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【2024年】最新のおすすめロボット掃除機4選!吸引力&水拭き性能やメンテナンスのしやすさをAnker・SwitchBot・ロボロック・ルンバで徹底比較

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こんにちは、毎日自宅でロボット掃除機を使っているイツキ(@saigalog)です。

私がロボット掃除機を使い始めてから10年以上、本格的にレビューを始めて3年ほど経ちますがその進化のスピードには目を見張るものがあります。

そこで本記事では最新のロボット掃除機4つについて、サイズやデザイン、性能面など細かく項目を分けそれらの比較や検証した結果で得点を出しました。

先に結論を知りたいという方も多くいらっしゃると思いますので、以下の表に各ロボット掃除機の総合得点と総合評価をまとめていますのでご参考ください。

総合得点総合評価
SwitchBot お掃除ロボット S1053.5
Roborock Q Revo53
Anker Eufy X10 Pro Omni52
iRobot Roomba Combo j5+39
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なお今回の検証は一般家庭の個人宅で行い、結果や評価については忖度なしのガチであることをここに宣言いたします!

この4機種を選んだ理由|最新のおすすめロボット掃除機

上の表にもありましたが、今回は以下の4つのロボット掃除機を対象として選びました。

選定の基準としては

  • 発売日が2023年下半期、または2024年である(=最新モデル)
  • 販売価格が10万円前後である

この2つを軸にしています。

まず1つ目はiRobotの「Roomba Combo j5+」です。

ロボット掃除機の中ではトップクラスの知名度を誇るアイロボット社のルンバです。

発売日が2024年4月19日の最新モデルで、ダスト容器を交換するだけで掃除機がけと拭き掃除を切り替えられるのが特徴です。

2つ目はSwitchBotの「お掃除ロボット S10」です。

スマートデバイスの第一人者として有名なSwitchBotですが、最近ではロボット掃除機にも力を入れています。

発売日は2024年5月15日で、特徴はなんといっても上下水道直結で給水・排水の手間が一切なくなるという革新的な製品です。

3つ目はAnkerの「Eufy X10 Pro Omni」です。

Ankerと言えば充電器やモバイルバッテリーのイメージが強いですが、家電ブランドであるEufyからはロボット掃除機を始め幅広いジャンルの家電製品が展開されています。

発売日は2024年2月28日で、「Eufy X10 Pro Omni」は同社のロボット掃除機の中でもハイエンドモデルという位置づけになっています。

最後、4つ目はRoborockの「Q Revo」です。

Roborock(ロボロック)社は中国企業で、ロボット掃除機専門メーカーとして勢いがあり近年注目が集まっています。

発売日は2023年12月8日で水拭きモップの洗浄や乾燥、吸水、吸引したゴミの収集など豊富な自動メンテナンス機能を搭載したほとんど人間の手がかからないロボット掃除機です。

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以下からいよいよ具体的に比較・検証を進めていきます!

ロボット掃除機を徹底比較|最新のおすすめロボット掃除機

4つのロボット掃除機を各項目ごとに比較・検証していきます。

サイズ・見た目

まずはそれぞれのロボット掃除機のサイズやデザイン面を見ていきます。

SwitchBot お掃除ロボット S10」のみがホワイトで、それ以外はブラックのカラーリングが採用されています。

各ロボット掃除機のサイズを測り、以下の表にまとめています。

直径高さコンパクトさ
iRobot Roomba Combo j5+Φ324 mm85 mm
SwitchBot お掃除ロボット S10Φ355 mm118 mm
Anker Eufy X10 Pro Omni340 × 320 mm149 mm
Roborock Q RevoΦ347 mm104 mm
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ロボット掃除機本体がもっともコンパクトなのは「iRobot Roomba Combo j5+」となります。

次にロボット掃除機の重さを測ってみました。

重さ
iRobot Roomba Combo j5+3.25 kg
SwitchBot お掃除ロボット S105.55 kg
Anker Eufy X10 Pro Omni4.60 kg
Roborock Q Revo3.75 kg
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もっとも軽いのは「iRobot Roomba Combo j5+」でした。

ゴミ収集ステーションもロボット掃除機本体と同様に「SwitchBot お掃除ロボット S10」のみがホワイトで、ほかはブラックで統一されています。

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各社の製品ごとに呼び方は異なりますが、ここでは便宜的に“ゴミ収集ステーション”で統一します。

続いてゴミ収集ステーションのサイズを比較していきます。

サイズ高さコンパクトさ
iRobot Roomba Combo j5+397 × 310 mm339 mm
SwitchBot お掃除ロボット S10195 × 260 mm410 mm
Anker Eufy X10 Pro Omni480 × 365 mm461 mm
Roborock Q Revo487 × 337 mm561 mm
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設置スペースを取らない、という意味では「SwitchBot お掃除ロボット S10」がもっとも小さく優れています。

また「SwitchBot お掃除ロボット S10」には水交換ステーションがありますが、意図的に洗濯機の防水パンと同じくらいの高さに設計されているらしく、実際に設置するとそのコンパクトさを実感できます。

最後にゴミ収集ステーションの重さを測って比較します。

重さ
iRobot Roomba Combo j5+4.05 kg
SwitchBot お掃除ロボット S104.55 kg
Anker Eufy X10 Pro Omni7.25 kg
Roborock Q Revo8.15 kg
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サイズや重さは搭載された機能に比例するので小さくて軽いほうがいい!とは一概には言えませんが、一つの結果としてご参考ください!

吸引力の検証

吸引力の検証をするために、細かく切った重さ4.7 gの紙を用意しました。

紙を床に撒き、掃除後にどれくらいの量(重さ)が残っているか測ります。

各ロボット掃除機がゴミ吸引している様子は以下のタブからそれぞれご覧ください。

8倍速です

結果は4.7 gあった紙が0.3 gになり、約93%掃除できました。

8倍速です

結果は4.7 gあった紙は3片のみ残り、約99%掃除できました。

8倍速です

結果は4.7 gあった紙が0.2 gになり、約95%掃除できました。

8倍速です

結果は4.7 gあった紙が0.3 gになり、約93%掃除できました。

今回の結果を以下の表にまとめています。

吸引力(公表)紙の残量吸引力の評価
iRobot Roomba Combo j5+非公表47 g → 0.3 g(約93%除去)
SwitchBot お掃除ロボット S106500pa47 g → 0.0 g(約99%除去)
Anker Eufy X10 Pro Omni8000pa47 g → 0.2 g(約95%除去)
Roborock Q Revo5500pa47 g → 0.3 g(約93%除去)
イツキ
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どのロボット掃除機もゴミ吸引率9割を超える素晴らしい結果でしたが、中でも「SwitchBot お掃除ロボット S10」がダントツの仕事っぷりを見せてくれました!

水拭き性能の検証

水拭き性能の検証には乾いたコーヒーの跡クレヨンの書き跡を床に用意して掃除後にどれほどキレイになっているかを目視で確認します。

各ロボット掃除機が水拭き掃除している様子は以下のタブからそれぞれご覧ください。

8倍速です

コーヒー跡は約5%、クレヨン跡は30%ほど残る結果となりました。

8倍速です

コーヒー跡は約40%、クレヨン跡は10%ほど残る結果となりました。

8倍速です

コーヒー跡、クレヨン跡ともにすべて消え去りました

8倍速です

コーヒー跡、クレヨン跡ともにすべて消え去りました

今回の結果を以下の表にまとめています。

コーヒー跡・クレヨン跡の掃除率水拭き性能の評価
iRobot Roomba Combo j5+コーヒー跡:95%
クレヨン跡:70%
SwitchBot お掃除ロボット S10コーヒー跡:60%
クレヨン跡:90%
Anker Eufy X10 Pro Omniコーヒー跡:100%
クレヨン跡:100%
Roborock Q Revoコーヒー跡:100%
クレヨン跡:100%
イツキ
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水拭き掃除は「Anker Eufy X10 Pro Omni」と「Roborock Q Revo」が素晴らしい性能を発揮しました!

メンテナンス性

メンテナンス性について、まずメインブラシは各ロボット掃除機とも容易に着脱できるのでかんたんにお手入れできます。

次にダストボックスも同様に本体からすぐに取り外して、中の汚れを取り除くことができます。

ダストボックス容量お手入れ頻度評価
iRobot Roomba Combo j5+非公表月に1回
SwitchBot お掃除ロボット S10310ml2週に1回
Anker Eufy X10 Pro Omni330ml月に1回
Roborock Q Revo350ml2週に1回

自動ゴミ収集機能はすべてのロボット掃除機に備わっており、ゴミ捨ての頻度も1ヶ月以上に1回と毎日の掃除作業から解放してくれます。

ステーション容量お手入れ頻度評価
iRobot Roomba Combo j5+非公表アプリで通知
SwitchBot お掃除ロボット S104L1~3ヶ月に1回
Anker Eufy X10 Pro Omni2.5L2ヶ月に1回
Roborock Q Revo2.7L2ヶ月に1回
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特に「SwitchBot お掃除ロボット S10」は容量が4Lと圧倒的で、ゴミ捨て頻度が少ないのが嬉しいです!

汚水タンクについては各ロボット掃除機ごとに仕様が異なりますが、「SwitchBot お掃除ロボット S10」は上下水道直結で水の補給や排水の手間が一切不要です。

汚水タンク容量評価
iRobot Roomba Combo j5+なし
SwitchBot お掃除ロボット S10170ml(ロボット掃除機)
Anker Eufy X10 Pro Omni2.7L(ステーション)
Roborock Q Revo4.2L(ステーション)

モップの乾燥機能は「iRobot Roomba Combo j5+」以外のロボット掃除機に備わっており、手間いらずで常に清潔な状態のモップで掃除してくれます。

自動乾燥機能評価
iRobot Roomba Combo j5+なし
SwitchBot お掃除ロボット S10あり
Anker Eufy X10 Pro Omniあり
Roborock Q Revoあり

障害物回避(マッピング)能力

障害物回避やマッピングの能力を比較します。

うまく障害物を避けているかというのは、目視ではどのロボット掃除機も大きな違いは感じられませんでした

マッピングの精度については、下に載せたアプリ画像のとおりとなります。

まず「iRobot Roomba Combo j5+」は、部屋の輪郭は正確に把握できているようですが全体的にざっくりとしている印象です。

特に掃除中にロボット掃除機がマップのどこにいるのかどういう走行履歴があるのかが一切わからず、ここが一番不満に感じた点です。

次に「SwitchBot お掃除ロボット S10」は、壁の凹凸までかなり細かくマッピングできているのがわかります。

掃除中の走行ルートも細かく表示されているので、全体を丁寧に掃除してくれている実感があります。

ただし鏡を認識できないようで、鏡の奥にも空間があると勘違いしてズンズン進んでいってしまったのは残念なポイントでした(画面左のイチョウの葉のようなところがそれです)。

続いて「Anker Eufy X10 Pro Omni」も走行ルートは細かく表示されていますが、マッピングは全体が直線的でこちらもやや大雑把な印象です。

鏡についてはきちんと認識しているようで、マップにも表示されていません。

最後に「Roborock Q Revo」のマッピングはかなり正確で細かいことがわかります。

走行ルートも明確で、無駄なく丁寧に掃除されています。

しかしながらこのロボット掃除機も鏡には弱くSwitchBot お掃除ロボット S10」と同じように画面下に扇状の謎スペースが生まれてしまいました。

以上の内容をもって、障害物回避・マッピング能力の評価を以下にまとめます。

障害物回避・マッピング能力評価
iRobot Roomba Combo j5+全体的にざっくり、走行ルートが可視化されない
SwitchBot お掃除ロボット S10細かいマッピングと走行ルート表示、鏡を認識できない
Anker Eufy X10 Pro Omni全体的にざっくり、走行ルートは細かく表示
Roborock Q Revo細かいマッピングと走行ルート表示、鏡を認識できない

騒音値の検証

各ロボット掃除機の掃除中の動作音を収録し比較します。

上記画像内の数値をまとめた表が以下になります。

騒音値平均騒音値MAX評価
iRobot Roomba Combo j5+68.691.1
SwitchBot お掃除ロボット S1058.470.3
Anker Eufy X10 Pro Omni56.376.3
Roborock Q Revo56.470.2
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あくまで一般家庭内での検証という前提ですが、ご参考ください。

また実際の動作音は以下から再生できますので、こちらもあわせてご参考ください。

▲iRobot Roomba Combo j5+
▲SwitchBot お掃除ロボット S10
▲Anker Eufy X10 Pro Omni
▲Roborock Q Revo

初期設定のしやすさ・アプリの使い勝手

各ロボット掃除機にはそれぞれ専用のスマホアプリが用意されています。

初期セットアップは基本的にこのスマホアプリを通じて行います。

私は過去数年間にわたり、20台近くのロボット掃除機を自宅で使っていますが性能はもちろんのこと、スマホアプリの最適化も年々進化している実感があります。

今回の4台も例に漏れず、どれかが飛び抜けてわかりやすかったり逆に劣っているということもなく、多少スマホ操作に心得があれば誰でも問題なく設定を完了できると感じました。

またローカライズについても不自然な日本語や翻訳漏れもなく、安心して使えます。

機能面では「Roborock Q Revo」が特に豊富で、掃除方法の細かい設定や床材の指定、家具の配置などかゆいところに手が届く素晴らしい作りになっていました。

反対に「iRobot Roomba Combo j5+」は掃除中の走行ルートが表示されない点をはじめとし、全体的にざっくりとした作りで他のロボット掃除機と比べるとどうしても物足りなさを感じずにはいられません。

初期設定のしやすさアプリの使い勝手
iRobot Roomba Combo j5+
SwitchBot お掃除ロボット S10
Anker Eufy X10 Pro Omni
Roborock Q Revo

最新のおすすめロボット掃除機まとめ

本記事では「最新のおすすめロボット掃除機4選!吸引力&水拭き性能やメンテナンスのしやすさをAnker・SwitchBot・ロボロック・ルンバで徹底比較」について書きました。

各項目を数値化したことで可視化でき、それが総合評価となりましたが選ぶ基準は人それぞれであると思います。

  • iRobot Roomba Combo j5+
    ロボット掃除機の老舗アイロボット社のルンバブランドが好きでこれまでの実績を信用する方
  • SwitchBot お掃除ロボット S10
    優秀な掃除性能を求める方や、一度のセッティングで水交換の煩わしさとおさらばしたい方
  • Anker Eufy X10 Pro Omni
    Anker製品に馴染みがある方、機能豊富なロボット掃除機をコスパ面でも満足したい方
  • Roborock Q Revo
    ロボット掃除機専門メーカーの実力や、アプリのカスタマイズ性の高さを求める方

10万円前後で自分にあった最新ロボット掃除機をお探しの方は、ぜひ今回の検証結果を参考に選んでみていただけると幸いです。

総合得点総合評価
SwitchBot お掃除ロボット S1053.5
Roborock Q Revo53
Anker Eufy X10 Pro Omni52
iRobot Roomba Combo j5+39
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