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こんにちは、イヤホンはどちらかというとカナル型が好きなイツキ(@saigalog)です。
インナーイヤー型のライトなつけ心地もいいのですが、カナル型の耳栓のような密着感と音楽への没入感が好きなんですよね。
今回レビューするCOUMIの「ANC-860」は、インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンですが、カナル型とのちょうど中間に位置するような製品です。
その理由は独自のイヤーピースにあり、イヤホンにかぶせるだけでカナル型のように耳に穴へ挿し込むことができるようになっています。
これにより軽いつけ心地でも密着感を得られるという、両者のいいとこ取りを実現。
防水性能はIPX7で必要十分です。
連続再生時間もイヤホンのみで7.5時間ととても長く、Hybrid ANCをオンにしても5.5時間とバッテリー持ちは非常に良好。
本記事ではそんな機能がそろっていて使い勝手の良い「COUMI ANC-860」を、実際の使用感とともに詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
イヤホンと言えば、まず実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。
製品の詳細やスペックは後回しにするとして、まずは使ってみて私が感じた素直な感想を述べていきたいと思います。
まずは見た目から。
充電ケース、イヤホンともに黒くマットな質感で高級感があります。
とがったデザインではないので、老若男女誰でも使いやすいのではないでしょうか。
充電ケースの背面から伸びるストラップが印象的ですし、他の完全ワイヤレスイヤホンの製品にはあまり見ない仕様なので珍しいですね。
充電ケースはコンパクトにまとまっていますが、イヤホン本体は他のものと比べて少し大きめかなという印象です。
一点気になったのは、イヤホンの左右を区別する「LR」の表記がないこと。
充電ケースには記載されているので、出してそのまま耳に付ける場合は問題ないですが、一度手から離れてしまうとパッと見わからなくなるので注意が必要です。
完全ワイヤレスイヤホンは製品の構造上、左右がわかりにくくなりがちなのでここは配慮して欲しかったところ。
次に装着感。
このイヤホンはいわゆる「インナーイヤー型」というタイプのもの。
耳の穴に挿し込むカナル型に比べてライトなつけ心地という反面、音がこもったり漏れやすいという特徴があります。
ですがこの製品は独自のイヤーピースを付属しているので、インナーイヤー型でありつつもカナル型のようなつけ心地で、両者のいいとこ取りをしています。
私は最初Mサイズを試したところ、圧迫感が強く違和感があったのですがSサイズに変えたら解消できました。
重さは片方6.5 gと、完全ワイヤレスイヤホンの中ではやや重ため。
ですので人によっては長時間使用していると疲れたり、痛みを感じたりすることがあるかもしれません。
フィット感は抜群なので、カンタンに取れて落ちてしまうといったことはなさそうです。
そして一番気になる音質面について。
この製品は12.5 mmのドライバーを採用しているため、特に迫力ある低音が楽しめます。
もちろん中音や高音もキレイに聴こえ、全体的にバランスが良く解像度の高いクリアなサウンドでした。
コーデックはAACに対応しているのでiPhoneなら遅延なく、高音質な音楽を楽しめます。
そして「COUMI ANC-860」は、Hybrid ANCというアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しています。
良く言えば自然なノイズキャンセリング、悪く言えば強く効果がかかっている実感がない、と言ったところでしょうか。
ANCにありがちなONにしたときの耳への圧迫感というものは少なく使いやすいのですが、まるで別世界!みたいな体験には及びません。
ですので、ANCに関しては過度な期待はせずに使うのが良いでしょう。
総評としては全体的によくまとまっていますし、防水性能もIPX7と必要十分、このクオリティで6,000円前後の価格というのは十分コスパが良いと感じています。
「COUMI ANC-860」は、ANC付きでリーズナブルな完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方におすすめできる製品です。
COUMIと言えばスマホのカスタムEQアプリですが、この製品は非対応なのが唯一残念な点でした。
「COUMI ANC-860」の外箱は、黒を基調としたシンプルでカッコいいデザインです。
裏面には製品の特徴が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- 取扱説明書
イヤーピースはS、M、Lの3種類。
イヤホンには最初からMサイズが装着されています。
付属のUSB Type-A to Cのケーブルの長さは約30 cmです。
COUMIの「COUMI ANC-860」は、充電ケースが付きハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | COUMI ANC-860 |
本体サイズ(イヤホン) | 30 × 15 × 23 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 64 × 64 × 34 (mm) |
重量(イヤホン) | 6.5 g(合計13 g) |
重量(充電ケース) | 59 g |
Bluetooth ver. | 5.1 |
防水規格 | IPX7(イヤホンのみ) |
プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
対応コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 約7.5時間(ANCオン約5.5時間) |
合計再生時間 | 約41時間(ANCオン約30時間) |
通信距離 | 約10 m |
ボタン仕様 | タッチセンサー式 |
ドライバー口径 | 12.5 mm |
充電時間 | 約1.5時間 |
外観
充電ケースの外装は黒くマットな質感で、球体のようにコロンとしていて可愛らしい印象です。
底面には充電ケースの仕様が記載されています。
Model No.:COUMI ANC-860
Input:5V 600mA
Output:5V 165mA
Capacity:720mAh/2.66Wh
背面にあるUSB Type-Cの入力ポートは充電用。
付属のUSB Type-A to Cケーブルを接続して充電できます。
充電ケースのフタを開けた手前には白く光るインジケーターがあります。
- 点滅:充電中
- 点灯:充電完了
- 点灯:イヤホンを充電中
インジケーターでバッテリー残量がわからないのはちょっと残念です。
充電ケースを開けると、イヤホンが台座に置かれています。
イヤホンを台座から取り外してみたところ。
ここからはイヤホン本体を見ていきます。
イヤホンも充電ケースと同じ黒で、マットな質感です。
イヤホンにも充電ケースと同じようにインジケーターがあり、点灯/点滅で状態を示してくれます。
- 白く点滅:充電中
- 白が消灯:充電完了
- 白く1秒点灯:電源を入れる
- 赤く1秒点灯した後消灯:電源を切る
- 赤と白に交互に点滅:Bluetoothペアリングモード
- 消灯:ペアリングに成功
- 白が消灯:ANCのON/OFF
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「COUMI ANC-860」の充電ケースのサイズは64 × 64 mmです。
厚さは34 mm。
イヤホンの全長は30 mm、横幅は15 mmです。
イヤホンの奥行きは23 mmでした。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
とてもコンパクトで、まさに手のひらサイズ。
充電ケースの重さは59 g。
イヤホンはペアで13 gです(片方6.5 g)。
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
「COUMI ANC-860」のHybrid ANC(アクティブノイズキャンセリング)は、マイクとスピーカーにより周囲のノイズを低減する機能です。
50Hz~1kHzで最大28dB低減できます。
ENCノイズキャンセリング機能も搭載し、通話時の音声をクリアにします。
12.5 mmドライバーを採用し、高音質な音楽再生が可能です。
さらに高音質の圧縮形式「AAC」に対応しているので、iPhoneなら遅延なく上質な音楽を楽しめます♪
気になる電池もち、イヤホンだけなら最大7.5時間、ケースで充電し直すことで最大41時間の連続再生が可能です。
フル充電までは約1.5時間です。
そしてこの「COUMI ANC-860」は、タッチコントロールによる音楽操作が可能です。
- 右を2タップ:再生/一時停止
- 左を2秒間タップ:曲戻し
- 右を2秒間タップ:曲送り
- 右を1タップ:音量を上げる
- 左を1タップ:音量を下げる
- 1タップ:電話に出る
- 1タップ:電話を切る
- 2秒間タップ:通話拒否
- 1秒間タップ:音声アシスタントを呼び出す
- 左を2タップ:ANCのON/OFF
機能が豊富で便利です♪
また、防水性能も兼ね備えています。
等級は「IPX7」、雨天やスポーツ時の汗など気にせず使えます。
IPX7の防水性能は高く、一定時間水に沈めても壊れません!
防水なのはイヤホンのみで、充電ケースは防水ではありませんのでご注意を!
本記事では「【COUMI ANC-860 レビュー】防水性能IPX7でHybrid ANCを搭載した高コスパのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
デザインはシンプルにまとまっているので、人を選びません。
Hybrid ANCを搭載し、12.5 mmのドライバーを採用しているので没入感のある迫力のサウンドを楽しめます。
連続再生時間はケースをあわせると最大41時間と、十分すぎる性能です。
電池持ちが良く、ANCを搭載したコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は「COUMI ANC-860」をチェックしてみてはいかがでしょうか。