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こんにちは、スマートロックがない生活はもう考えられないイツキ(@saigalog)です。
特にわが家には小さな子どもがいるので、防犯面も含めて様々なシーンでスマートロックの恩恵を日頃から感じています。
ただ、長く使っているうちに少しずつ「もっとこうだったらいいのにな…」と思う点が出てきました。
そんなことを考えて始めていた矢先に登場したのが、今回レビューする「SwitchBotロックPro」というスマートロック。
SwitchBotといえば今やスマートデバイス界の第一人者で、生活のかゆいところに手が届く革新的なデバイスを世に送り出しているメーカーです。
この「SwitchBotロックPro」はそんな今までのスマートデバイスのノウハウを注ぎ込み、また前モデルである「SwitchBotロック」でのユーザーからのフィードバックを受け止め、改善に改善を尽くしていると実感する仕上がりになっています。
本記事ではそんな究極のスマートロックと言っても過言ではない「SwitchBotロックPro」について、詳しくレビューしていきます!
「SwitchBotロックPro」がさらに便利で快適になる「SwitchBotキーパッドタッチ」についても詳しくレビューしていますので、そちらもぜひ!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「SwitchBotロックPro」の外箱は、黒で統一された高級感のあるデザインです。
他のSwitchBot製品の外箱は白ベースのため、“Pro”らしさのために差別化しているようです!
裏面には製品の仕様が記載されています。
同梱物として以下のものが入っています。
- SwitchBotロックPro本体
- プラスドライバー
- 予備両面テープ
- サムターンホルダー
- 磁石
- クリーニングティッシュ
- 取扱説明書
- 予備ネジ
- 固定補強テープ
- 接着促進剤
- 単三電池 × 4
単三電池が4本付属しています。
予備用の両面テープが付属しています。
サムターンホルダーはネジ締めで幅の調節ができます。
磁石は本体と同じマットなブラック。
予備用のネジは4本付属しています。
プラスドライバーも同梱されているので、別途用意する必要がなく親切です。
クリーニングティッシュを使って「SwitchBotロックPro」を貼り付ける面を掃除します。
接着促進剤を貼る面に塗布することで、より両面テープの粘着力が高まります。
固定補強テープで両面テープの固定をサポートします。
「SwitchBotロックPro」はスマホアプリやNFCタグ、遠隔操作や自動施錠にも対応した機能豊富なスマートロックです。
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | SwitchBotロックPro |
本体サイズ | 119 × 54 × 71 (mm) |
重さ | 445 g |
素材 | マグネシム・アルミニウム合金、PC+ABS |
電池 | 単三電池 × 4本(1.5V、2900mAh) |
電池寿命 | 約9ヶ月 |
使用環境 | 屋内のみ |
対応OS | iOS 12.0+、Android 5.0+ |
通信方式 | Bluetooth 5.0 |
外観
「SwitchBotロックPro」の外観は、つや消しの黒で統一されたシンプルながら高級感のあるデザインです。
本体上部にはSwitchBotのロゴが刻印されています。
本体正面、上部にある電池カバーを取り外して電池の交換ができます。
LED表示ランプは本体の動作に連動して各色に点灯/点滅します。
- 青色にゆっくりと点滅:デバイスを追加中/ファームウェアアップデート中
- 青色と赤色が交互にゆっくりと点滅:デバイスの追加に失敗/ファームウェアアップデートに失敗
- 緑色に点灯:施錠/解錠に成功
- 赤色に点灯:低電力/デバイス作動に異常発生
本体下部にはサムターン(ツマミ)があります。
横から見るとこんな感じ。
裏面はこうなっています。
サムターンの裏側にはサムターンホルダーを取り付けます。
両面テープの下部内側には製品の型番や各種マークが記載されています。
設置手順はこの後の「機能」の項で詳しく解説しています!
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「SwitchBotロックPro」のサイズは119 × 54 mmです。
奥行きは71 mmです。
スマホ(iPhone 15 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。
「SwitchBotロック」とも比較してみました。
「SwitchBotロック」に比べて少しだけ大きくなりましたが、手に収まるほどコンパクトな本体です。
重さは445 g(電池込み)でした。
機能
ここからは「SwitchBotロックPro」の設置やセッティングの手順を具体的に説明していきます。
わが家の扉はこのように大型ハンドルで、上下に1つずつ鍵がついているタイプのものです。
設置が完了したら電池の絶縁シートを抜き取ります。
ここからはスマホアプリ「SwitchBot」でセッティングする手順です。
ここではiPhone(iOS)を例にして説明しています。
SwitchBot
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続いて1つの扉に「SwitchBotロックPro」を2台設置するときの“ツインロックモード”の設定手順をご紹介します。
トップ画面には施錠/解錠や電池残量の確認、キーパッドボタンや履歴ボタンがあります。
キーパッドでは登録した「SwitchBotキーパッドタッチ」の情報を確認できます。
パスコードやNFCカードで施錠/解錠ができる「SwitchBotキーパッドタッチ」についても詳しくレビューしていますので、そちらもぜひ!
履歴では「SwitchBotロックPro」が動作したログを確認できます。
設定では「SwitchBotロックPro」に関する各種設定の確認や変更を行えます。
情報を編集ではツインロックやメインデバイス名の確認・編集や、ホーム・ルームの確認・編集を行えます。
クイックキー設定では、クイックキーのON/OFFやアクション設定が行なえます。
アラート設定では「SwitchBotロックPro」の状態により各種通知のON/OFFや、通知するまでの時間を設定できます。
自動施錠では、ON/OFFや施錠までの時間を設定できます。
NFCでは施錠・解錠のトリガーをSwitchBotタグに書き込み、設定できます。
クラウドサービスではGoogleアシスタントやAlexaといったスマートスピーカーと連携するときの設定ができます。
音声でロック解除したい場合、Alexaアプリで設定変更する必要がありますのでお忘れなく!
ファームウェア&バッテリーでは、バッテリー残量やファームウェアバージョンを確認できます。
デバイス情報ではBLE MACが確認できます。
「SwitchBotロックPro」は「SwitchBotロック」からありとあらゆる面が変わり、進化しています。
デザインはさほど変わらないように見えますが、実際に手に取ると“Pro”らしいビルドクオリティの高さを感じます。
「SwitchBotロック」は少しだけおもちゃっぽさがありましたが、「SwitchBotロックPro」では完全にそれがなくなり、よりカッチリした印象です。
サイズ感は少し大きくなり、重さは約259 g→445 gと大幅に重くなりました。
重くなったことを考慮して接着促進剤や固定補強テープを付属するようになったのだと思われます。
サムターンがつまみ形状からダイアル形状になったのも回しやすく嬉しい進化です。
またサムターンホルダーがこれまではパターンによる固定だったのが、ネジ締めによるフレキシブル方式になったのは特筆すべき大きな改善点です。
これにより今までの「ジャストフィットではないかな…」というモヤモヤ感から完全に解放されました!
電池がCR123Aから単三電池に変わったのも、家計的にも助かる嬉しい点です。
CR123Aは近所で売ってないし正直高め…だったのが単三電池になったことで運用コストが大幅に激減しました。
先述したとおり接着促進剤と固定補強テープが付属するようになり、ユーザーからのフィードバックをしっかり取り入れていると感じました。
長く使っているとだんだん両面テープがゆるくなってくる…という問題点を感じていましたがこれにより改善できそうです(要経過観察)。
最後に価格、「SwitchBotロック」は12,000円前後、「SwitchBotロックPro」は16,000円前後と約4,000円の差があります。
これについて個人的には「SwitchBotロックPro」がかなりお買い得であると感じています。
お金に余裕があるのであれば、断然「SwitchBotロックPro」を選んだほうがいいと断言できるでしょう。
それほど「SwitchBotロックPro」は、今までのノウハウや「SwitchBotロック」の反省点を活かして作られた洗練された製品だと実感しています。
SwitchBotロックレビューはこちら 【SwitchBotロック レビュー】玄関の鍵をIoT化!アプリはもちろんNFCタグや遠隔操作、自動施錠にも対応し音声操作も可能なスマートロック本記事では「【SwitchBotロックPro レビュー】そりゃNo.1になるわけだ!ユーザーの意見を真摯に受け止めて改善に改善を重ねて完成した究極のスマートロック」について書きました。
価格は16,000円前後と、ビルドクオリティの高さや機能の豊富さ、製品としての完成度の高さを考えると安すぎて逆に心配になるレベル。
これからスマートロックを設置してみたい、一番いいスマートロックはどれなの?とお悩みの方はぜひ「SwitchBotロックPro」をチェックしてみてはいかがでしょうか。