を選びました。
こちらのほうがイヤーピース自体が厚く、低音が強めに出るからです。
聴いてみたらドンピシャ。
先ほどの不満点が一気に解消され、低音も出て深みを感じられるいい音になりました。
曲は私が昔から贔屓にしている「Owl City」のバラード、あとは最近ハマっている「I Don’t Like Mondays.」の中からチョイス。
高音も低音もバランス良く出ていて聴きやすく、文句なし。
さすがに音質は有線のハイレゾ対応、と比べると及びませんが完全ワイヤレスで防水対応と高性能で1万円以下、というのはコストパーフォーマンスとして満足いくものだと思います。
ですので私としては「TaoTronics SoundLiberty 77」を使いこなすにはまず好みのイヤーピースを見つけるのがベスト、という結論になります。
ただ、これにもちょっと気をつけなくてはならない点がありまして。
というのも、あんまり肉厚のイヤーピースをつけると充電ケースに入らないんですよね…。
充電ケース付きのワイヤレスイヤホン、というのは本来サクッと聴けて外でも気軽に充電できるところにメリットがあるものだと思いますので、
いちいちイヤーピースを外して充電しなくてはならないのは本末転倒。
つまり「TaoTronics SoundLiberty 77」を使うときは、肉厚すぎず好みの音質で聴くことができるイヤーピースを見つける必要があるということですね。
「TaoTronics SoundLiberty 77」の外箱は白と鮮やかなオレンジ色のスタイリッシュなデザインです。
裏面はこんな感じ。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 充電用USB Type-A to Micro Bケーブル
- イヤーピース
- 取扱説明書
イヤーピースは最初からイヤホンに装着されているものに加えて、サイズ違いが2種類付属しています。
こちらはUSB Type-A to Micro Bのケーブル。
TaoTronicsの「SoundLiberty 77」は充電ケースが付いた左右同時伝送対応の完全ワイヤレスイヤホンです。
シンプルで高級感のあるデザインは所有欲を満たしてくれます。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | TaoTronics SoundLiberty 77 |
型番 | TT-BH077 |
本体サイズ(イヤホン) | 25 × 20 × 22 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 72 × 39 × 26 (mm) |
重量(イヤホン) | 5 g(合計10 g) |
重量(充電ケース) | 34 g |
Bluetooth ver. | 5.0 |
防水規格 | IPX7(イヤホンのみ) |
プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
対応コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 約5時間 |
合計再生時間 | 約20時間 |
通信距離 | 約10 m |
ボタン仕様 | タッチセンサー式 |
ドライバー | 6mm PEEK+PU製 ハイブリッド仕様 ダイナミック型ドライバー |
充電時間 | 約1.5~2時間 |
外観
充電ケースの外装は黒くマットな質感で、フタの上はらせん加工されていて光の反射が美しく高級感があります。
裏面には充電ケースの仕様が記載されています。
True Wireless Stereo Earbuds
Model No.:TT-BH077
Input:5V 1000mA Output:5V 100mA
Capacity:410mAh/1.517Wh
背面にあるUSB Micro Bの入力ポートは充電用。
USB Type-A to Micro Bケーブルを接続して充電できます。
ちなみにTaoTronicsの姉妹ブランド「RAVPower」のモバイルバッテリー「RP-PB125」は低電力モード機能が搭載されているため、ワイヤレスイヤホンの充電に適しています。
RAVPower RP-PB125レビューはこちら 【RAVPower RP-PB125 レビュー】ACコンセントとモバイルバッテリーが一体となった1台2役のハイブリッド型モバイルバッテリー充電ケースの正面には白く光る4つのインジケーターがあります。
充電ケースのバッテリー残量の目安をインジケーターで確認できます。
●●●●:0%
●●●●:25%
●●●●:50%
●●●●:75%
●●●●:100%
充電ケースを開けると、イヤホンが台座に置かれています。
イヤホンを台座から取り外してみたところ。
金色に見えるのは充電端子です。
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンも充電ケースと同じ黒で、青と白に発光するロゴが特徴的。
イヤホンにも充電ケースと同じようにインジケーターがあり、色や点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 白く3回点滅:電源オン(リセットモード)
- 白と青が点滅:ペアリングモード(待機中)
- ゆっくり青点滅:ペアリング完了
サイズ・重量
ここからは「TaoTronics SoundLiberty 77」のサイズを計測していきます。
まず、充電ケースのサイズは39 × 72 mmです。
厚さは26 mm。
イヤホンの全長は25 mm、横幅は20 mmです。
イヤホンの奥行きは22 mmでした(イヤーピースなし)。
スマホ(iPhone 11 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
充電ケースの重さは34 g。
イヤホンはペアで10 gです(片方5 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
「TaoTronics SoundLiberty 77」のもっとも特徴的な機能は“MCSync”テクノロジーと言えるでしょう。
オーディオビジュアルアワード「VGP 2020」のライフスタイル部門を受賞しています!
「TaoTronics SoundLiberty 77」は2つの素材を合わせたハイブリッド素材のドライバーが採用されています。
- 耐久性に優れ歪みを抑えることが可能なPEEK「Poly Ether Ether Ketone(ポリエーテルエーテルケトン)」
- 低音に定評のあるPU「Polyurethane(ポリウレタン)」
さらに高音質の圧縮形式「AAC」に対応しているので、iPhoneなら遅延なく上質な音楽を楽しめます♪
気になる電池もち、イヤホンだけなら最大5時間、ケースで充電し直すことで最大20時間の連続再生が可能です。
さらに“ラピッドチャージ”機能が搭載されているので、わずか10分ほどの充電で約1時間も再生することができます。
ちなみに片耳のみで使うこともできます。
片方だけ充電して、もう片方で音楽を聴く、といった使い方もできますね。
そしてこの「TaoTronics SoundLiberty 77」はタッチコントロールによる音楽操作が可能です。
- 2タップ:再生/一時停止
- 右を1タップ:音量+
- 左を1タップ:音量-
- 右を3タップ:進む
- 左を3タップ:戻る
- 1タップ:通話応答
- 2タップ:電話を切る
- 2秒間長押し:通話拒否
- 2秒間長押し(ビープ音):音声コントロールオン/オフ
- 10秒間長押し:ペアリング履歴消去
覚えるのが少し大変ですが、機能が豊富で便利です♪
また、防水性能も兼ね備えています。
等級は「IPX7」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。
IPX7の防水性能は高く、一定時間水に沈めても壊れません!
防水なのはイヤホンのみで、充電ケースは防水ではありませんのでご注意を!
本記事では「【TaoTronics SoundLiberty 77 レビュー】充電ケース付き防水性能IPX7左右同時伝送対応ワイヤレスイヤホン」について書きました。
独自のシステム「MCSync」が搭載され、軽量で防水性能IPX7、タッチコントロールありといたれりつくせりのこのイヤホン。
このスペックで1万円以下、というのですからコスパについては申し分ないですね。
強いて言うならイヤーピースが私には合わなかったので変える必要がある、というところぐらいでしょうか。
これからワイヤレスイヤホンを使ってみよう、という人にとってはちょっとそこがハードルが高いかもしれません。
逆に言えばカスタマイズして自分好みにできる、ということでもありますからそういうモチベーションがある方にはまさにうってつけと言えるでしょう。
コスパの良い完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ「TaoTronics SoundLiberty 77」を使ってみてはいかがでしょうか。