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こんにちは、スマートホーム化した家電の管理に苦戦しているイツキ(@saigalog)です。
自宅のあらゆる家電のスマートホーム化を進めているのですが、その中でネックになるのは管理するスマホアプリの数がどんどん増えていってしまうことですよね。
スマートホーム化して便利な環境を整えようとする場合、私と同じように感じている方も少なくないはず。
今回レビューするTP-Linkの「Tapo L510E」はその名のとおり、既存の「Tapo」シリーズに加わったスマートLEDランプです。
つまり専用アプリ「TP-Link Tapo」でまとめて管理できるようになったというわけです。
明るさの調光ができ、スケジュールやタイマー設定など機能は十分。
そして数を多く用意しなくてはならない電球にとって、約1,650円という破格の安さが家計にとっても非常に嬉しい点です。
本記事では製品の詳細はもちろん、同シリーズの「Tapo L530E」や競合である「Philips Hue」との比較もあわせて詳しくレビューしていきます!
- 他のスマートLEDランプと比べて破格の安さ
- スマートLEDランプとして十分な機能が備わっている
- 別途ハブを用意する必要がない
- 便利な専用アプリで他の「Tapo」製品とまとめて管理できる
- Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応している
- E26口金のみ対応している(E17口金対応製品がない)
- グループでスケジュールやタイマー設定ができない
- 「Tapo」で作ったグループをAlexaに連携できない
- リモコンなどの周辺機器がない
色も調光できるフルカラーのスマートLEDランプ「TP-Link Tapo L530E」もレビューしているのでそちらもぜひ!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「TP-Link Tapo L510E」の外箱は、白と青を基調としたシンプルなデザインです。
外箱の側面と背面には製品の仕様や特徴が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- Tapo L510E本体
- かんたん設定ガイド
TP-Linkの「Tapo L510E」は明るさを調光でき、スマートスピーカーなどの音声アシスタントで操作できるスマートLEDランプです。
「TP-Link Tapo L510E」には大きくわけて8つの特徴があります。
- 調光
- スケジュール&タイマー
- 音声コントロール
- おでかけモード
- かんたん設定
- ハブ不要
- 省エネ
- Tapoシリーズ
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | TP-Link Tapo L510E |
本体サイズ | 全長112 mm、直径60 mm ※実測値 |
重さ | 72 g |
取得した認証 | CE, RoHS, 技適 |
口金サイズ | E26 |
Wi-Fiプロトコル | IEEE 802.11b/g/n |
Wi-Fi周波数 | 2.4 GHz Wi-Fi |
入力 | 100V, 50/60Hz, 0.16A |
全光束 | 806ルーメン |
定格消費電力(W) | 9.0W |
色温度 | 2,700 K |
配光角 | 220° |
調光 | 対応 |
外観
「TP-Link Tapo L510E」の見た目は一般的なLED電球と変わらず、全体が白で統一されたシンプルなデザインです。
電球を上から見るとこんな感じ。
側面にはブランド名である「Tapo」のロゴと、その下に“調光対応”と記載されています。
また裏面には製品の型番や仕様、各種認証マークが記載されています。
型番:Tapo L510E 調光対応Wi-Fi LEDランプ
E26 9.0W 100V~ 50/60Hz 0.16A
220° 800lm 2700K
ソケットは一般的な照明器具に使われることの多い「E26口金」に対応しています。
お手持ちの照明器具が「E26口金」に対応しているか必ず確認しておきましょう。
照明器具のソケットに回し入れればセット完了です。
また電球はインテリアの一部にもなりますので、デザイン面が気になる方もいるかと考え手元にあるエジソンバルブ系LEDランプと比較してみました。
さすがに“見せる電球”として使うのは難しいですが、それを補って超えるほどの便利さが「TP-Link Tapo L510E」には秘められています。
サイズ・重量
「TP-Link Tapo L510E」の全長は112 mmです。
直径は60 mm。
スマホ(iPhone 12 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
手のひらサイズなので収納にも困らず、付け替え作業もスムーズに行なえます。
重さは72 gでした。
機能
まずは「TP-Link Tapo L510E」を照明器具のソケットに取り付け、専用アプリ「TP-Link Tapo」でセットアップしましょう。
TP-Link Tapo
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同様の手順で私は全部で5つの「TP-Link Tapo L510E」をセットアップしました。
スマホアプリ「TP-Link Tapo」ではセットしたランプの電源ON/OFFや明るさを切り替えられます。
スケジュール機能では例えば日没と同時にランプを点灯し、日の出のときに消灯するといった自動化が可能です。
おでかけモードは外出時に防犯に役立ち、タイマー機能もあるので一時的な自動化に便利です。
今日、過去7日、過去30日それぞれの稼働時間やエネルギー使用量などを確認できるので省エネに役立ちます。
デバイス設定ではデバイスに関する各種設定や、ファームウェアアップデートが行なえます。
プリセットの明るさを5つまで設定できます。
デバイス設定の端末情報をタップすると、IPアドレスやファームウェアバージョンといった細かい情報を確認できます。
複数のランプを使う場合は「グループ」を作ってまとめて管理しましょう。
グループ内にあるランプのON/OFFや明るさの調整を一括で行なえます。
ランプの明るさをグループで一括変更しているところを動画にしてみました。
ほぼリアルタイムでランプの明るさが変わっていくのがわかると思います。
「TP-Link Tapo L510E」は、GoogleアシスタントやAmazon AlexaといったAIスマートスピーカーにも対応しています。
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これで「TP-Link Tapo L510E」をスマートスピーカーで操作できるようになりましたが、このままの状態ではランプを一括でON/OFFしたり、調光することができません。
「Tapo」アプリで設定したグループはAlexaアプリに引き継がれないので、別に設定する必要があります。
Alexaに話しかけて、グループ単位でランプのON/OFFや調光しているところを動画にしてみました。
ちなみに本記事や動画内で使っている照明器具は「ヘビーガイシャンデリア」という製品です。
TP-Linkのスマートランプには「Tapo L510E」の他にもう1つ、「Tapo L530E」という製品があります。
見た目はほぼ同じですが「Tapo L510E」は明るさの調整が可能で、「Tapo L530E」は色と明るさを調整できます。
それぞれの製品の違いについて、わかりやすく以下の表にまとめてみました。
モバイルは左スライドで全表示Tapo L510E | Tapo L530E | |
---|---|---|
重さ | 72 g | 75 g |
調光 | 明るさ | 色、明るさ |
価格 | 1,650円(想定販売価格) | 2,200円(想定販売価格) |
どちらも他のスマートLEDランプに比べるととてもリーズナブルです!
“スマートLEDランプ”と言えば「Philips Hue」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
スマートLEDランプを選ぶ上で迷うのは「結局どれを買ったらいいのか?」というところですよね。
そこで同じく明るさが調光できるスマートLEDランプである「Philips Hue ホワイト シングルランプ」との違いはどこなのか、わかりやすく以下の表にまとめてみました。
モバイルは左スライドで全表示TP-Link Tapo L510E | Philips Hue ホワイト シングルランプ | |
---|---|---|
ハブ | 不要 | Hue Bridge |
色温度 | 2,700 K | 2,700 K |
口金 | E26 | E26 E17 |
ルーメン出力 | 806 lm | 800 lm |
消費電力 | 9.0 W | 10 W |
周辺機器 | なし | リモコン(Dimmerスイッチ、モーションセンサ、スマートボタン) |
価格 | 約1,650円 | 約3,740円 |
まず大きな違いとして言えるのが「TP-Link Tapo L510E」はWi-Fiに直接接続できるので、全機能を使うために別途ハブを用意する必要がないということ。
Philips Hueシリーズのハブである「Hue Bridge」は7,000円前後するため、お財布事情としてもスマートLEDランプの環境を整えるためのハードルが高いです。
色温度やルーメン、消費電力などのスペックについては大きな差がありません。
そしてなんと言っても特筆すべきはそれぞれの価格。
「Philips Hue ホワイト シングルランプ」はオープン価格のため店舗によって多少前後しますが、「TP-Link Tapo L510E」の2倍以上の値段となります。
仮に5つのスマートLEDランプをそろえようとすると
- TP-Link Tapo L510E:1,650円 × 5 = 8,250円
- Philips Hue ホワイト シングルランプ:3,740円 × 5 = 18,700円
とこのように差が歴然となります。
「Philips Hue」シリーズ高すぎ!?
と思ってしまいますが「TP-Link Tapo L510E」にない利点としては、Dimmerスイッチやスマートボタンといったいわゆるリモコンが周辺機器として用意されているところにあります。
私もこれまでスマートLEDランプを日常的に使ってきて、やはりリモコンなどの物理スイッチの便利さは捨てがたいと強く感じています。
また「Philips Hue ホワイト シングルランプ」にはE17口金に対応した製品もあるので、幅広い照明器具に使えるという強みがあります。
どちらの製品にも良い点・惜しい点がそれぞれあるというのが結論と言えるでしょう。
- 明るさを調光できてとにかくリーズナブルなスマートLEDランプは?
- 「TP-Link Tapo L510E」がおすすめ!
- ライトのバリエーションやリモコンなどの周辺機器がそろっているのは?
- 「Philips Hue」シリーズです
今後「TP-Link Tapo L510E」に対応したリモコンやE17口金に対応した製品が発売されたら最強ですね!笑
本記事では「【TP-Link Tapo L510E レビュー】明るさの調光に対応しスマートスピーカーから操作できるコスパに優れたスマートLEDランプ」について書きました。
改めて「TP-Link Tapo L510E」について、良い点・気になる点をまとめます。
- 他のスマートLEDランプと比べて破格の安さ
- スマートLEDランプとして十分な機能が備わっている
- 別途ハブを用意する必要がない
- 便利な専用アプリで他の「Tapo」製品とまとめて管理できる
- Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応している
- E26口金のみ対応している(E17口金対応製品がない)
- グループ単位でスケジュールやタイマー設定ができない
- 「Tapo」で作ったグループをAlexaに連携できない
- リモコンなどの周辺機器がない
気になる点はいくつかあるものの、価格面を始めとしそれらを補って超えるほどの魅力が本製品には盛り込まれています。
明るさを調光できてスマートスピーカーで操作できるリーズナブルなスマートLEDランプをお探しの方は、ぜひ「TP-Link Tapo L510E」をチェックしてみてはいかがでしょうか。